はじめまして。ページを開いてくださりありがとうございます。
月経カップから始める新しい生理用品ブランド「murmo/マーモ」です。
月経カップは、自分で腟に入れて経血を溜める、繰り返し使える生理用品です。

自分で腟に入れるなんて！と驚く方も多くいらっしゃると思います。
私たちも使うまでは入れるのも怖く、取り出せなくなったらどうするんだろうと思っていました。

ですが、勇気を出して使ってみて驚きました。
生理のムレをはじめとした不快感が気にならなくなったこと。
生理のときに控えていたサウナや銭湯にも行けるようになったこと。
それは、これまで長年に渡り生理の不快や我慢を当たり前に受け入れていたことに気づいた瞬間でした。
あまりに感動したので、いろんな人に月経カップのことを話しました。
しかし、月経カップは怖い・得体が知れないと思っている人が多数でした。

月経カップに興味はあるが、ハードルが高いと思ってためらっているいる人、使い方に自信が持てず、すぐ断念してしまった人も多くいることを知りました。

カップを簡単に折りたためて着脱しやすいイージーライン設計や、0.1mm単位で調整を重ねたこだわりのサイズ・かたちなど、使用への不安を最小限にする工夫が詰め込まれています。

開発者が月経カップを使い始めて約4年、開発期間3年、みなさんのはじめての勇気を後押しするオリジナルの月経カップです。
もし、少しでも興味を持ってくださったら、最後までお読みいただけますと幸いです。

こんなモヤモヤや我慢と、月経カップでサヨナラしませんか？

月経カップは腟内に挿入して経血を溜める生理用品で、繰り返し使えるものです。

murmoは、たたみやすく着脱しやすい「イージーライン構造」や、気分が下がりがちな日々が少しでも明るくなるようにこだわったデザイン、不安を軽減するユーザーサポートの充実など、月経カップの使用に踏み出せなかった方々の最初の勇気を後押しする日本製オリジナル月経カップです。

ここから、ひとつずつmurmoの魅力をご紹介させていただきます。

縦に入った溝の効果はシンプルながら初期ハードルを下げる大きな存在

・イージーラインという縦の溝があるので、少ない力で折りたためる
・握力が弱い人でも折りたたんだ状態でキープしやすい
・取り出す力がかかると溝の部分からすぼまるので、取り出しやすい

ステム(底のひっぱり棒)の形状も、ディテールまでこだわりました

リング型の方が取り出しやすそう！と思いがちですが、実際に使ってみると、リング型は幅があるため腟口付近に違和感を感じやすかったり、向きによっては取り出しにくく、爪で腟内をひっかいてしまうことが考えられます。

だからmurmoは、しずく型にしました。
取り出し時にさわりやすく、グリップ（滑り止め）がついているので、グリップとしずく部分のダブルで掴みやすい仕様となっています。

月経カップを実際に使ったことがある方の中には、経血がカップ表面にべっとりと付着しやすい素材の月経カップを使用された方もいると思います。

素材や加工によって表面の経血付着度合いが異なりますが、murmoの月経カップに使われている医療用シリコーンは、取り出したときに、経血がカップの外側表面に経血がべったりと付着しにくい特徴があります。

月経カップは取り出したときにメモリで経血量を知ることができるので、自分の生理の傾向を把握しやすくなります。経血がはいるとメモリ部分の凹凸で経血量が見やすくなります。

月経カップは数年に渡り繰り返し使える生理用品です。
長く付き合うものだから、デザインにもこだわりました。

murmoの月経カップのカラー

本体は透明度のある薄めのモーヴピンク。
肌馴染みがよく、清潔感がある、繊細な色合いです。
憂鬱になりがちな生理のときに、少しでも気分があがることを願ってこの色にしました。

パッケージやケースにもこだわっています。
パッケージはFSC認証紙を使用した紙の箱です。
しっかりした作りになっているので、カップを使用しない期間は、パッケージの箱にしまって保管できます。

