ニューノーマルの時代を楽しめるような商品を発信するために、

『東京FACTORY』を新設し、Made in Tokyoの三層式使い捨て用不織布マスク『みんマス』を生産

生活に馴染むデザイン、というコンセプトで最初のパッケージから必要最低限の情報になるよう、さまざまなものを削ぎ落としてきました。そして新しいパッケージになるにあたり、デザイン性が高く、もっと生活に馴染むことを意識して極力コントラストが低く、スタイリッシュな青いかたまりと黒いかたまりになるようにデザインしました。玄関やリビングなど、普段目に触れるところにも置いておける、そんな存在を目指しました。

『みんマス』とは？

「みんなに届け、あんしんマスク」を合言葉にクリエイターらが工場から建設。『みんマスファクトリー』として、2020年4月1日にTokyo Lighting Design合同会社の代表 照明デザイナー 矢野大輔氏の呼びかけから150人を超えるクリエイターらによって始まりました。

感染症対策のために、わずか2カ月でマスク製造の自社工場を設置し、高いフィルター性能を持つ日本製三層式使い捨て不織布マスク『みんマス』の製造・販売をしています。

『みんマス』のロゴとパッケージデザインは、ブランディングデザインスタジオ 株式会社BANANAの代表 三木崇史氏が担当。物事の本質を掘り起こし、シンプルな幾何学グラフィックを軸に、遊び心のあるコンセプト、インサイトに基づくアイデア、発見のあるストーリーなどを組み合わせ、ユニークなクリエイティブを生み出していくことを得意としています。

東京にマスク工場？？『東京FACTORY』とは

日本製の清潔な衛生環境で作られた、あんしんして使えるマスクの生産を維持していきたい。

さらなるステップとして、ニューノーマルの時代を楽しめるような商品を発信するために、流行の発信地である東京に不織布マスク工場を構えます。

【日本製にこだわる理由】
日常で使う一番身近な保護具だからこそ、利用者だけでなく製造者も安心して使える品質の高い製品を作りたい。そのためには管理の行き届いた『製造機・クリーン環境設備・材料』であることが必須です。

日々の生産履歴・環境について調査することができるシステムをしっかりと確保するには、安心の国産工場の設置が必要でした。11月の生産分からは、さらなる品質の向上のため、台湾製の高性能フィルター（メルトブロー不織布：PFE 99.75％）を使用。より”あんしん”してお使いいただける『みんマス』をお届け致します。

【『東京FACTORY』誕生のきっかけ】

多くのイルミネーションや建築照明を手掛けるTokyo Lighting Design合同会社代表 矢野大輔氏によって発足された、日本製三層式使い捨て不織布マスクを製造・販売する『みんマスファクトリー合同会社』と、大型商業施設や企業のイベントプロモーション、ショールーム等の体験デザイン・制作を幅広く手掛ける 『株式会社博展』が強力なタッグを組み、“新しい日常”にワクワクを発信していくプロジェクトです。

共同プロジェクト 例

・GINZA SIX Rooftop Star Garden -地上約56ｍ、銀座で“最も星に近い”庭園-

・Tokyo Midtown 光と霧のデジタルアート庭園 / Digital Art Garden

・Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 （写真：下）

2社は様々な商業施設のプロジェクトなどでも協力関係にあり、それぞれが行っている感染症対策のための新事業に対しても共通の価値観を持って取り組んでいることから、今回の『東京FACTORY』をともに立ち上げることが実現しました。
工場は、博展の新制作スタジオ「HAKUTEN T-BASE」（東京都江東区辰巳）内に設置します。
この協力体制の構築により、博展が提唱している『BEAUTIFUL DISTANCE』をはじめとして、ソーシャルディスタンスや感染症対策を、デザインの力でより幅広く推し進めていきます。

マスクが必需品となった今、『みんマス』は、全国マスク工業会が定める自主基準に則って検査を実施し、フィルター性能と生地の品質にこだわったマスクの製造に成功しました。

