プロジェクト実行者
ストーリー
- さわってひんやり気持ち良く、美味しい温度を保つアイスカップ。
- とろりと溶け始めたアイスも逃さず、スプーンですくい上げやすい設計。
- 冷製のお惣菜も、ひんやり美味しく。
雪国の“瓦”メーカーが挑む、新しい焼き物づくり「阿賀野瓦器実験室」から、さわってひんやり気持ち良く、美味しい温度を保つアイスカップが生まれました。
食べて、さわって気持ちいいアイスカップ。
夏真っ盛り。冷たいものが美味しい時期ですね。
素麺がぬるいと美味しくないように、アイスクリームも溶けてしまうと「甘ったるい」と感じてしまうもの。冷たいものは冷たい状態で食べるのが、やはりいちばん美味しく味わうことができます。
とはいっても冷蔵庫から出して盛り付けて、いざ準備をすませて食べる頃には溶けてる、常温に戻っている…なんてこともよくあるものです。
そんな時にひんやりと美味しい状態を保ってくれるのが、このアイスカップです。
冷たいものを、冷たいままに。
普通の器と異なる仕掛けは、まず厚み。
一番厚みのある部分で2cmもあり、小柄な見た目ながら石のようにずっしりとした重みがあります。
その厚みで冷たさを抱え込んでくれるので、小一時間も冷凍庫、もしくは冷蔵庫で冷やせば中心部までしっかりと冷え、保冷性を発揮してくれます。
この器は、屋根瓦と同じ素材で出来ており、冬の寒さにも耐えられるよう固く焼き締められています。そのため温度を保つ力、言い換えると保冷性が高いのが特徴です。
見て、さわっておいしい。
冷凍庫からアイスカップを出してしばらくすると、冷たさゆえに表面に霜が降り始めます。
フチの薄い部分から徐々に溶けてくるのですが、それを観察している間にも視覚的な涼しさが。
見て涼しく、触ってひんやり気持ちいい。そして食べて美味しい。
キンキンに冷やしたジョッキでビールを飲むような感覚で、視覚・触覚・味覚で冷たさを堪能していただけます。
すくいやすくて、持ちやすい。口当たりまでいいカタチ。
シンプルなフォルムながら、使いやすさにもこだわって形を作っています。
アイスカップとして大事なのは「アイスが逃げず、すくいやすい」こと
よく見かけるデザートカップは口が拡がっているのに対し、このアイスカップは急な立ち上がり。とろりと溶け始めたアイスも逃さず、スプーンですくい上げやすい設計になっています。
そしてもう1つの特徴が、このフチ。
「阿賀野瓦器実験室」というブランドネームのとおり、実験室にあるビーカーのフォルムを随所に取り入れてデザイン。このカーブが指にぴったりフィット。
手のひらに乗せるとコロンと重く、なめらかなフォルムなので石のような気持ちよさがあります。
そして何と言っても癖になるのが口当たりの良さ。
縁のカーブが唇にぴったりとフィットするので、水気の多いデザートを入れた時にもするんと気持ちよく食べることが出来ます。
ゆっくりと食べる、という贅沢を。
冷たさが一番大事な食べ物、それは何と言ってもアイスです。「冷たさ」と「甘さ」の刺激を同時に受けることがアイスの美味しさ。
しかしぬるくなってしまうと、溶けて食感が変わってしまうだけでなく、味覚的により甘ったるいと感じるようになってしまうのです。
このアイスカップであれば冷たさをキープしてくれるので、焦らずに最後のひとくちまで、美味しく食べることができるのです。
実際、どれだけ冷たさを保つことができるか。冷凍庫で同じ時間冷やし、アイスを入れた状態で比較実験してみました。
右の市販の磁器カップでは、開始早々温度の上昇(黄緑〜黄色)が見られたのに対し、
左のアイスカップは30分経ってもまだ青いまま。冷たさをキープしてくれているのが分かります。
冷製のお惣菜も、ひんやり美味しく。
このアイスカップが活躍するのは、デザートだけではありません。
料理の「あたたかさ」はみなさん気にするものですが、「冷たさ」にはあまり気を配ったことがないのではないでしょうか。
暑い夏には、冷製のお惣菜が1品あるだけでも食欲が回復してくれるもの。
酢の物、刺身こんにゃく、タコのマリネ、エビの和え物、きゅうりの漬物 等々…冷たいとより美味しいもの、色々あります。
食卓に1品、ひんやりメニューを添えてみてはいかがでしょうか?
