■プロジェクトのコンセプト

世界初のとうもろこしで造った味噌です！

〇たまには風味の違う変わり味噌はいかがでしょうか？

〇昔ながらの製法で造った発酵を止めていない味噌でつくった味噌汁を手軽に飲める方法があるとすれば、日々の生活の中でもっと取り入れやすくなるのではないでしょうか？

大豆は一粒当たりの胚芽の割合が２％に比べ、とうもろこしの胚は１２~１５％、ビタミンB1,B2,Eなどのビタミン群や各種ミネラルをバランス良く含んでいる栄養豊富な食べ物なのです。とうもろこしは三大穀物の中で世界で一番消費させている穀物で、世界には主食としている国も多数あります。そのとうもろこしで、大豆を入れずに、日本古来の自然発酵の味噌（発酵調味料）を造りたいのです！！！

とうもろこしみそは栄養成分が多く、うま味成分があるので、お湯に溶いて乾燥ワカメやゴマをパラパラと入れて、ランチの時に冷たいお弁当と一緒に食べると、腸も温めてくれるので消化も良くなります。お出汁を使って味噌汁をつくると、より一層美味しくお召し上がり頂けます。

■クラウドファンディングに至った経緯

数年前、無農薬農家の畑で一年に一度収穫できるとうもろこしを栽培し終え、味噌蔵で仕込んで販売しようと思った時に、材料に大豆が入っていないと味噌と名乗れないという日本のルールが立ちはだかりました。味噌として販売するために大豆を入れました。なので、今販売している「とうもろこしみそ」は大豆の入ったとうもろこしみそになります。

今回は長年（３０年弱）の研究の末にとうもろこしみそを完成させた、ある先人の思いを大切に、彼女のレシピ通りに、とうもろこしと米麹でつくった大豆の入っていないとうもろこしの発酵調味料（味は味噌、名前は発酵調味料）をつくりたいのです。

しかし、釜・粉砕機・攪拌機・巨大パット・樽など代々続く蔵には大豆の成分が浸み込んだ機材ばかりです。

大豆アレルギーのお子さんにも（勿論大人の方も）味噌汁を飲んでもらいたい。

そこで大豆アレルギーの方にも食べてもらえるように、仕込む場所は蔵という選択肢しかないのですが、アレルギー反応が出ない可能性を高めるために（感受性や症状の出方には個人差があると思いますが）せめて大豆に一度も触れていない新品の機材を使って造りたいのです。その資金の一部をクラウドファンディングで集めたいと思っております。

＊「とうもろこしだけで出来た味噌（発酵調味料）を食べてみたい」

＊「大豆アレルギーの方にも味噌汁を飲んでもらいたい」

と思って頂けた皆様、是非ともご協力をお願い致します。

■とうもろこしみその魅力
残留農薬検査・放射能検査・遺伝子組換え検査をした九州産のとうもろこしを使った無添加発酵調味料です。味噌汁だけでなく、調味料として様々な料理に使えます。安心・安全な食材で豊かな食卓を大切な人たちと笑顔で囲みませんか？

スムージーにビフィズス菌などのパウダーを入れて飲んでいる方も多いと思います。私は、生きた菌が入った生味噌の「とうもろこしみそ」を入れています。特に夏場は汗をかき、ミネラル不足で体がだるい、疲れやすいといった時も、砂糖が沢山入ったイオンドリンクを飲むより、自然発酵の生味噌でミネラルを補給しています。

安心、安全な食は心も軽くしてくれ、ウキウキする毎日が過ごせます。

材料は九州産

九州産の材料に拘って塩以外は九州産、塩は厳選したメキシコの天日塩を使用。化学塩とは違い、バランス良くミネラルがあり、味わい深いが味噌を楽しめます。とうもろこしと米麹以外に薬草として利用するウコンやナンバンゲ（とうもろこしのヒゲ）も配合されているので肝や腎を補って薬膳味噌とも言えます。

■お金の使い道
釜・粉砕機・攪拌機・巨大パット・樽など大豆に一度も触れていない新品の機材の購入と材料の購入の一部に充てさせて頂きます。
 

■実行者/チーム紹介
大学時代から医療機関等で働きながら薬剤師になり、調剤薬局や入院施設のある病院で勤務。その後、医療機関で化粧品や健康食品の製造責任者として働いている中で、３．１１が起こりました。繰り返し流れる映像の中に自分の大切な人達が重なりました。皆の顔が浮かんでは消える。意識が変わったのは自然な事でした。

３．１１後、務めている医療機関に、関東から両手に子供をかかえたお母さんがウィークリーマンションに住みながら数か月治療に通われました。彼女達に、今まで培った東洋医学のノウハウでお役に立てるのではと、その医療機関でとうもろこしで造った生味噌をつくり患者さんに配布していました。皆さんにお配りできるのは、そんな思いで造られた「とうもろこしで造った味噌」なのです。

３世代前からの知人がとうもろこしで味噌を造っていて、難しい製法だったため特許を取得しました。

薬を飲むようになる前に健康を維持できる「食」。化粧品に頼る前に内側から輝く肌のハリや艶。一人でも多くの方に食べて頂きたい。そんな思いで、今年もとうもろこしの種を植えました。

■プロジェクトへの想い

日本古来の伝統食品の代表格の一つである味噌。

日本人は昔から味噌や醤油、漬物などの発酵食品を毎日食べてきました。

古来より日本人は忍耐力、持久力、緻密さや武士道精神など、メンタルの強い人が多いです。メンタルの強さは発酵食品で腸内の環境を整えていた事と関係があると論文にも書かれています。（2014年PMC参照）

大豆や米、麦などの自然発酵の味噌は大変素晴らしい食べ物です。 是非とも毎日食べて欲しい。しかし、毎日の食卓に味噌汁が出されるご家庭がどのくらいあるでしょう？いつ最後に味噌汁を飲みましたか？

東洋医学の言葉に「未病を治す」という考え方があり、病気ではないが健康でもない、病気になる前の状態を言います。
これを鍼灸治療や食事療法などで改善し、病気にならないようにするのですが、病気になりにくい体つくりのための食事が大切になってきます。

より良い体つくりのための食材の一つとして、日本古来からの伝統食品の一つ、発酵食品を日々の生活に取り入れて欲しいと思っています。

昔からある味噌も大変良いのですが、新たな味わいのとうもろこしで造った発酵調味料。

味噌汁として飲んでいただくのは勿論のこと、味噌独特の臭みがなく、どんな料理に入れても、味わいが日本料理に偏るといった印象もなく、フランス料理やイタリア料理、韓国料理など、どんな料理にも使えます。

生きた日本の伝統食品を世界中の多く方に食べて頂きたいと願っています。

その一歩として、まずは大豆アレルギーの方にも一緒に食べて頂ける、大豆の入っていない、とうもろこしの味噌（発酵調味料）を造りたいのです。