プロジェクト実行者
ストーリー
- わずか1%にも満たない国産シルクを使用。帯の特徴を活かして作ったコンパクトな財布
- 革の財布にはない、軽やかで自然な持ち心地
- 生地は、帯生地を生産する工場の特殊な織機で丁寧に織り上げ
~日本男児よ 「粋」の心を忘れるな!!~
帯を愛する男たちが、桐生から全力でおくる、角帯のコンパクト財布
帯の生地を使った小物作りなどを手掛け、今の暮らしの中でもっと帯生地に親しんでもらおうと取り組む、群馬のメーカー:丸中が、中身が見やすく整理しやすい、コンパクトな財布を作りました。
【帯にこもった「粋」の心を残したい!!】
古くから、日本人の装いに欠かせないファッションアイテムだった帯。
しかし現在の帯生地生産の実情をご存知でしょうか?昨年2018年のデータで比べると、10年前の約1/3、平成元年の30年前と比較するとなんと約1/10という、想像を絶する勢いで減り続けているのです。
昭和初期には、旬のファッションを紹介するような雑誌には、帯の新柄がずらりと並んでいたのです。そんな、かつてなくてはならなかったファッションアイテムが近年30年で1/10。たとえば、「30年後には、シャツの生産量は1/10になる予想です」なんていわれたら、信じられますか?
「帯に派手なし」という言葉が残るように、帯は着物よりも色柄で遊ぶことのできるとても楽しいアイテム。それでいて小物ではなく、コーディネートの中心となり、洋服では決してできないお洒落ができるのです。このお洒落こそが「粋」と言われるもの。
歴史と風土が築き上げたこの「粋」の心がしぼんでいくのを、このまま見過ごしてなどいられない!黙ってなどいられない!!そんな熱い思いで、矢も楯もたまらなくなって駆け出して立ち上げたのが、このプロジェクトです。
【実はシルクの総量の1%にも満たない、国産シルク】
帯を愛する男たちこと、帯生地の産地として名高い群馬県桐生市のメーカー:丸中。
日本ではシルクは高級品ながら、古来より生活の様々な場面で取り入れられてきた素材でした。もちろん、帯や着物にも広く使われています。
しかし現在、そんな国産シルクのシェアはこれもまた大変少なく、国内で使われているシルクの内、わずか1%にも満たないのです。
その1%に満たない希少な国産シルクの35%を生産するのが群馬県。
群馬県には、世界遺産である富岡製糸場があり、明治時代の初めより日本の近代化に貢献しました。
富岡製糸場が位置する県として、そして帯生地に関わるものとして、これは国産シルクを使用しないわけにはいきません。
【使用した絹糸は全て群馬県産】
こうした背景を持つ群馬のシルクを、日常の生活の中でも生かしていきたい。そんな意気込みで作るリターンに使用する絹糸は、国産シルクから更にもう一歩踏み込んで、「すべて群馬県産」。
群馬県の蚕糸試験場で管理した蚕のみを使用しているので、全て「出所の分かる」絹糸なのです。
【伝統的な一重の角帯を織り続ける荒川さん】
そんな素材を帯生地に仕立てるのは、桐生の帯生地工場である荒川織物の荒川さんにお願いしました。
荒川さんの織り上げる角帯の特徴は、他に類を見ないハリです。
通常、角帯は帯生地に芯地を貼ることでハリを出しますが、荒川さんの作る帯生地は、従来織機のシャトル(飛び杼)を使わない特殊な織機で織ることによって芯地なしでもピンと立つほどのハリが生まれます。
桐生の帯は今でも旅館の浴衣の帯などによく使用されていますが、その織物の歴史は古く、関ヶ原の戦いでは東軍の旗に使われたと言い伝えられています。
【Made in 群馬の シルク混の財布】
この、日本の絹文化の粋の結集とも言える帯生地を使い、コンパクトな財布を制作しました。
帯が支援者さまの日常を彩るように。粋な心がいつでも皆さまを元気付けるように。そんな願いをこめ、毎日使ってもらえる品物になるには…と試行錯誤を繰り返して辿り着いたのがこの形。
帯のアイデンティティとも言える「一本の布が形を変え、全体をまとめる」という特徴を生かし、生地を裁断せず、「折る」「曲げる」といった帯結びの動作を基本として形を作っています。
素材のなれ感を味とする革と違い、帯生地は着物や帯のいずまいを正すように整えられるのが特徴です。
また、薄くコンパクトなことに加え、衣服と同じく布製のため、革に比べてより軽く、体に沿った自然でエアリーな持ち心地に仕上がりました。
【使い方】
キャッシュレス化する社会に合わせ、カードホルダーを沢山備えた、整理しやすく、使いやすさにこだわった仕様です。
生地の柄は富岡製糸場製糸場のシンボルでもある煉瓦積をモチーフにしています。
とてもコンパクトなので、普段使いにはもちろん、ちょっとした外出時のサブのお財布としてお使いいただくにもお薦めです。
また、途中で生地を裁断することなく作っているので、「縁が切れない」「長く続く」など、縁起の良さも感じさせる作りです。長年連れ添うパートナーの方へのギフトにもいかがでしょうか?
