非ふわふわ派がもどれなくなるタオル「MISHIRINO TOWEL」

MISHIRINO TOWEL（ミシリノタオル）は、大阪・泉州のタオルメーカーがつくったタオルです。「ふわふわこそが気持ちいい」「おろしたては水を吸わないもの」そんなタオルのあたりまえを一旦ぜんぶ忘れて、新たに開発しました。吸水性に優れた“使いならしたタオル”をお手本に、“非ふわふわ派”にとって最高の一枚を目指しました。はじめのワンタッチで「(水を)吸いそう!」と直感してもらえるはずです。

▼ ミシリノタオルの6つの特徴 〜他のタオルとどこがちがう？〜

❶ 目指したのは"使いならしたタオル"

使いならしたタオルを手放すのが惜しいと感じたことはありませんか？ミシリノタオルは、あの優れた吸水性や使い心地を、“おろしたて”から実現することを目指しました。もともと、その理想に近かった「泉州タオル」をベースとし、新たに開発した、日常使いにうってつけの一枚です。

❷ これ以上ないほどの瞬発力

糸の種類、密度、長さ、サイズなど、すべてを見直し、水気をパっと吸いとる歯切れのいい瞬間吸水力を実現しました。また、タオルを織り上げた後に、糸についた糊や油分を洗い落とす(後晒し)ので、洗濯を繰り返さずとも綿本来の優れた吸水性を"おろしたて"から発揮します。

タオル片を水に浮かべたとき、1秒以内に沈み始めます（日本タオル検査協会による認定評価）

いくつもの試作を重ねながら頭をひねり、ようやく胸を張っておすすめできる、理想の機能性・使い勝手に辿り着きました。

❸ ヘビロテを想定した軽さと厚みと耐久性

手や顔を拭く程度ではビショビショになることのない、ほどよい「厚み(=保水性)」と、晴れの日なら干してから数時間でカラッと仕上がる「軽さ(=乾きやすさ)」を兼ね備えています。扱いやすく丈夫なので、気兼ねなくヘビロテいただけます。

部屋干しなどで匂いがなるべく発生しないように、ヒバ油由来の抗菌防臭加工を施しています。ヒバ油に含まれる強い抗菌・防臭効果を持つ成分「ヒノキチオール」を抽出し、マイクロカプセル化したコート剤を特殊加工によりタオルに吸着させています。

❹ 吸水性を予感させるほどよいカタさ

きっとどこかで体験したことのある、ほどよくカタめな質感に、はじめのワンタッチで「(水を)吸いそう！」と直感してもらえるはずです。“カタめ”と言っても、ガサガサ・ゴワゴワ・ザラザラというわけではありません。肌触りは優しい一方で、確かに“非ふわふわ”と感じる、そんな仕上がりです。

直接触っていただくのが一番ですが、写真からでもミシリノタオル特有の質感を感じとってもらえるかもしれません。これまでの泉州タオル(後晒しタオル)やその他のタオルは、柔らかい質感やふわふわな触り心地を目指している、ないしはその気配が質感にも宿っています。それに対して、ミシリノタオルは、まるでこれから水を吸うのを待ち侘びているかのようなカサッとした、まさに"使いならしたタオル"のような質感をしています。

❺ 食べられないけど食べても大丈夫

敏感肌の方でも安心して使える100%コットン製（独自開発のオーガニックコットン「MCU-5」をパイル糸に使用）のタオルです。生産工程においても従来使用する化学薬品を自然由来のものに置き換えているため、人に対してはもちろんのこと、環境に対しても無害です。直接肌に触れたり、赤ちゃんが口元に持ってきたりする「タオル」だからこそ、食べられないけど食べられるくらい安全に仕上げました。

例えば、糸に用いる化学のりの代わりにじゃがいも由来のでんぷんのりを、のり抜きに用いる酸化のり抜き剤の代わりにたんぱく質由来ののり抜き剤を、漂白に用いる塩素系漂白剤の代わりに過酸化水素漂白剤を、仕上げに用いる石油系柔軟剤の代わりに大豆イソフラボンを、使用しています。

化学薬品によるデメリットは環境や人体だけでなく、じつはタオルそのものにも現れます。化学薬品の方が生産効率は良いですが、その分「糸」に負担がかかるのです。それらをすべて自然由来のものに置き換え、素材に負荷をかけずにつくっているので、糸のダメージが少なく、タオルそのものや風合いが長持ちします。

❻ いつかどこかで？ "なごり"のある新しさ

開発の土台となったのは、日本のタオル産業発祥の地、大阪・泉州で100年以上続く「泉州タオル」。“銭湯のタオル”と聞けば頭に浮かぶあのタオルです。日本人なら一度はどこかで使ったことがあるのではないでしょうか。ミシリノタオルは、新しい機能を備えたタオルですがふいに懐かしさや温かさを感じる"なごり"があるのも特徴です。

開発に際して、指針とした「使いならしたタオル」や、ベースとした「泉州タオル」は、いずれも多くの人が体験したことのある物事です。つまり「顔見知り」のような存在。まったく新しい製品だとしても、親近感のある、リアルな暮らしに沿ったタオルでありたいという願いを込めて「MISHIRINO TOWEL」と名づけました。

