数ある軍パンの中でも丁寧な縫製と美しいシルエットに定評のある名作中の名作「フランス軍 M-47 前期型」を完全再現!!

さらに、130年の歴史を持つ老舗機屋が復刻させた生地「壱等雲斎」を使用し、当時のものよりも優れたタフさとしなやかさを追求。オシャレ着だけでなく、アウトドアのようなハードな趣味のシーンでも着用でき、日本人のスタイルにもフィットする、こだわり抜いたの現代版『究極の軍パン』を製作しました！

■M-47の歴史

M-47はその名の通り、1947年に誕生し1960年代までフランス軍で使われていた軍服で、40年代〜50年代に使われたものを「前期型」、60年代に使われたものを「後期型」といい、それぞれ生地とディテールに大きな違いがあります。

前期型・・・生地は厚めのコットンツイルで太めのストレートシルエット、フロントのウエストボタンは縦に2つでメタルやアルミの素材を使用。

後期型・・・生地はやや薄めなヘリンボーンで裾に向かって少し細くなるテーパードシルエット、フロントは1つボタンでプラスチックが多く簡素化した仕様。

今回は、より希少で緻密な「前期型」を再現し、アップデートしました！

■時を超えて再評価されるM-47の魅力

近年、M-47はその魅力が再評価されています。上のグラフの通り、M-47は5年前と比べネットオークションでの落札平均価格は右肩上がりで上昇しており、その価値は今後もさらに上昇していくことが予想されています。

〈再評価された理由〉

① 戦時中に大量生産されたモノとは思えないフランスらしい洗練された美しいシルエットと、裏側から細部まで行き届いた丁寧な縫製。（過去にはトップブランドのメゾンマルジェラが、裏返したM-47をモデルに履かせてランウェイで歩かせたとも言われる程。）

② 過酷な状況で生き残るために開発されたからこそ、現代にも通ずる無駄のないデザイン性と軍パンならではの優れた耐久性と機能性を備えている。

価値が再評価され、価格が上昇することでM-47は手軽に買えるアイテムではなくなり、日本人に合う希少なゴールデンサイズのものになると5万円〜10万円という場合もあるそうです。

この魅力あふれる軍パンを現代の日本人に手軽に手に取って頂きたい！！という思いからこのプロジェクトは始動しました。

■大容量で丈夫なサイドポケット

横20cm、縦19㎝でマチありの大容量ポケット

近場のお出掛けならバック要らず！

サイドポケットとバックポケットの両方にフラップが付いており、使用頻度の高いサイドポケットは、2段階調節できる仕様になっています。二重のフラップなので、どれだけアクティブに動いても中の物は一切落ちません！

キャンプ、登山、釣り、カメラなどあらゆるシーンで大活躍間違いなし！

〈サイドポケットの起源〉

サイドポケットは通称「カーゴポケット」と言われており、発祥はアメリカ陸軍の空挺部隊が採用した降下用戦闘服だと言われています。空挺部隊はパラシュートを装備して航空機から降下するため、バックパックを背負うことができませんでした。その代わりに考案されたのが装備品を収めるためのこの大容量ポケットでした。また、腰をかがめた時にも、物の出し入れがしやすいように膝上の左右につけられました。

■ヒザ部分へのダメージを気にせず作業できるダブルニー

作業を行う上でダメージを受けやすい両ヒザ部分には、生地を2重に張り合わせ、しっかりと補強しています。

ペグ打ちなど、膝を地面につくことが多いキャンプのシーンでは、パンツへのダメージを気にせず膝をついて作業ができます。

■シーンに合わせて調節できるアジャスター

裾には絞って履くことができるアジャスターがついており、絞ったり開いたり自由に調節することで、登山やアウトドアでの温度調節がスムーズにでき、パンツの裾の長さを調節して、フィールドに合わせた動きやすさを演出してくれます。

裾を締めるだけで雰囲気が大きく変わり、ブーツとの相性も抜群です！

■重厚感溢れるメタルボタン

M-47前期型は基本的に樹脂ボタンが使われていますが、稀にメタルボタンが使用されたものが存在します。しかし、希少性が高く相場より1万円以上高い値段で取引されており、通常入手するのは困難となっております。

