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実在の蝶をモチーフにした金属製蝶ネクタイ「Metal Butterfly」

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ストーリー

皆さん、蝶ネクタイはお好きですか?
「蝶ネクタイはオシャレ!」という方もいれば、「着こなし方が難しい」あるいは「自分には似合わなそう」と思う方もいるでしょう。「気取り過ぎ」と感じる方だっているかも知れません。
 
こんにちは。今回このプロジェクトを立ち上げましたアオキシゲユキです。
私自身、実は自分の結婚式で蝶ネクタイを付けたのが初めてで、そこからいつの間にか蝶ネクタイの魅力にはまっていった一人です。そして遂には私の本業である精密板金加工の技術を活用して、金属製の蝶ネクタイを作るまでに至りました。
 
 
▼金属製蝶ネクタイ「Metal Butterfly(メタルバタフライ)」とは?
 
軽量なアルミニウムの1枚板を加工して、表面に塗装を施した蝶ネクタイです。
ここで具体的に「Metal Butterfly」の特徴を説明させて頂きます。
 
・モデルについて
「Metal Butterfly」には3つのモデルがあります。
 
・フォルムについて
今回、金属製蝶ネクタイを開発するにあたってモチーフにしたのは、この地球に実在する蝶たちです。
「蝶ネクタイ」と呼ばれていながら、蝶のフォルムをモチーフにした蝶ネクタイというのは実はあまり見当たりません。私たちが得意とする金属加工で挑戦するなら絶対にコレを形にしたいと思いました。なおかつ、ただ単に蝶のフォルムを真似るのではなく、あくまで通常の蝶ネクタイと遜色なくシックに着こなせるものでありたいと思いました。
 
数ある蝶の中でも私たちがモチーフとして選んだのは「パピリオ・ユリシス」(和名オオルリアゲハ)と「アグリアス・クラウディナ」(和名ミイロタテハ)の2つでした。
 
 
オオルリアゲハは「幸せの青い蝶」ともいわれ、その鮮烈な青が印象的で、華やかなパーティーシーンにピッタリのイメージです。
 
また、ミイロタテハは翅色の変異に富んでいるのですが、中でもこの赤一色のボディがシックな中にも情熱が感じられて、大人の装いにフィットすると思います。
 
(画像引用元 agrias)
By Didier Descouens - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=18764096
 
 
蝶ネクタイの外形は、なるべく実在の蝶のアウトラインをなぞりつつも、蝶ネクタイとして違和感のないバランスを追求しました。1枚の板を独自の方法で曲げて形にする為、曲がった時の完成形を想像しながら展開図を作り、それを曲げては修正し、を何度も繰り返しました。
 
 
曲げ加工については全て弊社社員の技術とアイディアです。板にキズを残さずに加工する方法から翅(はね)の広がり方、曲面の美しさというディテールに至るまで、細部まで妥協せず見事に1枚の板で蝶を形にしてくれました。
 
素材の選定は初めからアルミと決めていました。軽さと加工性に優れたアルミならば、首元に取り付けた蝶ネクタイが自重で下に垂れ下がってしまうことを防げるだけでなく、軽さを求めるために無理に板厚を下げる必要がなくなるので、金属らしい存在感を与えられると考えました。
 
 
・両面使いについて
通常、蝶ネクタイはオモテ面が決まっています。しかし、サンプルを製作している時に「表と裏で違うモチーフだったら両面楽しめていいね」という画期的なアイディアが生まれました。
そこで中央に巻くバンドをスナップボタン式に変えて取り外しを可能にし、オモテ面は実在の蝶の翅の色合いを表現し、ウラ面には透かし模様をあしらい遊び心を取り入れました。
 
 
おかげでオモテとウラでは全く印象の異なる蝶ネクタイが完成しました。その日の気分や出席するパーティーのティストに合わせて、お好きな面を選んで頂けたら嬉しいです。
この画期的なネックバンドを製作してくれたのは、地元茨城の商工会青年部のネットワークりで繋がった、稲敷市商工会青年部に所属する「Design lab "Lights"」http://designlablights.com/の墳埼嵩史君。ネックバンドに使用する素材の選定から縫製方法まで、数えきれないほどの試作品づくりに付き合ってくれた、大切な仲間です。
 
