このプロジェクトについて

⼼に響く「佐波理おりんの⾳⾊」を、もっと身近に自由に楽しむための「おりん」

それが「LinNe Myo（リンネ ミョウ）」です。

やさしく叩くと澄んだ音色と美しい余韻が響きます。

忙しく過ぎゆく日々をすごす多くの人へ、ちょっと豊かな時をつくり、心をととのえるために、おりんの音色を自由に楽しんでほしい。そんな思いからMakuakeに参加しました。

佐波理から⽣まれる唯⼀無⼆の⾳⾊

素材に「佐波理(さはり)」という銅と錫の合⾦を使⽤。

代々受け継ぐ⼯房の配合率と昔ながらの薪を用いた伝統技術「焼型鋳造」で

素材の特性を⽣かし、⼆つとない⾳⾊を⽣み出しています。

PRODUCT CONCEPT

日々の暮らしのなかで、ちょっと耳ををかたむけたくなる音色の新しいカタチが生まれました。

澄んだ音色と美しい余韻が、気持ちに寄り添いちょっと豊かな時をつくります。

いろんなシーンで奏でる音色。

今日もどこかで楽しむ音色が響きますように。

忙しく過ぎゆく日々に豊かな時をつくります

おりんの⾳⾊は「どこか懐かしい」「⼼に沁みる」「気持ちが切り替わる」など、⼈によって感じ⽅はいろいろです。⾃分の好きな⾳⾊を⾒つけて、⽇々の⽣活に⾃由に⾳⾊を取り⼊れて楽しんでみてください。

おりんの⾳⾊が⼼に寄り添い、1 ⽇のいろんなシーンでちょっと豊かな時をつくってくれます。

例えば・・・

プライベートと仕事の切り替えに

テレワークをしている方や忙しく仕事に追われる日々をすごしている方へ、音色を聞くことで仕事の時間とプライベートな時間の切り替えとして。

一日のはじまりやおわりに

朝の目覚めやおやすみ前の安らぎ、出発前や帰宅時の気持ちの切り替えなど、毎日のルーティーンの音色として。

コーヒータイムや読書の前に

音色を聞いて気持ちをととのえ、コーヒーを楽しんだり、本を読んだり穏やかな時間をつくるきっかけとして。

瞑想やヨガのお供に

瞑想やヨガをするときの道具として。

日々の祈りのために

気軽な日々の祈りの音色としてや、新しい祈りのカタチの場をつくるための音色として。

使いやすく音色に集中するためのしくみと、

置き場所を選ばないデザイン

・おりんを叩いて音を鳴らしたあとに、りん棒を置くことに気を使わなくてもいいように、りん棒の置き場所が決まっています。そしてマグネットでくっつく仕組みにもなっています。

・製品仕様

・カタチとテーマと音色

佐波理おりんの形にはテーマがあり、hou (リフレッシュ)、

sui (コンセントレーション)、enn (リラックス)、の３種類からお選び頂けます。

※一つ一つ手づくりのため、形が同じでも音色に個体差があります。

・カラーバリエーション

京くみひものカラーは、辛子、浅葱、鼠、桃の４色からお選びいただけます。

創業１９０年余りの伝統技術を受け継ぐ職人が、納得できた「音色」しか出しません！！

音色のために受け継がれた「伝統技術」と「素材」

「LinNe Myo」は、創業190年あまりの歴史と共に培われた伝統技術を用いて、

鳴物神仏具という神社仏閣や家庭で使われる⾳の鳴る神具や仏具を専⾨につくって

きた、国内でも数少ない京都の⼯房でつくっています。

型作りから仕上げまで、⼀つ⼀つ⼿づくりで⾏います。素材は「佐波理(さはり)」という銅と錫の合⾦を使⽤。代々受け継ぐ⼯房の配合率と伝統的な薪を用いた鋳造法「焼型鋳造」で素材の特性を⽣かし、⼆つとない⾳⾊を⽣み出します。

