わたしたちについて

わたしたち「biwacommon（びわこもん）」は、地元滋賀の素敵な「もん・こと・ひと」をつくって、発信し、共有し、つなげることで、日常を豊かにし、地元滋賀の様々な魅力を全国に紹介しているブランドです。2022年に発足したばかりのまだまだ小さなブランドです。

今回、わたしたちはアウトドアの聖地であるびわ湖の魅力が詰まったクラフトビールを開発しました。

美しい湖と雄大な山々に囲まれた自然豊かな「滋賀」の土地で、隠れた特産品である「もち麦」を原材料に使用し、彦根にある醸造所で、Made in 滋賀のこだわりクラフトビールをつくります。

滋賀はたくさんの人が訪れるアウトドアの聖地

毎年、春から秋にかけての季節には、滋賀のびわ湖周辺には県内外から多くの人々が訪れ、家族、夫婦、友人などと、さまざまなスタイルでアウトドア（キャンプ・BBQ・ピクニック）を楽しむ姿に出会います。中でも、アウトドアで一番の瞬間の一つはビールの乾杯だと思います。

滋賀でアウトドアを楽しむのなら、既存のビールではなく、「滋賀らしさ」を感じられるクラフトビールで、豊かな時間を過ごしてもらえたら幸せだなぁと思いました（もちろん、既存のビールでも美味しいです！）。 そこで、滋賀の魅力を詰め込んだクラフトビールを作りたい！と考え、滋賀って「こういう感じだよね！」をパッケージ化したクラフトビールがあれば、もっと滋賀を身近に感じていただけると確信しました。

「滋賀らしい」クラフトビールって何だろう？

プロジェクトメンバーと何度も話し合い、世の中の成功事例を研究し、これまでに培ったマーケティング知識をフル稼働させ、ペルソナを設定し、滋賀で育った自身の直感に従いながら、「滋賀らしい」クラフトビールの理想の姿を導き出しました。

青い空の下で、青いびわ湖の畔で、仲間とわいわい楽しんでビールを飲むのもアウトドアの楽しみの一つです。しかし、わたしたちが思い描く理想の「滋賀らしい」クラフトビールとは…

穏やかな休日に自然の中で気の合う仲間や家族と一緒に、

心地よい苦味と爽やかな香りを味わいながら、

まったりとした幸福感を感じるクラフトビール。

目指すのは、滋賀の豊かな自然の中でまったりくつろぐために飲むクラフトビールです。

※まったり：味わいやこく（味覚）をゆったりと楽しむ、のんびりとした気分で楽しむこと

※愉しむ：自分自身の気持ちや思いから生まれる楽しい状態

よりアウトドアを充実させたい人は、仲間とワイワイした後、夕日を見ながらこのクラフトビールでまったりとした至福の時間に。そしてアウトドア以外でも、ご自宅で疲れた夜の晩酌に飲めば、日々の仕事のプレッシャーや緊張感を少し忘れて自然体に還る。このクラフトビールを通じて、そんな体験をしていただければ嬉しいです！

滋賀らしさ その1
「滋賀県産もち麦」

滋賀らしさがあって他のクラフトビールにはない素材って何だろう？と必死に考えていた時、目に留まったのが、biwacommon（びわこもん）ブランド第1号の商品「もちむぎシリアル」でした。

他の素材を一切混ぜず滋賀県産のもち麦をまるごと焙煎している「もちむぎシリアル」は、穀物特有の素朴な味わいと懐かしさを感じさせてくれます。そんな「もちむぎシリアル」を使用すれば、滋賀らしい個性豊かなクラフトビールが作れるはず！と考えました。

ちょうど流通ルールの中で発生する「フードロス」の課題にも直面していたため、迷うことなく「もちむぎシリアル」をクラフトビールの副原料として使用することに決めました。

滋賀県産のもち麦「ダイシモチ」はびわ湖の豊かな恵みに育まれた地域で、地元の農協の指導のもと安心・安全・美味しさをモットーに栽培されています。収穫期には畑一面が染まるほど、穂先が鮮やかな紫色になるのが特徴です。もち麦の中でも希少価値が高く、「幻のもち麦」と呼ばれており、食物繊維が豊富に含まれれたスーパーフードです。

