熱海市から市営駐車場借り、都心から二地域居住をしたいキャンピングカー・トレーラーハウスオーナーたちが集まる前代未聞のシェアスペースをつくります。駐車場はリノベーションし、子供から年配者まで地域に開き、旅行者も車中泊で滞在可能。企業の福利厚生や合宿、コワーキングスペースとしても使えます。緑の少ない沿岸部に誕生するその空間のコンセプトは森。全面に芝生と木を植えます。都心から40分程度で来れる新しい熱海を一緒につくりませんか？



駐車する車はドレスコード付き。デザイン審査を突破したトレーラーハウスとキャンピングカーを月極めで長期駐車。車を使用しない日は、民泊やキッチンカーとしてお店を１日から営業したり、レンタルスペースとしても活用。共有スペースもイベント会場として様々なシェアサービスを活用します。リノベーションは、熱海市でリノベーションスクールなどまちづくりに貢献されている大島さんを中心とするブルースタジオ。リノベーションを日本に広めてきた彼らが、駐車場やキャンピングカーを素敵に変えてくれます。


                                                                              (copyright blue studio)

ブルースタジオがリノベーションした子供たちの遊び場となる彼らのキャンピングカー「b-caravan」も常設予定。

プロジェクト名は、NAGISA CAMPING LOT。その拠点は、熱海市渚町。熱海のメインビーチのすぐ隣、最近盛り上がっている熱海銀座も近く、海まで徒歩１分。花火も目の前で見れます。近くに温泉旅館も多数あり、日帰り温泉も楽しめます。駐車場沿いには糸川が流れ、山からの綺麗な水と、１月には早桜が満開です。戦前からのスナックも周囲にたくさんあり、素敵な路地が現存する町です。海の家として、花見会場として、1年中楽しむことができます。

住所：静岡県熱海市渚町14-1                                       (copyright blue studio)

NAGISA CAMPING LOTは、子供達が遊んだり、みんなでバーベーキューをしたり、音楽イベントや屋外映画上映、アウトドアのサテライトオフィスとしてなど活用法は無限大。

味気ないどこにでもある駐車場。この市営駐車場は、花火大会と夏の海のシーズンは利用されても年間を通してはあまり利用されているとは言えません。



そんな中、熱海市主催のピッチで今回のプロジェクトをプレゼンした際、まずは小さくてもできることから始めよう。と、副市長や観光課の方々が協力してくださり、21台分の駐車スペースのうち、13台を貸してくれることになりました。近くで工事をするときに民間に長期間貸している実績はすでにある。現状復帰をしてくれるなら、熱海のためにチャレンジして欲しいと、応援してくれることになりました。とは言え、賃貸の費用はそれなりにかかります。赤字にならないよう知恵を絞って、単なる駐車場以外のビジネスモデルを構築し、早期黒字化を目指します。リノベーション後、キャンピングカー・トレーラーハウスを8-9台設置できるようにし、大半を月極め駐車場として、1-2台は１日からでもキッチンカーや、興味を持ったキャンピングカーオーナーのトライアルとして設置できるようにする予定です。



月極め契約者は、二拠点生活を中心とするため、毎日使うことはありません。そのため、空いてる日は車中泊したい人への貸し出しや、パソコン１つでテレワークとしての仕事場、キッチンカーとして飲食の販売など、オーナーではない方への体験の機会として、シェアします。オープンは7月の海の日を予定しており、airbnbや軒先ビジネス、スペースマーケットへの登録など予約利用できるように運用する予定です。

知名度の高さと都心から新幹線で最短わずか31分にも関わらず人口減少、高齢化率と空き家率の高いこの絶望的な状況に、今30代を中心に若者が都心ではできないチャンスと捉えて集まり始めています。

