「究極のバイク用防寒インナーを作りたい」

株式会社モーターマガジン社の月刊『オートバイ』＆『webオートバイ』編集部のそういった思いから、このプロジェクトはスタートしました。

「寒さ」はバイクを乗ることにおいて避けては通れない問題、特に冬は過酷な季節と言っても過言ではありません。少しでも快適なバイクライフを送れないか...

そこで今回の協力メーカーが得意とする「機能素材」を重ねることで、薄く、軽い、レイヤードすることでどの季節でも使いやすいバイク用防寒インナージャケットのコンセプトが立ち上がりました。

バイク用防寒インナーに欠かせないものは、保温・防風はもちろんの事、ライダーならではの前かがみの姿勢、重ね着しても膨らまない、1枚で着ても様になる、など様々な要望がありました。

とはいえネイキッド、スーパースポーツ、オフロード、トラディショナル、ツアラーなど様々な用途があるバイク。

デザイン選定、生地選定の際にも様々な意見が出て苦労することも...

半年以上にわたりオートバイ編集部が監修し5回以上メーカーでサンプルを作成をしついに完成したのが、「M.L.I-TEX ライダース・インナージャケット」です。

※ブラックは背中のラインは入りません。

1.アウターとインナーの間を全てカバー

1着でアウターとインナーウェアの間をすべてカバーすることを目標に開発を進めました。冬場のレイヤードで悩む必要はありません。

2.動きを妨げない

前傾姿勢をとったときにも窮屈でない立体パターンを採用しています。

3.一枚で着てもサマになる

単体でのスタイリングにもこだわりました。アウターを脱いだ際にも普通に街や観光地を歩けるデザインを追求。バイクに乗らない日は、アウターとして活用いただけます。

M.L.I-TEX ライダース・インナージャケットは、オートバイ編集部が監修した5層レイヤーの生地「M.L.I-TEX」（マルチレイヤーインサレーション）をジャケット全面に採用しています。

防寒の基本は、防風性と保温性をいかに高めるか。1着で高い防風性と保温性を発揮する「M.L.I-TEX」により、レイヤードで悩む心配はありません。

https://sustainable.bonmax.co.jp/information

1.ナイロンタスラン

シワになりづらく、上品な光沢感のあるナイロンタスラン生地に撥水加工を施した丈夫なナイロン素材です。

2.防風素材

透湿性に優れたフィルムで、冷たい風や冷気による体温の低下から体を守ります。

3.断熱素材「LIVINAX Warm」

5層レイヤー素材「M.L.I-TEX」でキモとなるが3層目に配した断熱性能の先進素材「LIVINAX Warm」です。

高密度ポリマーを原料とし、熱伝導率が低く断熱性が高い素材です。外の寒さを通さずに体温と生地の間の暖められた温度も逃さないので、ダウンよりも薄い厚みで同等の保温力を発揮します。また、透湿性も優れているので湿気がこもることもありません。

真空に近い断熱性能のLIVINAX Warm。

ダウンの半分以下の厚みでも同等の保温力を獲得しました。

4.調温素材 「アウトラスト®️」

NASAのために開発されたアウトラスト®️は、中のパラフフィンワックスが暑い時は熱を吸収し、寒い時は熱を放出して温度をコントロールしようとします。板わたの素材としても使われています。このため、熱くなりすぎることを避けます。

アウトラスト®️https://www.outlast-japan.com

アウトラスト®️は外気温に対して衣服内を一定の温度を維持しようとします。

5.制電高密度タフタ

制電機能を備えたポリエステルタフタで、フリースの上に着用しても静電気がおきづらいです。

第三者機関であるユニチカガーメンテック(株)にてMLI-texの保温性能・断熱性能の試験を行いました。

❶ 低温下での温度変化実験

50℃の温水が入ったペットボトルを室温-16℃の環境室に放置し、水温の変化を検査しました。

結果:3時間経っても10℃以上をキープし比較試料が0℃になった際に、M.L.I-TEXを巻いたものは22℃となりました。

❷衣服内温度変化

室温0℃、風速3m/sの風を当て、ライダーが気温3℃で時速60km/hで走ってる環境

と同じものを再現しました。

結果:60分後、裏地付きアウターに比べて最大10°cの衣服内温度の差が出ました。

スポーツモデルのバイクに乗る方もラクに着られるように専用の立体パターンを採用。腕が非常に動かしやすく、前傾姿勢を取ったときにも窮屈に感じないつくりとなっています。身頃の丈はショートタイプのライディングジャケットにも合わせられるよう短めに設定。

身体の動かしやすさとともに、軽さも特徴です。実測重量はMサイズで約600g、Lサイズで約620g。一般的なコットンのスウェットと大差ない軽さに仕上がりました。

「M.L.I-TEX ライダース・インナージャケット」にはプロテクターは備わっていませんが、市販されているインナープロテクターを組み合わせれば、アウターとしてバイクでの利用も可能です。

