お札を縦半分に曲げて収納することでお札より小さいスリムな財布を実現しました。

こだわったのは「真ん中」です。真ん中でやさしく曲げることでお札に折り目がつかず、再びお札をまっすぐに戻しやすい構造になっています。

従来の長財布（右）と比べてもリーフリックスリム（左）は握れるほどスリム。
このサイズ感が手のひらにフィットする秘密です。

スーツの内ポケットやコートのポケットにもスッポリと収まります。
薄いのでシルエットを崩すこともありません。

財布が分厚くなる原因は主にカードとコインポケットの位置関係にあります。

LEAFLIC SLIMはカードとコインが重ならないように配置しているので、中身を入れても分厚くなりすぎず、薄さをキープできます。

『LEAFLIC SLIM / リーフリック スリム』はカードホルダーを分散して可動式にすることで、カードもコインも取り出しやすく、かつコインポケットとカードホルダーが重ならないたたみ方になるようデザインしました。

このたたみ方がいっぱい入れても薄さをキープできる秘密、「オーバーラップ構造」です。（特許申請中：特開2022-088991）

持ち変えなくても見開きでカード、コイン、お札へのアクセスがしやすい構造になっています。

お札が立ち上がるから取り出しやすい

札入れは財布の真ん中にあり、お札が半分入るポケットになっています。
財布を開くと自動的にお札が真ん中で曲がって立ち上がっているので、数えたり、目的のお札を取り出すのにも便利です。

カードを出したい時は札受けを押さえながら、少し立てれば自重でカードホルダーが展開します。

コインを出したい時はカードホルダーを上側へ

「LEAFLIC / リーフリック」という名前の由来は、この「親指で軽く弾く動作」にあります。英語の「本のページをめくる動作＝leaf」、「軽く弾く、ピシッと打つ、指で弾く動作＝flick」を掛け合わせたネーミングで、そんな風に軽く素早く操作できるのがこの財布の特徴のひとつです。

たくさんの応援購入をいただいた第一弾

必要なものを全て入れるとパンパンになってしまうし、
かといって薄さを求めすぎて収納力や使い勝手を犠牲にはしたくない。

そんな悩みを解決するのがリーフリックシリーズです！

『LEAFLIC SLIM / リーフリック スリム』はシリーズの特徴である、たたむ時にコインポケットとカードホルダーが重ならないオーバーラップ構造を踏襲しながら、お札の幅よりもスリムで、持ちやすさがくせになる、新感覚の財布を実現しました。

クオカードはフリースペースに、コインポケット裏に鍵も入れてみました。
これくらい入れても厚さはそこまで変わりません。革が馴染んでくると使い始めよりもさらに薄くなります。

5枚入るカードホルダーが2カ所、1枚入るカードホルダーが1カ所で合わせて11枚収納可能。カードホルダーを分散することで目的のカードへのアクセスがより早くなります。

固定式カードホルダーは左から横に

可動式カードホルダーは下から押し上げて
どちらも扇状に開くことができるのでカードを選びやすい仕様になっています。財布を閉じることによってカードホルダーの開口部が内側に来るのでカード脱落の心配もありません。

1枚用カードポケットに交通系ICカードやタッチ決済用カードを入れておけば財布を開かなくてもそのままタッチ決済可能です。カードキーなどにもおすすめです。
ベルトがカードの端にかかり、こちらも脱落の心配はありません。

LEAFLICシリーズはあくまでBOX型コインポケットにこだわっています。

もらったおつりもザッと流し込むだけ。取り出す時も全体を見渡してサッと選べます。中が暗くて見えにくかったり、コインを取ろうと差し込んだ指でコインが見えなかったり、気を付けないとコインを落としそうに…なんてこともありません。

