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https://www.makuake.com/en/project/nagasaki-hiroshima-archive/

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【最新情報】2016年8月12日追記

5月のクラウドファンディングスタートから2ヶ月半が経とうとしています。約180名のかたにご支援をいただき、目標額の約120％に到達しました。ニューヨーク国連本部での実施・共催が決まるなど、開催に向けて着々と準備を進めております。参加する生徒たちも、私たちも、本当にワクワクしています。みなさま、ご支援本当にありがとうございます！

これまでに、ご賛同者のかたから「リターンは不要。できるだけ支援に使って欲しい」というご意見も、多数いただいています。残り期間もわずかとなったタイミングでの追加となり、大変恐縮ですが「すべてのご支援を平和会議開催のために使う」2000円のコースを追加することにいたしました。ご支援者には、高校生からの「お礼のメッセージ」をメール等でお届けします。

みなさま、引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします！

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【最新情報】2016年5月30日追記

オバマ大統領の広島訪問における式典に、「ヒロシマ・アーカイブ」制作メンバーの並川さん（広島女学院高）と、卒業生の徳山さん（東京大学）が外務省の要請を受けて、同席しました。

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オバマ広島へ：
原爆の記憶をデジタルで継承 〜「高校生平和会議」をアメリカで！開催費求む。

2016年5月27日。オバマ大統領が、現役大統領としてはじめて、広島を訪問します。歴史的なできごとであり、世界の人々が願ってきた「核兵器廃絶」への原動力となるはずです。

日本から世界へと視野を拡げ、「人類と核」の在り方について、考えることが求められています。

私たち「ナガサキ・ヒロシマ・アーカイブ」チームはこの機会に、広島・長崎の高校生をアメリカに派遣し「日米・高校生平和会議」を開催したい！と考えました。会議の参加者は、日米の高校生、一般市民、そしてアメリカ在住の被爆者です。

会議では、原爆資料をまとめたデジタルコンテンツ「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」を活用します。人々の興味を惹きつけ、理解をたすけるデジタルツールを軸にして、高校生と市民、被爆者が一つのテーブルを囲み、原爆と太平洋戦争の歴史について知識を深め、議論する場を提供します。

アメリカのボストン・ニューヨークに高校生を派遣し

1. 米国在住の被爆者による講話会
2. ヒロシマ・アーカイブ、ナガサキ・アーカイブの体験学習
3. アーカイブに資料を追加する体験学習
4. 被爆者・学生・市民によるディスカッション

を実施します。

会議では、日米の若者と市民が同じテーブルに付き、デジタルツールを活用しながら、原爆被害についての理解を深めていきます。このプロセスを通じて、国際平和に貢献する若い世代が生まれてくることを企図しています。

今回のクラウドファンディングでは、高校生と大学院生チューターをアメリカに派遣するための旅費と、現地でのワークショップ開催のための費用、在米被爆者の招待費などを募ります。

・開催日：2016年9月19日〜22日（予定）

・開催地：ボストンおよびニューヨーク（予定）

私たちが原爆の実相を未来に残す「記憶の継承」活動を始めて、6年目を迎えます。

原爆投下から65年が経過した2010年。「世界に向けて何かメッセージを発信したい」と考えていた被爆3世のメンバーたちと、デジタルマップの研究を進めていた首都大学東京の渡邉英徳研究室のコラボレーションが始まり、同年7月に「ナガサキ・アーカイブ」が生まれました。

「ナガサキ・アーカイブ」には公開直後、1日に20万PVを超えるアクセスがあり、各国のメディアで取り上げられるなど、大きな話題となりました。翌年の2011年に公開された「ヒロシマ・アーカイブ」をはじめ、その後は、沖縄戦、東日本大震災など、戦災・災害のデジタルアーカイブが、次々と公開されています。

アーカイブの意味：新しい記憶のつなぎかた。

(1)「点の学び」⇒「面の学び」へ。

写真、証言などの資料を個別に閲覧していた、これまでの「点の学び」から、立体地図で全体像をながめつつ、原爆の実相に触れていく「面の学び」へ。アーカイブは、新たな平和学習・継承のためのツールです。

(2)「行かないと学べない」⇒「いつでも・どこでも学べる」

いつでも・どこでも、アーカイブを通して、世界中の人々が原爆の実相に触れることができます。この点に世界中のメディアが注目し、新聞やテレビで、大きく取り上げられました。資料館などに「行かないと学べない」原爆の歴史を「いつでも・どこでも学ぶ」ことができるようになりました。

