前回のMakuakeプロジェクトでは5年間の空白期間を経て2022年に復活を果たしたD-Nブランドの代表的コレクション『DV』を中心に、南イタリア、ナポリの筆記具ブランドD-Nの日本での再スタートを多くの方々に応援購入頂きました。本当にありがとうごいざました。

今回のプロジェクトでは、復活後のD-Nより初めての日本限定モデルをプロデュース。そしてD-Nブランドの原点でもあるナポリの街や、その背景にある歴史、文化、伝統と合わせて受け継がれる職人たちの技と審美眼から生み出される新しいコレクションも合わせて先行販売させていただきます。

そしてデルタ倒産直後にMAIORA（マイオーラ）社を立ち上げた際、ニノ・マリノ氏にブランドの再生を託されたイタリアの老舗名ブランド『Nettuno（ネットゥーノ）1911』。　世界中の万年筆コレクターから届く熱い要望に応える形でイタリアの1940年代のエッセンスが詰まった人気コレクション『スペルバ』と新作『2.0 N-E』も今回、同じタイミングで日本のみなさまに先行販売させていただきます。

南イタリアの美軸たちは、色目もデザインも個性的ですが、持っていたり使用するたびに"美"と"個性"の「調和」を感じ、心豊かにしてくれます。

ニノ・マリノ氏と出会って23年。ナポリに通いながら感じる彼らのものづくりの背景にある哲学と美意識を一人でも多くの日本の皆さんに紹介できればと思っています。どうぞ、応援よろしくお願いします！

＊リターン品の配送完了期間を含め、jetsetter株式会社はマイオーラ社の日本における独占販売権を有する正規輸入代理店です。正規ルートとして日本で先行販売を行います。詳細に関しては、ページ下部のリスク＆チャレンジをご覧ください。

【 ナポリと海と、そこにある情景　ー　Experience the real Naples】

この23年間、何度となく通った南イタリアのナポリ。定宿から見えるナポリ湾と、その向こうにあるヴェスヴィオ火山。カオスのような雑多なナポリの街の全てを包み込んでくれるこの雄大な眺めは心揺さぶられ、人生観を大きく変えてくれます。

夕闇迫るナポリの海や街も、その美しさは変わりません。長い歴史の中で、さまざまな文化や伝統を受け入れながら自分たちのスタイルを築き上げてきたナポリ人の営みがあります。今回は、そんなナポリへの恩返しの気持ちもあり、D-N復活の背中を押していただいた日本の方々への感謝の気持ちもあり、今一度ナポリと向かい合ってみようと心を決めて新生D-Nで初めての日本限定万年筆のプロデュースに挑戦しました。

【 The Real Napoli　（真のナポリ）ー　La Vera Napoli （ラ・ヴェーラ・ナポリ）】

今回のコレクションで表現したかったのは、D-Nが本拠地とするナポリの人々が愛してやまないナポリ湾の海の美しさと、雄大なヴェスヴィオ山を見渡す風景への想いです。La Vera Napoli コレクションは、ナポリらしい手仕事で作り上げていく美軸を日本の皆様へ届けるべく、ニノ・マリノ氏と共にプロデュースしました。

【 美しいナポリ湾の水面を表現した『 スッペキオ・ダクア』】

スッペキオ・ダクアは"水面（みなも）"を意味し、マーブル調のブルーの胴軸がナポリ湾の澄んだ海面の表情を、ブラックのキャップには夕刻からナポリ湾の水面に広がる”波紋”を特殊加工を施し表現しています。（画像では少し見えにくいかもしれません）

この今回の新い技術では、光のあたる加減によって見え方が変わり、キャップ表面の模様は手で触れても凹凸は感じられません。D-Nが再生してから新く導入した秘密兵器とそれを操る若い職人さんの新い挑戦で生まれた特殊な加工です。ナポリの工場も、少しずつですが時代に順応し新しい技術も取り入れようとしています。

そして、ボディーやキャップのレジンを磨き上げる伝統的な鏡面仕上げとは対照的に、キャップリングはイタリアで長い歴史を持つロストワックス製法にこだわり、スターリングシルバーの無骨さの残る意匠に仕上げています。スペッキオ・ダクアではルテニウムでコーティングすることにより上品に黒光りしてグッと高級感を際立たせています。

