株式会社La Barat(ラボラ)は、リターン品の配送が完了するまでリターン品に設定したハンガリー・トカイのワイナリー、NAAR(ナール)とMark Wines(マークワインズ=元Monte Tokaj)のワインの日本における独占販売権を有する正規代理店です。詳細に関しては、ページ下部のリスク＆チャレンジをご確認ください。

6種類の新着ワイン

2020年秋に初めてハンガリーワインを輸入した株式会社La Baratは昨春、初の船便での輸入を行いました。今回は海上輸送を回避し、一時よりコストが大幅に下がった空輸によって6種類のワインを輸入しました。

内訳はハンガリー東北部・トカイのワイナリー、NAAR(ナール)の極甘口トカイアスーと甘口トカイサモロドニ、Mark Wines(マークワインズ)の甘口トカイサモロドニの貴腐ワイン3種。そして、NAARのマスカット辛口白ワインとセミスイート、トカイ(貴腐)ワイン用のブドウを3種使った辛口白ワインです。

お勧めは、甘口トカイサモロドニの2種類

お勧めはなんといっても、リーズナブルな価格で貴腐ワインを楽しめるサモロドニタイプの甘口トカイワイン2種類です。写真右側のNAARの素直な貴腐感、左側の樽熟成3年を経たMark Winesの琥珀の貴腐は、「同じトカイワインでも、こんなに違うの??」と驚くこと必至です。

NAARのサモロドニは貴腐感を素直に楽しみたい方にお勧めで、Mark Winesはウイスキー好きの方や熟成感を求める方にお勧めです。

NAARとMark Winesのサモロドニ1本ずつのセットも作っていますので、ぜひ応援購入してください。

マスカット香る辛口白とセミスイートも

もう1つのお勧めは、マスカットの辛口白ワインとセミスイートワインです。シャルガムシュコタイというマスカット系ブドウのワインで、辛口白は2022年ヴィンテージを輸入したことがあるのですが、大阪・ミナミのクラブに定期的に購入していただけ、NAARでも終売となったため2023年ヴィンテージを初輸入しました。

2023年に驚いたのは、2022年同様にマスカットの香りが華やぎ、飲んだ後の後香(口中香)にもマスカットを食べた時と同じ香りを感じさせたことです。年によって出来が違うブドウを使って同じ味わいを作る。250年の歴史を誇るNAARの実力を改めて感じました。すっきりした飲み口もあって、つい飲み進んでしまいます。

マスカットの辛口白と同じヴィンテージ、2023年のセミスイートは1リットル中の糖分を意味する残糖度が51グラムです。さほど高くありませんが、セミスイートのカテゴリーの中では高く、マスカットの香りと相まってとても甘く感じます。後口もきれいですし、後香にもしっかりとマスカットを感じます。

マスカットの甘口ワインを求めておられる方には、間違いなくぴったりのワインです。

このマスカットの辛口白とセミスイートのセットも作っていますので、マスカット好きな方はぜひ応援購入してください。

リターンは全部で18種類　

上記の表が18種類のリターンです。新着ワインはそれぞれ1本のリターンを用意し、上記の通り、トカイワインのサモロドニ2種類のセットや、マスカットの辛口白とセミスイートのセットを用意しています。また、珍しい辛口トカイサモロドニと甘口トカイサモロドニのセットなども作っています。

もちろん、新着ワイン6種類の6本セットも用意して超早割も設けております。

残糖度高いナールのアスー2019わずか17本

ナール　トカイアスー　5プットニョシュ 2019は、1リットル中のワインの糖分を示す残糖度が160グラムあります。後ほど説明しますが、トカイワインにはランクがあり、160グラムは余裕で6プットニョシュを名乗れる残糖度です。

つまり、抜群に甘いです。

しかも、雑味がなく、素直な貴腐の蜜感を楽しめます。

ナールからは同タイプの2016も輸入したのですが、こちらは136グラム。素直な蜜感度でいうと2019に軍配があがります。

その2019が17本しかないのは、2016を追加するために輸入しようとしたら、2016が終売になって急遽2019に切り替わったためです。

このため、2019の追加発注も要検討ですが、2016同様に早々に終売になる可能性があり、6プットニョシュ並みの5プットニョシュを楽しめるのはこの17本限りになるかもしれません。トカイワイン好きの方はぜひ、この機会に応援購入してください。