(3)「受け身の平和学習」⇒「主体的な平和学習」

70年前の原爆投下に興味を持ってもらうことは、簡単ではありません。時代が移り変わるにつれ、これまで「受け身」で学んでいた、過去のできごとへの興味・関心は薄れていきます。アーカイブでは、若者たちが使い慣れたパソコンやスマートフォン・タブレットを使って「主体的」に歴史を学ぶことができます。

ワークショップで、記憶のコミュニティをつくる。

「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」は、平和学習のツールとして大きな可能性を持っています。地元の広島・長崎では、アーカイブをもとに、被爆者と若者が手を取り合って活動する「記憶のコミュニティ」が生まれています。

広島においては、現地の高校生・被爆者、そしてアーカイブ制作者によるワークショップが継続的に開催されています。資料を閲覧する「受け身」の平和学習から、自らが主体となって記憶継承のいとなみに参加する「主体的」な学習へ、変化しつつあるのです。

・「記憶のコミュニティ」が紡ぐ原爆の記憶（ハフィントン・ポスト）

昨年は、Makuakeのクラウドファンディングを実施し、集められた資金を活用して、長崎でワークショップを開催しました。高校生と市民、被爆者が一つのテーブルを囲み、アーカイブの活用について議論しました。

・戦後70週年を迎える長崎。原爆の記憶を未来につなぐイベントを開催したい。

「ヒロシマ・ナガサキ」からアメリカへ！

オバマ大統領が広島を訪れる今年、私たちは、日本の高校生をアメリカに派遣したい！と考えました。若者による「日米・高校生平和会議」を、アメリカで開催し、原爆投下・太平洋戦争についての知識を共有して、理解を深めていこうとしています。

これまでに制作したアーカイブは、スター・トレック等で知られる日系人俳優、ジョージ・タケイ氏の番組「Takei's Take」で特集されるなど、アメリカでも注目されています。また、2016年5月にノースカロライナ州で開催された国際会議において展示発表し、好評を得ました。

アメリカでのワークショップ開催に向けて、たしかな手応えを感じています。以下の記事も、ぜひお読みください。

・「原爆のデジタルアーカイブ」をアメリカで展示発表（ハフィントン・ポスト）

また、「ヒロシマ・アーカイブ」に参画している広島女学院高の生徒たちは「オバマ大統領を私たちの高校に呼びたい！」という想いから「Project Obama」を立ち上げ、活動を展開しています。

若い世代が、新しいかたちの平和活動をスタートしています。

今回のプロジェクトでは、日米の若者たちが議論を深め、特に若者たちによる原爆被害についての理解が深まり、国際平和に貢献する若い世代が生まれてくることを企図しています。

戦後70年の節目を超え、戦争経験者の記憶を未来に継承する必要性が問われています。また、オバマ大統領の広島訪問は、国内で生まれている新しいかたちの平和活動を、アメリカの人々に知ってもらえるチャンスです。

私たちの活動へのご支援のほど、よろしくお願いいたします。

リターン内容

日米・高校生平和会議に参加した高校生による

・特別ポストカード
・日米・高校生平和会議報告書

をお送りいたします。

あわせて、以下のリターンをお届けいたします。さらに詳細については「リターン内容」をご参照ください。

3,000円コース

・デジタル・アーカイブにお名前掲載など

5,000円コース

・ヒロシマ・ナガサキの被爆証言集など　／　高校生セレクトのボストン土産（500円分） ／　渡邉英徳・著「データを紡いで社会につなぐ」の直筆サイン入り著書など

10,000円コース

・日米・高校生平和会議オリジナルデザインTシャツなど　／【限定25個】高校生セレクトのボストン土産（1,000円分）など ／ 高校生セレクトの広島名産セットなど ／ 高校生セレクトの長崎名産セットなど

30,000円コース

・【限定20組】高校生セレクトのボストン土産（5,000円分）など ／ 【限定20個】ハーバード大学のパーカー（5,000円分）など

50,000円コース

・【限定10組】ハーバード大学パーカーと首都大・渡邉研のゼミ参加券など

100,000円コース

・【限定5組】自分のデジタル・アーカイブをつくれる講習会券など

300,000円コース

・【限定1組】全てのリターンの詰め合わせセット！

実行チーム「ナガサキ・ヒロシマ・アーカイブ」について

・渡邉 英徳（首都大学東京 准教授、ハーバード大学 客員研究員）
・鳥巣 智行（高校生1万人署名活動 第1期生、被爆3世）
・大瀬良 亮（長崎出身有志、被爆3世）
・岡山 史興（高校生1万人署名活動 第1期生、被爆3世）
・田村 賢哉（首都大学東京 博士後期課程、広島出身）
・小宮 慎之介（首都大学東京 博士前期課程）
・木村 汐里（首都大学東京 博士前期課程）
・首都大学東京 学生有志