◆なぜこの事業を始めたのか？

福祉業界に新しい風を取り入れたい、今までの福祉のイメージを変えていきたいと考える若者がいて、

地域に根差した、地元密着のワイナリーを目指すソムリエと醸造家が身近にいて、そんな彼らはぶどう栽培の歴史のある安曇野市という土地でもっとワインを楽しんでもらい、もっとワインの文化を広めていくために何ができるのか、何が必要かを常に前向きに考える姿勢に感化される。

就労継続支援B型で農業を担う施設の構想を話し、互いの不足しやすい部分やニッチの部分の話から、元気でエネルギーのある我々は結果「地元を盛り上げよう」という話になりそれぞれの得意分野を全力で活かしながら、今のかたちに辿り着く。

そして第1弾ができました！おそらく安曇野市のワイナリーでまだ例をみないであろう福祉事業所とワイナリーコラボした限定ワインがついにできました！

「ナイアガラ」130本と「ロゼ」170本(各種内飲み比べ分60本)を数量限定で販売致します。

◆甘い香りと透き通った見た目とは裏腹にスッキリとしたのどごしに軽い酸味がクセになる「ナイアガラ」

◆巨峰の甘味と香りがナイアガラの酸味を中和し、まろやかな口当たりの「ロゼ」

ワインがお好きな方にはぜひ合わせるお料理にもこだわっていただき、ワインを普段あまり飲まれない方でも8％のアルコール度数を思わせないくらいの軽い口当たりなのでぜひ飲んでいただきたいワインになります！

◆初年度の収穫結果

今年は天候に恵まれず、長梅雨、猛暑の影響でぶどうに病気が蔓延してしまい収穫量は例年に比べ低いものとなりました。 ですが、事業所利用者の皆さんは一生懸命収穫と選別を繰り返し行い、なんかとナイアガラの収穫を終えました。

作業を通す中で利用者さんから「夜寝つきがよくなった」「安定剤が減った」と話をしてくれるようになりました。

農作業は一定の効果があると実感また、利用者さんが携わったワインをぜひ飲んでほしいと思い今回Makuakeを通して飲んでほしいという想いと今後も事業所としてこの活動を応援していただければと考えました。

そこで！！！ 当事業所「asoBe」が皆様にお伝えしたいのは以下の2点です！！

①自分たちが関わったワインをたくさんの人に飲んでほしい！自分たちの活動も知ってほしい！そして将来的に農業の担い手として頼られる施設づくり

②施設利用者が自分の関わってできた商品を自信を持って周りの人に伝えられるような誇りを持てるようになってもらいたい！

そもそも就労継続支援B型ってなに！？

就労継続支援B型とは、障害や難病のある方のうち、年齢や体力などの理由から、企業等で雇用契約を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスで、比較的簡単な作業を短時間から行うことが可能です。

特徴として、

①事業者と雇用契約を結ばないため、賃金ではなく、生産物に対する成果報酬の「工賃」が支払われます。

② 障害や体調に合わせて自分のペースで働くことができ、就労や社会生活に関する能力の向上を目指す中で、1日1時間や週1日から利用が可能で「今、フルタイムで働くのは難しい。短い時間でもできることから始めたいという方でも始められます。

特に「障害や病気になる前は一般企業で働いていたけど、今は体調に見合った働き方をしたい」と考える方が、一般就労等雇用型勤務に移行する前に、リハビリを兼ねてB型事業所で就労に慣れるといった段階を踏むこと可能です。

就労継続支援B型 asoBe(アソビ)とは？

初めまして。就労継続支援B型事業所「asoBe(アソビ)」を運営しております、三浦誉夫と申します。

当事業所は2020年7月に開所致しました。

主な利用者の割合は精神障害者7割と知的障害者2割、一部身体の方が1割になります。

主な作業内容は農園作業とシルクスクリーン作業になります。

農園作業は月～水の週3日の半日作業になります。農園作業時間が少ないと思われるかもしれません。

一番の特徴として大切にしていることは「体が資本」です。特に生活リズムには重きを置いております。 それは

①朝起きること

②外に出ること

③何かできることをできる範囲でやってみること

④それを続けてみるということ

施設への通所方法もその一つと考えます。社会復帰をしたいからと週5日作業をするということを自分のペース配分もわからないまま始めれば遅かれ早かれ崩れてしまうでしょう。意気込みがどんなにあってもまずなぜ今の現状になってしまったのかを職員も交じりながら一緒に考えます。

週5日通所することが難しければ週何日、1日何時間から通所が可能なのか1人1人しっかりヒアリングを行い、他関係機関と調整し、スタートを切るようにしています。

まず小さな実績を作り、それを積み重ねることで自信がついて無理なく次の目標に繋がっていきます。

農業は朝早いですが皆さん時間通りに出勤し、一生懸命作業に励んでくれます。 作業を通すことで課題もでますが、その課題をクリアするための提案と支援を行います。

asoBeは利用者も職員も一緒に成長をしていき、人とのつながりも大切にしていくことを目指しております。

合同会社Le Milieuと進める”農福連携”

