はじめに

本プロジェクトを見ていただき、ありがとうございます。（株）ミキインターナショナルで代表を務めております三木と申します。弊社は銀座や新宿、東京ベイエリアなど都内を中心に「真のイタリア」料理を提供してるレストランを8店舗運営しております。

商品の概要

（株）ミキインターナショナルが運営する店舗「ラ・ヴォーリアマッタ」「ギオットーネ」において、20年不動の人気ナンバーワンメニュー【渡り蟹のスパゲッティ】は、「渡り蟹」のコクと旨味、香りがクリーミーなトマトソースに溶け込み、お皿に残ったソースまでパンに付けたくなる絶品料理です！一度食べると病みつきになる美味しさです。

ありがたいことに長年にわたり多くのお客様にご注文いただいている人気のメニューでして、このパスタを求めて足繁く通ってくださるファンの方が多くいらっしゃいます！

今回は、この大人気の「渡り蟹のスパゲッティ」をお気軽にお召し上がりいただけるように、ご家庭用にアレンジしたパスタソースを開発しました。ご家庭で、人気店の味を再現できるように試作を幾度となく繰返し、渡り蟹を贅沢に使用して抽出したオリジナルオイルを基に、食材の組合せも試行錯誤を重ね、3年半かけて完成した渾身のパスタソースです！

本商品は、パックにすることで、店舗に来ることができない方にもお手軽に人気店の味を楽しんでいただけます！

また、お店では2人前からしかオーダーができませんが、本商品は1パックで1人前を作れるので、ご自宅でのランチなど、おひとりの時間のちょっとした贅沢にもピッタリです！

【非常食ストックにもオススメ◎】

常温でのお召し上がりも品質に問題ございません。油分が固まることがありますので、温めた方がより美味しいものの、電気やガス・お水が停まってしまった時の非常食にも◎

【お召し上がり方】
・お湯で温める場合
箱から出したソースの袋は封を切らずに沸騰した鍋に入れ 3~5分温めます。 ゆでたてのパスタに和えてお召し上がりください。

・電子レンジで温める場合
箱から出したソースの袋を開封し、深めの容器に移し、ラップをかけて以下のように温めます。

600W 約1分
500W 約 1分20秒
※加熱時間は機種 ワット数により異なりますので加減してください。

【注意事項】
※温めた後の袋の開封時やラップをとる際にはやけどにご注意ください。
※開封後は保存できません。 1回で使い切ってください。
※本品はブランデーを使用しております。 アルコールに弱い方・アレルギーの方はご注意ください。
※本品はレトルトパウチ食品です。
※本品には「蟹・卵・乳成分・大豆」が含まれています。
※実際の商品に蟹の甲羅は入っておりません。

※今回製造のパスタソースは、できる限りお手頃にお試しいただく為に、箱入り前の状態でお送りさせていただきます。今回のプロジェクトの反響を見て、次回以降は箱入りになる予定です。

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名称:パスタソース
原材料名:乳等を主要原料とする食品 (国内製造)、 紅ずわい蟹、トマトペースト、 クラッシュトマト、 野菜 (玉ねぎ、にんにく)、バター、 生 クリーム、 渡り蟹調味油、 ブランデー、 ソテーオニオン、 食塩、砂糖/増粘剤 ( 加工でん粉)、ポリリン酸Na、香料、カラメル色素、(一部に蟹・卵・乳成分・大 豆を含む)

製造所:
平和食品工業株式会社 坂戸工場
埼玉県坂戸市千代田 5-4-39

商品開発について

渡り蟹をふんだんに使用し、エキスを抽出します。

試食会を通じて長年愛されている味が再現されていることを確認し、今回の販売に至りました。

ラ・ヴォーリアマッタ荻窪店の紹介

ラ・ヴォーリアマッタ荻窪店は「本場イタリアのピッツァ・パスタ等を気軽に楽しく」というコンセプトで、さまざまなシーンに合わせて気軽にお楽しみいただけるイタリア料理店です。20年行列が絶えない人気店です。

