ストーリー
【このプロジェクトの概要】
この度「無名の野球選手がメジャーリーグへ挑戦!新しい野球選手として生きる」というページを掲載させて頂いた安田裕希です。
このプロジェクトは、私がメジャーリーグへ挑戦する上での1つのステップとして、2015年1月に開催されるスカウトリーグに参加するための挑戦です。今回のプロジェクトを成功させて「新しい野球選手」として更に高みを目指して精進していきます。
【新しい野球選手を目指す意味】
「新しい野球選手」として生きるために、今まで多くの人が挑戦していないことに挑戦する必要がありました。
1つ目が日本のプロ野球を経験もせずにアメリカプロ野球へ挑戦すること。実際にここのステージへ一歩踏み出すことの勇気が、今まで様々な決断をしてきたことのなかでも、最も大きなことの1つでありました。
この決断をした上で最も問題となったのが、間違いなく「資金」の問題でした。
アルバイトをして貯めたお金でアメリカへ挑戦するのですが、たとえここでプロ契約をできたとしても、独立リーグの給料は決して多いものではありません。トライアウト費や渡航費などを考えると手元にお金が残ることは少なく、大幅なマイナスになることが多いのです。
これらを踏まえたうえで、2つ目の挑戦は「資金」への挑戦になりました。「野球選手」として生きるためには、もちろん野球の練習も必要、そして「生きる」ということを考えると、一定以上の収入も必要となります。
そこで私は、今年はじめに私自身のオリジナルTシャツを作成、販売し約100枚を売り上げることができました。その収益は今年アメリカに挑戦する上で大きな活動資金となりました。このように日本にいる間に資金源の分母数を増やしていく必要が常にあります。
そしてそんな中出会ったのがこのクラウドファンディングでした。「多くの人が挑戦していなかったことをやる」という側面から見ても、このクラウドファンディングを使って自らの活動費を捻出するチャレンジをした野球選手は過去にほとんどいなかったのではないでしょうか?
だからこそのチャレンジであり、このクラウドファンディングは資金源の分母数を増やしていく意味でもその1つになるのではないか?そんな自分自身の思いと挑戦心が重なり、このクラウドファンディングに掲載することに決めました。
私がこのように‘‘新しい野球選手‘‘を目指すのには理由があります。
現在プロ野球選手として活躍している選手の多くが、高校や大学で実績を残してきた選手たちです。ほとんどの選手がプロ野球の世界に入るまで、エリートとして野球界を歩んできています。
私自身は野球選手としてエリートと言われる位置にいたことはただの一度もありません。公立高校の出身、特別目立った活躍もなく18歳で一度野球の世界を離れました。
私に限らず、プロ野球に行く事のできなかったほとんどの選手たちは、20歳前後で野球を諦めなくてはいけません。選手としてまだまだ技術が伸びる全盛の世代で野球をやめなくてはいけない今の現実を、なんだかもどかしく感じています。
アメリカ野球界にてこれまでにいろんな経験をしてきた私は、将来日本の野球界に恩返しをしたいと強く思っています。野球を続けることでしか得ることのできなかったものがたくさんあります。私自身が野球をし続け、新たなモデルケース(挑戦における選択肢を示すこと)として成功することができれば、色んな形で野球を続ける選手が増えることもあると思います。
海外の野球であれば、野球の技術以外も、語学、コミュニケーション能力など様々な学びがあり、そんな学びを得た野球選手は、後に続く素晴らしい野球選手を育てることになると信じています。その連鎖が、今より更に日本の野球会に良い変化をもたらすと信じています。それが私の野球に対する小さな恩返しになると信じて、これからも活動を続けていきたいと思っています。
【挑戦内容】
私はアメリカ・メジャーリーグでプレーすることを目標に野球を続けています。
高校、大学、社会人どこのレベルでの実績もない私が明日から急にメジャーリーガーになれるかといえば、それは厳しいことだと思います。
しかし、その目標を叶えるための活動を、日々順序建てをしながら続けてきました。
そして来年度はアメリカプロ野球独立リーグの1つ「フロンティア・リーグ」(メジャーリーグ傘下ルーキー~1Aレベル)(http://www.frontierleague.com/)でのプレーを目指しています。
「フロンティア・リーグ」はアメリカにおける老舗の独立リーグの1つです。年齢制限を設け(26歳まで)、若くて才能のある選手が多く在籍し、※多数のメジャーリーガーを輩出しています。
※フロンティア・リーグからメジャーリーグでプレーした選手
【ヴィダル・ヌーノ(Vidal Nuno)(2014~)(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)】
【スティーブ・デラバー(Steve Delabar)(2013~)(トロント・ブルージェイズなど)】
【ジャスティン・クリスチャンJustin Christian(2012)(サンフランシスコ・ジャイアンツ)】
その他計24人
http://frontierleague.com/alumni-mlb.php
そしてその「フロンティア・リーグ」でプレーをするために2015年1月から1ヶ月間開催される「カリフォルニア・ウィンターリーグ」に参加して契約を勝ち取りたいと思っています。
この「カリフォルニア・ウィンターリーグ」が、2015年より「フロンティア・リーグ」と提携することになりました。このウィンターリーグは「スカウトリーグ」とも呼ばれ、メジャーリーグや独立リーグなどのプロ野球のスカウトや監督、コーチなどが選手を発掘する為にリーグに参加します。また選手にとっては、直接球団のスカウトや監督にプレーを見せることで、よりプロ契約のチャンスを広げることが可能となります。