高いフィルター性能*のメルトブロー不織布を使用し、11月生産分からは台湾製の生地を使用しています。
*• BFE（バクテリア飛沫ろ過効率99%）• VFE（ウイルス飛沫ろ過効率99%）・PFE（微粒子ろ過効率99%）を達成。（検査機関：一般財団法人カケンテストセンター）
・肌触りのよさ フィット感
生地の選定*にこだわり、紐の長さを調整したことによって、多くの方にフィットしやすくなっております。
*ホルムアルデヒドの検出基準（75ppm以下）に対し、20ppm以下を達成。（検査機関：一般財団法人カケンテストセンター）

みんなでつくるみんなのマスク「みんマス」を通じて、社会が早く元通りになるよう、「みんマスファクトリー」一同心を込めて生産していきますので、応援よろしくお願いいたします。

効果的にお使いいただくためのご使用方法

仕様

【不織布マスクフィルター性能について】

• BFE（バクテリア飛沫ろ過効率）• VFE（ウイルス飛沫ろ過効率）・PFE（微粒子ろ過効率）

みんマスは全てのろ過効率を、99％達成しています。

【商品詳細】

【着用イメージ】

スケジュール

１１月中旬：プロジェクトスタート

１２月中旬：生産開始

１２月下旬：プロジェクト終了

１月：お届け予定

資金の使い道

すべてマスクを届ける目的のために使用させていただきます。具体的には、工場整備に関わる費用、生産に関わる費用、配送に関わる費用、広報に関わる費用となります。

実行者紹介

『みんマスファクトリー』は、2020年4月1日に船長 矢野大輔氏の呼びかけから『＃買えないマスクは作っちゃおう』をキーワードに150人を超える有志のクリエイター仲間が集まり始まりました。

Tokyo Lighting Design合同会社/みんマスファクトリ―合同会社 代表 矢野大輔氏

『SUPERNATURAL』をキーワードに、現象としての光を扱いながらプログラミングとエンジニアリングを通して現実空間にインタラクティブな光の演出を生み出す照明デザイン事務所の代表をしています。

年初からCOVID-19の影響によってクリエイターたちが表現する場が大きく狭まっています。そんな状況下でもしっかりと身を守ることのできる高性能な不織

布フィルターを持つマスクを生産し、クリエイターたち自身の力でこの苦しい状況を打開するために「みんマスファクトリー」を立ち上げました。

今回、東京に新しい工場『東京FACTORY』を新設し、新しい展開をするために株式会社博展と手を取り合ってこのプロジェクトをさらに加速させることになりました。

ただ、新しい工場を作り、安定的に稼働させるには大きな力が必要です。皆様からの応援をお待ちしております！

株式会社博展 制作本部長 生島 優氏

クライアント、クリエイター、営業や同僚や家族、我々が関わる全ての人の『想いをカタチに』し、組織力でExperience Marketingを極める。（博展制作本部のビジョンです）

とにかく最初は意味の分からなさに引かれました。（単純に面白そう！！）

関係者の皆さんのビジョンと力強さに引かれ、このプロジェクトの応援団になることを決めました！みんマスをもっと多くの人にとにかく知ってほしい。

今回のプロジェクト参加で、また新しい仲間が増えました。どうせやるなら楽しくやりたい！！

株式会社博展 コミュニケーションデザイン本部局長 クリエイティブディレクター

桑名 功氏

「Experience Marketing」を事業領域とした、コンタクトポイントにおけるコミュニケーション開発及び統合型マーケティングソリューションを提供しています。

