プロジェクト実行者
ストーリー
このプロジェクトは、スマホで受講できる職業訓練スクールの開講を目指しています。産休・育休後の職場復帰や、これから新しい仕事にチャレンジするママさんを対象にしています。次の3つのステップで就労までを支援する『職業訓練』+『マザーズハローワーク』の役割をスマートフォンで実現します。MIRUSIRU CAMPUSは、授乳しながらでも、子どもを遊ばせながらでも、より現実的に働く準備と就労活動をすることができるワンストップスクール。学校ですと教務課と学生課を1つにした仕組みです。「いつでも、どこでも」毎日たった5分の職業訓練で、子育て女性が動きだし、働くことと向かい合い、仕事に就くまでのストーリーを楽しくプロデュースします。
このロゴに込めた2つのハートは私と息子の想いです。出産後、職場への復職に失敗した私に待っていたのは、「期待されない働き方」でした。
続きはこちらから http://mirusiru.womanlabo.jp/omoi/
子育て女性を大きく分けると①戻る職場がないので新しい仕事にチャレンジする②戻る職場がある③はじめて働くという3つのタイプに分かれます。私自身は①でした。もちろん25年以上前のことですから、当時としてはごくごく普通のことでした。毎朝、自分の心を奮い立たせることに懸命だったことを思い出します。ところが、その当時以上に、子育て女性が働きだす環境が国の施策と現実とのギャップにより、複雑になりはじめています。
【事務職が激減!子育て女性の仕事】
国や行政は保育園待機児ゼロ対策に力を注いでいます。少しずつ、ゆっくりではありますが、保育園難民は解消される方向に向かっています。日本の労働人口は減る一方ですから、子育て女性の労働力化への期待は大きいところです。とは言っても、子育て女性側が期待する「事務職系」の仕事は短期雇用はあるものの減る一方です。事務職系の仕事は、どんどんシステム化され、低コスト化されていきます。子育て女性に期待されている仕事の多くは営業職を含めた対人サービスの仕事です。そのうえ、ロボットの実用化に伴い、フロントや受付、案内業務などのインフォメーション系対人サービスの仕事も減る方向にあります。さらに、30代半ばでの晩婚、晩産化が進んでおり、体力的な問題や年齢制限から対人サービスの仕事を選ぶにしても、幅広い仕事を視野に入れる必要性が出てきました。
【言葉にできないストレスを解消する】
保育園の整備が進めば、子育て女性の労働定着化は促進されることでしょう。ですが、事務職系を希望する女性は、短時間労働を転々とする場合も多く、「成果を期待されない働き方」=「言葉にしないストレス」に心を痛め続ける女性も少なくはありません。そこに派遣法改正が追い打ちをかけます。さらなる不安やストレスを募らせることもあるでしょう。大手企業、総合職として就職しなかったというだけで、「職場復帰」という権利を得ることができない現実もあります。25年前の私の姿と大差はないのです。一方、厚生労働省は、子育て女性は対人サービスでの就労が多いが、教育機会が少なく、キャリア形成ができないことを指摘しています。さらに企業側に対人サービスの短時間労働者を対象としたキャリア形成の制度を講じることを指導するらしいのです。ですが、これは企業側の首を絞めるばかりで、企業と子育て女性の良好な未来を築くものとは必ずしもいえません。キャリアを形成するためには、ビジネススキル、仕事力などの教育が必要ですが、短時間労働者にそれだけの教育コストを準備することは現実的には難しいことです。教育方法に新しい手法、低コスト教育が必要です。
【職業訓練ではPC操作は必須とされているが現実は?】
確かにPC操作、入力業務ができることは大切なことです。ですが、対人サービスの仕事では、現場管理にかかわるような仕事をしていなければ、その能力を問われることは少ないようです。むしろ、ファミリーレストランのオーダーシステムのようにその会社独自の仕組みに馴染むことが必要である場合も多いのです。その代りに求められるのは、接客技術や心配り、などのヒューマンサービスです。実際には個人の資質に頼ることが多いのが現状で、スキルアップを目指すような現場教育の仕組みのある企業は少ないのです。PC操作も大切ですが、自宅でPCよりもモバイルを活用する傾向が急激に高まっている現実もあり、現状に見合った職業訓練や雇用促進事業のあり方が求められています。