「瓦」から生まれた器です。
このアイスカップは新潟県阿賀野市、その中でも瓦の産地として有名な安田という地域で生まれました。
この土地に開窯した丸三安田瓦工業は、およそ40年にわたり瓦を作り続けています。
安田の瓦づくりは江戸時代に遡ります。その昔、越前(いまの福井県)の瓦職人がこの地を訪れた時に「ここの粘土と気候が良い」と気付き瓦造りを広めたのが起源といわれ、今もなお産地として代々受け継がれています。
丸三安田瓦が作る瓦は、還元焼成という方法で非常に固く焼き締めています。そのおかげで吸水をおさえ、耐久性が高く仕上がっています。
耐寒、耐熱性も高く、家の中の気温を快適に保つことができるという、優れた性能をもつ瓦なのです。
優れた特徴を持った安田瓦。しかし皮肉なことに「強く作りすぎ」と冗談交じりに言われるほど耐久性が高く、買い替えがおこらないというビジネス的にはちょっと困った側面も。
そこで「新しい事業、地域の産業をつくれないか」と思い立ち、テーブルウェアの生産、ブランド立ち上げに踏み切ったのです。
「阿賀野瓦器実験室」
丸三安田瓦の後継ぎでもある私は、もともとこの地域で獲れたいろいろな素材を使って器を作るという実験をしていました。
今回立ち上げたブランドの名前も「阿賀野のもので作る、瓦の器の実験室」ということで「阿賀野瓦器実験室(あがのがっきじっけんしつ)」にしたのです。
そのまんまですが、このプロセス自体のことを分かりやすく伝えられると思っています。
瓦は重なっているとただの四角のように見えますが、実は1つ1つはこんな形で組み合わさっています。
瓦に、色々なものを実験で掛け合わせる。瓦×実験で試行錯誤するプロセスを楽しみたい、そんな思いをロゴに込めました。
「お米」から生まれた色。
器の色や質感を決める釉薬(ゆうやく、うわぐすり)は「灰」からつくられます。何を焼いて灰にするか、原料に何を選ぶかで色や質感がまったく変わってくるんです。
最終的にたどり着いたのが「阿賀野藁灰釉」。
新潟といえば米どころ。同じ阿賀野市内のコメ農家である「やまびこ農産」さんの米を収穫した後に残った藁を原料に選びました。
地元のもので作れるというところに魅力を感じて、毎年秋に譲ってもらっています。車がしばらく藁の匂いでいっぱいになりますが…
そして阿賀野瓦器につかう土は、もちろん瓦と同じ陶土。瓦と同じく保温性(保冷性)に優れた丈夫な土です。
制作場所である阿賀野瓦焼実験室は、瓦をつくる工場とはすこし離れた、今は倉庫として使われている元工場の隅にひっそりとあります。
藁を燃やして釉薬を作ったり、成形して窯で焼くなど器作りが一通りできる場所をつくり、ほそぼそと実験と生産をしています。
藁を燃やした灰は、すり鉢で細かな粉状にします。
ちなみに、このすり鉢とすりこぎ棒は私の祖母の嫁入り道具だったもの。沢山の機械が登場するこの時代に、実はものすごく原始的なものを使っています。
器づくりは若手の職人、岡村が一つ一つ手作りで担当。本業である瓦とは打って変わって、人の手で地道に作っているんです。
成形した土を一度焼いた茶色い「素焼き」という状態に、液体の釉薬をかけてもう一度焼きます。
今回登場する2色の内、ホワイトは「阿賀野藁灰釉」をかけ、電気窯で焼いた「酸化焼成」。
グレーは「阿賀野藁灰鉄釉」という、瓦と同じ鉄釉と藁灰釉を掛け合わせ、本焼窯で瓦と一緒に「還元焼成」という方法で焼いて仕上げています。
器の色は「釉薬」はもちろんのこと、「焼き方」の違いでも表情がガラリと変わります。その違いにも注目してみると面白いですよ。
新しい産業に、そして伝統に。
このブランドを通じて、使って頂く方に、焼き物の面白さ。阿賀野市そして安田瓦に興味を持っていただけたら。
まだまだ駆け出しですが、これから一緒に使えるアイテムを増やしていきたいですし、釉薬や焼き方の実験も重ねていきたいと思っています。
リターンについて
今回はホワイトとグレーの2色を焼き上げました。
■ホワイト
新潟、阿賀野産のコメ藁から作った釉薬「阿賀野藁灰釉」を使い、酸化焼成で焼き上げました。
■グレー
藁灰釉に、瓦に使われる釉薬「鉄色釉」を混ぜた「阿賀野藁灰鉄釉」を使い、本焼窯で瓦と一緒に「還元焼成」で焼き上げました。
裏面には阿賀野瓦器実験室のロゴ入り。2色とも陶土の質感そのままの仕上げです。
【サイズ】
直径約85mm x 高さ約50mm
重さ:約280g
※画像は開発中のもののため、デザインや仕様の変更がある場合があります。
※手作りによる焼き物ですので、色や釉薬の質感は個体差があります。多少の誤差はございますこと、何卒ご了承ください。
※焼き方や釉薬の違いによって性能に大きな差はありません。
リスク&チャレンジ
・手作りによる焼き物ですので、色や釉薬の質感は個体差があります。多少の誤差はございますこと、ご了承ください。 ・開発中の製品につきまして、デザインや仕様が一部変更になる可能性がございます。 ・ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により、出荷時期が遅れる場合がございます。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2019年09月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
阿賀野瓦器実験室 アイスカップ ホワイト 1つ
2,800円(税込)
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アイスを、お惣菜を美味しい温度に保つ。雪国の瓦からできたアイスカップです。