　　　ナールのアスーとサモロドニは　　　ヴィンテージ違いの縦セットも

左側がナールのトカイアスー5プットニョシュ2019、右がトカイアスー2016。この2本の縦セットは3つだけ作っています。マクアケ価格16,000円です。

こちらの写真は左がナール　トカイサモロドニ　イーディシュ　2017。右がナール　トカイサモロドニ 2016です。

イーディシュ(edes)というのは、ハンガリー語で甘口の意味です。2016も甘口ですが、2017には辛口もあるので、エチケットにedesと入れたのだと思います。

この2本のセットは、2016が2本しかない関係で、2つだけです。マクアケ価格8,800円です。

　　　　ナールのサモロドニには　　　　稀有な甘辛セットも

また、2017甘口トカイサモロドニには、同じ年の辛口トカイサモロドニとのセットも作りました。左が新着の甘口サモロドニ2017で、右が辛口サモロドニ2017です。

辛口のトカイ(貴腐)ワインは日本ではまず見られません。現在一般販売中なのはこの1種類だけではないかと思います。

独特な香りと味わいがあり、シェリーや紹興酒を感じさせます。中華料理やインド料理にもあうワインです。イベントなどでお試しいただく時には必ず「紹興酒がお好きなら口に合うかもしれません。もし嫌いなら、絶対に勧めません」と言います。

このため、紹興酒やシェリー酒好きの人だけに試飲していただくことになるのですが、試飲した方の半数近くが購入されます。これほど力強い味わいをもったワインはほかにないのでは、と思わせるほどの力強さに魅入られるのだと思います。

この写真は大阪のなんばマルイでイベントを行った際のものです。マークワインズのサモロドニなど、新着ワインも有料試飲に供し、すべてを試した強者も出ました。

で、辛口サモロドニ2017はボトル販売も行ったのですが、試飲した半分程度の方に購入していただけました。

辛口トカイサモロドニのブドウは フルミントとハールシュレベリュの2種類。アルコール度数は、糖分のほとんどをアルコールに変えているため14.5%と白ワインとしてのマックスです。容量は甘口ワイン同様に500mlとなります。

甘口サモロドニ2017と辛口サモロドニ2017のセットは7%オフ、マクアケ価格8700円です。5セット作っています。

　　　　　最高割引率は29%　　　　　　　2002年極甘口トカイワインとのセット

これは2020年の初輸入時から仕入れている極甘口トカイアスー・モンテトカイ　トカイアスー 6プットニョシュ2002です。

モンテトカイ(Monte Tokaj)はMark Winesに名称変更される前のワイナリー名です。このワイナリーの実質的オーナーが私の取引相手のKiss Szilard(キシュ・シラルド)さんで、ワイナリーの名前に息子さんの名前Markを付けたのです。溺愛です。。

写真はセラーの入り口に立つKissさんです。

写真はセラーの中です。たくさんのワインが熟成されています。

醸造設備やセラーは2002年の極甘口トカイアスーも、2017年のトカイサモロドニも当然同じです。日本酒でも酒蔵によって風合いが変わってきますが、ワインも同様で、ワイナリー独特の風合いがあり、モンテトカイ　トカイアスー　6プットニョシュとマークワインズ　トカイサモロドニ　2017には香りや味わい、酸味の出方に同質性が感じられます。

同じセラー内の写真です。ボトルについているのが、貴腐菌です。このような環境が、ワイナリーそれぞれの風合いを作るのだと思います。

この写真はワイナリーの施設で撮影しました。色合いが綺麗で、とても気に入っています。

で、モンテのトカイアスーとマークワインズのサモロドニ、当然ながら残糖度は全く違います。

63グラムのサモロドニに対し、モンテトカイのトカイアスーは169グラム。甘みはとてもあるのですが、きれいな酸と複雑・芳醇な味わいから「単なる甘い」にはなりません。

