『みわさくら くらくらする初濃いの味』は、蔵元自ら米作りを手掛け、徹底した品質管理のもと造られた純米酒です。米を磨き過ぎず、米本来の風味を活かし、米が育った広島県三次市三和町の風土(テロワール)を感じる酒造りを行っています。米の酒、日本酒の原点を見つめ、さらに、現代の若者に支持されるような「甘くとろける酔いのひと時」と「エモい日本酒体験」を提供する、新しい日本酒ブランドです。

私たちの挑戦は、日本酒ファンの新規開拓です。若い世代や女性に向けて積極的なアプローチを展開し、日本酒を楽しむ契機を提供します。一口、二口と杯を重ねるごとに引き込まれる官能的な酔いの感覚は『みわさくら』が持つ妖艶な魅力のひとつです。エンタメ性あふれるこの純米酒が、日本酒を楽しむ新しいライフスタイルを提案します。

『みわさくら』は、広島県三次市で米作りから徹底してこだわった美和桜酒造が培ってきた技術を注ぎ込んだ、上質な味わいの純米酒です。そのまろやかな口当たりと調和のとれた旨味は、熱燗にすることで、より一層引き立ちます。また、梅酒やサワーのように甘過ぎず、優れた食中酒として様々な料理とのペアリングを楽しむことができます。

「みわさくら」は、まだ日本酒を知らない、これから純米酒を楽しんでみたい。そんな方のエントリーモデルとして最適なお酒です。

「日本酒は種類が多くて分からない」との声が聞かれます。確かに、法律で規定された特定名称酒でも、原料や製造方法の違いにより、8つの分類が存在します。これらの分類の中から、私たちは新しいターゲットに提供すべき日本酒を検討しました。

酒税法で清酒は「米、米こうじ（麹）及び水を原料として発酵させて、こしたもの」とあるように、そもそも日本酒はお米のお酒です。まずはストレートに日本酒の原材料としての「お米のポテンシャル」に注目し、お米の魅力を引き出すお酒「純米酒」をセレクトしました。

純米酒は、米と米麹及び水のみを原料として発酵させて造られたお米のお酒です。醸造アルコール・糖類・添加物を一切使っていない自然思向な日本酒です。

私たちが通常食べる白米と同じく、酒米も玄米の状態から表面を削り取ります。この行為を酒造りでは「磨き」と呼んでいます。

米は磨けば磨くほど「すっきりクリアで軽快なお酒」となり酵母由来の華やかな香りが引き立ちます。逆に、米を過度に削らなければ、米本来の持つ旨みが際立ち「濃厚で奥深い日本酒の味わい」が楽しめます。

日本酒の旨味成分であるアミノ酸は、麹のもつ酵素がタンパク質を分解する過程で生成されます。タンパク質は米の表面に多く含まれるため、精米歩合50%(大吟醸酒の精米歩合)と比較して、精米歩合70%の『みわさくら』のほうが、旨味が多い傾向にあります。

『みわさくら くらくらする初濃いの味』は、今人気の大吟醸酒に代表される、すっきり香り高い「薫酒」とは真逆のポジションにある日本酒です。おしゃれなワイングラスで嗜むというよりも、昭和レトロな雰囲気の、お猪口や徳利が似合う、味が濃い「醇酒」というタイプに属する日本酒です。

日本酒はアルコール度数が高いお酒です。普段、日本酒に慣れていない方にとって、その高いアルコール感や濃厚な味わいが強く感じられることもあるでしょう。

そんな方におすすめなのは、お猪口で少量ずつ口に含み、舐めるように楽しむ方法です。じっくりと時間を掛け、純米酒の深い味わいを感じてください。甘くとろけるような酔いのひと時を、ゆったりとお愉しみいただけます。

「初恋」とは、相手に強く引かれ、切ないほどに思いを寄せる、生まれて初めての恋愛体験です。この感情は一生忘れられない特別な記憶として深く心に刻み込まれます。

『みわさくら』のコンセプトは「初濃いの味」。皆さんにとっての初めての純米酒が、濃厚な酔いのひと時へと導く『みわさくら』であって欲しいという願いが込められています。