より満足できるものをお届けする為に、使い込むほどに味が出る金属ボタンを全箇所に使用しました！

■250本限定シリアルナンバー入り

250本限定で商品にシリアルナンバーを記載させていただきます。

世界にたった一つだけのあなたの軍パンをお楽しみください。

※シリアルナンバーは応援購入いただいた方順に付けさせていただきます。

※画像のシリアルナンバーはイメージです。文字のサイズが変更になる可能性がありますのでご了承ください。

「一度世の中から姿を消した雲斎織」

雲斎織は江戸時代頃、岡山県の備前地区で生まれ、綿素材特有の吸水性と通気性に優れ、丈夫さとしなやかさを兼ね備えていることから、足袋の底布に使われ、職人の足元を守ってきました。しかし、化学繊維が台頭してきたことによる大量生産と効率主義の波に押され、徐々にその姿は薄れていきました。

約150年の時を経て復刻！

さらに現代仕様にアップデートした『壱等雲斎』

徐々に忘れ去られてしまった雲斎織を130年の歴史を持つ帆布の老舗タケヤリが「壱等雲斎」として現代に蘇らせました。現存台数の少ないベルギー製シャトル織機ピカノールを使い、ゆっくり時間をかけ、通常では考えられない程、限界まで密度(打ち込み本数)を入れ織り上げる事により、より優れた強度としなやかさを兼ね備えています。

■「壱等雲斎」の優れた耐久性

壱等雲斎の耐久性を図るべく、物性検査を行いました。

「摩耗強さ試験」とは、生活活動の中で摩擦作用を受けて生地が摩耗した（表面がすり減った）際の、破れ易さを評価するために行う試験です。

一般的なアパレルの生地はおよそ100回程度で破れてしまうのに対し、今回使用する壱等雲斎は583回と、圧倒的な耐久性を示す結果が得られました。

「引裂強さ試験」とは、織物を引き裂いた際の破断する強度を評価するために行う試験です。

平均的な厚地の生地は約10Nの負荷で破れてしまうのに対し、壱等雲斎はたて24.8N、よこ27.8Nと、こちらの試験でもその丈夫さを証明しました！

■火の粉が飛んでも穴が開きにくい

素材は綿100%なので、焚き火中に火の粉が飛んだとしても穴が開きにくく服へのダメージを気にせず焚き火を楽しめます！

M -47の日本人の体格に合うゴールデンサイズの品薄問題を解決するべく、3D着装シュミレーションソフトを用いて、日本人の体格に合わせて細かくサイズ調整を行いました。

実物生地の物性データを取り込み、精確にスキャンし自動的にテクスチャーを作成、アバター着装時の生地の動きがリアルに表現されるので3Dサンプルは、現物サンプル同様にリアルな仕上がりイメージが再現可能です。

■できる限り環境に配慮した制作背景

従来のファッションデザインの企画設計はデザインからパターンを起こし、そのパターンを基に工場でサンプルを作成し仕様・サイズ感が企画意図に沿っているかチェックし修正が必要であれば何度でもサンプル作成を繰り返していました。今回のように3Dサンプルを利用すれば平面のパターンを3Dアバターに着装させるだけで仕様・サイズ感のチェックが可能となります。できる限りデジタルを活用し無駄のないモノづくりを実現していきたいという思いもこのプロジェクトを通して皆様にお伝え出来ればと願っております。