じっくり、しっくりと口の中に甘さが溶け込んでいきます。芳醇で深みある甘さに身をゆだねていると、体が緩んできます。

写真はモンテトカイの裏ラベルです。Cukorが糖分のことで、169.0g/lとあります。トカイワインの中にはこのように残糖度を明記しているボトルがあります。

この写真は、これまでに4回開いたことのある東京・三田の駐日ハンガリー大使館におけるイベント時のものです。モンテトカイの2002年は毎回出しており、大変好評です。

その2002年モンテトカイとのセットは6本セットです。マークワインズのサモロドニ3本とナールのサモロドニ2本を加えた6本で、マクアケ価格が29%オフの40,000円です。5セット作っています。

マスカットの極甘口トカイアスーセットも

マスカット好きの方に味わっていただきたいのが、マスカットの極甘口トカイアスー・ナール トカイ シャルガムシュコタイ アスー 6 プットニョシュ 2019です。Monte Tokaj同様、6プットニョシュですが、残糖度は154.9グラムと、Monteの169グラムに比べると劣りますが、その香りはマスカットそのもの。マスカット好きの方には大いに喜んでいただけると思います。

ブドウはマスカット系のシャルガムシュコタイが85%で、フルミントとハールシュレベリュが少しずつ入っています。アルコール度数10%。容量500ミリリットル。

リターンはこのマスカットトカイアスー1本と、マスカットの辛口2本、セミスイート2本、トカイワインキュヴェの辛口白ワインの計6本です。11%オフのマクアケ価格は33,000円です。

マスカットトカイアスーは昨年12月にマクアケで先行販売しましたので、よろしければご覧ください。

https://www.makuake.com/project/6puttonyos/

フルミントなど3種ブドウの辛口白も

今回、「意外と評判がいいな」と思っているのが、Piknik(ピクニック)という名称の辛口白ワインです。フルミントとハールシュレベリュ、シャルガムシュコタイという甘口トカイワインに使われる3種のブドウを使っており、マスカットの香りが少し感じられる一方で、フルミントの力強い味わいも感じられます。

新着ワインはこの7月下旬に関空に到着し、倉庫に搬入しました。現物を確認した際に何本かを持ち帰り、なじみのバー3カ所でマスターに味わってもらいました。写真はその際のものです。

「意外」に思ったのは、個人的にはPiknikに物足りなさを感じていたのに、マスターらの評価が高かったからです。物足りなさを感じたのは、終売になってしまったフルミント100%の辛口白ワインが力強い味わいだったことがあります。

私はこの力強さが好きだったのですが、フルミント100%には現地ハンガリーでも抵抗を感じる人がいたようで、NAARは2023ヴィンテージにおいて、フルミント100%を作りませんでした。

代わって作ったのがこのPiknikです。「3種キュヴェにした方が親しみやすい味になる」との狙いからでしたが、まさにそれが当たったのでしょう。

いろんな料理にも合いますので、お試しいただけると幸いです。

　250年の歴史誇る世界遺産のナール

NAARはハンガリー東北部、世界遺産に登録されたトカイ地域内のワイナリーです。その歴史は1750年代にさかのぼり、小さなブドウ園で地元のブドウを育ててワインを作ることから始まりました。

第二次大戦後のハンガリーはソ連の支配下にあってつらい時代を過ごしましたが、そのくびきから脱した1989年以降、NAARはブドウ園を増やし続け、今では6か所に計20ヘクタールのブドウ園を保有し、極甘口トカイワインに使われるフルミント、ハールシュレヴェリュ、シャルガムシュコタイを中心に育てています。

これはセラーの中。2022年4月に訪ねた際の写真です。

セラーは2つあり、190以上の樽が保管されています。そして、セラー内には60人が座れるレストランをしつらえ、試飲だけでなく、料理を楽しむこともできます。

ワイナリーは今でも家族経営のためにさほど大きくありません。そして、そのセラーは世界遺産になっているゴンボシェギセラー群にあります。

世界遺産になっているゴンボシェギセラー群にあるNAARのセラー入口です。

NAARのワインをメインにしたプロジェクトはこれまで3回行っていますが、いいワインを作っているため、毎回多くの方に応援購入していただけています。

　　　　　残糖度でランク付け　　　　　　世界最古の貴腐ワイン・トカイワイン

トカイワインは世界三大貴腐ワインと言われています。残り2つはフランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼですが、世界で初めてできた貴腐ワインはトカイワイン。1550年ごろとみられています。