パッケージに込めた思い

パッケージには、写真家・石田真澄さんの写真がプリントされています。
私たちがどこかでふと目にする何気ない日常の光景、生理の日もそんな日常の中にあります。これからはそういう日が希望を感じられる日であってほしい、その思いで石田さんにご協力をいただきました。

写真家 石田真澄さんコメント
いつも通りに過ごせない生理の日々を、少しでも助けられたらと思います。外箱と中箱の色合いで印象が変わるところがお気に入りです。

石田真澄さん プロフィール
1998年生まれ。
2017年5月自身初の個展「GINGER ALE」を開催。2018年2月、初作品集「light  years -光年-」をTISSUE PAPERSより刊行。2019年8月、2冊目の作品集「everything will flow」を同社より刊行。2022年4月、2年をかけ女優・夏帆を追った写真『おとととい』（SDP）を刊行。同年5月には、二十歳になった女優・八木莉可子、初めての写真集『pitter-patter』（青幻舎）を刊行。雑誌や広告などで活動。

いつでも清潔に持ち運びできるオリジナル月経カップケースは、Pakeのmurmoオリジナルデザインです。
外出時の持ち歩きに最適な仕様で、分厚いフィルム素材なので、洗って繰り返し使えるため環境への負担を軽減します。

使ってみないとうまくいくかわからないし、不安...という気持ち、ありますよね。
murmoでは、使い方を解説した動画をご用意しております。
使い方の詳細やHOW TO動画は、このページの下の方「使い方」コーナーにありますので、ぜひそちらでご覧ください。

さらに、ご購入くださった方のはじめてサポートを公式LINEにて行います。
公式LINEアカウントでは、1on1のメッセージサポートも予定しております。

「ナプキンやタンポンでも十分では？」と思う方もいらっしゃると思います。ですが、月経カップには月経カップならではのメリットがあります。

月経カップは、タンポンよりも入れるのが怖い・取り出せなくなったらどうしようなど、敬遠されてしまいがちです。
だからこそ、murmoはその最初のハードルを越えるカップとして誕生しました。

1日のモデルケースです。
経血量の少ない日は、朝と夜12時間以内に取り替え、多い日は、3〜4回取り替えるイメージです。
*経血量は個人差がありますので、取り替える時間のモデルケースとしてご覧ください

murmoのたたみ方、入れ方、取り出し方、お手入れ方法をご紹介します。

たたみ方
murmoは、イージーラインがついているため、Cフォールドという折り方がおすすめです。

1.カップを利き手で持ちます（正面、溝が手前を向いている）
2.人差し指を溝部分に添わせて溝が谷線になるように2つに折りたたみます
3.溝から指を抜いてたたんだ状態でキープします
4.完了です！

片手でやりづらい場合は、もう片手でサポートするとスムーズにできます。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらのたたみ方動画をご覧ください。

入れ方

1.片手は折りたたんだカップを持って、もう片手で、腟の入口の両側を軽く開いて入口をわかりやすくします。
2.折りたたんだカップの開口部を上にした状態で、腟の入口から肛門の方向にゆっくり押して奥に入れていきます。
入れ方やカップをフィットさせるコツなど、詳しくはmurmoの入れ方動画をご覧ください。

取り出し方

1.グッと腟から外に向かって力を入れます。
2.月経カップのステム(底についてる取り出し棒)が腟の入口に降りてくるので、降りてきたステムを指で掴んで腟外に向かってゆっくり引っぱります。
3.そうするとカップが溝に沿って軽くすぼんで出てきます。
4カップの底部が少し外に出てくる状態にしたら、カップの底部（滑り止めの部分）をぐっと掴んで(挟んで)、体外にゆっくり引っ張りだします。

取り出したら経血量を確認できます

もっと詳しく知りたい方は、こちらの取り出し方動画をご覧ください

お手入れ方法

生理の始まりと終わりには、煮沸消毒をします。（沸騰したお湯で5分〜8分間）
生理期間中は、無香料の中性洗剤で洗う、もしくは煮沸消毒をして、清潔にしてお使いください。

