全国的に梅雨も明け、いよいよ夏本番。海にプールに山に花火にと、いろんな楽しみがある一方で、気になるのは「ニオイ」。特に、夏場の玄関は地獄。灼熱のグラウンドで部活をしたあとの運動靴。炎天下を歩き回った革靴。裸足で汗をかいたままのサンダル。生温かさも相まって、不快なニオイが鼻を突いてきます。たまらず消臭剤を置いてみるものの、今度は不自然な香りや化学物質が気になる…そんな経験をお持ちの方にぜひおすすめしたい商品です。

◎日本初！ウソみたいにニオイがとれる“竹”の活性炭

その商品とは、日本で初めて“竹”を活性炭にした「脱臭METAC」。愛知県の三河地方に生息する孟宗竹を100%使用した天然の脱臭剤です。従来の消臭剤のように香りでごまかすのではなく、また、化学物質による化学反応でニオイを消すのでもない。ニオイ成分そのものを吸着させて閉じ込める、安全性に優れた商品です。ニオイの気になる場所に置いておくだけで、その空間からキャッチしたニオイ成分そのものを取り除きます。

◎1gでテニスコート4面分の表面積！秘密はナノサイズの孔（あな）

なぜ、ニオイ成分そのものを取り除くことができるのか？その秘密は、ナノサイズの小さな孔にあります。「脱臭METAC」の表面には直径0.7nm～1.0nmの微細な孔が無数に空いており、その表面積は、たった1gでなんとテニスコート約4面分（約1043㎡）！微細な無数の孔のひとつひとつがニオイ成分を吸着して閉じ込めてしまうため、ニオイそのものを取り除くことができるのです。

＜「脱臭METAC」が足のニオイをとるメカニズム＞

脱臭METAC

1、イソ吉草酸を活性炭のナノサイズの孔で吸着

2、イソ吉草酸を竹由来のカリウムで中和

3、除湿により常在菌を抑え込む（静菌）

一般的に足のニオイとされるのは、汗に含まれる皮脂を足に常在する200種類以上の菌が分解してできる「イソ吉草酸」と呼ばれる酸。正式名称は「3−メチルプタン酸」といい、悪臭防止法では「特定悪臭物質」にも指定されています。

このイソ吉草酸は温度15℃以上、湿度70%以上になると増殖して活発化するため、温度30℃以上、湿度100%になる靴の中は、常在菌にとっては楽園そのもの。足のニオイを消す、つまりイソ吉草酸の働きを抑えるには、イソ吉草酸そのものに働きかけるだけでなく、同時に除湿をしなければ本当にニオイをとることにはならないのです。

その点、「脱臭METAC」はイソ吉草酸をナノサイズの孔に吸着し、かつアルカリ性である竹由来のカリウムを保持しているためイソ吉草酸を「中和」。さらに周囲の湿度を常在菌が活動しなくなる50%に「調湿」するため、足のニオイを根本から消し去ることができるのです。

竹活性炭の脱臭データ

イソ吉草酸を短時間のうちに吸着してしまいます。

３０リットルの容器を16.5ppm のイソ吉草酸で充填し、0.047ｇの竹活性炭を放り込んだのちの除去曲線です。３０分ほどでほとんど吸着されます。

竹活性炭の調湿データ

（水蒸気吸着性能グラフ）

　５０％湿度で保管しておいた竹活性炭と竹炭が湿度７０％の中に入れられた時の吸湿量は、360 mg/g、25 mg/g、です。１４倍以上の差があります！

商品パケージが真空処理されているように見えると思いますが、実はパッキング前に70℃くらいで温めてから包装しております。冷めてくると周りの空気を吸着し、真空パックの様になります。

＜参考動画＞メチレンブルーを「脱臭METAC」でろ過すると…

残念ながらニオイが消えたかどうかをWEB上で確かめていただくことはできませんが、「脱臭METAC」の吸着力を確かめていただけるよう動画をご用意しました。手前味噌ですがご覧ください。

(動画)

