当社では生活習慣病予防プラットフォーム構築のため、活動量計を活用した青木医師監修オンデマンドトレーニングアプリ「Lav (Lifestyle Assist for Vitality.) 」を開発・運営してまいりました。

サービスを提供する中で、”充電のために手首から取り外さなければならない“という課題が、ダウンタイム（データが取れない時間)を生み出し、的確なアドバイスを行う上でネックになっていました。それに加え、”充電のために一度、手首から外す”という行為そのものが、活動量計の継続利用を妨げていたのです。

充電により 貴重なデータを失っている

みなさん、24時間365日体調を管理したことがありますか？

私自身、日々の活動量、睡眠の状態、心拍数※などをチェックして、アンチエイジング・ライフスタイルの実践に役立てています。

しかし、既存の活動量計は充電のために、しばしば外さなければならないという面倒な問題がありました。充電のタイミングでダウンタイムが発生し、データをロストするため、複数のデバイスを使用しています。
※運動状況確認のための心拍数計測

実は医療の分野では、24時間365日の連続データを取得できることがすごく期待されています。例えば、医療の現場では、薬の副作用の評価のためモニタリングが必要ですが、トラッカーが充電のために外されていると、空白の時間が生まれデータが不連続となります。この間に何が起こったか非常に問題になります。24時間365日モニタリングできることにより得られるメリットというのは計り知れないものがあります。MOTHER Braceletは医療分野においても大きな可能性を秘めています。

その一方、個人利用のシーンにおいては、煩わしい通知や表示機能を排除し、楽しく継続的に健康管理をすることだけに特化したデバイスになっています。

継続利用を妨げる原因も、充電

ダウンしないため着脱する手間がいりません。

既存の活動量計は、寝ている間に充電したり、日中取り外して充電したり、特殊な電池と交換したりと継続するための手間が少なからず発生していました。

「充電のために身体から取り外さなければならない」という課題を克服したMOTHER Bracelet。

長年の課題が改善されたことで、継続利用を妨げる手間がなくなりました。これにより、健康管理のハードルは大きく下がることが予想されます。

健康の秘訣は、継続的なモニタリング

モニタリングするだけで生活が変わります。

ダイエット外来では、朝晩2回体重を測定し記録するだけで、体重を自分で管理しやすくなることがわかっています。あるいは、糖尿病の医学分野では、患者さんに自分の血糖値を測ってモニタリングさせるだけで、血糖値がコントロールしやすくなるというエビデンスもあります。

自分のカラダをモニタリングするということは、自分の身体の仕組みを知るということです。体の仕組みを知ることで、無意識のうちに健康な状態を作ることができます。

あなただけのデータを統計化

傾向を分析し、ベストパフォーマンスを再現する

MOTHER Bracelet は健康状態を把握する上で重要な5つの要素「歩数・心拍・活動量、体表温、睡眠量」を24時間365日自動で計測。これら全てのデータはお手持ちのスマートフォンにある”MOTHER App "から確認できます。

常時装着する事で計測条件は常に一定。データが蓄積されるほど、統計的に健康状態を把握することができ、信頼性がアップしていきます。

アプリ内では、過去の自分のデータと比較し、未来の傾向を掴むことが可能です。定性的な”なんとなくの”不調や”なんとなく”の好調を定量的に捉えることで、スッキリ起きられる要因、高パフォーマンスな要因を解明していきます。

MOTHER Braceletの特徴

❶無充電という不可能を可能に

200年の時を経て、体温発電が実現

MOTHER Bracelet はゼーベック効果を利用した『温度差発電技術』を搭載。外気と体表面の温度差を利用し発電、駆動するので充電するために取り外す必要はありません。

エストニアの物理学者トーマス・ゼーベックによって1821年に発見された現象が、200年の研究・開発を経て、ついに実生活に導入されました。

Matrix社はエネルギー事業に革新をもたらす企業としてシリコンバレーで注目の企業の一社です。そんな彼らの技術を本デバイスのコアテクノロジーとして採用し、共同開発を進めてきました。

これにより、体温による永続的な電力供給、つまり「充電不要」のデバイスが誕生しました。

❷軽く・小さく・腕に馴染む

活動量計ではなく、ブレスレット

かっこよく、美しくいるために身につけるデバイスだからこそ、ファッションを邪魔しないシンプルな形を追求しました。軽くて小さいので腕に馴染みます。

また、バンドが交換可能であるため、プライベートやビジネス、シーンを選ばず使用できます。現在、デザイナーと協力し、腕時計をより引き立たせるバンドを開発しております。

❸もちろん、防水

水回りの作業にも使用することが可能

お皿洗いやお風呂の掃除はもちろん、入浴時も大丈夫な50m防水。充電不要であるため、端子を繋ぐ差し込み口を気にする必要がありません。そのため、水に濡れる心配なく使用できます。

