プロジェクト実行者
ストーリー
東京から2,000km南西に浮かぶ人口5万人の宮古島には、子どもたちのオーケストラ、宮古島市ジュニアオーケストラがあります。
宮古島市ジュニアオーケストラは、2014年と2015年にドイツ・マンハイム市立青少年オーケストラやパリ在住の世界的ヴァイオリン奏者イヴリー・ギトリス氏を宮古島に招き共演し国際交流を深めました。この交流の芽を大切に育てるために、2016年3月25日(金) ~4月1日(金)7日間、ドイツとフランスに演奏旅行を行います。この演奏旅行を実現させるために皆様の温かいご支援をお願いいたします。
■はじめまして、天野誠です。
私は生まれも育ちも東京、25年間東京を中心にバイオリニスト・指揮者として活動してきました。宮古島の美しい自然に感動し2007年に妻と共に移住、ジュニアオーケストラを設立しました。この島に世界的な音楽家を招聘し、かわいい子どもたちを「本物」に触れさせる活動をしてきました。今回の演奏旅行の代表と指揮をします。
■宮古島市ジュニアオーケストラとは?
日本最南端のジュニアオケ「宮古島市ジュニアオーケストラ」は、2007年創立、5才から20才までの団員40名で、島内だけでなく、国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(東京)・沖縄平和祈念堂・沖縄県立芸術大学奏楽堂・那覇市パレット市民劇場で、コンサートを開催するなど、沖縄本島や東京などで演奏会を開催、楽しく活動してきました。また、イヴリー・ギトリス先生をはじめとした世界的演奏家や、ドイツマンハイム青少年オーケストラや東日本大震災を経験した東北ユースオーケストラ(坂本龍一代表)などを招いて交流演奏会を開催してきました。
■強く生きる力を育てるために。
美しい海に囲まれ穏やかな風が吹く癒しの島、宮古島。
優しい大人たちに大切に育てられ子どもたちは素直にすくすくと成長しています。そして、巨匠ギトリスも認めたように音楽的才能にあふれた子供たちが多いように思います。
しかし、残念ながら宮古島に大学はありません。高校を卒業した子どもたちは皆、一人ぼっちで島外へ旅立っていきます。孤独感や文化的ギャップから、せっかく素晴らしく育った子供たちが、心が折れてしまう例もあるように感じます。
子どもたちに強く生きる力を育てたい。
その為に、この演奏旅行を通じて子どもたちに以下の2点を体験してもらいたいのです。
まず、子供達に本場の一流の演奏家や本場ドイツの子どもたちによる「本物の音楽」を体験してもらいたいのです。本物の音楽は、聴き手の音楽的知識や経験には全く関係なく、心へ直接響き感動を与えます。本場の音楽に触れる機会の少なかった子供達にとって、「本物の持つ力」を知ることは広くこれからの人生に生かされていく体験となることでしょう。
そして、子どもたちに、海外のステージで、「素晴らしい宮古島に生まれ育った喜びや感動」を精一杯表現してもらいたいのです。強い心を育てるために、自分たちの出自に誇りと自信をもつことが必要だと思うからです。そしてそれがこの島の未来を担う次世代の人材を育てることにつながると思うのです。
■今回の演奏旅行について
まず、ドイツ連邦共和国を訪れ、マンハイム市立音楽学校青少年オーケストラ(JSOM)と、宮古島市ジュニアオーケストラ(MJO)の交歓コンサート・琉球舞踊他を、ハイデルベルグ大学ホール(写真)と市立音楽学校ホールで開催します。
その後、フランス共和国ストラスブール市を訪れ、世界的ヴァイオリニストであるイヴリー・ギトリス氏と宮古島市ジュニアオーケストラとのコンサート・琉球舞踊他をセントポール教会で開催します。演奏のみならず、空手演武や琉球舞踊などの沖縄の伝統芸能や私たちの郷土のプレゼンテーションを英語独語仏語で行うなど幅広い文化交流を行う予定です。
今回、共演し、ホームステイをさせていただく、ドイツ連邦共和国マンハイム市立音楽学校青少年オーケストラです。
1977年に創立。団員85名。11才から23才までの学生によって組織されています。
ドイツ国外では、オーストリア・アメリカ・日本・台湾で演奏会を開催するなど活発に活動しています。
写真は、2014年8月に宮古島で、宮古島とマンハイムの合同オーケストラでエグモント序曲を演奏しているシーン、宮古島団員宅にホームステイ中にミニコンサートをしたシーン、ドイツ国内でのシーンです。