◎「あれ、ペットいなくなったの？」など驚きの声、続々。

理論上、発売に先立って、身近な方々にご協力いただきながら「脱臭METAC」の効果を実感していただきました。その生の声をご紹介します。

異臭を放っていた息子のスパイクが臭くなくなった。

小学生のお子様を持つAさん

うちの息子はスポーツ少年団でサッカーをしているのですが、こどもは汗っかきなので、夏場の練習のあとのスパイクは、わが息子ながら強烈なニオイで困り果てていました。そんなとき、たまたま教えていただいたのが「脱臭METAC」。はじめは正直に言って半信半疑でしたが、言われるがままに息子のスパイクに入れておきました。すると翌日、あれだけ異臭を放っていた息子のスパイクが臭くない！息子の友人たちにも勧めるために、追加で譲ってもらえるようにお願いをしたほどです（笑）

「ペットショップのニオイ」の家が一夜で

犬2匹、猫3匹を飼っているYさん

2人の娘たちが嫁いでいったあと、その寂しさをまぎらわすために犬2匹、猫3匹を飼い始めました。こまめにシャンプーには連れていっているものの、どうしても犬や猫特有のニオイはするもの。自分たちでは気づかないのですが、娘たちは帰ってくるたびに「ペットショップのニオイがする」と言っていました。「そこまで言わなくても…」といささかショックだったので、次に娘たちが来る日の前日、「靴のニオイをとるなら、ペットのニオイもとるだろう」と、ダメ元で「脱臭METAC」を部屋のあちこちに置いてみたんです。すると何も知らない娘たちは帰ってくるなり「あれ？ペットいなくなったの？」と。「これがニオイをとってくれてるんだよ」と言うと信じられないという顔をしていました。

◎そもそも、活性炭とは？

活性炭とは、『炭』に電子顕微鏡でも見えない１ナノメーター以下の小さな孔を無数に掘ったものです。その孔で多くの物質を吸着する性質を持っています。その性質を利用して、飲料水や生活廃水の浄化材につかわれているほか、空気清浄剤や電池の電極、腎臓疾患用の医薬品、日本酒の精製剤まで、一般家庭から工場まで広く利用されているものです。

しかし、それだけ重要な物質であるにもかかわらず、活性炭の大部分を輸入に頼っている日本。ヤシ殻や石炭を原料とした活性炭を中国、インドネシア、フィリピンなどから輸入しています。

◎日本で初めて竹を活性炭化

しかし、活性炭をつくる原料は「ヤシ殻」や「石炭」である必然性はありません。日本国内にも活性炭の原料となるものはいくらでもあります。廃棄された木材、剪定された枝葉、大量消費されている缶コーヒー

製造後のコーヒーの搾りかすなど、すべて良質な活性炭の材料になります。

里山を覆い尽くす竹も、そのひとつ。私たち株式会社エム・イー・ティーは、それらの原料から活性炭を製造するための装置、製造方法の開発、および活性炭をはじめとする機能性炭素の開発から製造、販売までを行っている会社です。この度、日本で初めて竹の活性炭化に成功したため、その特長を最大限に活用するために、弊社初のB to C商品として「脱臭METAC」を開発しました。

この商品は「靴」に特化した商品ですが、今後は洋服ダンスやペットのいらっしゃるご家庭、部活動の部室などなど、ニオイのあるところに需要があると考え、用途に合わせて使い分けていただけるようラインナップを充実させていくつもりです。

◎地球のCO2削減に貢献したい

植物は光合成により空気中の二酸化炭素と水から炭水化物を合成し成長します。当社はこの炭水化物から『炭』を作りさらに『活性炭』に転換し、脱臭METACをはじめとする機能製品を製造しています。つまり、活性炭を製造すればするほど、空気中の二酸化炭素を減らすことができるのです。私たちの夢は、世界中で未利用資源から活性炭を製造するようになり、大気中のCO2を削減し、地球の温暖化を止めること。ちいさな会社がおおきなことを言うじゃないかと思われるかもしれませんが、私たちは本気です。だからこそ、活性炭の製造装置や技術を独占することなく、すべてオープンにし、惜しみなく販売・技術提供をしているのです。しかし、その夢を実現するにはまだまだ知名度も規模も足りません。この「脱臭METAC」をきっかけとして、活性炭技術が日本全国へ、そして世界へと広がっていくことを願っています。