昼間の美しい水面とは、別の表情を見せる夜のナポリ湾へ。その狭間の夕刻のナポリの海の表情も・・また美しい。23年前に見たこの景色に、心震えて・・いつか日本のD-Nファンの皆さんとこの風景が一緒に見れたら・・そんな夢もわいてきます。

【 雄大なヴェスヴィオへと続く情景を表現した『 ストラーダ・モンテペトラ』】

ストラーダ・モンテペトラは雄大なヴェスヴィオ火山へと続く水面下の美しいナポリ湾の"海面"をイメージし、マーブル調の素材の中でも幻想的な強弱のあるブラウン基調の素材を選びました。こちらもブラックのキャップには”波紋”を表現。幻想的な仕上がりになっています。

キャップ・リングに装着した銀製のリングはクリップや14金ペン先などと同じくパラジウム・コーティングを施しています。ロストワックス製法で無骨さの雰囲気を残しながらシルバーの輝きがルテニウムとは違う高級感を醸し出しています。

ナポリの美しい海と同じように、ナポリ人に愛されている風景があります。それが雄大にナポリの街を見守るヴェスヴィオ山の勇姿です。紀元79年の歴史的噴火で古代ローマの都市ポンペイとヘルクラネウムを一夜にして埋め尽くしたこの活火山。今では何事もなかったようにそこに佇んでいます。

ナポリの美しい海岸沿いの中でも、特にナポリっ子たちの間でも「透き通った海辺が見える」と有名なのがポジッリポの丘の下の海辺です。ナポリ湾を見下ろす丘の上からの眺めも最高ですが、澄んだ海からの目線で仰ぎ見るヴェスビオ火山もとても趣があり、海の下の海底がヴェスビオ火山の麓へと繋がっているという感覚が実感できます。

日々様々な表情を見せてくれる美しき南イタリアの街ナポリは、歴史的にさまざまな文明が交差してききました。そんな歴史観や文化や、そこに暮らす人々への想いを感じていただけるように、今回はナポリの世界観をイタリアの美軸に閉じ込めました。

手仕事の残るリングとこだわった素材を伝統職人の手により鏡面仕上げを施し、美しいシルエットが全体の調和をうみ、１つの作品となります。

何かを「伝えたい」。

気持ちを整理したい。

ただただ何かを書きたい。

「書く」を愛おしむ万年筆。

皆さんにとってLa Vera Napoli がそんな万年筆になってくれれば嬉しいです。

【La Vera Napoliで新しい取り組み】

今回の新い取り組みとして、Makuakeリターン品では最終応援購入数を分母にした限定番号を刻印させていただきます。

例）プロジェクト最終時点で購入本数が25本の場合、キャップ裏に刻印するシリアル番号は『00/25』となります。　限定番号の分子は購入いただいた順番に番号を刻印させていただく予定です。 （"04"は刻印しませんので予めご了承願います）

新しい限定品の提案。ニノ・マリノ氏からのイタリアらしい”遊び心”の演出。・・果たして日本の方々は楽しんでくれるのでしょうか・・ 不安と期待の挑戦です。

【D-Nの原点回帰、ナポリの歴史地区"Spacca Napoli "を万年筆で表現】

復活を果たしたD-N最新コレクションは、自分たちのルーツを見つめ直す原点回帰、再認識する意味を込めて世界遺産にも登録されているナポリで最も有名な観光名所の１つとなるっている“Spacca Napoli (スパッカナポリ)”の名を冠したコレクションです。

鮮やかなイエローの万年筆の背景に写っている白黒の画像が、上空から見た『スパッカ・ナポリ』の様子です。「ナポリを、２つに割る(Spaca)」という意味の呼び名のとおり、ナポリの旧市街を真っ二つに分断するように細い道がくっきり走っているのがわかります。

上記の写真は今のスパッカ・ナポリの様子です。この通りの周辺には教会や宮殿、貴族所有の建造物など歴史的なランドマークがいくつかあり、古くからナポリの政治や文化の中心地だったことがわかります。

歴史的な背景と合わせて、現在ではナポリの伝統的なスタイルのお土産屋さんやレストランなど、世界中から観光客が押し寄せる観光スポットにもなってます。今回D-Nがスポットを当てたのはスパッカ・ナポリ周辺に点在するPalazzo（パラッツォ）で、歴史的、貴族的、官庁的な役割を持つ壮麗な建物を指します。

