沖縄県石垣島には年間を通してダイビングやシュノーケル、カヌーなどのアクティビティを楽しむ観光客の方が多く来島されています。

その石垣島で生まれたのが「towa-ni」シリーズ。

約400年前から伝わる伝統工芸品「八重山みんさー織」の特徴、五つと四つの絣に込められた「いつ（五つ）の世（四つ）までも、末永く」という想いは、まさに今SDGｓが叫ばれる中で、この八重山の伝統と自然を守るためにも改めて大切な想いではないかと。

みんさー織を様々なアクティビティの中で使ってほしい。

そんな想いから『いつの世までも＝towa-ni(永遠に)』をコンセプトに、現代のハイテク素材掛け合わせた海や山で使える丈夫で機能性に優れたアイテムを、デザイナーのYUTAKA氏と共同開発しました。

YUTAKA （共同開発デザイナー）

新潟県十日町市出身。文化服装学院卒業後、大手アパレルブランドを経て独立。
数々のコンテストで入選し、新進デザイナーとしてミラノコレクションに招待参加。
1994年に音楽をテーマにしたファッションブランド『YUTAKA』を立ち上げ、セレクトショップ、百貨店で展開。
2018年からファッションと食をテーマにした『iroha style』をスタート。

屋号 高橋デザイン事務所（http://takahashidesign.net/）
代表 高橋裕
設立 1994年
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-5-6-403
Email info@takahashidesign.net

サコッシュS（紺）

サコッシュS（ベージュ）※モデルの身長120cm

サコッシュM（ベージュ）※モデルの身長170cm

サファリハット（紺）

サファリハット（ベージュ）

テフロンリュック（ベージュ）※モデルの身長154cm

サコッシュ･リュックの撥水はテフロン加工を採用

テフロン加工を施した生地は、重量、外観、感触、色、または通気性を損なうことなく生地を新品のように長く保ち、汚れやこぼれから保護されているため、頻繁にお手入れする必要はありません。

このテクノロジーで加工された生地は、水や油をはじき、予期しない汚れ、水しぶきをブロックします。ほとんどの液体は玉状となり、表面から転がり落ち、手ではらうだけで乾燥した土埃等を取り除き、速乾性も備えています。

〈サコッシュの撥水イメージ〉

さらにテフロン生地の裏面にウレタンを２回コーティングし、表面のテフロン加工の撥水性を長く保つ処理を施しています。

少しの雨でも優れた撥水性を発揮！

〈テフロンリュックの撥水イメージ〉

外ポケット内部もテフロン加工で撥水！

外ポケット内部までテフロン加工による撥水加工がされていますので、万が一雨水等が入ってしまってもこの通り。

サッとこぼして内部に残った水気をふき取るだけ！
※ 撥水のイメージ画像です。完全防水仕様ではありません。

サファリハットには透湿性のある撥水加工を採用

〈サファリハットの撥水イメージ〉

防水性・撥水性・透湿性を兼ね備えたハイテク仕様！

サファリハットの生地には撥水機能のある透湿コーティング加工を施しています。
高い撥水･防水性能は急な雨でも外部からの水の侵入を防ぐと同時に、内部にこもる汗などによる蒸れは外部へ放出。
いわゆる高い『透湿性』がありますので、ムレやベタつきを極力軽減します。

裏地もメッシュ仕様となっており、汗等によるベタつきを軽減。
※ 完全防水仕様ではありません。

手織り生地部分の撥水にはパールトーン加工を採用

パールトーン（※注1）は水や油の汚れから守る撥水・防汚加工です。京都で90年近くもの歴史を持つ実績と信頼の技術を、大切な手織り生地にも施しました。

パールトーンの撥水加工は水や油の浸透を防ぐので汚れが付きにくく、たとえ汚れてもお手入れしやすくなります。（※注2）

〈手織り生地の撥水イメージ〉

パールトーンの特徴は、繊維１本１本にまで浸透する撥水効果。だから手織り生地の風合いや光沢も変わることなく、カビ等への心配も軽減。（※注3）

すべてのアイテムに縫製されている手織り生地。だからこそ天候や場所を気にせずに、どこへでもお出かけを楽しめます。

（※注1） パールトーン®は株式会社パールトーンの商標登録です。
（※注2） 水圧等がかかると撥水しない場合があります。
（※注3） 湿度、温度、養分、酸素等の条件が揃えばカビは発生します。高温多湿な場所での保管は避けてください。