滋賀らしさ その2
滋賀県の醸造所「彦根麦酒」

滋賀県彦根市に位置する荒神山の麓ある、美しい田園風景に囲まれた「株式会社彦根麦酒」。この醸造所は、2019年11月に設立された施設で、もともとは非農用地でした。地元の集落、大学、企業が連携して自然環境と調和した持続可能な事業プロジェクトとして始まり、2021年5月には自社の醸造所である「荒神山醸造所」がオープンしました。

地元と地域、そして自然を大切にする「彦根麦酒」は、わたしたちがクラフトビールをつくる上で欠かせない存在です。わたしたちが「彦根麦酒」のものづくりの姿勢に惚れ込み、飛び込みで訪れ、「もちむぎシリアルを使ったクラフトビールをつくりたい！」とお願いしたときも、「おもしろい試みですね、ぜひやりましょう！」と快く受け入れてくれました。その寛大な心はびわ湖のように広く、本当に頼りになるクラフトマン集団です。

※株式会社彦根麦酒で製造している商品は発泡酒です。

もち麦クラフトビールの醸造のこだわり

もち麦クラフトビールのコンセプトにある「まったり」とは、リラックス時のほどよいアクセントとなる刺激を意味しています。どの程度の「爽やかさ」や「苦味」、「まろやかさ」や「キリッとした喉越し」がわたしたちにの目指す「まったり」なのかを確かめながら、クラフトビールとして気持ちよく味わえる着地点を追求しました。

もち麦クラフトビールでは「まったりする」や「自然を感じる」を表現するためにIPAのような芳醇な香りを目指しました。柑橘の香りがするホップを使用し、通り抜ける爽やかな香りが特長です。また、もち麦特有の穀物感も若干感じることができるので、口に含んだ時には焙煎ならではの香ばしさを感じることができます。香りをより感じるためには、ワイングラスのような丸いグラスを使用し、通常の冷蔵庫（4度〜5度）よりもやや高めの温度（6度〜7度）で飲むのがおすすめです。

もち麦クラフトビールは、焙煎したもち麦と麦芽由来の美しいアンバーカラーが特長です。アンバーエールに近いので、お肉や味の濃いものに合うクラフトビールです。コクと飲みごたえのバランスが良く、ほのかな苦味と爽やかさが共存し、ゆったりとした味わいをお楽しみいただけます。

意外なことに、もち麦は想定よりもクラフトビールで扱いやすい素材でした。最初はもち麦からどれだけ味が出るか分からず、過去に小麦を使用したクラフトビールを作った際には目詰まりが発生し、上手く麦汁が送れないことがありました。そのため、もち麦の場合はどのような影響があるのか懸念していました。しかし、意外にもスムーズに作ることができました。

滋賀らしさ その3
ネーミングとデザイン

●ネーミング

「もちむぎエール」というシンプルで分かりやすいネーミングは、滋賀らしい飾らないイメージを表現しています。飾り気のない自然なスタイルを反映するため、やわらかな曲線のゴシック体の平仮名を採用しています。タグラインにはもちむぎエールのコンセプトを象徴する「Beer to relax in nature」の一文を添えています。

●デザイン

「自然でまったり愉しむクラフトビール」というコンセプトを表現した6種類のデザインを制作しました。お好みのラベルを選んで、気分に合わせてお楽しみください。

※ラベルはランダムでアソートされます。

【Around Outdoor】 手書き風のタッチでアウトドアにまつわるイラストを全面に散りばめた楽しいデザイン。

【Sunshine Lake】 華やかで気分が上がるアウトドアにぴったりのオリジナルネイティブ柄のデザイン。

【Enjoy Nature】穏やかでまったりとした雰囲気でビール片手にアウトドアを楽しむデザイン。

【Ambient Lakeside】心地よい穏やかな静けさを、広い空と湖のキャンプサイトで表現したデザイン。

【Golden Surface】夕暮れの湖畔でまったりとした時間にチルした気分になれるデザイン。

【Chill Wave】太陽の光と湖が自然の中で全てが混ざり合い一つになる姿をデザイン。

ついに完成！ 自然でまったり愉しむMade in 滋賀のこだわりクラフトビール「もちむぎエール」

滋賀県産のもち麦を焙煎し、滋賀の醸造所で製造されたクラフトビール「もちむぎエール」。 ホップの香りには、気分を落ち着かせるなどのアロマ効果があります。焙煎もち麦の香ばしい香りは、どこかほっとするやさしい感じを与えます。

