金属加工の総本山、新潟県 燕市の磨き加工を一手に手掛ける磨き屋のプロ集団、「磨き屋シンジケート」から、その磨き技術に職人ワザあり！ビールを注ぐと極上の微細泡を発生させ、クリーミーで濃厚なのみごたえを実現するタンブラーです。さらに、今回は「酸化発色」という特殊な着色方法の中でも難しいとされるブラックに挑戦。受ける光の種類によってさまざまな発色と煌めきを放つ「ダイヤモンドカット・ブラック」が満を持して登場です。

皆さんはお家でビールを飲む際、どのように飲んでいますか？
缶ビールから直接、という方も多いと思いますが、疲れた自分にご褒美のビール！なんて時にはグラスやジョッキに注いで気分をあげて飲みたいですよね。

でも、どうにもお店で出されるようなシルキーで美味しい泡が再現できず、「まぁ家飲みなんてこんなものか」と妥協していませんか？

そんな「家飲みビール泡美味しくない問題」を、微細泡でアップデートする「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」をご紹介します！

シルキーな微細泡を生み出す秘訣は

職人の研磨技術にあり

そもそも、ビールにおける“泡”はどのような役割を果たしているのかというと、

・口当たりをやわらかくする

・ビールが空気に触れ風味が変わるのを防ぐ

・炭酸ガスを逃さない蓋をする など。

つまり「コク、キレ、のどごし」というビールそのものの味以外にビールの美味しさを左右する大事な役割を担う存在、それが「泡」なのです。

言い換えると、高級なビールでなくても、泡さえシルキーにできれば、マイルドに口当たりよく飲めるということ！

さて問題はそんな泡どうやって作るの？ということですよね。

そこで「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」の登場です！

通常、ガラス製のグラスやジョッキを使う場合、泡は注がれた時に底部分に当たることによって発生しますが、「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」で泡を発生させるのは、なんとタンブラー内側の壁面！

金属加工の一大産地として有名な新潟県 燕市の技術によって内側まで鏡面仕上げに磨き上げられた表面には超微細な0.1ミクロン程度の凹凸があり、この壁面をビールが滑ることによってきめの細かいシルキーな泡が誕生するのです。

この時、ガラスのように凹凸がゼロでも泡が立たず、磨かずに凹凸が大きいままでも泡が大きくなってしまう……。

ものすごく絶妙なさじ加減で、シルキーな泡を生み出す。それが磨き屋シンジケートの研磨技術なのです。

お家で飲むときはお店のようにわざわざ洗って乾燥させたり、違うグラスを出すなんてことはしないと思うのですが、この美味しさは、グラスを変えずとも２杯目以降のビールでも再現可能！

冷たい温度を長時間保てるとよく聞く二重構造ですが、内部の空気をあえて真空にせず「中空」にしています。

それは、タンブラーが「冷たくなりすぎない」ようにするため。

１杯目の冷たいビールを注ぐと、タンブラーも同様に冷却されます。
保冷効果の強すぎる真空タンブラーだと飲み進めていくとタンブラーの内側に結露が出来てしまうのですが、この水滴が２杯目以降にビールを注いだ時に泡を壊す原因となってしまいます。

１杯目はうまく行ったはずなのに、２杯目以降にレベルダウンしてしまってはテンションも下がってしまいますよね……。

「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」はあえて「中空」にすることで冷たくなりすぎない状態にし、結露しにくいことで泡を壊してしまう原因である水滴が着かないようにする。これが２杯目以降も美味しいビールが飲める秘策なのです！

更に唇がふれる飲み口は、口当たりの良い薄口仕上げ。

微細な凹凸面に２杯目以降の美味しさを追求、飲み口といった細かいところまでこだわったこのタンブラーは、まさにビールを美味くするために生まれたと言っても過言ではありません。

実現不可能だった色を遂に実現！

ダイヤモンドカット・ブラックの深みある美しさ

ステンレスのタンブラーといえばベーシックなシルバー、もしくは塗装されたものを多く見ます。

「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」の新色 ブラックは、その中でも珍しい“酸化発色”という特殊な技法で発色をさせているもの。

紫や緑といったカラフルなものは今までにもありましたが、ここまでシックな“黒”を表現することは歴史のある燕でも難しく、金属加工のスペシャリストの手によってやっと叶えることができた技術の結晶、それが「磨き屋シンジケート ビアタンブラー ブラック」なのです。

酸化発色の特徴は、光の屈折によって色が変わって見えることにあり、光の種類が変わることで反射する見え方も変わるので、例えば太陽光、蛍光灯、電球といったそれぞれの環境で漆黒に見えたり、中に潜んだネイビーが顔を出したり、とビールのおともに奥行きのある表情を添えてくれます。

