ミシュラン4年連続1つ星獲得フレンチ『ラペ』の予約困難な大人気企画がレストランとなり新オープン

食べログ評価4.3超え*、日本橋にあるフレンチレストラン『ラペ』の松本一平シェフは、和歌山のおでん屋を営む「母の味」で育ちました。

*2019年2月時点

シェフ自身の原点である「母の“おでん割烹” 」をより多くの人に味わってもらいたいという想いと「おでんを新しい形で表現したい」という挑戦から始まった、和のおでんにフレンチの技法を掛け合わせた『おでん屋 平ちゃん』は、新年の1週間だけラペで開催され、毎年予約困難になるほどの大人気。

そんな大人気企画『おでん屋 平ちゃん』が、遂に、2021年6月12日、日本橋でレストランとしてオープンします！

今回Makuakeでは、『ラペ』が自信を持ってお届けする新店舗を存分に楽しんでいただくべく、Makuake会員様しか味わうことのできないお料理や体験を多数ご用意いたしました。

ミシュランに認められたシェフが、培った技術と原体験から織りなす、革新的な「イノベーティブODEN」、その開幕をぜひ応援してください。

実家の「おでん割烹『平ちゃん』のおでん 」をより多くの人に味わってもらいたい

今回、私たちは「おでん 」をメインとしたお店に挑戦します。

なぜ、フレンチレストランが「おでん」に挑戦するか？

私の実家は、和歌山県でおでん割烹『平ちゃん』を営んでいました。

私の料理の原点でもあるこの「おでん」を、新しいかたちで表現してみたいという気持ちから、冬季に一週間限定企画『おでん屋 平ちゃん』として、おでんのフルコースに挑戦したことが始まりです。

最初はこのフレンチレストラン ラペで

・実家のおでんを再現する事が出来るのか？

・本当にお客様に喜んで頂けるのか？

・この挑戦は無謀ではないのか？

凄く悩みました。

その悩みを払拭してくれたのは、ある信頼できる一人のスタッフでした。

そのスタッフとは、私が独立した際、ラペのオープニングスタッフとして来てくれた、根内 大和です。

彼は和食も経験していた事もあり、 彼の作る焼き物・だし巻き卵・茶碗蒸し・お漬物といった和食の賄いがとても美味くて感動し、彼と一緒なら実家のおでんの味を再現し、よりクオリティの高い「おでんのフルコース」を作れるんじゃないかと「おでん屋 平ちゃん」の構想が広がりました。

1年に1週間だけ突然現れる 『平ちゃん』

構想が膨らむ中、フレンチレストランラペに毎年1週間だけ突然現れる、おでんのフルコースが食べられるイベント『平ちゃん』を開始。ありがたいことに、この『平ちゃん』は、毎年満席となる大人気イベントとなり、多くのお客様に喜んで頂き、これからの可能性を感じました。

ただ『平ちゃん』は、席数の限りと期間限定の為、沢山のお客様をお断りする事もあり、大変心苦しい思いもありました。

「もっと多くのお客様に味わっていただきたい、楽しんでもらいたい」そんな想いから、この度『平ちゃん』を開業するに至りました。

これまで8年間、私の右腕として活躍してくれた根内 大和。

これからは、この『平ちゃん』のシェフとなり、彼の率いるチームで、ラペイズムを継承しながら新しい食の可能性を広げ、未来に向けて挑戦してくれることと確信しております。

松本一平シェフ（左）と根内大和シェフ（右）

「イノベーディブODEN」という新体験

満を持してオープンする新店舗の名は『おでん屋 平ちゃん』。場所はラペからほど近い日本橋室町。現在はまだ工事中ですが、カウンター8席、個室最大8席をご用意させていただく予定です。

店舗内装イメージ

『平ちゃん』でお出しするお料理は「季節を感じるおでん」がテーマです。全国各地の生産者さんと繋がり届けられる旬の食材をふんだんに使用したフルコースで皆様をお待ちしております。

そんな『平ちゃん』の「とある日のメニュー」を、お写真に簡単な説明を添えさせていただきました。ぜひご覧ください。

〜平ちゃん ある日のメニュー〜

01. 黒胡麻焼き豆腐

02. 鰆炙り 金柑と土佐酢ジュレ

おでん出汁を使用した土佐酢ジュレと鰆と金柑を合わせた前菜です。

03. シャラン鴨炭火焼きと椎茸雲丹炭火焼き

低温でじっくり火を入れ 香ばしく炭火焼きで仕上げたシャラン鴨の焼き物。付け合わせに貫井園の原木椎茸と雲丹の炭火焼きを添えています。

04. 白子と桜海老のかき揚げ おでん出汁

富山の浜多さんが仕立てた神経〆未利用魚や、白子、桜海老、葱をかき揚げにしておでん出汁で仕上げた一品です。

05. 平ちゃんのスペシャリテ おでんサラダ

和歌山小川農園、埼玉榎本農園、広島梶谷農園、岩手高橋農園のこだわりのお野菜を使用。おでん出汁で煮た半熟玉子やじゃがいものフリットや牛蒡と、旬の野菜 トマトの酢の物 赤かぶや白菜 春菊を、パルメザンチーズと自家製カラスミパウダーと特製ドレッシングで和えたサラダです。