今回共演する、「20世紀最後の巨匠」イヴリー・ギトリス氏。
ギトリス先生は、2014年と2015年に宮古島を訪れ、子どもたちと共演。
宮古島の子どもたちを深く愛し、そのポテンシャルを高く評価してくださいました。
今度は、宮古島の子どもたちが、ギトリス先生に会うためにフランスに行きます。
写真は、リハーサルを見学していた宮古島の子どもたちをステージに上げ、自らもステージに座って演奏するギトリス先生
<イヴリー・ギトリス>
1922年イスラエル生まれ。パリ音楽院を12才で首席卒業。エネスコ、ティボー、フレッシュ等、歴史上の名ヴァイオリニストに学ぶ。19世紀以来の超絶技巧を伝えるトップ・ソリスト。93歳となる今年もフランス、イギリスをはじめヨーロッパ各国でリサイタルを行う等、今なお「20世紀最後の巨匠」として、現役を続けている。ユネスコ親善大使。
■ツアーに随行し演奏・指導いただく演奏家
木野雅之氏 ヴァイオリン 日本フィルハーモニー交響楽団ソロコンサートマスター・東京音楽大学教授
立木茂氏 ヴィオラ 日本弦楽指導者協会理事長
長南牧人氏 チェロ 神奈川フィルハーモニー管弦楽団第一次席奏者
竹内洋伸氏 コントラバス 日本弦楽指導者協会事務局長
天野智美 ヴァイオリン 宮古島市ジュニアオーケストラ指導者
天野誠 指揮 本ツアー団長 日本弦楽指導者協会理事 沖縄県支部長
子どもたちにいつも伝えていることがあります。
「将来、世界中のどこに住んでも、そこで出会った人に『あなたの生まれ育った宮古島は、きっと、素晴らしい場所なんだろうね!」といわれる人になってほしい。」
世界のどこに行っても力強く生きていけるように育ってほしいのです。
子どもたちは、この演奏旅行を通じて、大きく成長することでしょう。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。どうか、このプロジェクトを応援してください。この演奏旅行を実現させるために皆様の温かいご支援をお願いいたします。
よろしくお願いいたします!
(宮古島のコンサートの写真撮影は、原愛美氏・翁長靖夫氏によるものです)
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2016年03月24日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
お礼のメール
1,000円(税込)
演奏旅行が完了した後、ご報告とお礼のメールをお送りします。
宮古島市ジュニアオーケストラDVDと公式ホームページへのお名前掲載
3,000円(税込)
・宮古島市ジュニアオーケストラの熱演を見ることができるDVD
(なお、DVDの内容や装丁は写真とは異なる場合があります)
・公式ホームページへお名前を掲載
(公式HP http://miyakojimajuniororchestra.jimdo.com/)
DVDとHPお名前掲載と沖縄で一番人気の黒糖(250g)
5,000円(税込)
・宮古島市ジュニアオーケストラの熱演を見ることができるDVD
・公式ホームページへお名前を掲載
・沖縄で一番人気の黒糖(250g前後)
DVDとHPお名前掲載と黒糖と演奏旅行オリジナルTシャツ
10,000円(税込)
・宮古島市ジュニアオーケストラの熱演を見ることができるDVD
・公式ホームページへお名前を掲載
・沖縄で一番人気の黒糖(250g前後)
・今回の演奏旅行オリジナルTシャツ
(Tシャツのサイズ(S・M・L・LL)をお選びください。)
(Tシャツのデザインは、写真とは異なる場合があります。)
DVDとHPお名前掲載と黒糖とTシャツと美味しい宮古島の泡盛
15,000円(税込)
・宮古島市ジュニアオーケストラの熱演を見ることができるDVD
・公式ホームページへお名前を掲載
・沖縄で一番人気の黒糖(250g前後)
・今回の演奏旅行オリジナルTシャツ
(Tシャツのサイズ(S・M・L・LL)をお選びください。)
・美味しい宮古島の泡盛(720ml、1本)
(泡盛は宮古島の酒店から直接お送りいたします)
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 音楽カテゴリの 「南の島の子どもたちのオーケストラのヨーロッパ演奏旅行を成功させたい!」プロジェクト詳細ページです。