『ミード（蜂蜜酒）』、それは蜂蜜に水と酵母を加え、発酵させた自然の恵みそのままの無着色の醸造酒です。

蜂蜜の優しい甘さと、程よいアルコールのバランスが取れた味わいが特徴です。

そんなミードには数々のストーリーがあるとされています。

今より1万年以上昔、ワインやビールが作られる以前より、

偶然ハチの巣に雨水がたまり、自然発酵することでできた蜂蜜酒が、

人類が最初に出会ったお酒ではないかと言われています。

古代から中世のヨーロッパでは、新婚の二人が１ヶ月間蜂蜜酒を作り、一緒に飲んだといわれます。

ここから「蜂蜜の１か月」＝「ハネムーン（honeymoon）」の語源になったとも言われています。

そんな蜂蜜酒を、京都の老舗蜂蜜専門店である私たち金市商店は、

多くのお客様に味わっていただきたいと思っております。

このプロジェクトでは、

社長自ら採蜜にかかわり厳選した2018年春採れたての国産の新蜜を原料に、

京都の有名酒造会社と協力し、製造した『ミードヌーボー2018』を、

皆様にいち早くお届けいたします！

ミードを作るにあたって最も重要なのは、主原料である蜂蜜の味わいです。

蜂蜜はミツバチが様々な花を訪れ、集めた花の蜜を巣に貯めた自然の恵みであり、

花によって、そしてミツバチを管理する養蜂家によっても味わいが大きく変わってきます。

養蜂家はミツバチのために花を求めて、南から北へ移動し、

ミツバチができるだけ多くの花の蜜を集めることができるように、１年の半分以上を移動して過ごすのです。

そんなミツバチの働きと、養蜂家のミツバチに対する愛情が形になって蜂蜜の味わいになるのです。

私たち金市商店は、創業８８年の蜂蜜を専門に扱う会社です。

日本全国や世界の養蜂家を訪ね、多種多様の蜂蜜を仕入れ、

自社のお店や全国の百貨店、各地域のスーパーにて販売しております。

特に国産蜂蜜の取り扱いには自信があり、

鹿児島から北海道まで３０人以上の養蜂家と継続した取引を行うことで、

高品質で安心安全な蜂蜜を提供してもらっています。

特に最盛期の春から夏にかけては、

社長自ら養蜂家を訪ね、一緒に採蜜作業を行うことで、

その時採れた納得のいく品質の蜂蜜を選んで買うことができるのです。

そんな蜂蜜の中でも、春一番に採れた蜂蜜が『新蜜』です。

新蜜は特に風味が豊かで採れたてのさわやかな香りを感じていただける

１年で最初のミツバチの贈り物なのです。

金市商店では、現在世界６ヵ国、30種類以上のミードを取り扱っています。

金市商店は１２年前にニュージーランドで出会ったミードに一目ぼれし、

１０年前からミードの輸入を始めました。

当時は国内でもミードを知る人は皆無に近く、世間の反応は厳しいものでした。

京都の店舗や全国の百貨店での試飲販売を地道に続けるうちに、

少しずつミードファンが増えていき、現在の取り扱いの数になりました。

しかし、同時にもっとおいしいミードを作ることができるのではないかとの想いが募っていきます。

2016年、社長自らが舵を取り、

金市商店オリジナルのミードを作る『京都ミードプロジェクト』を立ち上げ、

京都産蜂蜜を使ったミードの製造への取り組みを開始しました！

「青谷の梅酒」で知られる京都の酒造会社・城陽酒造と、

発酵醸造学の研究をされている京都学園大学の篠田准教授をパートナーに、

2017年11月についに『京都ミード　蜜酒』の発売に漕ぎ着けました。

数量限定ながらも多くのお客様に好評をいただき、

金市商店は新しいプロジェクトを始動します。

『ミードヌーボープロジェクト2018』は、

京都ミードで培ったミードの製造技術を用い、

2018年最初に採れた蜂蜜である『新蜜』をいち早く仕入れ、しっかりと醸造し、

いち早くミードファンにお届けするプロジェクトです。

使う蜂蜜はまだ決定しておりませんが、春が早めにやってくる南九州地方の国産蜂蜜を使用予定です。

蜂蜜を専門に扱う金市商店だからこそできる、

蜂蜜にこだわって、こだわりぬいたミードのヌーボーを皆様にお届けしたいと考えております。

楽しみにお待ちください！！