MADE IN JAPAN

ものづくり大国 日本の真髄を結集。

MOTHER Braceletの製造はキヤノン電子と三栄電子とともに行っております。50年以上に渡り、様々な商品の技術サポートを手掛ける三栄電子と、数々のMADE IN JAPANプロダクトを生み出してきたキヤノン電子の確かな技術力が組み合わさったことで、MOTHERの高品質での製造が確固たるものになりました。

食事のサポートもお任せください

ヘルスケアアプリ「Lav®︎」との連携も準備中。

青木医師が監修しているヘルスケアアプリ「Lav®︎」でもMOTHERはご利用いただけます。Lavではヘルスケアの資格(管理栄養士、理学療法士等)を取得している専属コーチから生活習慣(食事・睡眠・運動)に関するサポートを受けることができ、あなたをさらなる健康へと導きます。

自分の時間を大切に

時計と通知の機能はOFF。

デジタルと繋がる世界は便利ですが、メンタル不調を引き起こす一因となっています。身につける人には、時間や通知を気にせず快適に過ごしていてほしい。

健康管理に特化するため、通知と時計の機能はOFFにしました。

健康は義務ではない。だからこそ、楽しく

毎日の活動がエナジーとして加算。

日々の健康に対するあらゆる活動がエナジーとして加算・蓄積されていきます。

専用アプリのSup機能では、大切な人を気に掛けることができ、お互いにエナジーを送りあうことができます。

empower your life

新しい目標に向かい、自分を変え続けるあなたを応援します。

24時間正確に計測されたデータは健康的な人生をおくるための指針になります。心身ともに活力に満たされ、大切な人と前向きに関わりあうことで、毎日はもっと楽しくなります。

MOTHER Bracelet は人生を輝かせる唯一無二のデバイスです。

プロジェクトへの想い

私たちメディロムは、Re.Ra.Ku をはじめとするリラクゼーションスタジオや、ヘルスケアアプリLav の開発など、21年の歳月をBtoCヘルスケア関連事業に費やしてまいりました。

MOTHER Bracelet では活動量計としての機能を持たせながらも、ユーザーが気軽にファッションの一部として身につけられるデバイスを目指し、デザイン性を追求しています。

構想から3年、我々のビジョンに共感していただいた各分野のエキスパートたちが集い、MOTHER Bracelet の商品化に成功しました。

我々の実現したい理想に、最新のテクノロジー、デザイン、そして製造の信頼性、各方面で業界をリードするパートナーの皆様の力が集約して、今回の製品の実現に至っています。

私たちメディロムは、日々活力ある豊かな生活を送るには、何よりも心身が健康的な状態にあることが人生において最も優先されるべきことだと考えています。

全ての人に、毎日、ほんの一瞬でも、自分の健康を振り返る時間を作って欲しい。

これまで市場のあらゆる活動量計を試したことがある方にとって、充電不要で24時間365日データをロストしない活動量計MOTHERの真価を体感いただきたいです。そして、これまでまだ活動量計を使うことのなかった、健康になりたいと感じている全ての方々に、是非使っていただきたいと思っています。

FAQ

Q1：計測項目は何がありますか？
A1：歩数/心拍数/消費カロリー/睡眠/体表温/アクテビティが計測可能です。

Q2：商品の配送時期はいつ頃ですか？
A2：現状では12月頃に皆さんのお手元に届ける事を目標に製造を行っております。

Q3：エナジーはどうやって貯まりますか？
A3：歩数や睡眠の同期等、簡単な項目で貯まっていく予定です。

Q4：バンドの交換は可能ですか？
A4：可能です。今後、複数の付け替えバンドを展開予定です！

Q5：時計機能はありますか？
A5：時計機能はありません。

Q6：通知機能はありますか？
A6：通知機能はありません。

Q7：MOTHER Appが対応するOSは？

A7：Apple iOS 13 以上、Android OS 7.0 以上を予定しております。

プロジェクトチーム

株式会社メディロム MOTHERチーム

- 開発責任者：植草義雄
- サービスデザイナー：藤田拓哉
- 管理栄養士：橋本彩夏
- 医師：青木晃
- オペレーター：浅野知世
- マーケティングリーダー：中村大睦

Special Thanks

MOTHER撮影チーム

- プロデューサー：内田雄太（LOFIDESIGN INC.）
- シナリオライティング：坪田宗久（LOFIDESIGN INC.）
- ムービーディレクター／編集：丹澤由棋
- ムービーオペレーター：三塚比呂
- フォトグラファー：谷内啓樹
- ヘアメイク：吉田友美
- スタイリスト：内野舞子
- モデル：RYO ARIZUMI／高沢奈苗