『みわさくら』は上質な味わいの純米酒です。穏やかな香りのイントロで、しっとりまろやかな液体を口に含めば、濃い旨味と爽やかな酸味、アルコールが立体的に膨らみ、微かに感じる甘味が心地よい感覚をもたらします。飲み込んだあとの余韻は軽やかで、また一口、二口とつい杯を重ねたくなります。

杯を重ねるごとに深まる官能的な酔いの感覚は『みわさくら』が持つ妖艶な魅力のひとつです。「甘くとろける酔いのひと時」があなたをディープな日本酒沼へと誘い込みます。

ラベルのデザインでは「純米酒で酔うことの価値」を分かりやすく表現することが必要不可欠です。純米酒の多面的な魅力をクリエイティブで昇華し一つのパッケージとしてまとめ上げる。これが『みわさくら』の挑戦でもありました。

私たちは、『みわさくら』のラベルにエンターテイメント性を取り入れ、これまで見たことのない日本酒のデザインを目指しました。

今回、キャラクターデザインを手掛けてくださったのは、広島在住の人気イラストレーターaya.mさんです。シンプルでキュートなタッチが多くの女性ファンに支持され「街で見かけたおしゃれさん」がInstagramで注目を集めています。

私たちの突然のオファーにも、地元広島を盛り上げたいという想いで快く引き受けていただきました。

妖艶な魅力で、初濃いを味わった人を虜にする艶美な妖怪『みわさくら』。その色っぽい佇まいと、いたずらな笑顔で、私たちを甘くとろける酔いの刻へと誘い込みます。

一説によると「みわさくら」は箱入り娘として大切に育てられた素朴な女の子だったとかなんとか(謎)そのギャップに"くらくら"しちゃってください。

■aya.mさんコメント

広島県三次市ならではの妖怪と、日本酒、そして自分のイラストの掛け合わせでどんなものが生み出せるのか、ワクワクしながら制作しました。

私の思う「可愛い」をベースに、ちょっとした装飾や色使い、表情を工夫して妖怪らしさや性格をイラストで表すのはとても楽しかったです。

みわさくらちゃんが、色々な方に広まり、三次という場所ごと、愛される存在になってくれたらと思います。

純米酒ほど表情豊かな日本酒はありません。温度の違いで喜怒哀楽のように変化する味や風味、米の酒ならではの料理とのマリアージュ、私たちは、この純米酒の楽しみ方を二口目と表現しています。

この二口目を表現する方法として、ラベルは2層式のシール構造となっています。「化けの皮をはがす♥」と書かれた1層目のシールをめくると『みわさくら』の本当の姿が現れます。

2層目の絵柄は数パターン用意されており、何が出るかは、はがしてみてのお楽しみ。めくるめく純米酒の世界をご自身の目でご確認ください。

『みわさくら』の原料米は、私たちの地元である広島県三次市三和町で誕生した八反錦(はったんにしき)です。私たち酒蔵と農家の皆さんが大切に育てた地元産のみを使用した、まさに「箱入り娘」のような酒米です。

八反錦は千粒重が約26gと大粒で、削ると砕けやすい性質を持っており、磨き過ぎない純米酒に最適です。夏の青田に吹く風の様な香りがすると言われることもあり独特の魅力をプラスしています。

地元の土壌で育まれたお米と水、風土が共鳴し合う中で生まれる『みわさくら』はまさに大地の一滴。三和町のテロワールを是非お楽しみください。

『みわさくら』は、農家の皆さんが丹精込めて作った八反錦を「できるだけ無駄にせず、しっかりした純米酒として届けたい」という想いで造られています。

一般的に、精米歩合が高い日本酒はクリアで香り高く仕上がり、高級な大吟醸酒の中には20%近くまで米を磨く商品もあります。

『みわさくら』は精米歩合70%の一般的な純米酒ですが、最近では精米歩合80%〜100%のほとんど米を磨かない低精白米を使用した純米酒も注目を集めています。フードロス問題の観点からも、米を磨かないことで実現できる日本酒の「未来」に目を向けるきっかけになれれば幸いです。