ミラノピッツァ協会が認めたお皿から飛び出るほど大きくて薄いピッツァは、イタリアから輸入した薪窯で、フチはサクッと中はとろりと、オーダー後に焼き上げます。「いくらでも食べられる！」と、多くの常連のお客様がオーダーされる逸品です。もちろんパスタやリゾットなどその他の本格イタリア料理やイタリアのワイナリーから直輸入のワイン、そしてスタッフのサービスも、イタリア商工会お墨付きのクオリティ。陽気に、手軽に、美味しいものをお楽しみいただけます。お食事中は、まさに本場さながらのお時間をお楽しみいただけます♪

レンガ造りのアーチやピザ窯など、エントランスから本場イタリアを彷彿とさせるレストラン。暖かみのある柔らかな照明と落ち着いた店内は、料理の味だけでなく、お食事を楽しんでいただける雰囲気を演出しています。

本場イタリアにこだわる
~（株）ミキインターナショナルの魅力~

（株）ミキインターナショナルは、“本場・本物”に徹底してこだわる会社です。

本場で愛されているメニューを現地と同じレシピ、食材でつくるだけでなく、ワイン、食器、インテリアなどはすべてイタリアから直輸入しています。

現在経営しているイタリア料理店8店舗はミラノピッツァ、ヴェネチア料理、ローマ料理、プーリア料理の専門店となっております。当社店舗は各店、日本では数少ない【本場を忠実に再現した店】として、イタリア政府が質の高いイタリア料理店に与える「MOI」やイタリア商工会によるクオリティ保証の「AQI」の認定を受けております。

当社で働く料理人は、本場のイタリア料理を日本流にアレンジすることなく、本物の技術を幅広く修得しており、メニューやレシピは常に最新のものを取り入れております。そのため、御来店いただく度に、お気に入り〜試したことのない本場のお料理を楽しんでいただけるお店となっております。これまでに多くの社員が本場を訪ね、イタリア各地での研修も実施しており、生きたスキルや知識を身につけています。

私たちが大切にしていること―

それは【本場の美味しさと愉しさを、そのままお届けしたい】という情熱です。

これからも私たちは【本場そのまま】にこだわりながら、『真のイタリア料理店』を造ってまいります。

（株）ミキインターナショナルの歴史
~開店のきっかけ~

弊社の始まりは、父が務めていたインテリア会社にあります。飲食店のインテリアデザインをさせていただく中、いつしか父は自分自身でもレストランを開きたいという情熱を抱き、お店を開く決意をしました、それが約40年前のことです。

父は『スパゲッティファクトリー』という和風スパゲッティ屋さんを開業しました。選ばれた場所は東京の青山キラー通り。そこから歴史が動き始めました。当時、和風スパゲッティはまだまだ珍しく、たらこスパゲッティやツナ、納豆、明太子など、約100種類あったメニューは斬新で、御来店の度に試したことのないメニューを頼むお客様が多くいらっしゃいました。その後、大手メーカーがたらこスパゲッティ等の販売も始め、今では日本国民にとって当たり前のメニューとなりました。

開業してからしばらくは順風満帆とは言えない日々で、大変苦労したと聞いております。毎日のように「今日は閉店しなきゃいけない」と思うほど、追い込まれていたそうです。

その後、「和風でなく、本当のイタリア料理を作りたい」という料理人たちの想いを汲み、イタリア料理をご提供する会社として当社は生まれ変わりました。元・JALグランドスタッフをしていた私の母が営業全般を見るということで社長に就任し、今の（株）ミキインターナショナルが設立されました。

12年前に私が会社を引き継ぎ社長に就任してからは、本場のイタリア料理店をそのままに再現すること、当社スタッフの幸せ度を高めることを大切に進んで参りました。コロナ禍や物価高の影響もありますが、お客様へ美味しい【真のイタリア料理をお届けしたい】という気持ちは変わらず、今に至ります。