みんマスプロジェクトのビジョンと熱量への共感。みんなが安心してコミュニケーションできる世界を取り戻すお手伝いができればと思いました。

良質なマスクで、一刻も早く今の状態から脱却していければと思います

新しい工場で日々挑戦しています！みなさんぜひ応援をお願いします！

株式会社BANANA CEO アートディレクター・デザイナー 三木崇史氏

東日本大震災の時に、訳あって被災地に直接行っていろんな人をサポートすることができなくて『なんであの時もっとできなかったんだろう』という悔しさがありました。そして感染症が蔓延し、マスク不足になった時に、矢野船長がマスクをつくろう！という無謀な挑戦に乗り出してたので、今回は二つ返事で参加を表明しました。

みんマスのロゴとパッケージのデザインを制作しました。“矢野船長を起点に集まった人たち”、”みんなに広がっていく、みんなに届けられていく”みたいなイメージを「影響力の波紋」に例えて、みんマスのマスクロゴは全て「円」で構成されています。

パッケージに関しては、デザイナーチームでそれぞれ得意な分野のことを担当し、会ったこともない人たちとオンライン上で作り上げていったのは、とても良い経験になりました。

一級建築士事務所艸の枕 代表 空間デザイナー 只石快歩氏

Facebookで日本中からマスクが無くなっているときにFacebookで投稿していて、協力したいと思いました。いつも仕事を無理行って聞いてもらっているので。力を返さないとと思って、お手伝いすることを決めました。

今回のプロジェクトでは空気の清純度 清浄度を高めるクリーンブースの空間のレイアウトをしていく仕事をしていました。機械自体は入るんだけれどもそこに作業効率であったり作業をしやすいレイアウトを作ったり。そういうような動線も確保しなければならなくて各所から情報をもらいながら作っていくという仕事でした。

クリエイティブスタジオ「方角」主宰 UI UXデザイナー 方山れいこ氏

3.11の東日本大震災のとき、大学の先輩など身近な人が自分の知見を生かして活動をしているのを見ていました。そのとき、デザインの可能性を実感し、デザインにできることってたくさんあるんだなと思ったんです。今度は私も何かできることがあったらいいなと思っていたところ元々一緒に仕事をしていた矢野さんの呼びかけをFacebookで見て興味を持ちました。

今回のプロジェクトではWeb制作を担当しています。“みんマスの情報を伝える”というのは、みんマスのギブ精神みたいなものをwebでも表現できたらいいなと思っています。最初から『こういう品質のこういうモノです』ということを紹介するということがwebサイトの使命ではあるのですが、せっかく何かの拍子でみんマスを見つけてくださり検索で辿り着いてくださる方も多くいらっしゃると思うので。『みんマス』というプロダクトから派生するいろんな事柄の情報を発信出来るようなメディアやプラットフォームを作っていければいいなと思っています。

クラレトレーディング株式会社 機能材事業部 技術開発部 秋庭 英治氏

普段は虫の誘引剤や忌避剤を利用した防虫製品や、抗菌剤や抗ウイルス剤を利用したマスクなどの不織布製品の開発も行っています。

プロジェクトに参加したきっかけは、4月に防虫製品開発のパートナーからの紹介で、国産マスクをゼロから作ろうというみんマスプロジェクトを知りました。「買えないマスクは作ればいい。みんなに届け安心マスク」のフレーズも自分の心にピタっときて、当時、市販のマスクがタイトで粗悪品も出回っていた状況で、安心できる品質の高いマスクを国産で作ろう！という熱意に共感しました。中国でマスク製造に携わっていたこともあり、何かお役に立ちたいと参加しました。

マスクは人がつけるものなので、まず安全性が第一です。さらに明確なフィルタ―性能を保証することも大切です。安全性については、全国マスク工業会の自主基準があり、フィルター性能については米国FDAのサージカルマスク基準があり、これらをキチンと達成した安心できるマスクはメイドインジャパンの証になります。「みんマス」の使命は、実際に役に立つ品質・品位の安心マスクを届けることで、感染症のリスクを少しでも下げることに役立ち、世のため人のため人のやらないことをやることだと思います。