リターンは全て、専用の桐箱に入れてお届けします。
【粋の心、忘るべからず。】
「粋」の不思議は、年を重ねるごとに深まっていくところ。男女を問わないある種のダンディズムのようなものでしょうか。そんな、歴史が育んだ美意識といなせな心を詰め込んだリターンとなっております。
【仕様】
・カラーバリエーション
パープル(マクアケ限定色)、シルバー(マクアケ、通常販売)、ブラック(マクアケ、通常販売)
・サイズ (cm/目安) 画像の製品のカラーはブラック
・カードポケット 6箇所
・ポケット(カードポケット裏部分) 2箇所
・紙幣入れ部分 一重
・製糸(シルク) 群馬県
・織 群馬県桐生市
・混率 絹52%、ポリエステル48%
・予定販売価格 ¥14,580
・付属品 桐箱
・取り扱い上の注意
● 摩擦や水濡れによる色落ちやにじみが発生する場合があります。
● 洗濯機、乾燥機の使用はお避けください。汚れた場合は、
水またはぬるま湯で薄めた中性洗剤を柔らかい布に含ませ、
汚れを拭き取って下さい。
● 誤った使用方法に起因する損害は、補償いたしかねます。
【製造スケジュール】
8月…プロジェクト開始
10月…プロジェクト終了
12月…製造完了、配送開始予定
【リターンの種類】
男帯コンパクト財布 パープル(マクアケ限定、数量限定)
男帯コンパクト財布 シルバー
男帯コンパクト財布 ブラック
【リスク&チャレンジ】
※使用感等に関する返品・返金はお受けいたしかねます。
※開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。
※ご支援の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。
※本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からご支援を頂き、現在進めている環境から量産体制を更に整えることができた場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※お使いのブラウザ環境により、製品の色が実物と異なって見える場合がございます。予めご了承下さい。
クラウドファンディングの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承いただいた上でご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
【資金の使い道】
帯地の製作費、群馬県産シルクの購入費、最少ロット数の製作費
【生産者・実行者プロフィール】
<丸中株式会社>
桐生産地の織物技術を集約したモノづくり
2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場のある群馬県。その絹織物産地で知られる群馬県の桐生市で丸中は1936年に創業しました。以来、和装・洋装の商社として生地や製品を供給してきました。染色、織物、編み物、縫製などの各工程をシームレスにつなぎ製品化する“産地のハブ”の役割を目指し、2012年より自社ブランド商品の開発・販売を行っています。
【篠田 一 (丸中株式会社代表)】
<HIWATASHI DESIGN WORKS>
【樋渡 徹】
<Japan creation space monova>
日本のモノづくりを伝えるショールーム
monovaは、日本各地でその地域の特色を持ったモノづくりをする約30社のシェアショールームです。新宿の小さなスペースですが、首都圏で製品をご覧いただきたいと、それぞれ定番品や新作、季節のおすすめ品を並べています。
そして、そんな製品や作り手の魅力を伝えるのがmonovaの役割。さらに、ご来場の皆さまの声を各地に届けることもmonovaのもう一つの役割です。今回は、帯生地の魅力を伝えるべく、丸中の皆さんと一緒にネットの海に飛び出しました。
ここにしかない場づくりを目指して。monovaは日本のモノづくりを応援しています。
【杉原 広宣 (monova代表)】
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2019年10月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
【約10%OFF!】男帯コンパクト財布 <シルバー>
13,200円(税込)
群馬シルクで作った角帯の生地から作られたコンパクトな財布
<銀色>のタイプ。
通常販売¥14,580のところ、支援者様限定約10%offの¥13,200コースです。
・サイズ 畳んだ時 W10.5*D9.5*H1(cm/目安)
・サイズ 広げた時 W21.5*D9.5*H0.5(cm/目安)
・混率 絹52%ポリエステル48%
・カードポケット 6箇所
・ポケット(カードポケット前部分) 2箇所
・紙幣入れ部分 一重
※税込・送料込
※仕様・デザインについては予告なく変更になる場合がございます。ご了承下さいませ。
【約10%OFF! 】男帯コンパクト財布 <ブラック>
13,200円(税込)
群馬シルクで作った角帯の生地から作られたコンパクトな財布
<黒色>のタイプ
通常販売¥14,580のところ、支援者様限定約10%offの¥13,200コースです。
・サイズ 畳んだ時 W10.5*D9.5*H1(cm/目安)
・サイズ 広げた時 W21.5*D9.5*H0.5(cm/目安)
・混率 絹52%ポリエステル48%
・カードポケット 6箇所
・ポケット(カードポケット前部分) 2箇所
・紙幣入れ部分 一重
※税込・送料込
※仕様・デザインについては予告なく変更になる場合がございます。ご了承下さいませ。
【約10%OFF! 】男帯コンパクト財布 <シルバー&ブラック> 2点セット
26,400円(税込)
群馬シルクで作った角帯の生地から作られたコンパクトな財布
<黒色>と<銀色>1点ずつのセット。
親子、パートナーでお揃いのギフトとして。
通常販売¥29,160のところ、支援者様限定約10%offの¥26,400コースです。
・サイズ 畳んだ時 W10.5*D9.5*H1(cm/目安)
・サイズ 広げた時 W21.5*D9.5*H0.5(cm/目安)
・混率 絹52%ポリエステル48%
・カードポケット 6箇所
・ポケット(カードポケット前部分) 2箇所
・紙幣入れ部分 一重
※税込・送料込
※仕様・デザインについては予告なく変更になる場合がございます。ご了承下さいませ。
【先着10名様限定!】男帯コンパクト財布 <紫>
13,200円(税込)
群馬シルクで作った角帯の生地から作られたコンパクトな財布
マクアケ限定、数量限定の<紫色>のタイプ
・サイズ 畳んだ時 W10.5*D9.5*H1(cm/目安)
・サイズ 広げた時 W21.5*D9.5*H0.5(cm/目安)
・混率 絹52%ポリエステル48%
・カードポケット 6箇所
・ポケット(カードポケット前部分) 2箇所
・紙幣入れ部分 一重
※税込・送料込
※仕様・デザインについては予告なく変更になる場合がございます。ご了承下さいませ。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「世界遺産富岡製糸場の歴史を紡ぐ、希少な群馬県産シルクを使った男帯のコンパクト財布」プロジェクト詳細ページです。