音色の素材 : 「佐波理(さはり)」

佐波理とは、銅に錫を多量に含ませた合金を指し、古くは正倉院御物にも用いられています。響きと音色がが良いことから「響銅（きょうどう）」とも呼ばれています。古くから佐波理の音色には、魔を払い浄める力があると信じられてきました。

・炉に火をつけ銅と錫を溶かして佐波理をつくります。

「佐波理を溶解する炉の様子」

・LinNe ではより音色と余韻を良くする為に、研究し受け継いだ工房の配合率で一般的な佐波理よりもより硬い仕様にしています。

「サラサラに溶けた佐波理を鋳型に流し込む様子」

音色を作る：型作り

溶かした佐波理を流し込むための鋳型をつくります。鋳型はおりん１個に付き１個必要で１回しか使えません。

・まず鋳物土・粘土・籾殻を練って中子(中型) を成型し、天日干しで乾燥させた後、焼き固めます。

「素焼きした中子（中型）」

・土・粘土・黒鉛を使って、中子(中型)と主型(外型)の表面にコーティングしてサイズを決めます。

「中子にコーティングをしている様子」

・中子と主型を組み合わせ、外れないように土・粘土・籾殻を練ったもので塗り固め天日干しで乾燥させます。

「完成した鋳型」

音色を作る：焼型鋳造

・窯の中に乾燥した鋳型を並べ薪を使ってじっくりと素焼きにしていきます。

「窯で薪を焚いて鋳型を焼く様子」

・それと同時に、銅と錫を溶かし混ぜ合わせ佐波理を作ります。

佐波理の温度は約1300度ぐらいになります。

「配合し溶かした佐波理の不純物を取り除く様子」

・焼いた鋳型を窯から出し、冷まします。

「窯から出した鋳型、中心の色を見て冷め具合を見極めます」

・鋳型の温度と佐波理の溶け具合のタイミングを合わせて鋳型に佐波理を鋳込みます。

「タイミングを合わせ、鋳型に佐波理を流し込む様子」

音色を作る：加工

・焼きなまし

鋳型から取り出した「おりん」を熱した窯の中で真っ赤になるまで焼き、そのおりんを水の中に入れて急冷することで佐波理がなまり（柔らかくなり）ます。なまると余韻が響かなくなります。焼きなましをしないと、次の工程の切削加工でおりんが割れてしまいます。

「鋳造したおりんを炉の中で焼いている様子」

・切削加工

まず手動旋盤で鋳物(おりん)の黒皮(表面)を荒削りします。

「焼きなましたおりんを手動旋盤で削る様子」

その後、轆轤(ろくろ)で仕上げ削りをしてきれいに仕上げます。

「轆轤を使い仕上げの削りをする様子」

・焼入れ

焼きなましで柔らかくなったおりんを、硬い状態に戻す工程です。熱した鉄板の上でおりんを焼きます。焼きが入りおりんの色が変色してくるので、その色の変わり具合で焼き加減を調整します。焼きが入ったタイミングで鉄板からおろし、ゆっくりと自然に冷まします。（徐冷）

「削り終えたおりんを焼く様子」

・音の検品

真の音がブレていないか、余韻がしっかり響くか。などおりんを何箇所も叩き音を確認して、南條工房として納得の音色に仕上がっているかを検品します。

「何度も叩き音色を確認している様子」

・仕上げ

轆轤を使い研磨剤で「おりん」を磨き、一つ一つ蝋をコーティングして仕上げます。

お取り扱いについて

※ 音色を充分に楽しむ叩き方について

佐波理おりんはとても材質が硬いため少し強めに叩いてもらうと澄んだ音色と長い余韻が響きます。また、おりんの縁(ふち)に近い部分を狙うようにりん棒で叩いていただくといい音色が鳴りやすいです。

