はじめまして。京の舞妓さん本舗の今井と申します。日本のおもてなしの心が詰まった「舞妓さんの泡醤油」を日本中に、そして世界中に広めたいという思いから、このプロジェクトを立ち上げました。

「舞妓さんの泡醤油」は文字通り、泡状になっているお醤油で、口の中でフワッと溶ける独特の食感のお醤油です。醤油に加え、出汁も入っているので、上品で深い味わいがあり、和食にも洋食にも魚にもお肉にも合います。また、液体のお醤油と比べて、見た目も可愛らしく、ホームパーティなどで食卓をお洒落に演出したい時に最適です。

「舞妓さんの泡醤油」は、泡醤油を粉状にして商品化した日本で初めての商品です。現在は業務用を中心に販売しておりますが、様々な風味の泡醤油を開発すること、そして市販用・お土産物用の新たなパッケージの商品を開発することで、日本中の家庭に泡醤油を広めたいと思っております。

また、海外でも「旨味」という概念が広まっており、日本発の調味料への注目も高まっておりますので、海外向けパッケージの開発と海外への販路拡大も目指して、本プロジェクトを立ち上げました。

「泡醤油」とは文字通り、泡状になったお醤油のことです。通常の液体のお醤油のように掛けるのではなく、載せたり、塗ったりして食べるお醤油です。その発祥についてはよく分かっておらず、「スペイン料理のエスプーマを見て作られた」という説や、「フランス料理のムースからの着想ではないか」など、発祥については諸説あります。その様々な説の一つとして、「舞妓さんなど、着物で食事に来るお客さまの着物を、撥ねた醤油で汚さないようにという料理人の心遣いによって産まれた」という説があります。これは俗説の一つですが、お客さまの着ている衣服にまで気を遣い、お客さまをもてなすために様々な工夫をする「日本人のおもてなしの心」がよく現れている話だと思います。

この「日本人のおもてなしの心」を多くの方に知ってもらいたい、ご家庭でも味わって欲しいという思いで、「泡醤油」を商品化したのが、弊社の「舞妓さんの泡醤油」です。

泡醤油を初めて粉状にして日本で商品化したのが弊社の「舞妓さんの泡醤油」です。泡醤油は本来、卵白を泡立てて出汁と醤油を加えて作るので、手間もかかり、調理や味付けの技術が必要です。しかし、「舞妓さんの泡醤油」は出汁と醤油を独自に配合した粉末に、水を加えて泡立てるだけの手軽さで、家庭でも簡単に作ることができます。

「舞妓さんの泡醤油」は出汁と醤油を独自に配合した粉末に、水を加えて泡立てるだけの手軽さで、家庭でも簡単に作ることができます。文字通り泡状でフワっとした形状なので、見た目も可愛らしく、ホームパーティなどで食卓をお洒落に演出したい時に最適です。水と粉末を混ぜて作る商品ですが、水以外にレモンや柚子などの果汁や大根おろしなどと混ぜて、「レモン泡醤油」「ゆず泡醤油」「大根おろし泡醤油」などのオリジナル調味料が簡単に作れ、刺身だけでなく焼き魚や肉・野菜など様々な料理・素材料理に合わせた楽しみ方が可能です。

水で作っていただいた普通の泡醤油は、お刺身やお寿司はもちろん、和風パスタにも最適です。また、レモン泡醤油・大根おろし泡醤油は焼いたお肉に、ゆず泡醤油はお鍋によく合います。

また、「舞妓さんの泡醤油」の塩分濃度は5％です。通常のお醤油がだいたい15％～18％くらいですので、約3分の１程度の塩分濃度です。大半の減塩醤油は７％～８％なので、減塩醤油と比べても、かなりの低塩と言えます。また、出汁の味が効いているので、低塩なのにしっかりとした味があり、物足りなさがありません。さらに泡状になっているので、あらかじめ付ける量を加減できますので、塩分を控えている方の食事には最適です。

舞妓さんの泡醤油は2013年の発売以来、主に業務用食材として販売してきました。お陰様で様々なメディアにも取り上げていただき、「新たな調味料」として一定の知名度と評価をいただくことができましたが、まだまだ知らない方も多く、どうすればより多くの方に認知していただけるかということをずっと考えていました。また、「京都発祥という説があるのなら、京都のお土産物として販売したらいいのではないか？」という声や、「お土産物として海外の方に買って帰ってもらえれば、海外にも広まるのではないか？」という声をたくさんいただいておりました。

ただ、簡素な業務用パッケージと違い、お土産物用の包装・パッケージはデザインや持ち運びの利便性を考えたものを作る必要があります。また、現在はベーシックな味の商品のみを販売していますが、他にも様々な味の「舞妓さんの泡醤油」もあった方が皆様に喜んでもらえるのではないかとも考えていました。しかし、パッケージデザインの制作や試作品の開発、そして、新たな味の泡醤油の開発には、ある程度の費用が必要なので、なかなか前に進みませんでした。そういった状況の中、たくさんの方に商品のことを知っていただけ、応援もしていただける、クラウドファンディングの存在を知り、今回チャレンジさせていただくことにしました。

「新たな風味の泡醤油の開発費用」

「お土産物用・ご家庭用パッケージの制作費用」

「海外向け商品パッケージの制作費用」

「お土産物用の販路の獲得のための営業活動」

などに使わせていただきたいと思っております。

私は京都生まれの京都育ちですが、10年近く前、人に連れて行かれたお店で、初めて「泡醤油」というものを知りました。そのお店で、「泡醤油は、舞妓さんなど着物を着ている人が食事に来た際に、醤油が撥ねて着物を汚さないために料理人の心遣いで作られたものだ」という俗説があるという話を聞き、このような「おもてなしの文化」があったのだと驚きました。数年後に、「これまでにない新しい調味料を作る」という食品会社との合同プロジェクトに参加し、自身が以前食べたことのある「泡醤油」の商品化を提案し、半年後に実際に商品として完成したのが「舞妓さんの泡醤油」です。今後は、国内はもとより、海外にも、泡醤油を通して「日本のおもてなしの心」を伝えていきたいと思っています。ぜひ皆様の温かいご支援をお願いたします。