この写真は昨年9月下旬にトカイを訪ねた際に撮影したブドウです。貴腐菌が付いたブドウの実は一定の気象条件の下で干からびていくのですが、その中に蜜の香りと味わいが凝縮されていくのです。

といっても、そのことを知らなければ干からびてダメになったブドウです。だからはるか昔は打ち捨てられていたのですが、1550年ごろ、トカイ地方でこのしわしわのブドウを使ってワインを作った人がいたのです。それが今に至る貴腐ワインの始まりでした。

この甘口トカイワイン、実は初めての甘口ワインでもあったため、16、17世紀ごろから大人気となり、ロシアを含むヨーロッパ中が取り合いのような形になりました。結果、世界初の原産地呼称制度ができるに至るのですが、その輝かしい歴史は今も根付いています。

それが残糖度を基準にしたランク付けです。

エッセンシアというのは、干からびたような貴腐ブドウだけで醸造するワインで、残糖度はとてつもなく高いです。

この写真は、Mark Winesのセラーでいただいたエッセンシアです。とても甘いのですが、ワイン感が乏しいため、私はアスーの方が好きです。

で、そのアスーは6プットニョシュと5プットニョシュにランク分けされており、表のように残糖度が基準になっています。サモロドニは45グラム以上あれば名乗れるのですが、アスーは120グラム以上の残糖度がなければ名乗れません。

このような残糖度基準のランク分けは他の貴腐ワインにはないようで、フランスのソーテルヌは45グラム以上という基準しかありません。

ここからは新着ワインのご紹介

ナールトカイアスー5プットニョシュ2019

■極甘口トカイワインNAAR TOKAJI Aszu 5puttonyos 2019 　ナール　トカイ　アスー 5プットニョシュ　2019

 ワインに鼻を近づけた途端に香る、貴腐ワイン特有の蜜の香りとブドウの香り。口に含むと素晴らしい甘さが感じられます。実はこのトカイワイン、ラベルには5puttonyosと記載されていますが、残糖度は160.3グラムと、6puttonyosに求められる160グラム以上の残糖度となっています。160.3グラムという残糖度の高さを実感できる甘さになつています。

ブドウは、トカイワインで最もよく使われるフルミントとハールシュレベリュが50%ずつ。アルコール度数10%。容量500ミリリットル。

このワイン1本のリターンはマクアケ価格のみ8%オフ8,800円です。その他にトカイサモロドニ2種と合わせた3本セット、2016との縦セットなどを設けています。

素直な貴腐・ナールトカイサモロドニ2017

■甘口トカイワイン・NAAR TOKAJI Szamorodni  edes 2017 ナール トカイ サモロドニ イーディシュ　2017

Szamorodni(サモロドニ)は、貴腐化したブドウのある房をまるこど使って醸造した甘口トカイワイン。その甘さは房の中にある貴腐ブドウの量によるのですが、このワインを醸造したブドウには相当な量の貴腐ブドウが含まれていたようで、残糖度は80.0グラムあります。サモロドニは45グラム以上が必要とされていますが、それを大きく上回り、旧来の3puttonyosの60グラムも上回り、旧4puttonyosに求められた90グラムに近い残糖度になっています。

甘さだけでなく、きれいな香りもあります。香りは少し温まった方が楽しめますので、最初は冷えた状態で、その後はちょっと冷たさが緩んだ状態で飲んでいただくのがいいと思います。

ブドウはFurmint(フルミント)とHarslevelu(ハールシュレベリュ)が50%ずつです。アルコール度数12.5%。500ml。

このワイン1本のリターンはマクアケ価格のみ8%オフ4,700円です。その他にマークワインズのサモロドニとの2本セット、極甘口も加えた3本セットなどを用意しています。

