国産食器・美濃焼の素晴らしさを知っていただきたい。

株式会社みのる陶器では『毎日の服を選ぶように、器も楽しんで欲しい』というコンセプトのもと、幅広いラインナップと使い勝手、リーズナブルな価格帯にこだわった商品をプロデュースしています。

新商品のオリジナルアイテム「ハミングバード」を通じて、美濃焼の特徴や国産食器の素晴らしさ、業界の可能性を知っていただきたいという思いから、今回マクアケにて初のプロジェクトをスタートいたしました。

ボタニカルな雰囲気をまとった「ハミングバード」

ちりばめられた植物とハチドリがかわいらしいレリーフ、それらを包み込む柔らかな雰囲気の窯変（ようへん）の釉薬により、ボタニカルな雰囲気をまとった「ハミングバード」。ボウルS、ボウルLともに３色展開で、グレージュ系のサンドベージュ・ブルーグレー・チャコールブラウンがございます。シャビーシックな色合いが、ナチュラルな暮らしや、素材を生かした料理によく合います。

形状は使う頻度の多い「茶碗」と「どんぶり」の２種に。
でも、用途を限定しないデザインです。

茶碗として、麺料理のどんぶりとしての使用はもちろん、和洋問わない使い方ができるデザインになっていますので、ボウルSはスープやカフェオレボウルにしたり、ボウルLはテーブルの中心に置くサラダボウルにするなど、盛鉢としての使い方もおすすめ。主張しすぎず、落ち着いたハミングバードの器が、穏やかな食事のひとときをもたらしてくれます。

使い勝手の良い磁器製食器。

陶器と磁器の大きな違いとは、原料となる素材です。陶器につかう素材は主に粘土なので、陶器は「土もの」と言われます。一方、磁器で使用する素材は陶石と呼ばれる石の粉から出来ているため、磁器は「石もの」とも言われます。
また、磁器の素材の中にはガラス質になる成分が多く含まれており、一般的に陶器より高い温度で焼成します。
そうした違いによって磁器は陶器よりも硬度が高く、電子レンジや食洗機での使用が可能。水を通しにくいので、食べ物の色やシミが付きにくく、毎日の暮らしで扱いやすい点も磁器の魅力です。

商品詳細
シリーズ名／ハミングバード
形状／ボウルS（茶碗）・ボウルL（どんぶり）
価格／ボウルS 800円 ・ボウルL 1500円
カラー／サンドベージュ・ブルーグレー・チャコールブラウン
素材・材質／磁器（日本製・美濃焼）

ボウルS サイズ／直径12.5cm×高さ7cm
満水時容量／400ml
重量／230g

ボウルL サイズ／直径18.2cm×高さ9.5cm
満水時容量／1100ml
重量／570g

「美濃焼」だからできること

「美濃焼」とは、生産量が全国シェアの約60%を占め、普段何気なく使っている食器が実は「美濃焼」だったりするほど、生活に溶け込んでいるやきものです。多様な色・形が存在し、手仕事による伝統的なやきものはもちろん、機械技術による量産体制も、美濃焼の優れた面の一つ。
ハミングバードは職人の手仕事による温かみと、マシンメイドだからこそ実現できる安定した品質や低価格化、そして窯の温度や釉薬の性質によってひとつひとつの色合いが微妙に異なる、やきものとしての個性を兼ね備えた商品です。
リーズナブルでおしゃれな「美濃焼」で、テーブルコーディネートを気軽に楽しんでほしい。そして毎日の暮らしを心豊かに過ごしてもらえたら。。。
みのる陶器は、美濃焼だからこそできる、魅力ある商品をお届けしたいと考えています。

販売価格にもこだわりました

商社として歴史あるみのる陶器と、量産体制を整えてきたメーカーとの協同開発により、ハミングバードと同様の製法で生産されるお茶碗やどんぶりより20～40％安い手ごろな価格帯での販売が実現しました。

商品開発の背景

陶器祭りやPOPUPストアでお客様のご意見をヒアリング

弊社ではこれまで産地の陶器まつりなどに積極的に参加するほか、2020年2月から全国でPOPUPストアを展開しています。その中で「もう一回り大きなお皿があったらいいよね」「このお茶碗とセットのどんぶりがほしい」など、お客様の様々なご意見をいただく機会があり、そうした声を商品開発に反映しております。

オリジナル製品の制作開始

環境や健康に関心が高まっており、自然由来のものやナチュラルな暮らしを望む方が増えていることを背景に、毎日の暮らしに安らぎをもたらしてくれるような器を企画。みのる陶器は美濃焼の商社として各メーカーの技術を理解しており、今回の新商品に合ったメーカー・製造方法を選択。日本の食生活において使用頻度の高い「ボウルS（茶碗）」と「ボウルL（どんぶり）」に形状を絞り、生産を開始いたしました。

商品づくりでは多くの職人さんやメーカーさんと打ち合わせを重ね、いくつもの工程を経て完成品ができあがります。この「ハミングバード」では、デザイン原案から商品化までに1年の時間をかけ、立体感のあるデザインにこだわりました。