保管方法

洗った後は、乾かして水分がない状態で保管ください。
持ち運び時以外、長期間保管するときに付属ケースに入れる場合は、ジップを閉めず密封しない状態にしてください。
また、パッケージの箱に保管していただくこともできます。

murmoをいち早くモニターしてくださった方々の声をご紹介させていただきます。

Ryokoさん 20代後半

ナプキンをつけなくてよくなったので、ムレなどの不快感が気にならず本当に快適です。もうナプキンには戻れません！また、自分の経血の量を見たのが初めてだったので、なんだか感動しました。

Miyaさん 30代後半

子どもをお風呂に入れるときに使いました。子どもとのお風呂のためにタンポンを使うのはもったいないし、帰宅してすぐ子どもをお風呂に入れたいがとにかく時間がない状況なので、とても助かりました。溝で折りたたむのもわかりやすかったです。

Ayakoさん 40代後半

折りたたみやすかったこと、ステム（ひっぱり棒）が掴みやすく月経カップを取り出しやすい形状だったので使いやすかったです。表面の質感がすごく綺麗で上質だと思いました。

Yokoさん 30代後半　

ちゃんと入るか不安でしたが、折りたたみやすく入れやすかったからか、無事に使うことができました。生理中のムレなどが気にならず快適でした。普段は経血量が多いので漏れを気にせず過ごせ、旅行中の生理の際に、マリンスポーツをすることもできました。

Eriさん 20代前半　

（月経カップの使用が）初めてだったので入れるのは大変そうだなと思ったのですが、問題なく入れることができて、ナプキンみたいにムレず、快適に過ごせました！カップをしてサウナにも入れて、快適に過ごせたのがよかったです。ステムの部分も取り出しやすくてよかったと思います。

Madokaさん 40代前半

すでに経血の量も減ってきている気がしていたので、月経カップ自体にあまり期待していなかったのですが、使ってみて、経血のイヤなムレが気にならなくなり驚きました。また、経血量の大体の推移を把握することで、更年期への準備ができることがありがたいです。

Q.奥まで入りすぎて取れなくなることはないですか？
腟の奥にある子宮の入口は、直径約2～3mmなので、直径4cm程度ある月経カップが入ることはありません。万が一、うまく取り出せない、どこにあるかわからないなど、ご自身で取り出すことが難しい場合は、慌てずに婦人科をご受診ください。※出産後はじめての生理で月経カップをお使いいただく場合には婦人科医にご相談の上使用ください。

Q.入れるときに痛みはありませんか？
慣れるまで、経血量の少ない生理の初めと終わりは違和感を感じる場合があります。HOW TO動画や取扱説明書を参考にしていただき、ご自身にとってスムーズな入れ方を見つけていただけますと幸いです。

Q.腟や身体に傷はつきませんか？
医療機器に使われる生体適合性の高い医療グレードのシリコーン100%でできたやわらかい素材ですので、カップによって身体が傷つきにくい設計です。着脱時にご自身の爪で腟内を傷つけることがないようご注意いただければと思います。

Q.月経カップで腟が広がってしまいませんか？
月経カップで腟が広がって戻らなくなることはありません。それは月経カップがとてもやわらかい素材で腟にフィットするものだからです。

Q.使用している最中の痛みや違和感はありますか？
はじめての際や挿入直後は、人によってごく稀に入っている感覚を感じられる場合がございますが、基本的には、身体の中の正しい位置に入れると痛みや違和感もなくお過ごしいただくことができます。

Q.カップが途中で出てきてしまうことはないですか？
正しい位置に入れた月経カップは腟の壁でしっかりと包まれているので、アクティブに動いたとしても自然に抜けてしまうことはありません。万が一、挿入位置が浅い場合、腹圧などで出てしまう可能性がありますので、正しい位置に挿入してください。

Q.イージーラインから漏れることはありませんか？
カップがフィットしていれば、イージーラインから漏れることはありません。ただし、カップの容量を超えると空気穴等から漏れる場合がございます。経血量の多い日などは、ご自身の経血量を考慮して早めに取り出して空にしたり、他の生理用品と併用いただくとより快適にお過ごしいただけます。