それぞれがその時代の建築スタイルや歴史的背景を反映していて当時の時代背景に合わせてた建築様式が貴族の繁栄を表してもいます。

DーNのペンの魅力は、素材の色目の美しさとペン全体の素朴さが絶妙な調和を奏でているところです。その根底には実際に書く道具として捉えているところにあると感じています。

ニノ・マリノ氏が旧デルタを創業した42年前は高級筆記具といえば黒色が主流だった時代。そこに鮮やかな南イタリアならではの色彩を添えて、伝統的な手仕事の残る工程を大切して時代の荒波をこえてきました。今回のコレクションは、題材に選んだスパッカ・ナポリも、素材選びも秀逸。ニノ・マリノ氏の審美眼に敬服するしかありません。

＊今回のMakuakeでスパッカ・ナポリ・コレクションを応援いただいた方々には、Maiora社オリジナルのボトルインク（15ml・ブラック)がもれなく付属されます。

【イタリア老舗ブランドNettuno 1911(ネットゥーノ）最新コレクション 】

1911年に創業した『ネットゥーノ』は、イタリア語で海王神ネプチューンを意味します。1930年代から50年代にかけて世界的に販路を広げたネットゥーノは、今なおヴィンテージ万年筆コレクターの間では広く名前は知れ渡っています。一旦は筆記具業界から消えたブランドですが、1999年に一度ブランドが復活したことがあり、その際に限定万年筆コレクションの製作を依頼されたのが当時のデルタでした。

(当時のデルタ社がネットゥーノ再生のために制作した限定万年筆)

そんな縁もあり、デルタ倒産のあとの失意の底にいたニノ・マリノ氏に白羽の矢が立ちました。デルタで培った確かな高級筆記具製作のノウハウと、イタリア国内を始め世界的な評価と実績をかわれ、ネットゥーノ・ブランド自体の再生を託されました。これがニノ・マリノ氏が高級筆記具市場で再び返り咲くデルタ復活のモチベーションの１つとなりました。

2018年に渡伊しMaiora社を訪問した際にNettuno1911とのプロジェクトの企画に参画し、アイコンとなるネプチューンの三叉の槍トライデントをクリップ上にデザインしたり胴軸リングの仕上げ方法などを一緒に協議しました。

結局のところ、1999年にデルタが製作を担ったモデル（上記画像一番奥、日本での販売は2001年〜）からその手前のマイオーラ社でニノ・マリノが新いネットゥーノの概念から作り上げた1911コレクション、そして今回のスペルバやN-E2.0と全てのコレクションを日本で販売するにあたって携わることになった不思議な縁を感じています。

- SUPERBA (スペルバ）コレクション

今回ニノ・マリノ氏がスポットを当てたのはネットゥーノのベストセラー・コレクション『スペルバ』の復活です。素材自体は当時のセルロイドとは違いレジンを採用していますがブラックと燻んだ感じのグリーンが当時の雰囲気を醸し出しています。ネットゥーノが1936年に発売した『スペルバ』は当時の世界筆記具市場を席巻。今回は細部にわたり、"今”の時代と当時のテイストの調和を感じられるディティールの仕上げになっています。

インク吸入方式も当時と同様にボタンフィラー・システムを採用。今の時代ではギミック的なインク吸入方式ですが、今回のチャレンジは少しでも価格を下げて当時の万年筆ユーザーの回顧的な思いにもふけっていただこうということで、あえて金ペンではなくスチールペンを採用しています。万年筆のメンテナンスは、とにかく日々使うのが一番。まずは「書く道具」としての万年筆。そんな思いを添えています。

当時を彷彿とさせる胴軸に刻印されたレトロ感満載の"NETTUNO"のロと"SUPERBA"とシリアル番号が刻印されているのが所有欲を掻き立てます。懐古的万年筆好きにはたまりません。

- N-E 2.0 コレクション

万年筆

ネットゥーノの初期のモデルを彷彿とさせる“ヴィンテージ・モダン”の踏襲したような今回の新いコレクションには鳥肌が立ちました。シンプルながらレトロなテイストは全体の意匠だけでなく、クリップの形やリングのデザインまで、細部へのこだわりも完成度の高く、それでいてカジュアルなエントリーモデルになっています。

