プロジェクト実行者
ストーリー
■「LOG工房」開設という挑戦
そのネットワークの中心拠点になる工房を埼玉県の小川町に作ります。
皆様、はじめまして。
私は精神障がい者・ひきこもりの方のインターネットを使った修学・就業支援を行なっているNPO法人Leaves of Grass(LOG)理事長の櫻井正則と申します。
私は27年間精神障がい者の方の社会復帰支援の現場で働いてきました。
そこで感じてきたことは、才能を持ちながらも障がいをオープンにしては働けない方が沢山いるという現実。
今回は、クラウドファンディングを通して資金調達を行い、「LOG工房」開設にチャレンジいたします。
工房の事業はインターネットを通じて、日本全国にいらっしゃる在宅で働きたいと思っている障がい者の方のワークネットを作り上げるということです。
■インターネットによるスキルアップコーチング
私達は精神障がい者の方に無料通信アプリを使ったe-ラーニングによるITのスキルアップコーチングを提供し、彼らが在宅で仕事ができるようにしようと7年前から活動を始めました。
1人では大変な仕事も、5人位のチームで行えば共に安心し合って業務をこなすことができる。そこにLOGの業務コーディネーターが付きますので、更に企業にとっても安心して仕事を任せられるというシステムです。
LOGでは障がい者の利用者の方を、修学中は「インターン」と呼称し、実際に仕事をされる方を「エキスパート」と呼称させて頂いて、ひとりのスタッフとして作業して頂いております。
またLOGの特色として、仕事だけでなくメンタル部分の支えとして、利用者への相談を受け付けるメンタルコーディネーターを備えていると言う事です。これによって、更に安心して長く雇用を続けることが出来るのです。
この様なバーチャル作業所をIT上にいくつも作ることによって、障がい者雇用を押し上げようという挑戦です。
■何故小川町か?
人とのご縁もありましたが、もとより最先端のITと日本古来の伝統工芸が結びつくことによって、新しいイノベーションが興せると考えておりました私たちの目に、この小川町で作られている上質の和紙という伝統工芸が飛び込んできたのです。
ここで作られる「細川紙」という和紙は、なんと日本で3ヵ所しかないユネスコ無形文化遺産の和紙だったのです。
この和紙に、エキスパートがIT上で編集作業を行ったレイアウトを土台に、工房内に設けられた作業場の手動活版印刷機をエキスパートが使い、上質の名刺や自分史などを製作するという事業を行いたいと、工房の中心事業である「活版印刷」の為の1人用手動活版印刷機(Salama-21A)の購入を目指しています。
ご支援によって得た印刷機を障がい者の皆様に使って頂き、テストケースを繰り返しながら、2020年に本格的に「LOG工房」を開設して、ITと伝統工芸のコラボレーションによる事業を本格始動いたします。
ここで皆様からのご支援に対するリターンのご紹介をさせて頂きます。
皆様への御礼のサンクスレターには、細川紙を使用しています。
先ほどご紹介した通り、日本でユネスコ無形文化遺産の登録を受けている和紙は、、島根県の「石州半紙(せきしゅうばんし)」、岐阜県の「本美濃紙(ほんみのし)」そして、私たちが工房を作る埼玉県小川町の「細川紙(ほそかわし)」3つの和紙です。
ぜひ皆様にその繊細で丈夫な肌触りを、実感して頂きたいと思います。
小川町で通常作られています小川和紙も、その匠の技では決して見劣りしておりません。
今回はその小川和紙の葉書に、私が勤めてきた支援施設の利用者の皆様がパソコンで描いた、とても楽しく個性豊かな絵を印刷した、ポストカードをお届けしたいと思います。
またレターセットは、その封筒の和紙の質感や便箋の繊細さを余すところなく取り入れた逸品で、それでお便りを書くだけで友人への深い敬愛が感じられる、正に日本独特の交流の文化を味わって頂けると思います。
名刺は小川和紙の板干し名刺へ、活版印刷の深い刻印で印字させて頂きます。
板干し名刺とは、和紙を乾かす時に貼り付ける板の模様が和紙に写り、一枚一枚違った木目が特徴的な名刺となり、その方の個性そのものをしっかりと演出します。
名刺につきましては、以下の通り書式は統一させて頂きます。
【書式】
お名刺の和紙は、LOG提携業者の板干名刺(小川和紙・定型サイズ)のみの請けたまわりとなります。
また、印字スタイル・位置は写真の通りとさせて頂き、個別の対応は出来かねますことをご了承ください。
名刺に刻印する氏名・住所などの内容につきましては、プロジェクト終了後「Makuake」メッセージにてご確認させて頂きます。
名刺を納める木箱ですが、こちらも上質のジリコテという木材を細かく組み上げた木箱に、丁寧に油塗装を施して仕上げたデザイン工芸の匠の技が光る逸品です。
その柔らかく滑らかな質感をもつ名刺入れに入れた活版名刺を是非ともご堪能頂きたいと思っています。
プロジェクト実施の背景
■全国に320万人の精神障がい者の働き口は?
今年から精神障がい者の方の雇用義務化がスタートしました。
障がい者雇用の重要性が高まる昨今、彼らの働く場は充実しているでしょうか?
ひきこもりで働けない子供を抱える親御さんはどの様に雇用の場を探し出しているでしょうか?
精神障がい通院者は全国で320万人といわれています。社会的うつ病者は、推定600万人とも言われている時代です。
少子化、ニート、ひきこもりで、今後働かない世代が増え続けたら、日本の経済は行き詰ってしまうことでしょう。
精神障がい者・ひきこもりの方の雇用の促進。それを実現することは到底不可能と思えるかもしれません。
でも実現できると思わない限り、正に不可能となってしまいます。
そんな夢のような挑戦を、一緒にしてくださる方々の支援の輪が広がってくれたら、きっと世の中も変わっていくと思っています。
今回多くの方からの暖かいご支援を頂戴し、その真心に応えるためにもこの目標を必ず達成して、皆さんと夢の第一歩を踏み出したいと思っております。
多くの人間力の輪で、障がいを持ちながらも社会で安心して楽しく暮らし、仕事ができる世の中を皆さん一緒に作り上げませんか!!
ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
LOG 櫻井正則
サポーターからの応援コメント
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応援購入する
このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2018年07月06日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
和紙の手触りに施設利用者の真心のイラスト2枚