和風パスタ店舗から
（株）ミキインターナショナルへ

私が幼い頃に父は開業し、今思えば家計も厳しかっただろうと思いますが、当時は貧しいとまったく感じることなく生活ができていました。両親に感謝です。

最初の和風スパゲッティ屋さんが大ヒットになった理由は、当時大人気だった「オリーブ」や「ポパイ」等の雑誌に載せていただいた事がきっかけでした。3cm×3cｍぐらいの小さい記事ではありましたが、人気編集長や社長の行きつけの店という紹介のされ方で、反響は想像以上のものとなりました。

その後『スパゲティファクトリー』という屋号で店舗を増やしていく流れとなりました。

しかし5.6店舗目を出店し始めたころ、料理人たちから「和風のスパゲッティでなく、本当のイタリア料理をお出ししたい」という要望が上がってきました。

父が前職で内装を手がけた有名イタリア料理店に相談し、当社料理人の修業を快諾してもらいました。私どもの料理人は大手ホテルにてフレンチを作っていたという背景もあり、修業で得たイタリア料理のスキルとフレンチの繊細な作り方を掛け合わせることができ、私どもの新店舗は丁寧に作られたイタリア料理をお出しできるようになりました。これが当時はまだ珍しかったイタリア料理店のハシリとなり、”イタリア料理ブームの火付け役”と後に言われる程の大ヒットになりました。

先代社長が大切にしたおもてなし

東京世田谷区の環七通り沿いに「パッパガッロ」という屋号で開業し、本格的に（株）ミキインターナショナルが始まりました。今現在も移転リニューアルした「パッパガッロ」浜松町／竹芝店のメニューには、当時の復刻メニューなどがあり、歴史を感じながらお食事をしていただくことができます。

私の母でもある先代の社長は、JALのグランドスタッフだった時代もそうでしたが、お客様へのおもてなしを最重要に考え、お客様の喜ぶ姿が大好きな人でした。

「まだ日本人に馴染みのなかったイタリア料理をご紹介したい」「自身も自信を持ってオススメするお料理を楽しんでいただきたい」「周辺に住んでいる方々に知っていただきたい」という想いから、母は手作りのチラシを作成し投函したり、路上で何時間も手渡ししたり、文字通り尽力しました。

突然の社長就任

1店舗目はあっと言う間に行列の絶えない人気店となり、毎年のように店舗を増やし、事業は拡大していきました。しかし、その母が2011年に病に倒れました。突然代表がいなくなり、会社として初めての代表交代で、大変な危機状態となりました。

まず誰が代表になるかという事も含め、社内・社外・家族で協議がなされました。「この素晴らしいレストランを経営している会社を継続したい」「こんなレストランは他に無いから絶やしたくない」という私の想い、そこにみんなの後押しが加わり、（株）ミキインターナショナルの2代目代表は私に決まりました。こうして弊社の第2章が始まりました。

覚悟を決めた背景

25年間もの間社長をしていた先代から事業を継承するということ、私より遥かに長い社歴の社員の方々ばかりいる会社の代表になるということ、これは本当に重責で、私にそんな経営能力があるのか大変に不安でした。

しかし、私に迷いはありませんでした。なぜなら私は両親が作ったお店が誰よりも大好きで、両親が注いだ気持ちと努力を知っていたからです。

両親が作ったお店は「美味しくて良いサービスでお手頃」という三拍子だけでなく、イタリア本場のレストランを再現した「カッコ良いお店」だったので、友達も連れて行きたくなる私の誇りでした。

この素晴らしいレストランを継続するという意志は強固だったものの、社長就任後の数年はどのように社員の方々に接して良いかが分からない状態でした。幼い頃から知っている社員の方々が多く、私を親戚のように見守って来てくれましたが、ビジネスとしては大先輩であり、私からは厳しいことは言えない時期が続きました。

