沖縄県八重山地方の伝統工芸品「みんさー織」の織元・販売をしています株式会社あざみ屋と申します。

石垣島で1971年から創業し、今年で51年。

今回は、創業から50年以上培った「手織り」の伝統と技術を、普段のビジネスシーンでも感じる事ができるようなアタッシュケースを開発しました。

時代の推移と共に「八重山みんさー」は一時期には消滅寸前になりましたが、 1970年頃から現代の暮らしに使えるよう、当社で豊かな色彩を取り入れた広幅の布が織り出され、現在の普及に至っています。

〈みんさー織の原点、みんさー帯を織っている様子〉

これまで自社でも手織り生地のビジネスバッグを開発してきましたが、自立し、耐久性のあるビジネスバッグが欲しいというお客様の声から開発に乗り出しました。

手織り生地で縫製されたバッグも好評をいただきましたが、その素材性からバッグ本体の自立がしにくく、耐久性や機能性の両立が難しい一面も。

これまで挑戦したことがなかった耐久性のある素材を使用したビジネスバッグを開発するため、縫製の本場「豊岡市」に拠点を構える株式会社ウノフクの協力のもと、新たにセミハードタイプのアタッシュケースを作りました。

【株式会社ウノフク】https://unofuku.co.jp/

今までなかった「ものづくり」で完成したアタッシュケース。
そんな本製品の特徴をご紹介します。

リターン仕様

本体開閉部

本体メインルームの入り口はキーロック式となっており、専用の鍵が付属します。

前ポケット

本体前面にはファスナーポケットを装備。

サッと出し入れしたい荷物や小物を収納するのに便利です。

本体内装

メインルームの内装は、オープンポケット、ジッパーポケット、メッシュ製オープンポケットと、整理収納に便利なポケットが充実しています。

ダレスバッグタイプなので、本体のメインルームの入り口が大きく開閉できます。
中が見やすく、荷物の出し入れがスムーズに行えます。

日本で生産された鞄にだけに付けられる「信頼マーク」

メインルームはA4サイズのクリアファイルを折り曲げることなく収納が可能です。

内部のオープンポケットには、約13インチのノートパソコン等が収納できます。

内部ジッパーポケット側もオープンポケットとなっており、タブレット等もすっぽりと収納できます。

ショルダーベルト付属

荷物が増えたときや本体が重たくなった時に大変重宝します。
肩への負担を軽減するショルダーパットが付いています。

手織り生地部分にはパールトーン撥水加工を採用

パールトーン（※注1）は水や油の汚れから守る撥水・防汚加工です。京都で90年近くもの歴史を持つ実績と信頼の技術を、大切な手織り生地にも施しました。

パールトーンの撥水加工は水や油の浸透を防ぐので汚れが付きにくく、たとえ汚れてもお手入れしやすくなります。（※注2）

〈手織り生地の撥水イメージ〉
パールトーンの特徴は、繊維１本１本にまで浸透する撥水効果。だから手織り生地の風合いや光沢も変わることなく、カビ等への心配も軽減。（※注3）

（※注1） パールトーン®は株式会社パールトーンの商標登録です。
（※注2） 本製品に使用している手織り生地での効果を証明するものではなく、一般的なパールトーン加工の効果のことを指します。水圧等がかかったり、経年変化で撥水効果が弱まる場合があります。
（※注3） 湿度、温度、養分、酸素等の条件が揃えばカビは発生します。高温多湿な場所での保管は避けてください。