一般的に、日本酒といえば無色透明な液体を想像されることが多いかと思います。しかし実際には、どんな日本酒でもうっすらと黄色がかっており、完全に無色透明であることはありません。透明な日本酒が存在する背景には、かつての鑑評会において、出品酒に色があると減点対象とされたことがあり、これに対応するために大量の炭素が使われて脱色された名残があるとされています。

『みわさくら』は、液体を透明にするための濾過は行っていないので、「お米のお酒本来の色」、美しい黄金色を視覚的にも楽しむことができます。だからこそ私たちは透明の瓶を採用しています。

『みわさくら』をぬる燗で味わうと、その美味さに魅了されます。

まろやかな口当たりと調和のとれた旨味がより一層引き立ち『みわさくら』の初濃いの味が開花します。発熱だとくらくらしてしまう40℃前後のぬる燗から、人の体温を感じる人肌燗とよばれる温度帯がおススメです。

コンビニで350mlの缶を買って、プシュっと開ければ簡単に酔える時代。キッチンに足を運び、雪平鍋に水を張り、ガスコンロに火をつけて燗をする。そんな手間を大切にして飲む「ぬる燗」の一口は、身体以上に心もあたたまる幸福感を届けてくれるはずです。

若い世代が夢中になる昭和レトロブーム。昭和を生きていないのにどこか懐かしいと感じ、感情を揺さぶられ「エモさ」を感じる。

昭和のお酒はどうだったのだろう？日本酒の消費量がピークだった高度経済成長期、がむしゃらに働いたお父さん達は、家族が集まるちゃぶ台の一角であぐらをかいてお猪口片手に晩酌をする。風呂無し四畳半のアパートでは、恋人達が熱燗徳利の首を摘んで、もう一杯いかがですか？なんて寄り添い、甘くとろけるような酔いの時間を楽しんでいた。かもしれない。

『みわさくら』の世界観はどこか懐かしく妖艶な昭和が舞台。昭和を経験してきた40代、50代にとってはリアルに懐かしく、20代、30代にとっては、どこか人の温かみを感じるレトロで新鮮なビジュアルを用意しています。

日本酒にはまだまだ大きな伸びしろがあり、時代に左右されない「美味い」という普遍的な価値があります。伝統的な日本酒の価値観を踏まえつつ、古き良きものと令和の新しい文化をつなげたら、きっともっと面白い日本酒文化が創造できるのではないかと考えています。『みわさくら』が世代を超えて、日本酒を楽しむきっかけとなる商品になれれば幸いです。

2023年12月、私たちは20代の女性を対象にした試飲会を実施しました。
試飲会の目的は『みわさくら』に最適な料理、新しいペアリングを見つけることでした。料理を担当したのは広島市内の飲食店で活躍する若手料理人と料理好き男子。定番料理からオリジナルレシピまで、様々な料理がテーブルに並べられました。

若い世代に好評だったのは肉料理で、牛すじ大根や肉じゃが、ベーコンに唐揚げといった、肉の種類を問わず全般的に高い評価となりました。スナック菓子のポテトチップスも好評で、日本酒の酸が料理の脂っこさをリセットして食欲を増進させる効果があるように思われます。

この試飲会の意外な収穫は、『みわさくら』とスイーツのペアリングが抜群であることで、純米酒入りの生チョコやチーズケーキは女性陣から大好評でした。若い世代が生み出した新感覚レシピは、ホームページで公開予定です。ぜひ、お楽しみに！！

純米酒、『みわさくら』がもたらす上質な酔い体験、甘くとろけるような酔いのひと時をSNSでシェアして楽しみましょう。

みわさくらの楽しみ方は本当にさまざまです。一人でのんびり、まったり過ごすも良し、仲間と賑やかに過ごすも良し。自分の楽しみ方やお気に入りの飲み方、新しい料理とのペアリングなど、どんどんシェアしていただけたら嬉しいですね。ぜひご参加いただき、素敵な「みわさくらの飲み仲間の輪を広げていきましょう！」

