さいたま市岩槻で全編撮影を行い、街に生きる家族の人間模様を描いた映画「街をみる」。前田希美、細田善彦が演じる、兄妹を中心に繰り広げられるストーリーをより多くの人に届ける為のプロジェクトです。

第６２・６３回ベルリン国際映画祭短編部門で２年連続入選歴のある川本直人監督の長編デビュー作品です。

さいたま市が誕生して１５周年を記念して
地元を舞台に世界で通用する長編映画を撮ろう。

行政などからの補助金や助成金などではなく
「地元さいたま」を愛する「映画を愛する」誰もが参加できる市民プロジェクトとして始動した映画製作。
映画作りを通じて多くの縁を繋いで街の魅力を再発見し発信することを目的として長編映画製作に取り組んでいます。

物語は様々な視点から「街をみる」ところからはじまりました。

地平線まで広がる平坦な街並みで営まれる人間模様、生活の連続が時間の経過とともに歴史として街の特徴として形づくられていくのだという、川本監督。
さいたま出身の脚本家島村和秀氏ととも、さいたま市に長期滞在をして物語を紡ぎました。

主役の桜木梢を演じるのは埼玉県出身で女優・モデルとして活躍する、前田希美。
街や自分自身におきる事件を通じて自分の住む街、育った街のみえかたや想いが徐々にかわってくるヒロインを演じます。
その兄一平役はNHK大河ドラマ真田丸の北条氏直役で好演の若手実力派俳優、細田善彦が演じます。


李千鶴、市原朋彦、さいたま市出身の村田綾ら実力派の俳優陣が作品をささえます。

この作品を映画館や全国にお届けするために皆様のご支援をお願いいたします。



川が緩やかに流れる街・岩槻。
桜木梢（21）は大学を辞めて、同郷の彼氏・鷹嘴ケンジ（28）とキャンピングカーで長い旅に出ようとしていた。しかし出発当日、ケンジは梢が用意した100万円相当の資金（学費）を持って置き去りにされてしまう。一文無しの梢は、仕方なく3年ぶりに故郷の岩槻（さいたま市）に帰ってくるのだった。

てっきり梢は大学に通っているものと思っている兄・一平（27）の関心はマイホームの購入。実家の喫茶店の経営に苦しみながらも年上の彼女・岬（33）と暮らすため、貯金に奮闘していた。そんな一平の悩みの種は、2年前に失踪したハッピーを探す父・航平（65）の奇行。100万円という高い懸賞金を懸けて、今更ハッピーを探す航平の姿に一平は一抹の不安を抱えていた。
そんなある日、店の売り上げを振り込んでいた銀行口座から100万円の引き落としが…。喫茶店に帰ると見知らぬ犬が一平を待っていた。そのころ梢は、ケンジに梢以外の彼女・蓮見（28）がいることを知り、気合を入れて蓮見に会いに。ところが、蓮見は梢とは似ても似つかぬバリバリのキャリアウーマン。21才の梢とは全く別世界の女性であった。

突如現れた謎の犬に二股相手。新たな存在の出現にそれぞれ暗く先の見えない道を歩み出すのであったが……。

出演：
前田 希美・細田 善彦・李 千鶴・市原 朋彦・加藤 将太・村田 綾・大嶋 守 立・さいたまんぞう・坂口彩・大野ひろみ・鶴巻星奈・望月リョーマ（えんにち）

監督：川本直人／脚本：島村和秀
撮影監督：川添彩／ 録音：根本飛鳥／ヘアメイク：川島まさき／助監督：北村正 浩／制作：本村花菜
プロデューサー：吉永篤史・地域プロデューサー：齋藤淳

主催・企画：岩槻映画祭／制作：アクトプランニング／製作：さいたま市長編映画 製作実行委員会

後援：さいたま市・さいたま商工会議所・岩槻人形協同組合・埼玉県教育委員会

２０１６年２月２７日（土）いよいよクランクインしました。
さいたま市民を中心としたボランティアスタッフが資金集めや制作準備、美術など市民が主体となって制作に加わることでここまで来ることができました。
現在撮影の真っ最中ではありますが、作品のクオリティーをより高めるため。
映画「街をみる」を映画館などの劇場で上映しより多くの方に観ていただくためには、この映画を応援してくださる皆様のご支援なくしてはプロジェクトを成功させるのは大変です。
皆様からのご支援をお願いいたします。
 

リターン品ですがこれから完成を目指す作品ですので出演者からのお礼のメッセージや現場の写真をお送りいたします。
ご支援者様も映画作りへの参加者の一員としてエンドロールへお名前を掲載させていただきます。
その他、関係者試写上映会へのご招待や一般販売に先行した完成版のDVDのお送り、出演者のサイン入り台本、メイキングフォトブック、メイキングDVDなど
ご支援額に応じました、リターン品をご用意しております。


映画「街をみる」撮影費・編集費・仕上費
宣伝費（チラシ・ポスター・公式サイト・予告編作成）など

さいたま市で市民が主体となり長編映画を撮る。
先日２月１７日（水）の記者発表以降、多くの市民の方々の注目があつまり
市民の皆様から様々な協力者が増えてきました。
そして、２月２７日に無事クランクインを迎えることができました。
プロジェクト立ち上げの昨年９月。
企画は？資金は？出演者は？各方面からたくさんの意見がありました。
その後、さいたま市出身の脚本家島村和秀氏と出会い、川本監督とシナハンを敢行しました。
さいたま市岩槻のビルの屋上から街をみた時、平坦に果てしなく続く町並みが特徴的だとの着想から
本作 「街をみる」のプロジェクトは出発しました。
その後、川本監督は築百年以上の古民家に滞在時して市内で生活を共にし歩いて街をあらゆる視点でみる。
そこに市民も参加する。それをシナリオに落とし込んでいく。
とても緻密で丁寧な作業の末、脚本が完成しました。
同時に様々なご縁で埼玉県出身の女優・モデルの前田希美さん、若手実力派の細田善彦さんの出演が決まりました。
撮影現場では出演者と地域、若手製作者が一丸となって映画作りにそれぞれの夢や想いを重ねています。

村田綾さん、さいたまんぞうさんなど「さいたま」所縁の出演者も充実し「さいたま産映画」の船出となりました。
撮影現場でも市民の皆さんやこの作品の支援者の方々が炊き出しやエキストラなどあらゆる面で人と人を繋げる「さいたま産映画」の為に参加いただいています。

みなさまにも是非、我々と一緒に映画作りの一員として仲間として
ご支援頂けますと幸いでございます。
全国での上映を目指すこの映画「街をみる」。
作品性を高めるためあえて観光PR的な描き方はしていませんが出演者演じる桜木家の人々を通じて、街の魅力が伝わるはずです。
この作品を通じてさいたま市に少しでも興味を持っていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。