　　　琥珀の貴腐・マークワインズ　　　トカイサモロドニ2017

■Mark Wines Tokaji  Szamorodni 2017 マークワインズ　トカイ　サモロドニ 2017

サモロドニタイプのトカイワインに求められる6か月の樽熟成の6倍、3年間の樽熟成を経ただけに、その色は琥珀色。残糖度は63グラムとサモロドニに求められる45グラムを優に超えています。

きれいな酸味がしっかりあり、長期樽熟成による味の深みから、飲んだ直後には甘さを感じにくいですが、味わううちに徐々にそのしっかりした甘さを感じられるようになります。甘みと酸味のバランスがよく、ワイン単体で何口でも、いつまでも味わっていられます。ワインクーラーや冷蔵庫などでちゃんと冷えた状態にして飲むのがお勧めです。

ブドウはフルミント100%。アルコール度数12.0%。

このワイン1本のリターンはマクアケ価格のみ8%オフ4,700円です。その他にナールのサモロドニとの2本セット、極甘口も加えた3本セットなどを用意しています。

マスカットの辛口白ワイン

■辛口白ワイン・NAAR TOKAJI Sargamuskotaly 2023　ナール トカイ シャルガムシュコタイ 2023

シャルガムシュコタイ(黄色マスカット)100%のこのワインは、マスカットの香りが華やぎます。香りに甘さがありますが、糖度が抑えられているため、味わいには甘さはなく、ふくよかさときれいな酸でさわかやに喉を潤してくれます。飲んだ後にも爽やかなマスカットの香り、アロマを感じられ、クリームチーズやクリームシチューとのマリアージュを楽しめます。白身魚のムニエルにももちろんですが、かわったところではドライカレーとも合うと思います。また、炭酸で割るスプリッツアーにしても美味しくいただけます。

アルコール度数10.5%。750ml。

このワイン1本のリターンはマクアケ価格のみ8%オフ4,500円です。その他に、マスカットのセミスイートとの2本セットや辛口白ワインとの2本セットなどを設けています。

マスカットのセミスイート白ワイン

■セミスイート白ワイン NAAR TOKAJI Sargamuskotaly 2023 　ナール トカイ シャルガムシュコタイ 2023

極甘口トカイワインにも使われるマスカットのブドウ・シャルガムシュコタイ100%のセミスイート白ワイン。残糖度は51.7グラムあり、セミスイートのカテゴリーでは高く、マスカットの香りとともに感じる味わいはとても甘いです。マスカット好き、甘口ワイン好きにはたまらない味となっています。

甘さがしっかりとあるため、食事とは合わせくいですが、塩コショウをした豚肉のソテーにブルーベリージャムのソース(写真左)を合わせたところ、このワインがぴったりと合いました。

また、氷を入れて炭酸で割ると、甘みが薄れ、普通の白ワイン的に飲めるようになります。色の薄い右側の写真です。氷も入れており、1対1で割っても「味が薄い」とは思いませでした。このスプリッツアーという飲み方、ハンガリーでは一般的ですので、ぜひお試しください。

アルコール度数11.0%。750ml。

このワイン1本のリターンはマクアケ価格のみで、8%オフ4,500円です。その他にマスカットの辛口白ワインとの2本セットなどを設けています。

トカイキュヴェの辛口白ワイン

■辛口白ワイン・Naar Piknik Cuvee 2023　ナール　ピクニック　キュヴェ　2023

フルミントとハールシュレベリュ、シャルガムシュコタイという、甘口トカイワインに欠かせない3種類のブドウを使った辛口白ワインです。マスカットを少し感じさせる爽やかな香りがありながら、フルミント特有のしっかりした味わいがある一方で、後口もすっきりしています。飲み疲れせず、チーズや鶏肉など幅広い食事にマリアージュさせることができます。アルコール度数12.5%。750ml。

このワイン1本のリターンはマクアケ価格のみで、8%オフ4,200円です。その他にマスカットの辛口白ワインとの2本セットやナールのトカイサモロドニとの2本セットなどを設けています。