こんな人に試してもらいたい

サンプルをご使用いただいた方の声

MISHIRINO TOWELでは開発段階で70名の方にモニター調査にご協力いただきました。
※いただいたレビューの一部を掲載しています。
※個人が特定される可能性がある箇所は編集しています。

今後の展開

フェイスタオルのモニター調査を経て、その改善の参考とさせていただくことはもとより、求められている”リアル”が明らかとなり、私たち自身、MISHIRINO TOWELのコンセプトに拡張の可能性を感じています。
▼ こんな声もいただきました

今回のプロジェクトのリターンには「バスタオル(試作段階)の先行モニターセット」を含んでいますが、フェイスタオルに留まらず、他にもたとえば、ハンカチ、バスマットなど、サイズや用途の異なるアイテムの開発を続けていければと考えています。“非ふわふわ派のために”という信念は曲げることなく、みなさんからのご意見を参考に、MISHIRINO TOWEL は今後も進化を続けていきます。まずは一度フェイスタオルをぜひお試ししていただき、この使い勝手を体感していただければと思います！

開発背景

「わたしたちにとっての"気持ちよさ"とは何か？」

ふわふわで柔らかい風合い、しなやかで上品な質感。いつからかタオルには、ラグジュアリな体験を求められるようになりました。"タオル"とは何でしょうか。耐久性や安全性は、もはやあたりまえなこととして、いちばん大切なのは、上品な質感に満足できることよりも愚直に水を吸うことだと思うのです。そう考える私たちのような"非ふわふわ派"にとって、タオルを使った時の"気持ちよさ"も、やはり、「顔をうずめた時に柔らかい」よりも「パっと一瞬で水気を吸いとる」だと思うわけです。

これまでの多くのタオルが"ふわふわ"の追求、ないしはそれ以外の付加価値との両立をミシリノタオルでは、"わたしたちにとっての気持ちよさ"だけを圧倒的に実現するために、タオルそのものを根本的に見直しました。そして、結果的に、"ふわふわ"を捨てた、"非ふわふわ派"に振り切ったタオルになりました。

ミシリノタオルができるまで

ミシリノタオルは、大阪・泉州にあるツバメタオル株式会社の工場にて、「後晒し(あとざらし)」という製造工程を経てつくられています。

後晒し(あとざらし) タオルは不純物の付着が少ないからおろしたてから清潔

一般的に新品よりも使いならしたタオルの方が水を吸うのは、製造工程中に使用する糊や薬品、油分などの付着が数回の洗濯を通して取り除かれるためです。その点、「後晒し」では織り上げた後に膨大の水を用いて洗い、仕上げるためおろしたて時点での”付着”が他のタオルに比べて少なく、はじめから吸水力が高く、かつ清潔です。

地球にもやさしいものづくり

ツバメタオルの工場・ものづくりは、和泉山脈からの清水に恵まれた環境なくして成り立ちません。タオルの生産に用いる膨大な水は地下水を汲み上げることで補い、排水についても、濾過や生分解を重ね、生物や環境に無害なことはもちろん、とてもキレイな状態で自然へともどすエコシステムを確立しています。

仕様

概要

カテゴリー : 後晒し・フェイスタオル
素材 : 綿100％
用途: ドライユース（乾いた状態で、水分を拭き取るために使用）
サイズ: w340mm×h900mm
目方: 346匁（約108g/1枚あたり）
パイル糸番手: 20番手/単糸

パッケージ

使い勝手に自信があることに加え、「日常づかいのタオルに必要なのは特別感じゃない」という信念に沿って、過剰に装うことをしませんでした。"ミシリノブルー"のタグだけのシンプルな体裁でお届けします。(配送用ダンボールや同梱物などは現在整備中)

カラーラインナップ

老若男女問わず、すべての非ふわふわ派の方が違和感なく手にとれるように、暮らしに馴染みやすい"ふつうの色"を揃えました。

ご使用方法・お手入れ方法

おろしたて・使いはじめから優れた吸水性を発揮します。製造の工程で様々な汚れが洗い落とされており、清潔に仕上がっているため、安心してお使いいただけます。

スケジュール

掲載期間終了後、2022年1月下旬から順次発送を開始し、2月下旬までにお届けが完了できるよう進めて参ります。

リターンについて

※価格は全て、送料・税込み表記としております。

※いずれも数量限定となります。

MISHIRINO TOWEL 開発チームの紹介

MISHIRINO TOWELは、ツバメタオル株式会社と、ブランディング・デザイン・スタジオ broom（ブルーム）を中心に、企画・開発を行っています。

ツバメタオル株式会社（大阪府泉佐野市）

日本のタオル発祥地「大阪・泉州」で1913年に創業。素材と製法にこだわり、人と環境に優しい製品づくりを目指しているタオルメーカーです。

broom inc.

東京を拠点に活動するブランディングとデザインの会社です。 "いい物事"を生み出すことはもちろん、事業活動や組織、人など、物事の主体を象徴する"アイコン"をつくる、という考えを軸にさまざまなプロジェクトに取り組んでいます。

https://www.broom-studio.com/