※ お取り扱いの注意事項

おりんの部分は、こだわりの音色のため錫の配合を増やし、硬さを増しています。落としたり強い衝撃を与えると割れたりヒビが入ったりする場合がございます。外見には損傷がない場合でも音色が響かなくなってしまいますので、お取り扱いには十分ご注意いただけますようお願い申し上げます。

※ 金属部分の経年変化について

おりんの部分は、合金の性質により外観(色)が経年変化します。急激な変化を抑えるために蝋をコーティングしてありますが“仏具磨き”などの研磨剤で磨いてしまうとそのコーティングが取れて変色しやすくなりますのでお使いにならないようお願いいたします。またおりんを吊るしてあるフレームも経年変化いたします。

指紋がついた状態で時間が経過しますと、指紋が浮き出てしまう場合がございます。なるべく金属面を素手で触らないようにしてご使用いただき、指紋やホコリがついた場合は乾いた柔らかな布地で軽く拭いてください。お手元ににて次第に変化する色味をお楽しみいただけましたらと存じます。

リターン一覧

「LinNe Myo」を、いち早くご支援いただける方へ感謝の気持ちを込めて、

限定の超早割枠、早割枠、マクアケ限定、超早割2個セット枠の4枠を設けました。

リターン①【超早割30%OFF】24,640円コース（10個限定）

【通常販売価格：35,200円（税込）】

・送料込み

・形：hou（リフレッシュ）/ sui（コンセントレーション）/ enn（リラックス）

・カラー: 辛子 / 浅葱 / 鼠 / 桃

リターン②【早割20%OFF】28,160円コース（30個限定）

【通常販売価格：35,200円（税込）】

・送料込み

・形：hou（リフレッシュ）/ sui（コンセントレーション）/ enn（リラックス）

・カラー: 辛子 / 浅葱 / 鼠 / 桃

リターン③【Makuake限定10%OFF】31,680円コース（50個限定）

【通常販売価格：35,200円（税込）】

・送料込み

・形：hou（リフレッシュ）/ sui（コンセントレーション）/ enn（リラックス）

・カラー: 辛子 / 浅葱 / 鼠 / 桃

リターン④【超早割2個セット 30%OFF】49,280円コース（5セット限定）

【通常販売価格：70,400円（税込）】

・1つごとにカタチと色がえらべます。

・送料込み

・形：hou（リフレッシュ）/ sui（コンセントレーション）/ enn（リラックス）

・カラー: 辛子 / 浅葱 / 鼠 / 桃

製造スケジュール

2021年10月上旬より順次発送予定です。

資金の使い道

ご支援いただいた資金は、引き続き新しいモノ作りや、次回のプロジェクトへの資金として使用させていただきます。

実行者紹介とブランド「LinNe」にかける思い

私たち LinNe は、佐波理おりんの澄んだ音色と美しい余韻を、日々の暮らしの中でもっと身近に自由に楽しんでほしいという思いからできたブランドです。

私たちは、代々受け継いだ伝統技術と素材の佐波理を生かして、現代のライフスタイルに合わせた製品の開発や音色の使用提案、そして音色の発信を行っています。

LinNe にかける思い

私たちには代々受け継いだ伝統技術と工房で配合した素材「佐波理」でつくる「おりん」の澄んだ音色と美しい余韻をもっと多くの人に知ってもらいたい！　

そして日々の暮らしの中でおりんの音色を自由に楽しんでほしい！という思いがあります。

こだわりの音色をつくるために伝統技術と素材があり、音色を追求した結果、技術と素材が受け継がれてきました。

LinNe を立ち上げ、音色をいろいろな用途で楽しむ提案をすることで、ジャンルに囚われない新しい音色の楽しみが広がり、興味をもってもらえることで、これからも佐波理おりんの二つとない音色をお届けできればと思います。

そして佐波理製鳴物神仏具のメーカーから佐波理おりんの音色のメーカーに生まれ変わっていきたいと思ってます。

ぜひ佐波理おりんの音色の魅力を日々の暮らしの中でお楽しみください。

LinNe / 南條 和哉