(私は2012年、2013年に実際にこのスカウトリーグに参加し、2年続けて独立リーグの球団から契約のオファーを頂きました。)
「フロンティア・リーグ」と、このスカウトリーグが提携することで、今まで以上にスカウトや監督がこのリーグに足を運ぶことになります。そうすれば自ずとプロ契約のチャンスは広がっていきます。このスカウトリーグは実際のゲームでの動きも含めた上で、私がそのチームに適しているのか判断してもらえます。
チームに入った後、実際に活躍する手応えは今シーズンで掴むことができました。後はどのようにしてそのチームに入っていくか。
このウィンターリーグに参加することは、チームに入るための最も合理的な近道であると考えています。
そして実際にフロンティア・リーグでプレーし結果を残すことができれば、確実に次のステージへ繋がっていきます。今現在の立ち位置から見る次のステージは、メジャーリーグ傘下のマイナーチーム、あるいは上位リーグ(アメリカンアソシエーション・リーグhttp://www.americanassociationbaseball.com/、キャナム・リーグhttp://www.canamleague.com/など)になります。シーズン中の移籍も含め、このフロンティア・リーグをステップに必ず次のステージへ進んでいきたいと思います。
このウィンターリーグに参加すれば、メジャーリーグのスカウトをはじめとした、ほかの独立リーグのスカウトや監督もインストラクターとして多く参加します。ここでアピールができればその後の選手生活にも大きく影響してくることは間違いありません。
【これまでの軌跡】
2012年。
右も左も分からず、英語も一言も話すことのできない状態で飛び出した私の、アメリカ野球の始まりとなりました。
ここから私の「プロ野球」の選手生活が始まりました。
とはいうものの1年目のアメリカはうまくいかないことの連続でした。
シーズン70試合で出場はわずか10試合にとどまりました。
ロースター(出場メンバー登録)を外され何度も解雇と隣り合わせになったことも多々ありました。
しかし、入れ替わりの激しいアメリカプロ野球の中でなんとか最後までチームに帯同できたことは、私の中で1つ大きな自信と財産になりました。
2013年。
更なる高みを目指して、再びアメリカへ挑戦。
しかし、高みを目指すどころか、現実は非常に厳しく思い通りに行かないということを突きつけられたシーズンになりました。
キャンプに参加し、3日目での解雇通告。
日々、選手が解雇やトレードで入れ替わるアメリカ野球においては決して珍しいことではありませんが、それでも当時22歳の自分にとって、「お前は必要ない」と突きつけられ、野球をする環境、仕事をする環境が目の前から一瞬にしてなくなるというあの現実は、自分の立ち位置を改めて知らされることとなり、ひどく落ち込んだことを今でも昨日のように覚えています。
そしてその後はアメリカでのプレーを求め、他の独立リーグのチームへ飛び込みでトライアウトに臨みました。
英語も話せず、お金のなかった私は、写真のように、スーツケース、野球道具などすべての道具を背負い、ひたすらテスト会場を求めて動き回る日々でした。移動は最も安い深夜バスでした。車中泊をしたり、バス停に寝泊まりしました。また、バス停から球場まで2時間歩き続けたこともありました。
そんな日々を約3週間続け、トライアウトを受けたチームの合計は10チームを越えましたが、その期間には結局どの球団とも契約することはできませんでした。
その後、移動費や宿泊費の関係で帰国も視野に入れていた矢先に「ウィスコンシンステイトリーグ」というセミプロリーグに急遽参加出来ることになりました。
プロリーグではありませんが、毎年※メジャーリーグドラフトに複数人指名される選手がでるリーグです。
※ウィスコンシンステイトリーグからメジャーリーグでプレーした選手
【・Jake Goebbert(2014~)(サンディエゴ・パドレス)】
【・Jerry Hairston Jr(1998~2013)(ボルチモア・オリオールズなど)】
【・Ian Krol(2013~)(デトロイト・タイガースなど)】etc
そのリーグの「オークレア・キャバリアーズ」というチームでプレーし
途中から合流した後の40試合全てに出場。
リーグ4位の.381の打率を残し
「All-League First team」(日本で言うベストナイン)3塁手部門の賞を頂きました。
独立リーグでプレーすることはできませんでしたが、アメリカで結果を数字として残すことができ、次の年のステップアップへ向け着実に前へ進むことができました。
(同年、アメリカでのシーズン終了後に日本の独立リーグ・四国アイランドリーグPlusの入団テストで自分の力を試し、徳島インディゴソックスからドラフト指名を受けましたが、再度アメリカへの挑戦を決意し、辞退させていただきました。)
そして2014年シーズン。
トライアウトを経てアメリカプロ野球独立リーグの1つであるペコスリーグの「ダグラス・ディアブロス」と契約。
シーズン序盤は試合終盤の代打、守備固めでの出場が多くベンチにいる時間も多かったですが
シーズン後半は主力選手の移籍や不調などで私にスタメンのチャンスが巡ってきました。
そこで結果を残しシーズン終盤はレギュラーセカンドとしてスタメンに定着
45試合の出場で打率.321の成績を残しました。
サポーターからの応援コメント
文章のトップに戻る
応援購入する
このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年01月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
お礼メール