もちむぎエールならではのモルティな麦のコクと、柑橘系のスッキリした爽やかな味わいは、自然の中でのまったりとくつろいだ時間を演出します。アウトドアでもお家でも、忙しい日々を忘れて、滋賀の豊かな自然を感じることができます。

もちむぎエールは手作りのクラフトビールのため、数量が限られています。量をたくさん飲むよりも味を楽しむことに焦点を当てたクラフトビールなので、ビールが苦手な方でも「1本だけ」にちょうどいいクラフトビールとしてお楽しみいただけます。また、多くのビール愛好家にも満足いただる品質です。

穏やかな休日に自然の中で気の合う仲間や家族と一緒に、

心地よい苦味と爽やかな香りを持つもちむぎエールを味わいながら、

まったりとした幸福感を感じてください。

もちむぎシリアルでつくる、簡単おつまみ。

もちむぎエールの原材料に使用されている「もちむぎシリアル」は、お酒のおつまみにも最適です。ヘルシーながらも、食べ応えのある「もちむぎシリアル」のおつまみをご紹介！ 今回はリターンの中に「もちむぎセット」を用意しましたので、ぜひお試しください。

●これまでにわたしたちがつくった商品

商品情報

商品名：もちむぎエール

品目：発泡酒

容量：330ml

原材料：麦芽（イギリス製造、ドイツ製造、オーストラリア製造）、もち麦、ホップ、カラギナン

麦芽比率：50%以上

アルコール分：5.5%

保存方法：要冷蔵

品質保持期限：もちむぎエール製造から6ヶ月

製造者：株式会社彦根酒造

出荷開始予定：2023年9月上旬

※もちむぎエールは発泡酒になります。

※もちむぎシリアル詳細

　原材料：大麦（もち麦　滋賀県産）

　内容量：180g/袋

　賞味期限：製造日（瓶詰め日）から6か月

リターン

●もちむぎエール6本

●もちむぎエール12本

●もちむぎエール24本

●もちむぎエール4本+シリアル1袋

●もちむぎエール6本+栓抜き+コースター3枚

●もちむぎエール12本+シリアル3袋

●もちむぎエール24本+シリアル1袋+栓抜き+コースター3枚+クーラーバケツ

スケジュール

プロジェクト実施：2023年7月21日（金）〜2023年9月3日（日）

製造：2023年7月下旬〜8月下旬

発送：2023年9月中

資金の使い道

クラフトビール開発費用、広告宣伝費用（ネット販売やリアル店舗での売場づくり）、返礼品の送料に充てさせていただきます。

プロジェクトメンバーから一言

●biwacommon（びわこもん）より

もちむぎエールは、わたしたちの発案から地元の生産者や醸造所、工場など多くの方々と協力して生まれた他にはないクラフトビールです。はっきり言って自信作です！ ぜひ、アウトドアやお家で「もちむぎエール」を楽しみながら、滋賀の豊かな自然を感じてください（ぜひ滋賀に遊びに来てください）！

現在、リアル施策でも滋賀県内のショップや直売所で「もちむぎエール」を取り扱っていただけるように協力をお願いしています。見つけたら手に取ってみてくださいね。

今後、私たちはbiwacommon（びわこもん）の活動を通じて、地元滋賀の埋もれた魅力を発掘し、企画力と行動力を駆使して地元に根付いた意義のある商品を開発し、滋賀から発信していきます。生産者・販売者・消費者が皆笑顔になるような「三方よし」の商品をつくることを目指しています。もちむぎエールが滋賀を盛り上げるきっかけとなればうれしいです。

●彦根麦酒より

最初に「もち麦」と聞いた時は、地域周辺でも作られていない素材なので、ご縁がなければ挑戦しなかったクラフトビールでした。今回のもち麦クラフトビールづくりは私たちにとっても新しい取り組みであり、新鮮な体験となりました。

クラフトビールの魅力は、多種多様な素材の使用にあります。それにより、一般的にはあまり流通していない「もち麦」を使ったビールも楽しむことができます。さらに、クラフトビールはSDGsに寄与したり、地元のPRを兼ねるツールとしての役割となることもあります。

もちむぎエールは、モルティな麦のコクで始まり、爽やかな柑橘で締めくくるバランスの良い味わいのクラフトビールです。もちむぎエールで滋賀の自然やもち麦農家さんに思いを馳せ、まったりとくつろいでいただければ嬉しいです。