【マミー・トラックから抜け出すアシストパスを出す】
共働きが当然の時代です。大企業は育児支援の福利厚生を整備しました。さらには女性管理職登用の目標数字まで掲げています。ところが、この施策は一部の特別な女性たちへの配慮にしかなっていません。それどころから、管理職登用したいと考えている女性からも「管理職にはなりたくない」と辞退する声が多く、会社側は困窮しています。そして、最大の問題は、いくら育児支援を整備しても、きっと辞めるにちがいないと想定していた一般職やエリア職の子育て女性が「辞めない」という現実でした。マミー・トラックというのは、戦力として想定していなかった、行き場のない子育て女性を集める部署という意味です。マミー・トラックでは、「仕事は自分で探してください」という指示が多いそうです。よく、テレビの番組や週刊誌で活躍する女性が取り上げられますが、それは特別な人たちなのです。私たちはマミー・トラックから抜け出す方法の一つとして、産休・育休前の仕事にこだわらずに、自分が活躍できる仕事にチャレンジできる準備を進めることが必要だと考えました。そこで、ビジネスサポート検定を立ち上げることにしました。この検定は、コピーとりのような「雑務」といわれる仕事を<段取り、効率、コスト、気配り、正確>の5つでプロフェッショナルにこなす、マルチビジネスプレーヤーであることを認定する検定です。仲間からの「ありがとう。助かったよ。さすがですね」という言葉が、子育て女性たちの仕事の価値を創るはずです。10年以上もCSスペシャリスト検定を運営してきた実績を活かして、子育て女性と企業の関係を強くする支援をしたいと考えています。
【労働定着から実務で活躍する働き方に】
このプロジェクトは、皆様にご支援いただくことに2つの意義があると考えています。1つ目は、子育て女性の「労働定着」という働き方のゴールを「実務で活躍する」というキャリア形成に置き換えることです。それを支援できるのは国ではなく働く子育て女性と接点をもつ、私たちや企業、社会全体ではないでしょうか。国は、女性全体の10%にも満たない女性の管理職推進には目標を企業に掲げさせていますが、労働力の増強には関係しません。日本の人材力・労働力のガラパゴス化は必然です。
【スマホでの受講が働く意欲を育てる】
2つ目は、スマホを使った教育を子育て女性にも早く提供するということです。既に小学校では一人1台のPC教育が実施されつつあり、塾の質問も大学受験の学習もスマホの時代が訪れました。ですが、子育て女性には、託児所に子供を預けて職業訓練に行く方法しか提供されていません。託児所がある職業訓練校は一部にすぎません。国の施策を待っていたのでは、企業の人材・労働力不足は解消できないのです。私たちは、この状況からいち早くスマホによる職業訓練スクールが開講できることを支援すべきだと考えています。
【多くの仕事に子育て女性の未来がある】
そして企業を含む社会全体が子育て女性の「実のある活躍推進」を支援しているということを多くの子育て女性にメッセージとして伝えたいのです。そのためには自分たちの資金だけでは時間がかかりすぎてしまい、「気持ちは伝わっても、何もしてくれない」ということになってしまいます。ファンドで得た資金は、講座開設のために活用させていただきます。多くの仕事に子育て女性の未来があることを伝えたいのです。これがこのファンドに挑むことになった経緯です。
【スマホで職業訓練 MIRUSIRU CAMPUS】
スマホで学習することは当たり前のことになりつつあります。38万人の受講者会員を抱える「受験サプリ」はその代表ともいえます。ですが、「ママ」となると、コンテンツの魅力が受講意欲を大きく左右します。仕事を「見る・知る」して、幅広い選択肢の中から、働く選択をして欲しいと願い、スマホラーニング型職業訓練スクール「MIRUSIRU CAMPUS」という名称にしました。
【1回5分受講×楽しい】