純米酒 みわさくら くらくらする 初濃いの味

品　目　日本酒
内容量　720ml
アルコール分／15度
原材料名／米(国産)　米麹(国産米)
原料米／八反錦 100%(広島県三次市産)
精米歩合／70%

「純米酒 みわさくら くらくらする 初濃いの味」と化粧箱、Makuake限定でしか手に入らないホログラムステッカーのセットをご用意しました。

2層式シール構造のラベルを持つ『みわさくら』に特別なリターンを用意しました。それが、Makuake限定ホログラムステッカーです。昭和の子ども達が夢中になった「キラキラシール」仕様！この機会を逃さず、エモいステッカーを手に入れましょう！

みわさくら1本につき、1枚のステッカーがセットとなります。
また、Makuake限定ホログラムステッカーのみのリターンも用意しています。

『みわさくら』は、スイーツとの抜群なマリアージュが特徴です。真夜中のスイーツパーティーがコンセプトの化粧箱には、ピンボケした瓶が写っており、開封する期待感を高めています。一本ごとに付属するこの特別な箱は、みわさくらの日本酒を楽しむユニークで自由な体験を象徴しています。

aya.mさんのイラストがデザインされたオリジナルグッズと『みわさくら』1本のセットです。Tシャツ、アクリルキーホルダー、ハンドタオルなどをご用意しています。グッズは、オンラインストアで販売予定ですが、先行して手に入れるチャンスとなります！是非お見逃しなく。

「#酔ゑ～」の文字がプリントされたお猪口や、お猪口&徳利セットになります。熱燗のお供として、しみじみ飲むお供として『みわさくら』と一緒にお楽しみください。

広島市近郊の閑静な住宅街。 染井吉野の大樹を目印に坂道を上ると現れる、大正浪漫のモダニズム漂う館。 屋号は「桜下亭」。フレンチの名店"桜下亭"のスペシャリテを『みわさくら』とどうぞ。

フランスブルターニュ発祥のガトーショコラに和のテーストをマリアージュ。“美和桜酒造の”酒粕と“餡子”をマリアージュ。広島産の今までに無い風味を持った新感覚のガトーショコラです。

しあわせのひととき吉宝堂のプリンセットになります。美和桜酒造の純米吟醸酒のフルーティーな香りと美味しさが、お口の中いっぱいに広がります。しっかりとお酒の味わいも楽しめる「大人のプリン」です。
・アルコール度数3.1%
・特定原材料8品目のうち 卵 乳を含む

『みわさくら』とは別送のクール便配送となります。
※東京都：青ヶ島、利島、御蔵島、小笠原諸島、式根島
沖縄県：北大東島、南大東島
こちらへは冷凍クール便のサービスエリア外になるためお届けできません。

みわさくら｜くらくらする初濃いの味

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◎美和桜酒造について
大正11年（1923年）、広島県三次市で創業。酒蔵のある三和町は、澄んだ空気と清らかな水に恵まれた酒造好適米「八反錦」｢八反｣｢千本錦」のふるさとです。

蔵元自らも、米作りから手掛けることにより｢より良い品質の酒米、より上質の酒造り」にいつも情熱を傾けています。

また自社精米により、お米を磨き、しっかりとした麹を造り、味と香りのバランスを意識して、酒米の旨味を引き出す酒造りを目指しています。

◎AND DESIGN INC.について
マーケティング戦略をデザインとテクノロジーで具現化するクリエイティブ集団です。本プロジェクトでは『みわさくら くらくらする初濃いの味』のブランディングを担当しています。

日本酒には「美味い」という普遍的な価値があります。私たちは、伝統的な日本酒の価値観に敬意を払いつつ、現代のカルチャーやデザインで「日本酒」を翻訳し、次世代が創り出す「もっと自由で楽しい日本酒文化」の架け橋となることを目指しています。

◎イラストレーターaya.mさんについて

広島県在住のイラストレーター。Instagramフォロワー29万人。世の中のモノコトの魅力をイラストで伝えたい、を軸にいろいろな形で役立てられる絵の世界を楽しまれている。シンプルでキュートなタッチにときめくファンが多く、WEBメディアや広告、企業タイアップを多数手掛ける。

2024年4月3日(水)には単行本『街角おしゃれさんスケッチ -今日から活かせるコーデの秘訣-』が株式会社KADOKAWAより発売予定。

■aya.mさんの公式Instagram
https://www.instagram.com/aya.m__22/