■『ベビーライトMOON BEAR』とは

『 ベビーライトMOON BEAR 』は世界で初めて白色有機ELの開発に成功した城戸淳二山形大学大学院有機材料システム研究科卓越研究教授と山形大学発ベンチャー企業オーガニックライティング株式会社と共同企画開発された赤ちゃん用の照明器具です。

有機EL照明で「赤ちゃんにやさしいあかり」を実現しました。

■赤ちゃんの眼はとても繊細です

暗闇のママのお腹にいた産まれたばかりの赤ちゃんは強い光の刺激から眼と脳を守るために眼が見えない状態で産まれてきます。赤ちゃんの眼と脳は「あかり」にとても繊細です。

赤ちゃんは眼が見えない状態で産まれてきます。 それは強い光の刺激から眼と脳を守るためです。

■ブルーライトは刺激が強すぎる

LEDのようなブルーライトを多く含む強い刺激は眼と脳にとても悪い影響を与えます。波長の短い青い光は可視光線の中で紫外線に一番近い波長域で眼の奥の網膜まで届く高エネルギーの光です。そのため様々な問題が報告されています。 ブルーライトを多く含む強い光は避けましょう。

■有機EL照明の特徴 ①

有機EL照明はブルーライトが少なく、脳神経に刺激の少ない光ですので赤ちゃんの眼にとても安心できる照明です。

山形大学※では眼から入る光の刺激が脳神経にどう影響するかをマウスで実験したところ心拍数など自律神経の変化を基に蛍光灯は有機ELの約1.5倍、LEDは約2倍のストレス反応が表れ、有機ELもLEDも蛍光灯もブルーライトを含んでいますが、ブルーライトが少ない有機ELが生物にとって優しい光であることが脳神経レベルの調査から裏付けられています。

※山形大学 横山道央准教授他論文 国際的科学誌「Medicina」へ掲載

■有機EL照明の特徴 ②

ブルーライトの光は刺激が強く体内時計を狂わせるとも言われていますので、授乳のために夜中起きた時にブルーライトを浴びるとママの体内時計も狂わせてしまう事もありますがブルーライトが少ない有機EL照明は睡眠環境を妨げません。

■有機EL照明の特徴 ③

有機EL照明は光の三原色RGB（赤緑青）が他の照明よりバランスよく発し、自然光にとても近い高演色性の照明ですので赤ちゃんの顔色を正しく見ることが出来ます。

夜でも発熱などで赤ら顔の赤ちゃんの顔を確認出来ますので、赤ちゃんの健康状態が分かる照明です。

■産婦人科医院の先生からも推奨

有機EL照明の特性を生かした『 ベビーライトMOON BEAR 』は実際に産婦人科医院で試用され、とても高い評価をいただいております。

■出産お祝い品としても

赤ちゃんにもママパパにも優しく安心して使用できる有機EL照明『 ベビーライトMOON BEAR 』は出産お祝い品としてもとても喜ばれる製品です。

■製品詳細

有機EL照明『ベビーライトMOONBEAR（ムーンベアー）』は赤ちゃんが大好きなクマちゃんのフレームでピンクとブルー二色となり、今回はそれぞれ50個計100個となっております。

部屋の明るさに合わせて照明の輝度をスライドボリュームで調整出来ます。

■有機ELとは

有機EL(オーガニック・エレクトロルミネッセンス)とは、発光性の有機物が電気の刺激を受けて発光する現象をいいます。

面発光で薄く、高い電力効率を有しています。また水銀を含みませんので環境にも優しいです。

薄く面状に発光体を形成でき、多彩な発光色を得られますのでスマートフォンや薄型大型テレビとしてその実用化が進んでいます。

※Lumiotec社様HPより

有機ELパネルは、世界で初めて白色有機ELの発光に成功した城戸淳二教授の研究技術を基に生産している国内企業のLumiotec株式会社製のパネルを使用しています。

※Lumiotec社様HPより

■城戸淳二教授

世界で初めて白色有機ELの発光を成功させた城戸淳二教授山形大学大学院卓越研究教授は白色有機ELを高性能化して実用化まで導き、三菱重工、ローム、凸版印刷、三井物産らと合弁会社ルミオテック を設立し、2011年に照明用有機ELパネルの生産を開始し、白色有機EL技術で有機EL照明の分野を切り拓いたばかりでなく、白色とカラーフィルターを用いた大型有機ELテレビの基盤技術も開発しました。

2013年に、その功績を讃えられ紫綬褒章を受賞しております。

更に2018年には世界的な情報サービス企業であるクラリベイト・アナリティクス（旧トムソン・ロイ ターIP&Science）では、論文の引用動向分析から世界的に影響力の高い科学者として、 Highly Cited Researchers（HCR： 高被引用論文著者）を選出し、材料科学分野（Materials Science）から城戸淳二教授が5年連続での選出となりました。

■文部科学省プロジェクト

山形大学工学部では(独)科学技術振興機構の『革新的イノベーション創出プログラム』を実施しており、このプログラムの一環として『 ベビーライトMOON BEAR 』が開発されました。