また、“暑くなり過ぎない”のも大きな特徴で、幅広い期間で着用いただけます。

【着用例】バイク用ウインタージャケットのインナーとして。

【着用例】薄手のバイク用ジャケットと組み合わせることで防寒性をアップ。

【着用例】ライダーの定番・革ジャンのインナーとして。

防寒性能とともにこだわったのがデザインです。

世の中のバイク用インナージャケットは、あくまでアウターとセットで使用する防寒アイテムという役割が強いものばかりだと感じていました。

アウターを脱いだ際に単体で街を歩いても違和感のないおしゃれなデザインを目指して試作を重ねました。バイクに乗らない日もさまざまなシーンで着用いただけます。

左胸に小物が入るポケットを配備。各ポケットはグローブを装着している場合でも開閉しやすいよう工夫しました。

ファスナーエンドでバイクの燃料タンクが傷つかないよう、あて布でカバー。袖口のリブ部分にはスウェット素材を採用。走行風の侵入を防ぎます。

走行風の侵入を極力防ぐため、前身頃はダブルのライダースパターンに。もっとも風を受けるセンター部分は5層生地が2重となっているため、実質10層構造になっています。

腹部のポケットは内装に起毛素材を採用しハンドウォーマーにもなる仕様。

襟の裏地も起毛素材。襟の高さはアウターのジャケットと干渉しにくい設定としましたが、苦しく感じる場合はボタンを外し、ご覧のようにジャケット内部に収納するのがおすすめです。

インファスナーは斜めにオフセットし、アウタージャケットのファスナーとの干渉を避けるつくりにしました。

身頃の裏地は滑りがよく、静電気を抑える素材を採用。さっと着られるのが特徴。

左の肩には「M.L.I-TEX」の黒プリント。

※実際の商品はプリント面が目立ちづらくなっております。

「M.L.I-TEX ライダース・インナージャケット」を完成させるにあたり、モーターマガジン社の月刊『オートバイ』・『webオートバイ』の編集部員とボンマックスのスタッフで検討・テストを重ねてきました。

真冬に行なったテストでは「軽くて、動きやすく、暖かい」ことをスタッフ全員が実感。また調温機能の高さも体感でき、寒い野外から暖房の効いた室内に入ってもすぐに暑くなりすぎることはありません。

さらに静電気を抑える素材をインサートしているのも特徴で、フリースジャケットのような静電気によるストレスを感じません。

カラーは「ブラック」とMAKUAKE限定となる「オレンジ」の2色を用意しました。いずれもジーンズやカーゴパンツ、チノパンなどさまざまなパンツと合わせやすいデザインになっています。

「ブラック」はシンプルさを追求しました。

MAKUAKE限定色の「オレンジ」は背中に2本のラインをデザイン。腕のパイピングや胸ポケットにも同色のアクセントを配しています。

サイズは3種類をご用意しました。

好みに合わせて選んでください。

着用サイズ：M｜身長164cm｜【フィット感】少し大きめ

着用サイズ：M｜身長175cm・60kg｜【フィット感】ちょうどいい

着用サイズ：L｜身長175cm・60kg｜【フィット感】ゆったりめ

着用サイズ：XL｜身長180cm・体重75kg｜【フィット感】ちょうどいい

【素材】

表地：ナイロン100％

裏地：ポリエステル100％

中綿：ポリエルテル70％

レーヨン30％

別布：ポリエステル100％

リブ部分：ポリエステル/ポリウレタン

手洗い/ドライクリーニング

※クリーニングネットを使用してください。ファスナーは閉じて洗ってください。

同系色の製品と一緒に洗ってください。

Q1：いつごろ届きますか？
A1：2023年2月中を予定しております。

Q２：洗濯は可能ですか？
A2：ご自宅でのお洗濯が可能ですが、洗濯表記に合った洗濯方法にてお願い致します。

Q3：返品、交換は可能ですか？
A3：原則返品は行いません。ただし商品に欠陥があった場合にのみ、交換・返品の対応を致します。

Q4：日本国外への発送は可能ですか？
A4：日本国内の発送のみになっております。

Q5：製品に不良があった場合はどこにお問い合わせすればいいですか？
A5：本ページの本文上にある「実行者へ問合せ」より、お問い合わせください。商品に欠陥があった場合にのみ、交換の対応を致します。

Q6：防水機能はありますか？
A6：本製品には防水機能はありません。水に浸さないでください。

今回のプロジェクトは株式会社モーターマガジン社と株式会社ボンマックスの合同プロジェクトとなります。

監修を行なったのは、株式会社モーターマガジン社『オートバイ』編集部。雑誌・月刊『オートバイ』は、日本でもっとも歴史のあるバイク情報誌で、2023年には創刊100周年を迎えます。

2010年にはウェブサイト「webオートバイ」を開設。毎日更新をモットーにバイクに関するあらゆる情報を発信しています。

「M.L.I-TEX ライダース・インナージャケット」は、日々バイクに乗り、さまざまなバイク用品にも触れている、月刊『オートバイ』および「webオートバイ」のスタッフが一丸となってテストを実施。ライダーのための理想のインナーに仕上げることができたと自負しています。

株式会社ボンマックスは総合アパレルユニフォームメーカーとして1906年に創業。

以降、女性用事務服を主軸としてサービスウェア、カジュアルウェア、ケアスタッフウェア、ワーキングウェア、メディカルウェアと様々なカテゴリーの衣類を企画・製造してきました。

「顧客満足を旨として、常に新しい商品・サービスを創造し、積極果敢に挑戦してく」という理念のもと、さまざまなニーズに即応する新たな製品・商品・サービスを創造して提供することを使命として努力して参ります。