サコッシュ･リュック内部には抗菌･消臭素材を採用

消臭能力も兼ね備え、ナイロン１本１本の中に特殊なセラミック系の抗菌剤を練りこんだハイテク素材を使用しています。

サコッシュ、リュック内部の生地に採用！

約２時間でアンモニア臭や魚臭を消臭！

サコッシュ、リュック内部生地のデオドラント加工は、不快臭のみに科学的に反応し、代表的な悪臭のアンモニア臭やトリメチルアミン(魚臭)は約２時間で、酢酸(体臭等)は約１日でほとんど消臭し、通常の生活環境下では、その消臭能力は長く持続します。

摩擦にも強い抗菌効果！

この生地はナイロン糸１本１本の中に特殊なセラミック系の抗菌剤を練りこんだ素材です。そのため摩擦にも強く、長い抗菌効果を発揮します。

※ 抗菌効果については生地としての特徴になります。本製品そのものでの試験は行っておりません。

デイリーユースに

これまでの説明のように、今回は伝統工芸品「八重山みんさー織」と「現代デザイン×ハイテク素材」を融合しました。

大自然の中でアクティビティを楽しむときも「いつの世までも末永く･･･」と、八重山のロマンを感じていただけると思います。

サイクリングや通勤にも

サファリハットの透湿性が内部のムレを抑え、優れた撥水性が急な雨にも対応。
※モデルの身長１８４cm

サコッシュ内部に採用している抗菌・消臭素材が汗の臭いも消臭！
※モデルの身長１６３cm

釣りにも最適！

サコッシュ内部の素材は魚臭などにも効果を発揮するので、釣りにも最適！

サコッシュMなら小型のルアーボックスも収納できます。外ポケットには釣り糸等の小物も。
※モデルの身長１８４cm

肩への負担軽減としなやかさを追求。

今回の各アイテムは「ハイテク素材を用いた製品」として2019年から開発が始まり、翌2020年にあざみ屋店頭にて販売を開始致しました。

Makuake出品に伴い「towa-ni」シリーズとしてサコッシュ各サイズのショルダーベルトを改良しました。

従来品（左） 改良後（右）

ベルト幅も約10％増やし、肩への負担も軽減。ベルトのしなやかさ、光沢などの質感も追求しました。

売り上げの一部を「日本ウミガメ協議会」黒島研究所へ寄付

日本ウミガメ協議会

日本ウミガメ協議会は1990年に日本各地でウミガメの調査に関わる人材によって設立されました。大阪事務局を拠点にし、沖縄県八重山郡竹富町黒島「黒島研究所」、高知県室戸市室戸岬町「むろと廃校水族館」にてウミガメの研究や保護活動、他の水中生物の飼育展示などを行っています。

各アイテム一点につき一枚「ウミガメ協議会ステッカー」が付属します。

お買い上げのお客様へもれなく、ウミガメの保護に役立つ日本ウミガメ協議会のオリジナルステッカーを差し上げています。

〈日本ウミガメ協議会のステッカー〉

このステッカーはウミガメを助けた証になるだけではなく、日本ウミガメ協議会の連絡先等も記載されていますので、ウミガメの万が一に遭遇した際には連絡をする事もできます。

八重山諸島にある黒島研究所

写真提供〈黒島研究所〉

本製品では八重山諸島を代表するアオウミガメの刺繡を施し、売り上げの一部を同じ八重山諸島に位置する黒島研究所の運営費に役立てていただきます。

アオウミガメの刺繍

〈全アイテムに施されているアオウミガメの刺繍〉

ステッカー同様、この刺繍もウミガメを助けた証になります。
※ 刺繍部分は撥水仕様ではありません。

八重山みんさー織の職人への支援

当社は２０２１年で創業５０周年を迎え、技術者育成として年に一度八重山みんさー織の講習生を募集し、自社で手織り職人として織子(おりこ)を育成してきました。

同時に、織り上げた反物を自社工場でバック、小物等へ縫製・検品しており、新商品ができるたびに自社で技術指導を行い、縫製職人としての縫子(ぬいこ)の技術も高めてきました。

その背景には地域に「製造業を起こしたい」「伝統を残したい」「女性に仕事の機会を創出したい」という創業者の願いと情熱がありました。

〈写真右：創業当時のあざみ屋みんさー工芸館館長 新 絹江〉

しかし近年の業種の多様化、グローバル化により、織子・縫子の希望者は年々減少傾向にあります。
加えて既存の職人さんの高齢化も進む中、技術を継承する担い手を育成していくことは、自社だけではなく様々なものづくり産業でも課題となっています。

「おきなわSDGsパートナー」として正式に認定

２０２１年１１月１０日、当社の活動における SDGs のゴール及びターゲット、「①持続可能な生産と消費について」「②持続可能な産業化・観光業・文化振興を推進」「③八重山の環境保全への取組み」「④人権・雇用について」が沖縄県に正式に認められました。