11月上旬にはお届け

・プロジェクト終了：10/27

・発送開始：終了翌日から発送作業ができると思いますので、早ければ10月中にお届けできると思います。

　来年1月31日の駐日ハンガリー大使館　　　5回目のイベント開催へ

来年2025年1月31日(金)夕、東京・三田の駐日ハンガリー大使館で、ピアノ・チェロデュオイベントを計画しています。La Baratとして、5回目の大使館イベントで、マクアケで募集予定です。

演奏するのは、4回目の出演となる在独ピアニストで、ハンガリーの国家演奏家資格保持者、向田成人さんと、初出演のチェリスト、水野優也さんのデュオコンサートです。

水野さんは、反田恭平さんが立ち上げたジャパン・ナショナル・オーケストラのチェリストです。

写真はこの2月に開いた向田さんとヴァイオリニスト、松田彩さんのデュオコンサートイベントの様子です。

1月31日のイベントもこのような環境で、素晴らしい音楽と大使館専属シェフによるハンガリー料理、2002年のモンテトカイをはじめとしたさまざまなハンガリーワインを堪能していただけますので、ぜひお越しください。

募集開始時にはここでもお知らせさせていただきます。

残糖度や貴腐ワイン、甘口ワインについて拙著で記しています

トカイワインでは、ワイン1リットル当たりの糖分を意味する残糖度をとても重視していることを記しましたが、その理由は残糖度が貴腐化したブドウをどれだけ使っているかの証になるからです。 トカイワインは糖分を加えることができませんので、お届けする極甘口トカイワインの甘さはブドウの甘さだけに由来しています。

トカイワインは世界三大貴腐ワインの1つです。残りはフランスのソーテルヌとドイ ツのトロッケンベーレンアウスレーゼですが、実はこの2つ貴腐ワインは残糖度を重視していません。ですので、どれだけ貴腐ブドウが使われているかをボトルに記された情報からだけで想像することは困難です。

なぜ、トカイワインだけが残糖度を重視したワイン造りをしているのか。それはトカイ地域が貴腐ワイン発祥の地であること、ルイ14世が「王のワインにして、ワインの王なり」と絶賛して愛飲し、世界初期の原産地呼称制度などができたこととも関係していると思っています。

そんなトカイワインの歴史や絶大な人気ぶり、甘口ワインの種類などについて記した電子書籍「『ワインの国・ハンガリー』の理由～フランスより200年早くAOCを導入した国」をキンドルからこの10月に出版しました。

アマゾンの本カテゴリーで「ハンガリー」と「ワイン」で検索すればすぐにでてきます。250円で販売中です。駐日ハンガリー大使館や大学教授、日本ソムリエ協会、トカイの博物館に確認したり、訪ねたりしていますので、内容は間違いないと思っています。

本を読めば、応援購入していただいたトカイワインの甘さの理由がわかっていただけると思います。よろしければご購読ください。

実行者紹介

株式会社La Baratは、2020年秋に初めてハンガリーワインを輸入した駆け出しインポーターです。

代表取締役の飯塚隆志は元産経新聞記者で、希望退職直前に飲んだトカイワインの美味しさに衝撃を受けました。退職直後に訪ねたハンガリーでは、トカイワインの産地・トカイも訪問。ブダペストでは、ワインショップのオーナーであり、ワイナリーのオーナーでもあるKiss Szilardさんと出会い、輸出OKの快諾を得て、輸入事業を始めました。

写真はKissさん(左)と飯塚です。Kissさんのワイナリーで撮ったもので、持っているグラスには当然、トカイワインが入っています。

輸入したものの、新型コロナの影響で販売ルートの確保がなかなか進みませんでしたが、徐々に開拓できるようになったほか、百貨店での催事出店、駐日ハンガリー大使館でのイベントだけでなく、さまざまな場所での有料試飲会開催の機会も増やし、トカイワイン、ハンガリーワインのすばらしさを地道に伝えています。

素晴らしきハンガリーワインをもっと

ハンガリーにはまだまだリーズナブルな素晴らしいワインがたくさんあります。取引相手のKissさんはハンガリー全土のワイナリーに目を光らせて、いいワインを扱っていますので、応援購入していただいた資金で新しいワインを輸入したいと思います。よろしくお願い致します。