いつまでも輝きがくすまない。

煌めきながら、同時に表面をキズから守る特殊製法

見た目の格好良さは上質な時間に欠かせないもの。
シルキーな微細泡もブラックも気になるけれど、このダイヤモンドカットのように煌めく表情も忘れてはいけないポイントです。

磨き屋シンジケートシリーズの中でも一番人気のダイヤモンドカットデザインは、熱処理でタンブラーの表面を柔らかく焼きなましした状態で、回転をさせながらプレス加工をする特殊な技術で作られており、光をランダムに反射すると共に、出っ張った凸部でしか触れにくいため傷がつきにくく、ずっと綺麗に使えるというメリットもあります。

ビールを楽しみながら、光の反射、そして表面のゆらめきを愛でる時間をお楽しみください。

1にも２にも、ビールがうまい！！

「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」を楽しむ方法。

まずは、キンキンに冷えたビールでお楽しみください！

もちろん、晩酌にも！

高価なビールでなくても、とにかくシルキーな泡が自慢のビアタンブラー。

その違いは、是非ともご自身の舌でご堪能あれ！

~番外編~

こんな飲み物にも！

ビールしか楽しめない、となるとビールが苦手な方や、たまにしか晩酌しない方にとっては存分に楽しめないのでは？と心配な方もいらっしゃるかもしれません。

でも大丈夫！

「磨き屋シンジケート ビアタンブラー」は、スタッフが試した中ではひんやり冷たい牛乳や、キンと冷たいアイスコーヒーとも相性が良いのです。

毎日の朝食に、リモートワークのお供に。

こだわりのタンブラーで飲み物をもっと楽しんでいただけたら嬉しいです！

金属研磨のスペシャリスト集団

「磨き屋シンジケート」

金属加工業界ではその名を知らない人はいない、精鋭の金属研磨集団「磨き屋シンジケート」は、新潟県 燕市を中心にその高い技術を武器に数々のハイクオリティーな製品を世に送り出してきました。

燕市の研磨業者はもともと鍋などの調理器具や金属のカトラリーを主に磨いておりましたが、バブル崩壊の煽りを受けて工賃の安い海外に生産拠点が移されたこともあり、受注量が半減した時期がありました。

調理器具やカトラリーの他にモバイル機器や半導体関連など成長産業の部品も新たに受注したいと考えましたが、当時、燕市のどの研磨工場も家族経営のような小規模のところばかりで、それらの大量注文を1件で請け負うことは不可能でした。 成長産業分野の大量の注文を受け、こなしていく必要性から立ち上げられたのが、共同で受注できる体制を構築した集団組織「磨き屋シンジケート」なのです。

そんな折、私たちの研磨技術が評価され、世界的に有名なアメリカの PC・モバイル機器メーカーからの発注が入ったことをきっかけに、日本中だけでなく世界中からも仕事を受けられるようになりました。

しかし順風満帆に見えていた私たちの仕事も、再びリーマンショックの煽りを受けました。受注がぱたっと止まった頃、受注を受けるだけでなく自分たちの力で売れる商品を生み出そう！と一念発起して作ったのが初代の「ビアタンブラー」です。

△初代モデル 二重ビアタンブラー ステンレス色

当時金属製の２重タンブラーは海外製のものが多かったのですが、国内生産の磨き屋シンジケートが手がけたものをネットで販売してみると1ヶ月分の在庫がなんと１日で完売！ありがたいことに、最長2年待ちという状況にまでなりました。

今では、タンブラーの製造と装置部品製造の両軸で生産しています。 このタンブラーは、最先端の部品の仕事をしていたからこそ、微細な凹凸面をコントロールしながら作ることができたと言えます。 最先端技術のものと、日用品が同じ工場で作られているというのが、燕ならではの面白い特徴です。

その発色に浪漫を感じて

既存の人気商品、銀色に輝くタンブラーに今回「ブラック」の色を施すのは金属着色に定評のある株式会社中野科学。

半導体装置の部品、医療機器といった精密な部品の表面処理を本業とし、その細かさの単位は私たちの日常生活ではあまり聞きなれないÅ（オングストローム）という凄さ！
（1Å=100億分の1m）

今回の黒色の酸化発色は技術的にも難しく、「ブラック」は研究に研究を重ねてやっと実現した珠玉の発色なのです。

酸化皮膜の厚みによって光が屈折していろんな色に見えるため、太陽の光、ライトの光などによって様々に見える表情を変えるところにロマンを感じていただけたら嬉しいです。

■リターンについて

商品名：磨き屋シンジケート ビアタンブラー ダイヤモンドカット [ブラック]

サイズ：口径 φ71mm 底径φ52mm 高さ128mm

重量：228g

材質：ステンレス(二重構造)

※酸化発色の工程にて、タンブラーの内側に電極の跡(ひっかき傷のような見た目をしております)が残っております。予めご了承のうえ、応援購入のほどお願いいたします。