Q.カップが満杯になったらどうなりますか？
満杯になると空気穴等から漏れる場合がございますので、おりものシートなど他の生理用品と併用して、ご自身の経血量と取り替えのタイミングを見つけてください。

商品名　murmo マーモ  月経カップ
価格　　5400円+税
サイズ　1サイズ　(容量28ml / Mサイズ相当)
カラー　モーヴピンク(1カラー)
原材料　医療用シリコーン
区分　　一般医療機器(生理用タンポン)
医療機器届出番号　13B3X10360000001
製造国　日本
内容　　murmo(月経カップ) / 専用ケース / 取扱説明書　各1個

使用上のご注意

月経カップの長時間使用によっては、トキシックショック症候群（TSS）を発症する可能性があります。症状：突然の高熱を伴って発疹・発赤、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血など。
もし、上記のような症状が発症した場合、直ちに月経カップを取り出して、使用を中止し、すみやかに産婦人科などの専門医に相談してください。
また、以下に当てはまらないかあらかじめご確認ください。

1) 過去に トキシックショック症候群（TSS）を発症したことがある人は、使用しないでください。
2) 腟内や腟口に傷、痛み、かゆみなどがある場合、腟炎に感染している場合には使用しないでください。
3)シリコンアレルギーの方は使用しないでください。
4)12時間を超える連続使用はしないでください 。

Makuake期間：2/7(水)朝9:00〜3/22(金)18:00
配送時期：3月末〜4月上旬予定

Makuake期間に、展示会に出展します！

商品サンプルを直接さわっていただいたり、直接お話をさせていただける機会となっていますので、ぜひ足をお運びいただき、お声がけください。

2/9〜11　Femtech Fes! （東京・六本木）
2/15〜18　NEW ENERGY TOKYO（東京・新宿）
3/8〜10　WEHealth（東京・原宿）

はじめまして、実行者の株式会社murmurの高島華子と申します。
長文お読みいただき、ありがとうございます。
2020年の春にはじめて月経カップを使い、その快適さから月経カップに魅了され、オリジナルの月経カップを開発し、この度Makuakeでお披露目をする運びとなりました。

私はこれまで映像をつくる仕事をしておりました。ドキュメンタリー番組や商品やイベントの映像制作に携わり、その中でさまざまなものづくりの現場に立ち会う機会がありましたが、まさか独立してブランドを立ち上げるとは夢にも思っていませんでした。

それでもやりたいと思ったのは、これまでの人生で、自分が女性であることで我慢していたことがいくつもあったこと、そしてその我慢の中には解決可能なものも多くあるとに、月経カップがきっかけで気づいたからです。

生理は約40年にわたり毎月一定期間おとずれる生理現象なので、仕方がないと不快を我慢することを受け入れてしまいやすいものだと思います。
ですが、解決できるならば、その我慢を少しずつでも減らして、快適に暮らす人生でありたい、そしてそういった商品や情報を、まわりの人たちに伝えて、みんなで快適に暮らしていける未来に生きてきたいと願っています。

いろんな方々の力があって、ここまで来ることができました。
一から開発に付き合ってくださった製造工場の方々、3Dプリンタでつくった試作品の構造分析をしてくれたエンジニアの方、インタビューや座談会で生理の話を聞かせてくださった女性たち、試作品をモニターしてくださった50名を超える方々などたくさんの方々のご協力をいただいています。
そして、世界各国のさまざまな月経カップを実際に試し、10代〜50代女性の多様な生理の話を聞き、murmoの試作を繰り返しモニターの方のご協力を経て、今回みなさまにお届けするmurmo/マーモ の月経カップが出来上がりました。

月経カップを使ってみたいけれどためらっている人が使うことができる、最初のハードルを下げた月経カップをつくることを大切にして、工夫を凝らして仕上げました。

ぜひ、ご興味を持ってくださった方にお使いいただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社murmur 高島華子