ポイントカードやサービス券、レシートなどは、札入れ裏のフリーポケットとタッチ決済用カードポケット裏のフリーポケットへ収納できます。

コインポケットの裏側のスペースにもフリーポケットを設置。鍵やお守りなどの小さな小物を収納するのにも便利です。

財布を留めるベルトは指がかりが良いように革を2枚合わせにしてあります。

LEAFLICシリーズではあえてファスナーを使わず、スナップボタンでの開閉にこだわっています。

ラウンドファスナーやL字ファスナーは財布をしっかり閉じる安心感はありますが、開閉に手間がかかるという側面があり、また、ファスナーが壊れてしまったときに修理代が高額になる可能性が高いです。
革はとても丈夫な素材なので、大事に扱えば長く使えますが、開閉のたびに負荷がかかるファスナーの方が先にダメになってしまうのは避けようがないことです。

スナップボタンももちろん同様に劣化しますが、ファスナーに比べ安価で修理ができます。※修理代は財布の状態や業者によっても異なります。

長く持ちたい革製品なので、修理しやすいことも重要と考えスナップボタン式を採用しています。

閉じる時はカードホルダーを上へ

必ずカードフォルダーを上側に戻した状態で財布を閉じてください。

外装はイタリア、Virgilio Conceria Artigiana（ヴィルジリオ・コンツェリア・アルティジアナ）社の環境にやさしい植物タンニン鞣し牛革「MARGOT (マルゴー）」を使用。

銀面に特徴的なスクラッチ加工が施されており、生前にブッシュで傷を負ったような風合いを演出しています。若干起毛しており、ザラっとしたマットな手触りです。

オイルもしっかり含まれており、硬さと柔らかさを併せ持つバランスの良い革です。

銀面の細かい傷により、より早くエイジングを楽しむことができます。
エイジングのふり幅がとても大きい革ですので自分だけの財布に育てる楽しみのある魅力的な革です。

エイジングが進むと光沢と深みが出てきてスムースレザーのようにツルツルとしてきます。全く別の表情へと変化していきますので、その過程をお楽しみいただけます。

ヴィルジリオ社はイタリア、フィレンツェ近郊のポンテ・ア・エゴラに所在地を置くタンナーです。上質な原皮で品質の高いタンニン革を鞣しています。

薄くしてもハリ感が残るマルゴーの特徴を生かし、しなやかさと丈夫さをバランスよく両立する厚さにすることで重さ約100gと軽量に抑えました。
※天然素材のため多少の個体差がある場合がございます。

オイルをたっぷり含んでいるので、エイジングが進むと爪でついたひっかき傷なども、ブラシで強めに擦ることで簡単に消えてしまいます。張りのある豚毛ブラシがお勧めです。
※エイジング初期に擦るとそこだけエイジングが進んでしまったりしてバランスが悪くなる恐れもありますのでご注意ください。

※動画で使用しているのは同じ素材の別モデルです。

使いこむごとに、どんどん自分だけの表情を持った風合いに育っていきます。
※エイジングの進み具合や色味の変わり方は使用状況や使用環境などにより大きく異なることがございます。世界に１つの風合いとしてお楽しみください。

お手入れも簡単

丈夫で耐久性がある革なので、たまに乾いた柔らかい布で汚れやホコリを拭きとる程度で十分です。馬毛や山羊毛ブラシでのブラッシングも効果的です。
エイジングが進んでから革のかさつきが気になってきたら皮革用クリームで潤いを補給してください。

内装には環境にも優しく高品質な国産ピッグレザー（豚革）、FUJITOU Nナチュラル を使用しています。

タンニン鞣しの本ヌメ革ですが、通常のタンニン鞣しよりもソフトな質感で、エイジングも楽しめます。

SDGs目標達成に向けてチャレンジする東京のタンナーの革で、フリーストールで飼育された豚の皮を使用し、人にも環境にも優しい仕上げです。耐久性も高く、しっとりとした質感で肌触りが良い革です。

国内飼育の豚原皮を植物タンニンで鞣し、ナチュラル由来の染料で仕上げている為、排水の汚損も限りなく少なくなります。

メタルフリーで鞣しているので、クロム鞣しの革でアレルギー反応が出る人でもご使用いただけます。

クロム鞣しやコンビネーション鞣しに比べ、生分解性に優れているのもタンニン鞣しの特徴です。

※フリーストールとは豚の飼育環境に配慮しストレスを与えない飼育方法のことです。

ピッグレザー（豚革）について

ピッグスキンとも呼ばれます。日本では、牛革や馬革より劣るとみなされる傾向がありますが、日本産の豚革はアジア圏をはじめ欧米からも品質の良い高級皮革として高い評価を受けています。肌触りが良く、しなやかで、薄く軽量なのに耐久性が高く、摩擦にも強いうえ、通気性があり湿気を逃がしやすい、非常に高性能で魅力的な革です。

