テーブルウェアでお馴染みのマッキー、フェデラル、ヘーゼルアトラス、そしてファイヤーキング。

７０年ほど前、ミルクガラスはそれらのアメリカのブランドから大量に生産され絶大な人気を博していました。

現在ではほとんど生産されなくなってしまったやさしい乳白色の魅力あふれるミルクガラスを日本で復刻したいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。

当時、ファイヤーキングの企画や生産に実際に携わったアメリカのスタッフと日本の熟練したガラス職人たちとチームを組み、ミルクガラスのブランド　"Olde Milk Glass"　を誕生させました。

その第一歩として、ジェード、ターコイズ、ミルクホワイト、そして幻と呼ばれるほどに希少性の高いピンクを含め、４色のタンブラーとマグカップをお届けします。

タンブラー底面のOlde Milk Glassの刻印

▼タンブラー オリジナル　ロゴプリント

▼タンブラー 無地 （ミルクホワイト・ピンク・ターコイズ・ジェード）

▼マグカップ ミルクホワイト　分厚くヘビーなマグカップです

▼マグカップ ジェード　分厚くヘビーなマグカップです

タンブラー、マグカップともに、ロゴプリントと無地の両方をご用意致します。

カラーはそれぞれミルクホワイト、ピンク、ターコイズ、ジェードの４色がございます。

ミルクガラスは、１６世紀にベネチアで作られたと言われております。当時は、骨灰をいれて乳白色を表現していたようです。その後１９００年代より、アメリカにおいて、マッキーやジャネット、ヘーゼルアトラス、フェデラルそしてアンカーホッキングのファイヤーキングが大量に生産されミルクガラスの人気が全米に拡大されていきました。

しかし重く生産効率の悪いミルクガラスは次第に忘れられ１９７０年代にはアメリカにおいては、一部の小規模ガラスメーカーを除いては生産が終了し、現在においては、当時生産されていた製品のデッドストックや中古品がヴィンテージ商品として、アメリカや日本でコレクターアイテムとして高い人気を保持しています。

ミルクガラスの魅力は、何と言ってもそのやさしい乳白色ベースの色です。

一番人気はジェダイ（Jadeite)と呼ばれる翡翠色。マッキー社により最初にJadaiteが作られその後Fire KingのJade-iteが大量に生産され現在コレクターの中でも最も人気の高い色となっています。Olde Milk Glassではジェードと表現しています。

▼ジェードのタンブラー

そして今回特に注目すべき色が、ピンク（ローズ）です。

現在のコレクター市場ではまさに幻的な存在。白にピンクを後から吹き付けたものは、流通をしていますが、ピンク色を練りこんだものはほとんど流通しておらず、運よく見つけたとしても価格は数万円から数十万円となっています。

今回私たちは、そのピンク（ローズ）を数十回の試作の後に実現しました。

▼幻的存在のピンクのタンブラー

中の飲み物がやさしく透けて見える微妙な透け感。

手にずっしりと感じる確かな質量感と、レトロでぼってりとしたフォルム。そしてハンドメイドのために、一つ一つが微妙に違った色合い。

【 サイズと予定販売価格 】

■タンブラー

高さ：123mm　上口幅：83mm　重量：約350g　材質：ガラス

予定販売価格　2,160円（税込）

■マグカップ

高さ：90mm　上口幅：85mm　重量：約340g　材質：ガラス

予定販売価格　3,024円（税込）

（グレーとベージュは参考商品です。）

ヴィンテージ市場で、圧倒的な人気を誇る、Fire Kingの企画や生産に当時携わっていたMr.Michael D.Shookと日本の熟練のガラス職人のみなさんと私で強力なチームをつくり日本から発信する、オリジナルで新しいミルクガラスのブランド "Olde Milk Glass" を誕生させました。

Mr.Michael D.Shook

タンブラー、マグカップ、そしてプレートやボウル、カップアンドソーサーなどのテーブルウェアから始めてシェードやランプの照明器具、部分的にミルクガラスを使用したコーヒーテーブル等のシンプルな家具、プランターや花瓶、ミルクガラスのブロックや窓枠などで毎日が１９６０-７０年代のアメリカンダイナーでコーヒー等を楽しんでいるようなライフスタイルを提案していきます。

マグカップの底面のOlde Milk Glassの刻印

ミルクガラスの生産は困難を極めるものです。溶解温度が高温。まさに日本の熟練した職人の芸術的な技術と経験でのみ実現が可能となりました。

使用上の注意点を教えてください。非常に分厚く頑丈に作っていますが耐熱ガラスではありませんので電子レンジでの使用、オーブン、直火でのご使用はお避け下さい。

温かい飲み物は飲めますか？冷蔵庫や冷凍庫に入れて非常に冷えたタンブラーに熱湯をそそぐような急激な温度差を伴わいない、通常の室温において８０-９０度のコーヒーなどは大丈夫です。

一つ一つの重さや色合いに違いがありますか？画一的な大量生産ではなく、職人の手作りになります。重さ、色合いシワの入り具合に微妙に一つ一つが違います。あなただけのやさしいミルクガラスをお楽しみください。

井置　仁

１９５８年生まれ　　兵庫県在住。

松下電器貿易、ファイヤーキングジャパンを経て２０１６年　Olde Milk Glass Company(オールドミルクガラスカンパニー）を設立。日本で初めてアンカーホッキング社よりFire Kingのライセンスを取得し現代では不可能と言われていたミルクガラスの復刻生産に数々の困難を乗り越えて成功。

復刻製品やライセンス商品ではないオリジナルのミルクガラスのブランドを日本から発信して行きたいと強く思っております。

各コース、日本製のハンドメイド　ミルクガラスアイテムをご用意しております。