写真〈当社おきなわSDGｓ普及パートナー登録証〉

自然環境に恵まれた石垣島のファッションブランドとして積極的に、お客様とお取引会社様、従業員と共に『いつの世までも＝towa-ni(永遠に)』持続可能な世界を紡いでいけるようにSDGsへの取り組みを推進していきます。

今回のリターン内容の詳細となります。サイズや素材等のスペックは下記をご覧ください。

サコッシュＳサイズ・Ｍサイズ

サファリハット

テフロンリュック

今回ご紹介している全アイテム（サコッシュ各サイズ、サファリハット、テフロンリュック）は撥水加工を施してありますので、お手入れの際は硬く絞ったタオル等で表面を拭いて頂くだけでOK！

その他のお手入れ方法につきましては下記をご参照ください。

サコッシュ、テフロンリュックのお手入れについて

◆本体表面、内部、手織り生地部分のお手入れは基本的に硬く絞った布巾等での水拭きを推奨しております。洗剤を使用する際は中性洗剤を水で薄め、浸したタオルを硬く絞り優しく拭き取った後、水拭きしてください。

◆本体表面は水が透過しづらい素材を使用し、内部に水気が入ってしまうと抜けにくい仕様となっておりますので、手洗い(浸け洗い等)は推奨しておりません。

◆サコッシュショルダーベルト部のお手入れについては、水洗い又は中性洗剤を水で薄めて揉み洗いし、タオルなどで水気を取り、本体と一緒に陰干ししてください。

◆お手入れの際本体を手で強くもんだり、絞ったりするとシワや型くずれ、撥水加工の摩耗が早くなる等の原因となりますのでご注意ください。

◆本体表面は汚れが付きにくい仕様ですが、万が一手洗いでは困難な汚れ等がある場合は、最寄りのクリーニング店へご相談ください。

サファリハットのお手入れについて

◆本体表面、手織り生地部分のお手入れは基本的に硬く絞った布巾等での水拭きを推奨しております。洗剤を使用する際は中性洗剤を水で薄め、浸したタオルを硬く絞り優しく拭き取った後、水拭きしてください。

◆お洗濯の際は手洗いをしてください。水洗い又は中性洗剤を水で薄めて優しく押し洗いし、タオルなどで水気を取った後陰干ししてください。

◆お手入れの際本体を手で強くもんだり、絞ったりするとシワや型くずれ、撥水加工の摩耗が早くなる等の原因となりますのでご注意ください。

プロジェクト 開 始 ：２０２２年３月９日

プロジェクト 締 切 ：２０２２年４月２８日（５０日間）

リターンお届け予定：２０２２年８月末

特徴は、五つと四つの絣に「いつ（五つ）の世（四つ）までも、末永く」という想いが込められた織物です。木綿をはじめとした素材を用いて、沖縄県石垣市と竹富町で生産しています。

元来、約400年もの昔から五つと四つの絣に「いつの世までも末永く」の想いを託して、八重山みんさー織は現代まで受け継がれてきました。

通い婚時代に愛する男性に贈られていたみんさー帯は、現代では増答品や、八重山諸島の様々な行事などでも欠かせないものとなっております。

※ 当社では、1971年創業当時より用いているひらがなの「みんさー」表示を踏襲しております。

ご支援者の皆様、こんにちは！
株式会社あざみ屋「makuakeチーム」です。

2021年に初めてmakuakeで第一弾「ウムイ」シリーズの手織りプレイスマット(敷物)を企画し、おかげさまで当初の目標の300％を上回る支援金を集め成功に収めることができました。
今回の第二弾は「towa-ni」をコンセプトに、伝統工芸と現代デザイン・ハイテク素材を掛け合わせ、気軽にアウトドアでご利用いただけるような製品を企画しました。

第一弾から引き続き「みんさー織を発信する」ことを大事にしながら、当社が培ってきた伝統工芸の技法・技術とハイテク素材を掛け合わせることは挑戦でしたが、デザイナーのYUTAKA氏との共同開発により、たくさんの方々に手に取ってもらえるような製品に仕上がりました！

これからもみんさー織とその産業の現状、そして自然豊かな石垣島を少しでも皆様に知って頂くような企画をしていきます。

今後も私たちの活動にご期待ください！

株式会社 あざみ屋 設立 1971年（法人化 1975年）
事業内容：伝統工芸品八重山みんさー織の製造・加工・卸・販売
住所：沖縄県石垣市字登野城909 みんさー工芸館
TEL：0980-82-3473
ホームページ：http://www.minsah.co.jp/