〈OPTICAL GLASS BLOCKS〉
触れることで楽しむ、つみきのようなオブジェ

お部屋の一角に光を集める。
触れることで楽しむ、つみきのようなオブジェ

光学ガラスのブロックとして、つみきのように様々な形に組み替えながら、光を集め、時折煌めくインテリアオブジェ。丸・三角・四角、シンプルな形を自由に組み合わせて、あなただけのオブジェをお楽しみいただけます。

お部屋やオフィス、お店の一角や
ホッとするくつろぎ時間にも

パーツを組み合わせて自由にお楽しみいただけます。一つだけをとってペーパーウェイトのようにもお使いいただけます。ガラスのかたまりを手に取って、自分だけの宝探しのように、ちいさな光の欠片を掬い取ってもらいたい、そんな願いを込めました。

オフィスの片隅に

置く場所、時間や天気によって変化する「光の表情」もお楽しみいただけます。ぜひご自身のお気に入りを見つけてみてください。

カメラのレンズ等に使用され、高い透明度をもつ「光学ガラス」を使用

「光学ガラス」は、一般的な窓ガラスなどとは異なる種類で、透明性・密度の均一性が高く、主にカメラのレンズやプリズムなどに使用され、光の透過や反射、屈折を制御するために用いられます。一般的な窓ガラスなどを通った光の強さは約80％に減ってしまいますが、光学ガラスは通った光の約99％を透過します。

サラサラとツルツル。
テクスチャーの異なる面が「心地よい手触り」と「光の表情」を実現

精密機械や工業製品の「硬くて冷たい印象」から、バレル研磨等でテクスチャーを変えることで、「落ち着きのある印象」の手触りに仕上げています。

角に丸みを帯びたガラスのカタマリは、透明感はありつつも、どこか柔らかい温もりが感じられ、思わず触っていたくなる心地よさを与えてくれます。

比企光学だからできること

光学ガラスレンズのプレス成形

光学ガラスを成形するには、様々な前処理を施し約600℃～700℃の高熱炉に入れて材料を溶かします。溶かしたガラスを金型に投入し、形にします。

まずは、やってみよう！

これによって今回のアイテムでは、エッジ（角）の効いた形状、丸型やアーチ型など、積み上げた時にオブジェとしてアクセントになるパーツが生まれました。
「やってみよう！」「これをやってみるにはどうしたらいいか」自分たちのこれまでの実績にとらわれず、チャレンジしています。

光学ガラスのプレス成形技術

炉で柔らかく溶かしたガラスを金型に流し込み、プレスする。ほんのわずかな時間の間に行われる工程ですが、ここが腕の見せ所です。ガラスが金型隅々まで行き渡り欠けなく型から取り出せるか。バリエーション豊かなパーツ一つ一つが、ムラなく均一な面のブロックになっているかどうか。平らな面は、歪みなく積み上げることができるか。

シンプルだからこそ、一つ一つ丁寧に。精密機器部品を手掛けてきた、たしかな技術によってつくられています。

ガラスの「研磨」に挑戦

今まで、比企光学では、研磨の前段階までの製造を行っていましたが、今回、ガラスブロックのツルツル面を実現するため、自社での研磨に挑戦しました。会社の倉庫に長年眠っていた研磨装置を引っ張り出して整備。様々な条件で研磨テストを重ね、美しいツルツル面を得ることが出来るようになりました。

つくり手｜比企光学株式会社（実行者）

比企光学株式会社は、埼玉県比企郡小川町にて光学レンズの製造・精密切削加工を行う会社です。1971年の創業当初から小レンズの製造及び機械加工を行い、比企オプティクスは大口径レンズの製造を行っています。比企光学株式会社は有限会社比企オプティクス・株式会社田中ダイカストとともに比企オプトグループとして構成されています。

ブランド

LOPT（ロプト）は、光学ガラスを使用したインテリアオブジェのブランド。LOUPE（ルーペ：拡大鏡）と、OPT（オプティカル：光学）を組み合わせた言葉です。光を見つけ、光と遊ぶインテリアオブジェが並びます。