万年筆は、それぞれのトリム・カラーに合わせて左からイエローゴールド、ローズゴールド、ルテニウム、パラディウムカラーのコーティングが施されているのも嬉しいです。こうした細部にわたる美意識もイタリア人が得意とするところです。

＊今回のMakuakeで「スペルバ」「N-E2.0万年筆」を応援いただいた方々には、Maiora社オリジナルのボトルインク（15ml・ブラック)がもれなく付属されます。

高級感あふれる素材の色調と程よいサイズ感のボールペンも、重すぎず軽すぎず普段使いにぴったりのコレクションになっています。初めてネットゥーノのペンを手に取る人にはもちろん、レトロ好きな方にもたまらないデザインです。

万年筆とボールペン共にキャップリングにはネットゥーノの創業の地、ボローニャの街を象徴するポルティコ（柱廊玄関）のデザインが施されています。柱で支えられた屋根のある通路は街の風景や文化の重要な一部で2021年にユネスコの世界遺産に登録されました。

＊今回のMakuakeでNettuno1911のN-E2.0コレクションのボールペンを応援いただいた方々には、日本が誇る岡山産のデニム生地を使ったjetsetterオリジナルの１本刺しペンケースがもれなく付属されます。

【「テーラーメイド・イン・イタリー」の思想を受け継ぐ】

私自身が初めてイタリア美軸と関わったのは2001年にスイスバーゼルで年に一度開催されるバーゼルワールドに行った帰りに寄ったナポリの工房で出会った美しい万年筆でした。当時まだD-N(デルタ）は2階建ての小さなアパートを改装した建物でもの作りをしていました。ニノ・マリノの万年筆作りに対する哲学はその頃から変わりません。

「機械を使って均一化したものづくりでは自分たちの表現したい個性（価値）は生み出せない。」その想いがテーラー・メイド・イタリーのコンセプトへと繋がっていきます。それはディティールにこだわった伝統的手仕事を通して、大量生産品にはない、モノに個性を吹き込む作業へと通じていきます。その世界観に私はすっかり虜になってしまい、気づいたら20年以上、イタリア美軸に携わることになりました。

【 イタリア美軸を日本で販売する意味】

南イタリアの光と空気をいっぱいにまとった美軸たちは、他の国のそれにはない独特の個性が放つ魅力がある。そしてナポリの作り手たちが生み出すペンたちは、大量生産品にはない手仕事で1本1本仕上げられるために、その表情はそれぞれ微妙に異なり個体の細部に現れます。それがイタリア美軸の一番の魅力です。

その上で弊社がこだわるのは『書き味』。この業界に入った20年ほど前は「イタリア万年筆は色やデザインは魅力的だけど、インクフローが悪い」や「インクが出ない」など色々問題点がありました。やはり万年筆は"書く道具！。そこでイタリアから入荷してくる万年筆は全数、一般的な日本語の筆記に合わせたペン先調整を施します。

前回のプロジェクトでも「滑らかな書き味に驚いています」と、ありがたいお言葉を添えた手紙をいただきました。日々の業務が無駄じゃなかった・・そんな思いで、少し肩の力がやわらぎます。万年筆は書く道具。その上で色やデザインなどのイタリア美軸の個性が輝くのだと信じています。

商品スペック

【 The Real Napoli　（真のナポリ）ー　La Vera Napoli （ラ・ヴェーラ・ナポリ）】

万年筆：収納時約141.5mm　軸径約 14.8mm　重量約 26g

カラー：スペッキオ・ダクア（ブルー・マーブル）/ストラダ・モンテペトラ（ブラウン・マーブル）

素材 ：レジン / 仕様：14金ペン先　両様式 /　予価 110,000円（税込）

【 Spaca Napolo　（スパッカ・ナポリ）コレクション】

万年筆： 収納時約135.5mm　筆記時約165mm 軸径約 14mm　重量約 23g

カラー：

パラッツォ・ダンジョ　（ブラック）/パラッツォ ドリア ダングリ　（オレンジ）/パラッツォ　セッラ カッサーノ（ブラウン）/ パラッツォ　アルチヴェスコヴィレ　（レッド）/パラッツォ　フィロマリーノ　（ブルー）