 
・塗装について
表面塗装は、バイクや自動車のカスタムペイントで使われる塗装技法を用いて下地からトップコートまで何層にも塗り分けては磨きをかけて仕上げ、独特の深みとグラデーションを表現しています。
Metal Butterflyにとって非常に重要な要素である塗装による蝶の表現、この難しい役割を快く引き受けてくれたのは、地元河内町で共にまちの活性化にも取り組む先輩である、「Y's Factory」のペインター・高橋泰幸さん。
世界のチョウ図鑑やネット画像を何度も見比べながら、どうしたらリアルな蝶の美しさを再現できるか、常に新しい提案を出してくれました。
 
 
そしてもう1つのモデル「∞ Infinity」についてもご説明しなければなりません。
 
この「∞ Infinity」は、「パピリオ・ユリシス」「アグリアス・クラウディナ」という2つの蝶ネクタイが生まれるきっかけとなったモデルです。無駄のないシンプルなフォルムは、金属製蝶ネクタイの試作を始めてから最初に出来上がったプロトタイプだから。言わば2つの蝶の「さなぎ」のような、私たちにとっては忘れられない「原点」と言うべきモデルです。
 
 
フォルムが無限を意味する記号「∞」に似ていることから、「Infinity」という名前を付けました。
また、2つの蝶が塗装仕上げなのに対し、こちらはアルミの金属らしい質感を味わって頂きたいと思い、粗目のショットブラストで表面に細かな梨地模様をつけた上でアルマイト処理を施しています。
 
 
▼なぜ「Metal Butterfly」を作ったのか?
 
私たち(有)日青工業は、今年で創業30年を迎える総勢7名の精密板金加工の会社です。主に医療機器や食品加工機械、設備時計など産業用機器の筐体や部品を製作しています。
また、数年前からは地元茨城の若手経営者仲間と3人で「mills ends」というオーダー家具ブランドを立ち上げ、飲食店様の店舗什器なども製作させて頂いています。
 
<mills ends>
producer/wood selector 筑波洋海 【(株)筑波材木店】
carpenter 人見恭司 【市松】
steel creator 青木恵之 【(有)日青工業】
 
 
26歳で父が経営する日青工業に入社し、当時非常に厳しい経営状態だった会社を何とか立て直しました。
当時は借入を返すため必死になって昼夜問わず働く毎日でした。
 
心に余裕ができた頃、ある時ふと思ったことがありました。
友人の結婚式のようなお祝いごとの時に、花屋さんなら自分でアレンジした花をプレゼントできるし、寿司職人ならお寿司を握ってあげられる。
大切な誰かに「おめでとう」の気持ちを表現したい時に、自分が身に付けた金属加工の技術で一体何ができるだろうと。
もしそこで何かを作れたなら、自分たちは単にモノを作る会社ではなく、「想いをカタチにできる会社」になれるんじゃないか、と。
それからはなるべく商品開発の時間を設けるようになりました。
 
 
今回の支援メニューに掲載させて頂いたステンレス皿やコースターも、そこから生まれたアイテムです。
ステンレス皿は、会社の物置を自分たちで作って建てようとしていた時に、屋根のコーナー部材を作っていた社員が「お皿みたい」と言った一言がきっかけでした。熟練の曲げ加工技術で1ヶ所ずつの折り曲げを作り、幾何学的な独特の立体感が生まれました。
 
また同じく支援メニューの1つであるコースターは、元々は加工した後に出る円形の端材をもったいなく感じていて、何かに使えないかと思って考えた時に生まれたプロダクトです。アクセントに曲げ加工を入れ、新たに導入した彫刻機で文字を入れてみたところ、とてもオシャレなコースターになりました。
 
▼サプールの存在
 
そして今回、私が蝶ネクタイを作りたいと思ったきっかけは、アフリカのコンゴ共和国で活動する「サプール」と呼ばれるファッション集団の存在です。
 
(2017年9~10月に大丸東京で開催されたSAP CHANO氏の写真展)
 