3,000円(税込)
(更新日:2018年09月27日)
サンクスレター(細川紙に印字)
小川和紙の葉書2枚セット
※イラストはこちらが選ぶことになり、写真と同一とは限りません。
ご了承ください。
和紙の手触りに施設利用者の真心のイラスト5枚

5,000円(税込)
サンクスレター(細川紙に印字)
小川和紙の葉書5枚セット
※イラストはこちらが選ぶことになり、写真と同一とは限りません。
ご了承ください。
和紙の手触りで上質なレターセットをお届け

10,000円(税込)
サンクスレター(細川紙に印字)
小川和紙レターセット(便箋と封筒)
名刺10枚セット(名刺に印字したい内容を活版にて印刷)
※名刺に記載する情報は、プロジェクト終了後『Makuake』メッセージにて確認致します。
※名刺書式は統一させて頂きますので、プロジェクト本文をご確認下さい。
上質な木箱に活版印刷で刻印された和紙名刺の味わい

30,000円(税込)
サンクスレター(細川紙に印字)
小川和紙レターセット(便箋と封筒)
名刺50枚セット(名刺に印字したい内容を活版にて印刷)※木箱付き
工房ホームページに応援コメント掲載(掲載希望の有無選択)
※掲載期間は2019年11月末までとさせて頂きます。
※名刺に記載する情報は、プロジェクト終了後『Makuake』メッセージにて確認致します。
※名刺書式は統一させて頂きますので、プロジェクト本文をご確認下さい。
上質な和紙名刺と木箱、そして達成記念パーティーに貴方だけをご招待

50,000円(税込)
(更新日:2019年01月19日)
サンクスレター(細川紙に印字)
小川和紙レターセット(便箋と封筒)
名刺100枚セット(名刺に印字したい内容を活版にて印刷)※木箱付き
※名刺に記載する情報は、プロジェクト終了後『Makuake』メッセージにて確認致します。
※名刺書式は統一させて頂きますので、プロジェクト本文をご確認下さい。
工房ホームページに応援コメント掲載(掲載希望の有無選択)
※掲載期間は2019年11月末までとさせて頂きます。
工房開設支援達成記念パーティーにご招待
※2019年1月13日(日)18時~20時
千代田区二番町2番社会起業大学内コワーキングスペースにて
軽食・飲み物あり(アルコール・ソフトドリンク)
※集合時間などの詳細は、追って『Makuake』メッセージよりご連絡致します。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「ITと伝統工芸のコラボで障がい者の働き方改革を目指すLOG工房をつくる」プロジェクト詳細ページです。