素材 ：レジンス / 仕様：スチールペン先　両様式 / 予価:33,000円（税込）

【SUPERBA (スペルバ）コレクション】

万年筆： 収納時約148mm　筆記時約166mm 軸径約 14.5mm　重量約 29g

カラー：ブラック　/ グリーン

素材 ：レジンス / 仕様：スチールペン先　ボタン式 / 予価:77,000円（税込）

【 N-E 2.0 コレクション】

万年筆：収納時約143.5mm　筆記時約155mm 軸径約 14.3mm　重量約 27g

素材 ：レジン / 仕様：スチールペン先　両様式 /　予価 44,000円（税込）

ボールペン：収納時約139mm　 軸径約 12.3mm　重量約 28g

素材 ：レジン / 仕様：ツイスト式 /　予価33,000円(税込）

【 インテーザ　2.0 New Colors】

万年筆：収納時約143.5mm　筆記時約155mm 軸径約 14.3mm　重量約 27g

カラー：ライト・グリーン　/ ライト・ブルー

素材 ：レジン / 仕様：スチールペン先　両様式 /　予価 22,000円（税込）

＊素材庫の素材に限りがあり、日本には各色10本のみの入荷予定。

ボールペン：収納時約139mm　 軸径約 12.3mm　重量約 28g

カラー：ライト・グリーン　/ ライト・ブルー

素材 ：レジン / 仕様：キャップ式 /　予価19,800円(税込）

＊素材庫の素材に限りがあり、日本には各色10本のみの入荷予定。

スケジュール

9月11日　プロジェクト・スタート

9月22日/23日　『趣味の文具祭』ー今回のリターン品のサンプルを持参します。実際にお手に取っていただけます。

11月中旬　リターン品入荷　→　万年筆ペン先調整（標準的な日本語筆記に合わせて）

12月下旬　リターン品発送予定

掲載誌情報

【9月11日発売の2024年10月号vol.71に特集されています！】

P008 - P009　では見開きでLa Vera Napoli の特集です！

P010 - P011　ではスパッカ・ナポリやNettuno1911の特集が続きます！

実行者・メーカー紹介

MAIORA 社 　ニノ・マリノ（写真右側）

40年にわたり世界市場に向けてイタリア万年筆の魅力を伝えてきました。ナポリの伝統技法と卓越した美意識を世界中に広めた貢献を讃えられ、イタリア共和国功労勲章コンメンダトーレ章を受章しました。若い時代には空手を通して日本の文化に触れた大の親日家。ハンドメイドによるモノづくりに強いこだわりを持っています。2017年から空白の5年間を経て、前回に引き続き日本の皆さんへ私たちの筆記具をお届けできる今回の機会を大変嬉しく思っています。応援、どうぞよろしくお願いします。

ちなみにMaiora（マイオーラ） は古いラテンの言葉”Ad maiora “=“今から更にいいことが起こりますように“や“大きなチャンスを! “など相手にとって今以上の幸せを願う時にかける言葉からきています。南イタリアの伝統と新しい発想を組み合わせ「筆記具の新しい可能性を引き出せますように」・・そんなニノ氏の想いが込められています。

Jetsetter株式会社 村雲伸二（写真左側）

大学卒業後、欧州外資系企業の大阪支社に勤めパリ支店勤務を経て日本の輸入商社に転職。高級筆記具、機械式時計、革製品の国内市場に向けた営業、ディレクション、PR、販売員教育と合わせて欧米提携ブランド先企業に出向いて商品企画、品質管理、海外展示会サポート等、幅広い業務に携わる。同社を退職、jetsetter株式会社のCEOとして今まで培った人脈と経験をもとに「今より少しだけ丁寧で上質な暮らし」に寄り添うこだわりのアナログ製品をイタリアや台湾を中心に世界中からセレクト、日本の百貨店や専門店などを通してみなさまに紹介しています。

＊Jetsetter株式会社は2023年10月、Makuake推奨実行者に選出されました。

プロジェクトに関する情報

・プロジェクトの属性：輸入商品

・代理店によるサポート：・・・・・代理店による、日本語カスタマー対応、保証等

・プロジェクト実行者（国） ：・・・・日本

・製品者（国） ：・・・・イタリア

・製造者（国） ：・・・・イタリア