■アウトドアシーン

モデル：180cm　着用サイズ：L

〈着用ポイント〉

・フランス陸軍が使用していたパンツなので、ダウンやベストなのアウトドアアイテム との相性は抜群です。

・ポケットが前後合計６個あり、太腿横のポケットにはマチがついており、かさ張る物でも収納可能です。

・裾のアジャスターは、冬場や風の強い日には寒さ防止にも活用できます。

■バイク・ツーリングシーン

モデル：173cm　着用サイズ：L

〈着用ポイント〉

・ワイドシルエットな為、ブーツの上に被せて着用可能であり、アジャスタを絞れば風で靡くこともありません。

・バイカーの定番アウターである革ジャンとも相性が良く、ヒップ周りもゆったりしている作りのため、厚手のインナーをタックインしてもゴワつきません。

・ポケットも多いため、小銭や手袋なども収納しやすいです。

■ファッションシーン

モデル左：同上（袖1回折り）モデル右：165cm　着用サイズ：L（袖３回折り）

〈着用ポイント〉

・ファッショニスタも、ジャケットに合わせたコーディネイトもしており綺麗目なアイテムとも相性抜群です。

・カーキー、ダークネイビーともに合わせやすいカラーでパーカーや白T、ボーダーTなどと合わせても、キメすぎないゆったりしたコーディネートを楽しんで頂けます。

・アクセサリーや靴で女性らしいアイテムを合わせれば、男らしさが抑えられるためバ ランスの取れた雰囲気を演出できます。

※裾をロールアップして履いていただくと、丁度良い丈感になります。

■Mサイズ着用イメージ

■Lサイズ着用イメージ

タケヤリは全国の帆布（キャンバス生地）生産シェア70%を誇る帆布の発祥地と言われる岡山県倉敷市にある生地製造メーカーです。主に帆布の製造を手掛けており、古くから船の帆や馬具、学生カバンなのにも使われてきました。現在では、現存台数の少ないベルギー製のシャトル織機ピカノールを使い、ゆっくりと時間をかけて織り上げることで生まれる風合いの良い高密度な帆布の製造を得意としています。

また現在では1号〜11号の全ての厚さの帆布を織れる最後の工場であり、特に１号〜３号は他では織る事の難しい極厚の帆布で、太い糸を密度を入れて織り上げる為、通常の帆布よりも固くしっかりとしています。これらの極厚帆布はタケヤリのオリジナルの素材としてファクトリーブランドを展開しています。

国際ファッション専門職大学と豊島株式会社による産学連携プロジェクト

2021年9月 国際ファッション専門職大学名古屋キャンパスの学生が臨地実習で豊島株式会社名古屋本社八部五課より豊島（株）及びファッション業界の現状や今後についての講義を受けたことがきっかけとなり、さらにファッションビジネスへの理解を深めたい学生と、Z世代の消費行動やインサイトを現業に取り入れたい豊島側の意向が合致したことから産学連携プロジェクトがスタート。商品開発が支援というかたちで直接的に皆さまと繋がることのできるこのMakuakeにチャレンジする事となりました。

学生がZ世代・服飾学生の視点から『もっとこんな製品が有れば良いのに！』との思いで商品企画の打ち合わせを重ねた結果。若者の古着ブームとMakuakeの支援に皆さまに多い30代〜40代男性を幅広く求められるであろう軍パンとテーマとする事になりました。「軍パン」はミリタリーアイテムが好きな方、服が好きな方だけでなく、アウトドアが趣味の方など多くの男性から、「カッコいい」「機能性がある」「作りが頑丈」などと注目されています。更にその中でフランス陸軍が使用していた「M-47 前期」という型は特に人気があり入手困難となっている為。日本人に合うサイズで且つ、当時のM-47に劣らずディテールにこだわった「究極の軍パン」を製作するに至りました。

『究極の軍パン』をMakuake限定のスペシャルプライスでご提供致します！
こだわりの詰まったこの軍パンをより多くの方にご試着いただけるよう、各リターン多めの数量で設定させていただいでおります。

詳しくはリターンページからご確認ください。

※セット早割はそれぞれサイズ・カラー別々にお選びいただけます。

豊島株式会社は1841年創業の繊維専門商社です。

綿花商を祖業として、初代豊島半七が「綿屋半七」の屋号で、愛知県一宮市に繊維問屋を起こしたのが、豊島株式会社の始まりです。

170年以上の歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地からの原料・糸・生地の買い付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛け、日本ファッション産業のあらゆる過程において、総合的に事業を展開しています。

豊島株式会社は、約30年前からテンセルに始まり、オーガニックコットンなど環境に配慮した素材を扱い、ファッション業界のサステナビリティの推進に取り組んでまいりました。また持続可能なライフスタイル提供企業としてさまざまなサステナブル素材の開発と提供、そしてテックベンチャーへの投資やスマートウェアの開発を推進しています。2019年より、「MY WILL」をステートメントとし、サステナブル＆テクノロジーに対する当社の姿勢を打ち出しています。

また弊社は、（株）マクアケとパートナーシップを結び、これまで多数のプロジェクトを実行させて頂きました。「Makuake Award2020」では、「Makuake Partner賞」を頂くことが出来ました。

一重に、ご支援者皆様・ご協力頂いております企業の皆様のお陰様でございます。改めてお礼申し上げます。今後、皆様の生活に寄り添った商品の開発に尽力致しますので、引き続き宜しくお願い致します。

プロジェクト終了後生産開始をし、7月1日より順次発送させて頂きます。
最終の発送は8月末になります。
※受注状況により、遅れが生じる可能性がございます。
できる限り早く、支援者様へ発送させて頂きます。

Q. 支援後のサイズやカラー、数量の変更はできますか？

→ A. 申し訳ございませんが、ご支援後のサイズやカラー、数量の変更はできませんので、ご支援を頂く前に十分ご確認をお願いいたします。