今回ワインを含めた”ぶどう”に関わる作業を行って気づいたのは、農業というカテゴリーを「暑くて」「しんどい」「冬は仕事がなくなる」と考えている方が多かったことです。もちろん間違いではありませんがやはり「実際にやってみる」ということが何よりも大事ということです。Le Milieu様と一緒に農園作業に入ることでぶどうの知識はもちろん、ワインとなり「形になる」「形に残る」そして「人の手に渡る」という経験が確実に視覚化され、簡単にできることではない”付加価値”となることです。

今回Makuake限定ワインのために作られたコラボラベルもそういった意味があります。これはLe Milieu様が福祉事業所とかかわりを持ちながらも、ただ作業をして終わりということではなく形になって喜びになった方が作業に対しても受け取り方が変わるんじゃない？とのことでした。

ラベルになることによって利用者の方は喜んでいただきました。ご家族やご親戚にもご自身の作業が明確に伝えられるということはとても大きいです。

現在、これらの活動を通して養護学校の先生方や保護者、行政等各方面から事業所へのお問合せをいただいております。

今後も様々な”農福連携”を継続していきつつ、将来的には安曇野市や松本市の”農福連携”も担っていけるようになりたいと考えておりますので

ぜひ応援の程よろしくお願いいたします！！

ナイアガラをふんだんに使ったワインが2種類できました！！

・安曇野市産ナイアガラワイン

・ナイアガラ独特の甘い香りにキリっとした酸味が特徴。

・一緒に合わせたいお食事はモッツァレラチーズやピザ生地等、程よく塩味のきいたお食事がおススメ。

・トマトやバジルなど素材を活かしたマルゲリータには、口当たりの軽いナイアガラワインはとても相性が良いです。

・安曇野市産ナイアガラ×巨峰ワイン ーロゼー

・ナイアガラのキリっとした酸味に巨峰の甘味がまろやかにしてくれるのが特徴

・柔らかい炭酸にほのかに香るナイアガラと巨峰の香り

・ナイアガラのキリっとした酸味を巨峰の甘味でほのかに柔らかくしてくれます。

・お肉料理もお魚料理、どちらにも相性がよくクセがありません。

・ワインをあまり飲まれない方、白か赤か悩まれる方はまずこのロゼをお試し下さい。どんなお料理にも合わせやすく作ってあります。

今回どちらもLe MilieuとasoBe(アソビ)が手掛けたMakuakeオリジナルワインとなりラベルがコラボ使用となっております。

どちらも数量限定の新作ワインになります。

今回Makuake用として数量限定にてお作りしておりますが、今後増産体制が整った場合、一般販売も行う可能性がございます。

◆スケジュール◆

12月17日Makuake掲載

2月締切り

２月下旬～商品順次発送

◆リターンについて◆

ナイアガラかロゼお好きな方をお選びください。

また、飲み比べセットも数量限定でおつくりしました。

各種ワイン、飲み比べいずれにも当事業所Makuake限定オリジナルデザインサコッシュをお付けいたします。

ちょっとしたお出かけ等にとても便利です！

・お色はキャンパス地と黒がございます。

・お好きなワインを応援購入後、最後にサコッシュのカラーもお選びください。

ワインが苦手またはお酒が飲めない方にはサコッシュのみの購入もございますのでぜひそちらもご覧ください。

商品はいずれも同じものになります。

◆各コースのリターンは、商品代金、Makuake手数料で構成されています。

応援購入いただいた資金は、手数料を差し引いた金額を事業維持と農福連携の普及活動にあてさせていただきます。

◆実行者紹介◆

三浦 誉夫（みうら たかお）

東京医薬専門学校卒業後、精神科の病院、地域居宅移行支援等の事業に従事。 26歳地元長野へ戻り県内の知的・精神障害者が通所する施設に6年ほど勤める。 業務に従事する中で、数年前から障害者支援とは何か、利用者の本質とはなにか、施設とはなにか？ということを感じ始める。当時考えても答えは出ることはなかったが、様々な企業の方と出会い”働き方とやりがい”、”楽しさとは何か”ということを学ぶ機会が増えていき、今まで自分が関わってきた仕事の概念や福祉に対する考え方に刺激を受け自らの想いを形にしていきたいと考え、「就労継続支援B型」の立ち上げを行う。

支援というものは”利用者”のみにフォーカスを当てればよいものなのか、それとも”保護者”なのか、または施設の”環境”にもフォーカスを当てるべきではないか？と考えます。物事は常に俯瞰でみるよう意識しながら、現在の福祉制度や体制等踏まえ施設利用者目線を常に忘れずに自身の想いを発信し続けていきたいと考えます。