本体表面はナイロン素材

ナイロン製の本体は、綿などの天然素材に比べ、水気などが内部にしみ込みにくい素材なので、硬く絞った布巾等でお手入れができます。
※ 防汚・撥水加工ではありません。

弊社の手織り製品は、すべて人の手から手へ工程を引き継いで製作されています。

染上がる前の綿糸。

糸干し作業の様子。

みんさー織ができる作業工程は、大きく分けると設計、染色、絣括り、糊張り、巻取りなどの下準備作業を経て、綜絖通し、製織（織り）をして布が出来上がります。

手織りによる製織作業の様子

縫製はすべて兵庫県豊岡市にて行われています

〈豊岡市内の縫製工場の様子〉

日本有数の鞄の産地・豊岡で、大正１０年に創業（創業100年）した老舗のバッグメーカー株式会社ウノフクの縫製により仕上げられます。

桜の木は繊維がとてもキメ細かく、耐水性、強度に優れ、反りにくいことから、高級家具材や楽器、襖の敷居などに用いられます。

磨くだけで光沢が出る特性があるため、この木材を使用した取っ手は使えば使うほどに味わいが深まり、愛着のあるものへと変化していきます。

熟練の職人によって一つ一つ生み出される木製取っ手。天然木は生き物であり、同じ原木から取れる木材でも、それぞれ性質が異なります。

今回のリターンの取っ手部分には「みんさー柄」が刻印されています。（片面のみ）

桜の木の素材感を損ねることなく、さりげない凹凸からなるみんさー柄が、バッグ外観のワンポイントに。

※ 天然木材を使用しているため、一つ一つ木肌・木目に個体差があります。また、色合いも多少異なりますので予めご了承ください。

製品サイズ

スケジュール

プロジェクト 開 始 ：２０２２年１０月２日

プロジェクト 締 切 ：２０２２年１２月２日

リターンお届け予定：２０２３年３月末

よくあるご質問

Q1.届いた商品が不良だった場合は？

A1.商品管理には万全を期しておりますが、万が一商品に欠陥等があった場合、商品を商品到着より4日以内にご連絡下さいませ。修理または交換をさせていただきます。その場合にかかる送料は弊社負担とさせていただきます。

※交換をお受けできない場合

下記のいずれかの条件に当てはまる場合、交換・返品をお受けすることができませんので、あらかじめご了承ください。

・お客様のご都合による交換
・商品到着後、5日以上経過した商品
・お客様の手元で加工、損傷・使用した商品
・お客様の依頼によって加工・補正した商品
・お客様が一度でもご利用いただきました商品(室内での試着程度は除きます)
・香水やタバコ等衣服に匂いがついている商品
・商品パッケージ（袋・ケース・タグなど）を紛失したり、破損してしまった商品

Q2.リターンが届く時期はいつ頃ですか？

A2.2023年3月末～順次お送りをさせて頂きます。

Q3.商品はどのように届けられますか？

A3.クロネコヤマト便にてサポーター様へお届けいたします。

Q4.Makuake終了後はどちらで購入できますか？

A4.下記公式アカウントにてご案内します。

あざみ屋 公式Instagram
https://www.instagram.com/azamiya_minsah/

あざみ屋 公式LINE
https://page.line.me/923yfrkh?openQrModal=true

あざみ屋 公式Twitter
https://twitter.com/AzamiyaOfficial

みんさー織について

特徴は、五つと四つの絣に「いつ（五つ）の世（四つ）までも、末永く」という想いが込められた織物です。木綿をはじめとした素材を用いて、沖縄県石垣市と竹富町で生産しています。

元来、約400年もの昔から五つと四つの絣に「いつの世までも末永く」の想いを託して、八重山みんさー織は現代まで受け継がれてきました。

通い婚時代に愛する男性に贈られていたみんさー帯は、現代では増答品や、八重山諸島の様々な行事などでも欠かせないものとなっております。

※ 当社では、1971年創業当時より用いているひらがなの「みんさー」表示を踏襲しております。

さいごに

サポーターの皆様、こんにちは！株式会社あざみ屋です。

弊社のMakuakeでの試みは、2021年に第一弾、そして今年の3月に第二弾を企画させていただき、おかげさまでこれまでのプロジェクトは目標金額を上回ることができました。応援購入して頂いたサポーターの皆様、ありがとうございました！

私たちがMakuakeで行うプロジェクトは一貫して、まずは「みんさー織を発信する」ことを大切にしています。
そして、創業当時から培ってきた伝統工芸の技法・技術と、現代のニーズを掛け合わせ、世の中の伝統織物に対してイメージする「垣根」を越えるようなものづくりを目指しています。

今回のリターンも、株式会社ウノフク様のご協力のもと、これまで弊社の縫製技法ではできなかったセミハードの素材・木加工などを採用し、今までになかったチャレンジを経て納得のいく製品に仕上がりました。

ぜひ、応援購入のほどよろしくお願いいたします。

株式会社あざみ屋
企画担当：新（あら）

株式会社 あざみ屋 設立 1971年（法人化 1975年）
事業内容：伝統工芸品八重山みんさー織の製造・加工・卸・販売
住所：沖縄県石垣市字登野城909 みんさー工芸館
TEL：0980-82-3473
ホームページ：http://www.minsah.co.jp/