釉薬を重ねたときにどのような表情を見せるのか、長年培った経験をもとに、職人さんの手作業でレリーフを彫り上げます。その際、職人さんが独自に作ったオリジナルの道具を使うことも。こうした手仕事によって商品に温かみがもたらされています。

表情豊かなこだわりの釉薬

出来上がった原型に土泥を流し込んで型をとり、乾燥・素焼を経て、釉薬をかけ焼成し、レリーフの出具合などを確認。試作段階ではブルーなどほかの色もありましたが、落ち着いたカラーに決定しました。

ハミングバードは自然をテーマにしたモチーフのため、釉薬はテーブルに合うナチュラルなカラー、なおかつ店頭で良く見かける食器の色合いとは一線を画したいという思いがありました。

釉薬のメーカーへ足しげく通い、いくつもの釉薬サンプルを試し、ナチュラルで柔らかな雰囲気を持つサンドベージュ・ブルーグレー・チャコールブラウンという3カラーに決定しました。

この3種類の釉薬は窯の温度や位置などにより、色合いが変化する特徴を持っており、同じ形状でもひとつひとつ異なる表情を見せてくれます。

美濃焼の特徴や魅力を多くの方に伝えてくれるみのる陶器のオリジナルシリーズです。

やきものの特徴

こちらの商品は窯変（ようへん）と呼ばれる種類の釉薬（ゆうやく）を使用しており、窯の温度や位置、天候などによって表面の色に濃淡やにじみなどの個体差が生まれてまいります。

また、鉄粉やピンホール、釉薬の溜まり・ハゲ・むら・垂れ・色の違い、多少のがたつきなどの現象がみられる場合がございます。それらは窯の中で偶然にもたらされる器の個性であり、焼き物の味わい深さでございます。メーカーと、弊社での検品を通過した商品になり、不良品やB品ではございませんので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
※画像はイメージです。窯変の影響以外にも、モニターや光源の影響で色合いが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※やきもののため、サイズ・重量に多少の誤差がある場合がございます。

スケジュール

プロジェクト開催期間
2021年1月16日〜2021年2月20日

商品発送について
2021年2月より随時発送をさせていただきます。

リターンについて

みのる陶器のオリジナルシリーズ「ハミングバード」を
マクアケにて先行販売いたします。

1：色が選べる！ ボウルS（1点）＆ボウルL（1点）セット

ボウルS（1点）と、ボウルL（1点）の計2点をお届けします。
３色からお好きな色を選んでいただけます。

２：色が選べる！ ボウルS（2点） セット

ボウルSを2点お届けします。
３色からお好きな2色を選んでいただけます。

1：色が選べる！ ボウルL（2点） セット

ボウルLを2点お届けします。
３色からお好きな2色を選んでいただけます。

３：ボウルS 3色セット

ボウルSを各色1点ずつ、計3点をお届けします。

４：ボウルL 3色セット

ボウルLを各色1点ずつ、計3点をお届けします。

５：ボウルS（2点）＆ボウルL（2点）セット

ボウルSを2点、ボウルLを2点、計4点をお届けします。
３色からお好きな2色を選んでいただけます。

５：ボウルS ＆ ボウルL 全色セット

ボウル（S）を各色1点ずつ、ボウル（L）を各色1点ずつ、計6点をお届けします。

資金の使い道

皆様からいただいた資金は、主に今後も継続して行う新商品開発への投資費用やプロモーション費用して利用させていただきます。

新商品の開発スピードを落とさず、機能・デザインにこだわったテーブルウェアをみのる陶器だからこそできる価格帯で提供していきたいと考えております。

現在はオリジナル形状のマグを生産しており、POPUPでお客様からいただいたお声などを参考に美濃焼のメーカーと新シリーズや形状の試作を随時検討しております。

焼き物・釉薬の特徴を理解した産地の商社・メーカーとして、みのる陶器の思いが詰まった商品に仕上げるよう、1シリーズずつ丁寧に作り上げていきます。

また、今後は皆様にみのる陶器の商品を直接手にとって頂ける機会を更に増やしたいと考えております。

POPUPストアを全国で展開し、新商品や定番商品を多くの方に見ていただき、まだまだ知られていない美濃焼の魅力を多くの方にお届けできるよう、いただいた資金を大切に使わせていただきます。宜しくお願い申し上げます。

実行者紹介

株式会社みのる陶器
私達のオフィスは美濃焼の産地である岐阜県土岐市にあり、1979年の創業当初より陶磁器卸業を営んでおります。弊社では主に量産を得意とするメーカーと業務提携し、必要に応じて機械の改良や、部分的に新しい設備を導入するなどしていただきながら、メーカーとともに商品をプロデュースしたり、OEMの要望も承っております。

先代が続けてきた商社としての機能を引き継ぎながら、5年後10年後の美濃焼の在り方をイメージし、新しいビジネスモデルを日々模索しております。

美濃焼の歴史を学び、美濃焼の魅力・特徴を理解しながら、新しい技術を結びつけ、この産地だからこそできる商品を数多くプロデュースしていきたいと考えております。

「みのる陶器」と「美濃焼」を多くの方に知っていただく良い機会と捉えこのプロジェクトをスタートさせていただきます。

宜しくお願い申し上げます。