月給300ドル程の彼らが身に着けているのはプラダやヨージヤマモトなどのハイブランド。わずかな収入の中からコツコツとお金を貯めて最高の服を買い、紳士としての教養と豊かな精神性を絶えず磨く、それが「サプール」としての生き方。
そんな彼らの国では内戦が絶えず、ほんの数日で帰れるだろうと戦地に向かったものの、家に帰れたのは1年以上も経ってから。庭に穴を掘って埋めておいた大切な服や靴はボロボロに。
「平和でなければサップでいられない」
彼らは武器を捨てエレガントに生きることで平和を願い続けています。
 
 
彼らの存在を知った時、最初はそのファッションセンスの虜になりました。それから彼らのメッセージに心をえぐられ、その精神性の豊かさに感銘を受けました。
そんな彼らのメッセージを受け取った後、自分だったらどんなアクションが起こせるのかをずっと考えました。しかしすぐには答えが出ません。でも私には彼らのメッセージを受け止めた責任がある、そう感じていました。
そこでまず、彼らの真似をして写真を撮ろう、と思いました。地元河内町の商工会青年部のメンバーに提案し、それぞれが目一杯着飾った姿で並び、河内町らしい空気が感じられる場所を探して撮影をしました。
 
 
その後しばらく経ってから、いつも行くバーで出されたおしぼりで手を拭き、カウンターに置いたそのおしぼりを眺めてた時に、「あっ!」と思いました。「金属をこうやって曲げて、ココをこうしたら蝶ネクタイになるかもしれない!」
その時、全てが繋がりました。自分の金属加工技術でサプールのために蝶ネクタイが作れる!いやそれどころか、大切な誰かの最高に幸せな瞬間に最も相応しいモノがプレゼントできる!
 
そうして生まれたのが、この「Metal Butterfly」です。
蝶ネクタイは男性のファッションアイテムというイメージもありますが、「Metal Butterfly」は女性が身につけてもエレガントだと思います。
 
 
▼資金の使い道
 
今回皆様から頂いたご支援は、この「Metal Butterfly」の製作資金として使わせて頂きます。そして将来的には、コンゴを含めたアフリカの国々にこの「Metal Butterfly」の製造拠点を作りたい、という大きな夢を私は今抱いています。
 
長年モノづくりに携わってきた中で、私は発展途上の国の人たちにこそ、これからの自分の人生を生き抜いていく手段の一つとして、こうしたモノづくりの技術を活用して欲しいと願っています。自分の技術でお金を稼ぐこと、子供にしっかりとした教育を受けさせること、略奪や争いをなくすこと、彼らがそれを自らの手で勝ち取ることが大切なのではないかと思います。
 
 
だからこそ、私たちはお互いにパートナーとして一緒に「Metal Butterfly」をつくり、世界中に発信してワクワクする未来を一緒に創っていきたいと思いますし、そうすることが今回自分を奮い立たせてくれたサプールに対する感謝の気持ちと、私なりの答えだと思っています。
 
 
近い将来、私の想像をはるかに超えるほどに鮮やかなMetal Butterfly達が、たくさんの祝福で溢れる世界中のパーティーシーンをエレガントに飛び交っている未来を夢みて。
 
世界中に幸せを運ぶ蝶ネクタイ「Metal Butterfly」、皆様からのご支援よろしくお願い致します! 

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2018年10月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。

オリジナルの名入れができるステンレスコースター2枚セット

3,500円(税込)

残り
のサポーター
2018年11月末までにお届け予定

ステンレス製のコースターにお好きな名入れができます。
コースターの表面はバイブレーション仕上でインダストリアルな雰囲気を演出します。

●名入れ可能な文字・・・漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット
●使用可能フォント・・・「MSゴシック」「MS明朝」「メイリオ」「Arial」「Tahoma」「Segoe Script」「Courier New」「Flankrin Gothic Medium」「Impact」「Consolas」
●名入れ可能範囲・・・横6cm×縦1cm 
●コースター直径・・・約10.5cm

※名入れはケガキ彫刻となります。
※文字の配置はコースターの中央付近とさせて頂きます。
※イラストやロゴ、画像データ等はご遠慮ください。
※名入れをご希望されない場合は「Metal Butterfly」の文字が入ったコースターをお届け致します。

ステンレス皿 origami plate 【windmill】 1枚

5,500円(税込)