豚革は唯一日本国内で100％生産可能な革で、約９割が東京都墨田区で作られている東京産です。皮革は食肉の副産物ですが、日本は豚肉の消費量も多く、原皮の供給も安定して国内で賄われます。鞣しまで全ての工程が日本で行われているサステナブルなレザーです。輸入皮革に比べ輸送コストの面でもCO2排出削減に貢献しています。

鮮やかな「ブルー」、明るい「キャメル」、落ち着いた「オリーブ」の3色をご用意しました。どのカラーも魅力的なエイジングが楽しめます。

手の小さな女性にも使いやすいサイズです。

ものづくりが原点にある東京浅草橋の革屋「ウインズファクトリー」はベルトや革小物の制作の傍ら、 皮革輸入商社としても長いキャリアを誇ります。ヨーロッパの歴史あるタンナーと直接取引をすることで、革本来の風合いを大切にしたイタリアンレザーや、伝統的な製法で作られたイギリス産ブライドルレザーなど、様々な美しい革を扱っています。原皮は食肉用の副産物のみに限定し、環境に配慮した厳しい基準を守る工場との取引をしています。

LEAFLICは、そのような選び抜かれた革を使い、職人さんがひとつひとつ丁寧に作り上げています。

■サイズ

寸法（折りたたみ時）：（約）W70mm × H180mm × D20mm
重さ：（約）100g
原産国：日本

■外装

MARGOT (マルゴー）
タンナー：Virgilio Conceria Artigiana S.r.l
原産国：イタリア
鞣し：植物タンニン鞣し
素材：牛ステア
部位：ショルダー

■内装

FUJITOU Nナチュラル
原産国：日本
鞣し：タンニン鞣し（本ヌメ）
素材：豚

プロジェクト属性

プロジェクト属性：国内生産品
サポート：日本語によるカスタマーサービス
プロジェクト実行者：株式会社クロンティップ（所在地：日本）
製造元：ウインズファクトリー株式会社
生産国：日本

プロジェクトを進めながらもより良い使い心地を目指して常に改良を心掛けているため、プロジェクトページの画像差し替えには間に合いませんでしたが、皆さまにお送りするリターンでは上図のように改良予定です。

開発ストーリー

必要なものを入れるとパンパンになってしまいポケットにも入らないし、バッグの中でも場所をとってしまう。必要なものを全部入れてもコンパクトな財布は無いかと探してみたけれど、なかなか思うようなものが見つからない。

コンパクトな財布は極端にミニマルに振ったものも多く、コインを並べて収納しないといけなかったり、気を付けて扱わないとコインを落としそうになったり。

ミニマルな財布で多く採用されているように、薄くするにはコインポケットとカードホルダーが重ならない構造が一番。それは間違いない。だからと言って薄さを求めすぎて収納力や使い勝手を犠牲にしたくはない。おつりをもらったら小銭は一気にざっとしまいたいし、必要なカードもたくさんあるからこれ以上減らせない。求めるのは薄くて小さいことではなく、普通にいっぱい入れても分厚くなりすぎず、それでいて使いやすい財布。

そんな悩みを解決するコインポケットとカードホルダーが重ならない財布を作りました。

実行者について

私たち株式会社クロンティップは、身体にやさしいバッグや靴、環境に優しい靴下やキッチン用品など毎日の暮らしに「新しい心地よさ」をプラスする、さまざまなアイテムをご紹介している企業です。

ブランドについて

『唯一無二』という意味を込めた『One（ワン）』に、展望や未来を意味する『＆（アンド）』を組み合わせた『ONE＆』は、『魔法の杖』を意味する”ワンド”と読みます。

まるで魔法のようにユニークで、ライフスタイルをより楽しく、心地よく、豊かにするモノづくりを目指します。