■ホワイト 米わらから作った「阿賀野藁灰釉」をつかい、酸化焼成で焼き上げました。
アイスのような、とろりとしたホワイトです。
※送料、税込み価格です。
阿賀野瓦器実験室 アイスカップ グレー 1つ
2,800円(税込)
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アイスを、お惣菜を美味しい温度に保つ。雪国の瓦からできたアイスカップです。
■グレー
米わらから作った「阿賀野藁灰釉」に瓦と同じ「鉄色釉」を混ぜ、瓦と一緒に還元焼成で焼き上げました。
繊細な表情の、すこし緑がかったグレーです。
※送料、税込み価格です。
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4,800円(税込)
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米わらから作った「阿賀野藁灰釉」をつかい、酸化焼成で焼き上げました。
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米わらから作った「阿賀野藁灰釉」に瓦と同じ「鉄色釉」を混ぜ、瓦と一緒に還元焼成で焼き上げました。
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4,800円(税込)
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アイスを、お惣菜を美味しい温度に保つ。雪国の瓦からできたアイスカップです。
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米わらから作った「阿賀野藁灰釉」に瓦と同じ「鉄色釉」を混ぜ、瓦と一緒に還元焼成で焼き上げました。
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6,300円(税込)
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アイスを、お惣菜を美味しい温度に保つ。雪国の瓦からできたアイスカップです。
■ホワイト
米わらから作った「阿賀野藁灰釉」をつかい、酸化焼成で焼き上げました。
アイスのような、とろりとしたホワイトです。
■グレー
米わらから作った「阿賀野藁灰釉」に瓦と同じ「鉄色釉」を混ぜ、瓦と一緒に還元焼成で焼き上げました。
繊細な表情の、すこし緑がかったグレーです。
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20,000円(税込)
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アイスを、お惣菜を美味しい温度に保つ。雪国の瓦からできたアイスカップです。
■ホワイト
米わらから作った「阿賀野藁灰釉」をつかい、酸化焼成で焼き上げました。
アイスのような、とろりとしたホワイトです。
■グレー
米わらから作った「阿賀野藁灰釉」に瓦と同じ「鉄色釉」を混ぜ、瓦と一緒に還元焼成で焼き上げました。
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米わらから作った「阿賀野藁灰釉」をつかい、酸化焼成で焼き上げました。
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アイスを、お惣菜を美味しい温度に保つ。雪国の瓦からできたアイスカップです。
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■グレー
米わらから作った「阿賀野藁灰釉」に瓦と同じ「鉄色釉」を混ぜ、瓦と一緒に還元焼成で焼き上げました。
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4,400円(税込)
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【約30%OFF】6400円→4400円(送料・税込み)
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■ホワイト 米わらから作った「阿賀野藁灰釉」をつかい、酸化焼成で焼き上げました。 アイスのような、とろりとしたホワイトです。 ※送料、税込み価格です。
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米わらから作った「阿賀野藁灰釉」に瓦と同じ「鉄色釉」を混ぜ、瓦と一緒に還元焼成で焼き上げました。
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阿賀野瓦器実験室 アイスカップ 4つセット
8,000円(税込)
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お好きな色を選べる4個セット。
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「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「おいしい温度を保つ。「瓦」から生まれた、ひんやり気持ち良いアイスカップ」プロジェクト詳細ページです。