その立役者、市来広一郎さんは、株式会社machimori代表取締役であり、NPO法人 atamista代表理事、熱海市観光協会の副会長でもあり、私が熱海を選んだきっかけと理由でもあります。詳細は、こちらの記事、あの｢熱海｣に再び観光客が集まっている理由 に委ねますが、熱海銀座でCafeをつくり、マルシェを開催し、町歩きを開催し、ゲストハウスとコワーキングオフィスをつくられました。

（ゲストハウス MARUYA）

「自分たちの暮らしは自分たちでつくる、住みたいまちも自分たちでつくる」というmachimoriのコンセプトに共感し、「若者の減少という都市課題を解決し、誰にとっても住みやすいまちをつくる〜クリエイティブな30代に選ばれるまちへ〜」という彼らの狙うターゲットにまさにハマり、私もその一役を担いたいと理想の１つ熱海で実現したいと今回のプロジェクトを市来さんに話し、ぜひ一緒にやろうとこの２年間様々なかたちで協力してくれました。 
 

東京から最も近い課題先進地域、熱海。65歳以上が占める高齢化率は年々高まり、ついに45%を突破。空き家率は全国平均13%に比べ中心市街地は23%。20-30代人口は減少し、子育てをする環境としても非常に厳しい。

（データ：　国勢調査（2005年まで）、2010年以降は国立社会保障・人口問題研究所　小地域簡易将来推計人口による推計値,）

渚町は、熱海駅から徒歩14分。熱海サンビーチの隣に位置し、目の前が海。昭和9年トンネル工事の土砂を利用して埋め立てられ生まれた（これでも）熱海で最も新しい市街地。昭和 25年の熱海大火をまぬがれた熱海で数少ない木造密集地帯です。

昭和 40年代をピークに個人経営の店舗併用住宅、飲食店(スナック・居酒屋等) が密集したエリアで、車も入らない路地の多い味のある下町です。
 

みなさん、初めまして。プロジェクト責任者の佐別当（さべっとう）と申します。シェアリングエコノミーの伝道師をやってます。個人事業として、東京でMiraieというシェアメイトとゲストと私たち家族が一緒に暮らす未来の家をコンセプトとした家を4年運営しています。また2000年よりガイアックスというIT企業に入社し広報や事業開発を経て、今年本社移転プロジェクト責任者として、Nagatacho GRIDという最先端のシェアスペースをつくりました。昨年からは、シェアリングエコノミー協会という業界団体を設立し、事務局長の活動もしています。そして先日、自身で株式会社mazelを設立し、このプロジェクトをスタートしました。

・佐別当　隆志（さべっとう　たかし）

株式会社mazel　代表取締役社
一般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務局長
株式会社ガイアックス　ブランド推進室
Miraie オーナー
内閣官房 シェアリングエコノミー伝道師
 

mazelは、これまでの活動の集約として、世代、国籍、職種など、様々な人と領域を交ぜあわせ、新たな社会の交差点をつくることをミッションとしています。１つ１つの活動を社会実験と捉え、政府や官僚、そしてソーシャルメディアやマスメディアや駆使して世論に届けるアドボカシーを展開して参ります。
 

・お礼メール
・mazelオリジナルステッカー
・mazelオリジナルタオル
・熱海ビール
・トレーラーハウスへの車中泊券（最大2名様まで宿泊可）
・NAGISA CAMPING LOTでのオープニングパーティへのご招待
・永田町GRIDでのシークレットパーティ招待
・法人会員（1ヶ月、6ヶ月、年間利用権）
・講師派遣・司会派遣

私も1台国産のトレーラーハウス、Rommeteを購入しリノベーションします。今回集まったお金は、このトレーラーハウスの改装費に使わせていただきます。お礼の品として、宿泊券も用意しています。ぜひみなさん、体験ください。

また熱海は海も山もとても気持ち良い場所です。100万円以上集まった場合、素敵なシェアサイクルの購入費とさせていただきます。

購入候補の折りたたみ自転車BD-1（BIRDY）