コロナ禍での苦労

やっと社員のみんなとコミュニケーションが取れるようになって来たと思った最中、新型コロナウイルスの流行という未曾有の危機に直面しました。緊急事態宣言を受け、当時展開していた全店の休業をせざるを得なくなりました。会社として創業以来初めての出来事です。途方に暮れる私に、多くの経営者仲間がこの困難を乗り越えるアイデアを教えてくれました。社員のみんなも前向きにこの休業期間を過ごしてくれ、毎日のようにオンラインでイタリアについての知識を深めました。結果、全社員が同時に何かをするという希少な機会が続き、社内の団結力が非常に高まりました。こうして、このような状況でも会社／レストランを続けられるようにとの想いで、新商品を開発する運びとなりました。

プロジェクトメンバーからのコメント

平和食品工業株式会社　代表取締役社長　森村様

当社は、昭和22年設立の食品製造メーカーです。スパイスを調合して作られる純カレーの製造から始まり、カレーに関しては、カレー粉、カレールゥ、レトルトカレーとひと通り製造している会社です。その他にも、業務用のラーメンスープや様々な調味料を企画、開発、製造しております。

三木社長とは、経営者交流会で8年ほど前からご一緒させて頂いてます。
食に関わる仕事をしている者同士、情報や意見交換をしております。

我々のメインのお客様は外食産業の方々です。レトルト食品を長く手掛けている当社でお力になれることはないかと、このプロジェクトが立ち上がりました。

お店の味をレトルト食品で再現することは大変難しい事ですが、名店の味を再現できれば、我々のスキルアップにも繋がります。

今回、三木社長、山崎料理長のお墨付きを頂けた事を誇りに思います。

平和食品工業株式会社　営業　押川様

三木社長、山崎料理長とお会いしてご依頼を受けてから丸3年。

本格イタリアンのこだわりの味を作り上げる為に何度も試作をし、何度もお店に通って試食をしてもらうことを繰返して、やっとのことで製品化することが出来ました。こだわりがいっぱい詰まったパスタソースですので、是非ご家庭で味わっていただけると嬉しいです。

平和食品工業株式会社　開発　服部様

開発にあたりこの商品の一番の決め手である渡り蟹のオイルをどのように再現するかに大変苦労しました。油を加熱した際、温度が低いと蟹から香りが出ず、高過ぎたり時間が長過ぎると求めていた香りと違うなど、温度と時間を繰返し調整しながら試作しました。実際に製造するにあたっても、工場の担当者にこの商品のこだわりを伝え、求めていた工程を再現してもらい、その結果香り高い蟹のトマトクリームソースを作ることができたと思います。

山崎料理長

La Voglia Mattaの人気パスタメニューを商品化するにあたり約3年の時間をかけて開発しました。味や香りの出し方、見た目の色など、試行錯誤の末、レストラン同様の仕上がりになりました。お子様からご年配の方まで美味しく楽しめる渾身のパスタソースをぜひご賞味ください。

資金の使い道

Makuakeの挑戦を通していただいた資金は、弊社初の家庭用パスタソースの製造に充てさせていただきます。

また、まだ企画段階ではありますが、糖質を気にせず召し上がっていただける【ギルティフリーパスタ】の開発に繋げさせていただきます。

【真のイタリア料理】をレストラン以外でお楽しみいただけるファーストステップだと思います。私たちの新たな可能性を見出す機会となれば幸いです。

中長期でやりたいこと

「美味しくて糖質制限もできるパスタ」があれば皆様に喜んでいただけるのではないか、「続けられる」、むしろ「こちらの方が美味しい」と言えるものを開発したいと思っております。美味しく作れるのはイタリア料理をどこよりも専門にしている弊社しかないのでは、と思います！開発が進みましたら、またご報告させていただきます。是非お楽しみに！

最後に

最後までご覧いただき、ありがとうございます。レストラン事業は困難の絶えない業態でございますが、このプロジェクトを通して、今後も『真のイタリア料理』を皆さまにお届けできるように尽力して参ります。皆さまの応援購入を心よりお待ちしております。