通勤電車の中や街のいたるところで、スマホ+ヘッドセットをみかけます。スマホは「個」の時間を楽しめるので、音声の魅力は計り知れません。そこで、私たちは、ラジオを聞いているような音声で学習してもらうことにしました。これなら、お子さんもビックリしないでしょう。このプロジェクトには社員教育経験者や役者さんたちも多く参加しますから、話すことは得意。ワクワク楽しいラジオ音声をお届けします。
もちろん、動画で実際のイメージが理解できる部分もあり、五感を刺激しながら学習を進めます。また、テキストはできるだけ、記事コラム調にして、「読み慣れている」感触を第一に考えています。そして、なんと言っても学習時間は1回5分であることが魅力。
1講座は5分×6回の約30分で修了です。
【MIRUSIRU CAMPUSをのぞいてみましょう】
講座は、①ビジネススキル②仕事の専門技術入門編③対人サービス④英語の4つのコースがあります。
実際に、講座をのぞいてみましょう。ビジネススキル講座の「短時間労働での心得」です。
その他にも30講座以上のビジネス講座のラインナップがあります。対人サービスを考えている方には、CSコミュニケーション検定の受検にも進むことができます。人気が高まりそうな英会話は、接客会話やボランティア会話のような楽しい講座からメール英語文書の講座まで揃っており、メール英語文書は検定試験も受けることができます。
【仕事をするための心とスキルの基本講座】
【身につく英語基礎講座をのぞいてみましょう】
【仕事の専門技術入門編講座】
【職業訓練を受けながら就労を考える】
仕事の専門技術入門編の講座を数多く導入しながら、採用希望のある企業様のお仕事を具体的な「技術」として紹介し、必要な学習の入門編部分を講座化してご提供することもチャレンジします。コンテンツ費用の作成は企業様の負担になりますが、文字だけで判断する仕事選びよりも、働く意欲も高まり、企業側との事前のコミュニケーションも円滑になります。
【kokoroコーチング 無料】
このプロジェクトでは、スマホだけに頼るのではなく、人の力として「心を配りながらアドバイスをするkokoroコーチング」を実施します。自動発信ではありません。学習進捗を見ながら、専門のコーチャーがコメントコーチングを進めます。その講座を受講している仲間へのコメントが送られます。仲間がいることや背中を押してくれるコーチがいることで継続意欲が続きます。私たちプロジェクトメンバーには、長く女性が多く働くコールセンターを運用してきたプロがおります。そのノウハウを生かして、心のあるコーチングセンターを運用します。
【利用者のご負担】
1か月あたり756円(税込)です。ですが、2つのコースの講座以外に、「親子で楽しむMIRUSIRU キッズ英語・キッズ科学講座」や「MIRUSIRU365日段取りクッキング」などの講座も無料でご受講いただけます。この講座には、多くのこのプロジェクトを支援してくださる企業様の力があります。企業と社会全体で子育て女性の職業訓練を支援していきます。
【リスクとチャレンジ】
今だけではなく、これからの女性の仕事を考えながら、仕事の専門技術入門編を試行錯誤しています。たとえば、銀行の案内業務やビジネスホテルのフロントは既に機械化が進み、数年後にはロボット化されるでしょう。受講者を増やすためには、ネイルデザイナーのような仕事を紹介することも必要だと考えていますが、キャリア形成、未来を築くという視点で考えると、「起業」がゴールになる仕事ばかりでは偏りが出てしまうとも悩みます。できるだけ、これから女性が進出しても当然だと、言われるような仕事を発見することもこのプロジェクトの使命だと感じるところです。多くの企業様と共に子育て女性が活躍できる「仕事」を、成果の見える仕事に創りあげていくことも必要だと考えております。今までは、男性の仕事と考えられている仕事を、女性の視点、ママの視点を活かした仕事にリニューアルすることによって、企業の新しい経済成長要因にできることが必要な時代です。まずは、子育てママには「見る知る学習」することに意欲をもっていただけるかが、肝になります。皆さんの「いいね。がんばろうよ。私も応援します」というお声が励みになります。よろしくお願いします!