1,080円(税込)
お礼のメールを写真とともに送信させていただきます。
※海外に入る1月20日以降に送信させていただきます。
上記に加え、Facebookサポーターズクラブ招待

3,240円(税込)
■お礼メール
■Facebookサポーターズクラブ招待
※サポーターズクラブとは、Facebook内に支援していただいた方のみを招待した共有ページになります。
ブログや一般のFacebookには掲載しない写真や動画などをアップし、海外での活動を疑似体験することできます。
※Facebookを利用されていない方には、メールにて送信いたします。
※海外に入る1月20日以降にご招待致します。
【限定10名様】上記に加えカリフォルニアウィンターリーググッズ

5,400円(税込)
【限定10名様】
■お礼メール
■Facebookサポーターズクラブ招待
■カリフォルニア・ウィンターリーググッズ
※今回1月から参加するカリフォルニアウィンターリーグのグッズをプレゼントいたします。
※ニット帽やタオルなどからどれか1点を予定。
・・・今年度発売のものが未定の為商品の変更の可能性あり
※帰国後2015年2月下旬~3月上旬配送を予定しております。
オリジナルTシャツ or アメリカチームTシャツ

8,640円(税込)
■お礼メール
■Facebookサポーターズクラブ招待
■カリフォルニア・ウィンターリーググッズ
■オリジナルTシャツ or アメリカチームTシャツ
※2014年春に発売したオリジナルTシャツ、あるいはウィンターリーグでプレーするチームのチームTシャツをプレゼントいたします。
※帰国後2015年2月下旬~3月上旬配送を予定しております。
※サイズはS.M.L.XLの中からお選びいただけます。後日サイズ確認のご連絡をいたします。
報告会ご招待

10,800円(税込)
■お礼メール
■Facebookサポーターズクラブ招待
■カリフォルニア・ウィンターリーググッズ
■オリジナルTシャツ or アメリカチームTシャツ
■シーズン報告会ご招待
※シーズン終了後に行う予定の報告会にご招待します。
2014年の報告会では、ブログやFacebookなどには投稿しいていない写真や動画を交えてのシーズンの報告を行いました。
※また報告会では様々な分野の人が集まる社交の場として人脈を広げることが期待できます。
※2015年シーズン終了後(2015年10月頃)に横浜にて開催予定。同時に食事会も予定しております。
【限定3名様】グラウンドで一緒に野球

16,200円(税込)
【限定3名様】
■お礼メール
■Facebookサポーターズクラブ招待
■カリフォルニア・ウィンターリーググッズ
■オリジナルTシャツ or アメリカチームTシャツ
■シーズン報告会ご招待
■グラウンドで一緒に野球
※グラウンドへ出向き一緒に野球をプレーさせていただきます。(チーム等可)
その際私が実際にアメリカで観て感じてきた事の経験を共有していきたいと思います。
(約2時間ほど)
(全国どこでも出張可能ですが、場所までの交通費は別途いただきます)
(4月下旬~9月頃まではアメリカ滞在の予定ですので、それ以外の期間で対応させていただきます。)
※今後急遽海外に行く可能性もあるため、その際は時期のご相談をさせてください。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 スポーツカテゴリの 「無名の野球選手がメジャーリーグへ挑戦。新しい野球選手として生きる。」プロジェクト詳細ページです。