残り
のサポーター
2018年11月末までにお届け予定

独自の曲げ加工で、1枚のステンレス板に折り紙のような模様をつけたスクエアプレートです。
商品名の「windmill」は、「風車」の意味。
表面はバイブレーション仕上でインダストリアルな雰囲気を演出します。
ナイフやフォークの使用、また他の陶器等と重ねたりすると擦れてキズが付くことがありますが、気にせずにガシガシ使って下さい。そういうお皿です。

サイズ・・・25cm×25cm

専用の化粧箱に入れてお届け致します。

ステンレス皿 origami plate 【jetbead】1枚

5,500円(税込)

残り
のサポーター
2018年11月末までにお届け予定

独自の曲げ加工で、1枚のステンレス板に折り紙のような模様をつけたスクエアプレートです。
商品名の「jetbead」は、「シロヤマブキ」の意味。
表面はバイブレーション仕上でインダストリアルな雰囲気を演出します。
ナイフやフォークの使用、また他の陶器等と重ねたりすると擦れてキズが付くことがありますが、気にせずにガシガシ使って下さい。そういうお皿です。

サイズ・・・25cm×25cm

専用の化粧箱に入れてお届け致します。

Metal Butterfly「∞ infinity」

8,000円(税込)

無制限
のサポーター
2018年12月末までにお届け予定

「パピリオ・ユリシス」や「アグリアス・クラウディナ」を開発する前に製作したのがこのモデル。表面は粗目のショットブラスト+アルマイト処理で、アルミでしか表現できない金属のテクスチャーを存分に味わえます。
無限を意味する「∞」に似ていることから「infinity」と名付けました。

カラーはブラックとブルーの2色からお選びください。

サイズ・・・横10cm×縦4.2cm

※蝶ネクタイ本体は一つ一つ手作業で製作しておりますので、細部の輪郭やアルマイトの色合いなどが写真と異なる場合もございます。あらかじめご了承ください。
※アルミ製の為、硬いものなどに触れると表面にキズが生じる可能性があります。お取扱いにはご注意ください。

Metal Butterfly「パピリオ・ユリシス」

17,500円(税込)

無制限
のサポーター
2018年12月末までにお届け予定

オーストラリア北東部からニューギニア、ソロモン諸島などに生息し、「幸せを運ぶ蝶」とも呼ばれるパピリオ・ユリシス(和名はオオルリアゲハ)をモチーフにした蝶ネクタイです。

サイズ・・・横10cm×5.5cm

※蝶ネクタイ本体は一つ一つ手作業で製作しておりますので、細部の輪郭や塗装の色合いなどが写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※塗装仕上げの為、硬いものなどに触れると表面にキズが生じ塗装が剥げる可能性があります。お取扱いにはご注意ください。

Metal Butterfly「アグリアス・クラウディナ」

17,500円(税込)

無制限
のサポーター
2018年12月末までにお届け予定

主に中南米に生息し、翅色の変異に富んだ色鮮やかなミイロタテハ。その中でも特に鮮烈な赤が特徴的なアグリアス・クラウディナをモチーフにした蝶ネクタイです。

サイズ・・・横10cm×5.5cm

※蝶ネクタイ本体は一つ一つ手作業で製作しておりますので、細部の輪郭や塗装の色合いなどが写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※塗装仕上げの為、硬いものなどに触れると表面にキズが生じ塗装が剥げる可能性があります。お取扱いにはご注意ください。

Metal Butterfly 青・赤 2色セット

33,000円(税込)

無制限
のサポーター
2018年12月末までにお届け予定

Metal Butterflyの「パピリオ・ユリシス」「アグリアス・クラウディナ」の2つをセットにしたお得なコースです。

サイズ・・・横10cm×5.5cm

※蝶ネクタイ本体は一つ一つ手作業で製作しておりますので、細部の輪郭や塗装の色合いなどが写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※塗装仕上げの為、硬いものなどに触れると表面にキズが生じ塗装が剥げる可能性があります。お取扱いにはご注意ください。

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 ファッションカテゴリの 「実在の蝶をモチーフにした金属製蝶ネクタイ「Metal Butterfly」」プロジェクト詳細ページです。

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