①石川かおる K&Iパートナーズ商品開発責任者。成城大学法学部卒業。営業職を経て、東京海上日動リスクコンサルティング専任講師。起業後サービスフロント人材の能力評価基準となるCSスペシャリスト検定を2005年にKDDI社等の支援で設立。
②阪井和男 明治大学法学部教授。明治大学サービス創新研究所 所長。明治大学つむぎプロジェクト(震災復興支援)担当教授。本プロジェクトの総合アドバイザー。
③土谷 望 アルスネット代表。英語関連の教育講座コンテンツを手がける責任者。デンバー大学教育学部修士課程卒業。メール英語文書作成指導では、6000名以上の受講者を担当。ビジネスに強い英語講師として高い評価。
④石川裕樹 ㈱K&Iパートナーズ 未来創造型人材育成チームリーダ-。法政大学法学部卒業後、百貨店婦人催事部に勤務。本プロジェクトの根幹にかかわる情報リサーチを担当している。自身も一人っ子&鍵っ子やグループ保育型チャイルドマインダーを経験している。
ご支援頂いた資金は、講座のコンテンツ作成のために活用させていただきます。
記事コラムのようなテキスト作成、ラジオのような音声、理解を深める動画を作成するための費用です。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年10月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
3か月間無料PASS ママ向けもしくはビジネスマン向け
1,500円(税込)
3か月間無料PASS
●MIRUSIRUCAMPUS「ママ向け」
もしくは
●MIRUSIRU Biz CAMPUS「ビジネスマン向け」を3ヶ月間無料で使用できます。どちらかひとつを選択していただきます。
※プロジェクト終了後、実行者より確認の連絡を致します。
【限定120個】タオルと3か月間無料PASS ママ向けとビジネスマン向け
3,000円(税込)
1.MIRUSIRUCAMPUSのロゴ入りフェイスタオル
ロゴ入りフェイスタオル
フェイスタオルの大きさ「約85×33cm」を予定しております。
2.3ヶ月無料PASS
●MIRUSIRUCAMPUS「ママ向け」と
●MIRUSIRU Biz CAMPUS「ビジネスマン向け」を3ヶ月間無料で使用できます。
3か月間無料PASS ママ向けとビジネスマン向け
3,000円(税込)
●MIRUSIRUCAMPUS「ママ向け」と
●MIRUSIRUBizCAMPUS「ビジネスマン向け」を3ヶ月間無料で使用できます。
3か月間無料PASS 「ママ向けもしくはビジネスマン向け」と60分個別レッスン
5,000円(税込)
1.MIRUSIRUCAMPUS「ママ向け」もしくはMIRUSIRU Biz CAMPUS「ビジネスマン向け」が3ヶ月間無料で使用できます。どちらかひとつを選択していただきます。
※プロジェクト終了後、実行者より確認のご連絡を致します。
2.受講したい講座を講師が個別トレーニングを実施します。
※トレーニング開始前に簡単な資料をお渡しします。
※個別レッスンはスカイプを用いたオンライントレーニングとなります。
※受講したい講座が確定しましたら、実行者までご連絡下さい。
60分個別レッスン×2回分
10,000円(税込)
●60分個別レッスン×2回分
MIRUSIRUCAMPUSの実施講座から受講したい講座をお選び頂き、その講座の理論と技術を講師が個別レッスンします。
※プロジェクト終了後、実行者から今後のご案内についてご連絡させて頂きます。
※個別レッスンはスカイプを用いたオンライントレーニングとなります。
60分レッスン×2回とMIRUSIRUCAMPUS スタートアップ・オフ会 招待
12,000円(税込)
1.60分レッスン×2回
MIRUSIRUCAMPUSの実施講座から受講したい講座をお選び頂き、その講座の理論と技術を講師が個別レッスンします。
※プロジェクト終了後、実行者から今後のご案内についてご連絡させて頂きます。
※個別レッスンはスカイプを用いたオンライントレーニングとなります。
2.MIRUSIRUCAMPUSスタートアップ・オフ会に無料でご招待します。ティータイムをご一緒しながら、子育て女性の活躍について意見を交わします。
日程 12月19日(土) 13時~15時
会場 都内を予定
※詳細は、プロジェクト終了後、実行者よりご連絡差し上げます。
60分レッスン1回×学習テキストブック
22,000円(税込)
1.60分レッスン1回
MIRUSIRUCAMPUSの実施講座から受講したい講座をお選び頂き、その講座の理論と技術を講師が個別レッスンします。
※プロジェクト終了後、実行者から今後のご案内についてご連絡させて頂きます。
※個別レッスンはスカイプを用いたオンライントレーニングとなります。
2.学習テキストブック
ミルシルキャンパスの実施講座の中から10講座をお選び頂き、お選び頂いた講座をブックにし、表紙に支援者様の名前を記載します。
出張セミナー ビジネス講座から1講座を選んで3時間のトレーニング グループ受講可
100,000円(税込)
●出張セミナー
ミルシルキャンパスのビジネス講座の中からお1つお選び頂き、3時間のトレーニングを行います。ご友人をお誘い頂いて、グループで受講できます。
※日本全国で対応します。
※交通費は別途ご負担頂きます
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「子育て女性がスマホで仕事を「見る・知る」できる職業訓練スクールの運営がしたい!!」プロジェクト詳細ページです。