デザイナーの想い

子供の頃の自分にとって、海辺に転がっていた石やガラスは宝の原石でした。ガラスに閉じ込められた光は優しく輝き、砂と水を浴びてザラっとした感触が記憶に残っています。

比企光学の工場を初めて見学させてもらった時、私は工場の隅で、B品（不良）として集められたガラスの小さな塊を見つけ、自分の幼い頃の心踊る感覚を思い出しました。

通常、カメラのレンズ等に使われる光学ガラスは「触れてはいけない部品」として慎重に扱われます。しかし、この「OPTICAL GLASS BLOCKS」は触って楽しんでいただきたいと思います。ガラスの重さを手に感じ、慎重に扱いながら、時折見せる光の表情の違いを見つけてもらえたら、幸いです。

デザイナー｜進藤篤

進藤篤｜ATSUSHI SHINDO

1991年生まれ。東京藝術大学大学院デザイン専攻課程修了。インテリアデザイナーとしてホテル・オフィス・商業空間等のデザインに携わる。個人プロジェクトでは、より無垢な眼差しを起点に、空間・インテリアオブジェクト・アート作品等、多岐にわたる作品を発表。空間的視点を軸に、生活に密接する事柄や素材の可能性を見つめ直し、それらを緩やかに紡いでいくことで、新たな価値観と根源的な美を探る活動を行う。
www.atsushishindo.com

〈AWARD〉
・日本空間デザイン賞　エキシビジョン・プロモーション部門　銅賞/サステナブル
空間賞 (2024)
・Young Japanese Design Talent, ELLE DECOR JAPAN (2023)
・Young Designer Award, interiorlifestyle tokyo, messe frankfurt (2023)

バリエーションは3種
〈MARU⚫︎〉〈SANKAKU▲〉〈SHIKAKU◼︎〉

〈MARU⚫︎〉
「丸」のパーツをアクセントにした、5つのパーツからなるセット。

〈SANKAKU▲〉
「三角」のパーツをアクセントにした、7つのパーツからなるセット。

〈SHIKAKU◼︎〉
「四角」のパーツをアクセントにした、5つのパーツからなるセット。

〈CUBE〉
〈MARU⚫︎〉〈SANKAKU▲〉〈SHIKAKU◼︎〉を1段ずつ積み重ねたセット。

※お届け時には1段×３セットのお届けとなります。

専用の化粧箱に入れてお届けいたします。

FAQ

Q:目標金額に達成しなかった場合、どうなりますか？

A:このプロジェクトはALL-in型となります。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立するため、必ずお返しをお届けいたします。

Q:海外発送はできますか。

A:国内購入のみとしております。

Q:今後の販売予定はありますか？

A:現時点では未定です。この機会を是非ご利用願います。

Q:ルーペ（拡大鏡）として使用できますか？

A:各ブロックは平面で構成されており、レンズでは無いのでルーペとしては使用できません。

Q:レーザー光やLedの光を当ててもいいですか？

A:元々は様々な光を操作する部品ですので、問題ございません。

スケジュール

　・2025年4月　プロジェクト開始
　・2025年6月　プロジェクト終了
　・2025年8月　リターン発送開始予定

SAITAMA DESIGN VISION

令和5年度埼玉県多角化支援事業
「OPTICAL GLASS BLOCKS」は令和5年度埼玉県多角化支援事業で生まれたプロダクトです。本事業は自社の技術を生かしたBtoCの商品づくりを通じて、事業の多角化や業態転換にチャレンジする事業者を支援する取り組みです。株式会社AMNが運営を行い、AMN・デザイナーの伴走支援のもと商品開発を行いました。

株式会社AMN WEBサイト
SHOKUHATS ECサイト
SHOKUHATS Instagram

Photo｜Ryohei Maehara（スタジオ撮影）、中田昌志（工場撮影）