麻と聞くと、「チクチク、ガサガサとした夏の繊維」と思い浮かべるかもしれません。

しかしこの作務衣には、なめらかでソフトな肌触りの’’リネン’’を使用しています。

リネンとは、ヨーロッパ北部などの涼しい地方で栽培される、収穫量も少ない一年草です。

その高級なリネンを使用し、滋賀の誇る伝統工芸士の技術を用いて作ったのが

この作務衣です。

さざなみ びわこ という厚みの違う作務衣を2種類ご用意しており

カラーも5色展開と豊富となっております。

リネンの特徴は、ソフトですべすべした肌触りのみであらず

同じ天然素材のコットンやシルクをはるかに上回る

「優れた吸水、発散、速乾性」があげられます。

作務衣など素肌に近く使えば、吸い取った汗が、コットンのように繊維にこもることなく

蒸れずに発散され、肌はいつもサラサラ爽やか、衛生的に保たれるため

蒸し暑い日本の夏を快適にお過ごしいただくのにぴったりです。

コットン以上に丈夫で、使い込むほど、洗濯するほど

しなやかで肌触りがよくなる点も大きな特徴の一つです。

特殊なシワになりにくい加工をしているため、手洗いでの洗濯可能です。

※手洗い後、陰干しの必要有

滋賀の誇る伝統工芸士の作る 長兵衛作務衣

滋賀県には日本で最も大きな湖、琵琶湖があります。

その湖を比良・比叡・伊吹の山々が囲んでおり、

高い湿度と豊かな水に恵まれた湖東産地で麻織物は発達しました。

麻はしわになりやすいという特徴があるため、滋賀県ではあえてちぢみ加工をしてしわを隠す 近江ちぢみ という技術を用いた商品が一般的です。

しかし、(株)大長では独自の技術により、麻100%の素材であっても

光沢がありさらっとしたフラットな作務衣を作り上げました。

上記で ご紹介した通り、長兵衛 作務衣は、5色展開しており

種類も さざなみ、びわこの2つがございます。

さざなみは薄いさらっとした生地のため夏の着用に最適です。

びわこはさざなみに比べて分厚い生地になっておりますので4月から11月ころまで着用することができます。

上下セットになっておりますが、別々で普段着としても着用いただける

デザインとなっております。

さざなみ と びわこ で 丈や仕様が異なりますので

下記表をご覧下さい。

さざなみ びわこ の外見で 一番異なる部分は、袖の作りです。

さざなみは筒袖に対し、びわこはゴム袖となりますので

好みに合わせてお選び下さい。