06. 蟹焼売

自家製のお魚のすり身と蟹を合わせた焼売。お魚のすり身はサスティナブル シーフードや、船橋 江戸前「瞬〆鱸」などを使用しています。

07. 鰤大根

氷見鰤と和歌山小川農園フルーツ大根を使用。

鰤はおでん出汁で火を入れて、大根は少し食感を残す様にしておでん出汁で煮ました。最後に大根おろしを添え、少し醤油を垂らして仕上げた一品です。

08. おでん３種盛り

鰯、鯖を使用し、しっとり仕上げた「つみれ」と、岩手は石黒農場のホロホロ鳥と軟骨の食感を合わせた「つくね」、滋賀県・近江八幡の名物「赤こんにゃく」のおでん3種盛り。

09. おでん出汁で仕上げた鳥取鹿ロースと芹の治部煮

鳥取の河戸さんが仕立てた鳥取鹿ロースを、芹と共におでん出汁で治部煮に仕上げ黒胡椒をきかせた一品

10. しらすといくらの土鍋ご飯

おでんの出汁で炊いた土鍋ご飯。和歌山は山利さんのしらすと自家製イクラを合わせて仕上げた〆ご飯。

2杯目は、自家製の漬物とおでんの出汁をご飯にかけて出汁茶漬けに。

11. 蕎麦 塩 オリーブオイル

ラペの定番スペシャリテ。韃靼蕎麦茶のブランマンジェ 塩アイスとオリーブオイル

12. ミルコロヨーグルト 苺

熊本はオオヤブデイリーファームのミルコロヨーグルトのババロアと、岩手はリアスターファームの苺を使用したパフェ仕立て

おでん屋 平ちゃんの特徴

◉ 季節を感じるおでん

◉ 全国各地から届く「生産者さんと繋がる」おでん

◉ 昆布と鰹出汁をベースに白醤油で味付けしたクリアーな透明感でありながら味わいのある特製のおでん出汁

◉ 鰹出汁をベースにフレンチ出身ならではの技術をアクセントにしたおでん

◉ 煮込み過ぎない素材を生かしたおでん

◉ 一品一品 素材の火入れと薬味を変えながらメリハリのある小鉢で提供するおでん

◉ おでん出汁から進化する料理

◉ 平ちゃんが提案する新しいおでんの提供とプレゼンテーション

◉ サスティナブルの取り組みからフードロスをなくす為に出汁に使用した昆布や鰹節の新しい可能性を作ることや、サスティナブルシーフード、未利用魚の使用した練り物やつみれなどのネタ作り

◉ 通年楽しんで頂ける、季節のおでんネタ

◉ おでん出汁を使った〆ご飯

◉ デザートはフレンチ仕込みの和をテーマにした季節のフルーツパフェ

平ちゃんのこだわり食材と生産者さん

平ちゃんではラペと同じく、沢山の生産者さんとチームになって、お客様に喜んで頂ける様に、お料理やお酒を提供して行きます。 その中には大きく3つのコンセプトがあります。

平ちゃん3つのコンセプト

① 【生産者さんの事を知ってもらいたい】

全国からこだわりの生産者さんから 沢山の食材は登場します。 おでんは冬だけではなく 四季を感じそして生産者さんの事も知って頂き 楽しんで頂けるおでんを作ります。

② 【サスティナブルの取り組み】

料理を作る上で様々な問題があります。 資源問題 フードロス 環境問題 資源問題 日本の海の事も知ってもらいたい 今 日本の海はどうなっているのか？ 魚は年々減っております。 これからの未来の魚の事も考えて 【サスティナブルシーフード】 漁獲量や自然環境に配慮し、適切な方法で獲られた魚介類を積極的に取り入れて行きます。 フードロス 素材を無駄にしない 料理人とっては当たり前の事なのですが まだまだ見直す所もあります。 より素材を大切に頂いた命を大事に 【いだだきます】を忘れない お料理を作って行きます。 環境問題 料理作る上で沢山の廃棄物や油などの廃油が 出ます。そういう取り組みをされている 業者さんやオゾン分解機などを導入し 【環境に優しい】を目指して行きます。

③ レストランを楽しんでもらいたい お客様に笑顔になってもらいたい 元気になってもらいたい

【最高の料理を最高のサービスで】 おもてなしをして行きます。 【生産者】【レストラン】【お客様】 みんながハッピーになれる様なレストランにして行きたいと思います。 生産者さんどうぞ宜しくお願い致します。

ラペのコンセプトでもある「食卓の中の平和」を提供できるお店づくり。

店名であるラペ はフランス語で「平和」という意味です。

「食卓の中の平和」をコンセプトに、全国の生産者さん、スタッフと共に7年間様々なことに取り組んできました。

今度も『ラペ・ 平ちゃん』に関わる人々の平和でおだやかにな日常を願い、挑戦し続けていきます。

【 取り組みの一部をご紹介 】

◉ 果物のフードロスを意識したコース料理を開発・提供

◉サスティナブルーシーフードに取り組む漁師さんとの共同商品を開発

◉ 生産者来場のコラボディナー『La paix × 農業女子 1Day Special Dinner』

◉ 医療従事者の方々へお弁当をお届けする『smile food project』

◉ 生産者さんと共に、コロナ禍の中で取り組む宅配フルコース 『ラペ BOX』

【 5つのフィロソフィー 】

国内レストランや海外での修行を経た松本一平が2014年にオープンした「ラペ」は、「日本」「調和」「心」「繋がり」「五感」という５つのフィロソフィーからなるフレンチレストランです。

《 日本／Japon 》

日本人の誇りをもってフランス料理を作って行きたいと考えています。日本の食材を中心に日本の季節感、そして日本の文化、食に関わることも大切にしております。日本ならではのラペのフランス料理を堪能してください。

《 調和／Harmonie 》

食材と食材を組み合わせて行く上で考える事は調和を大切にする事です。一体感の中にサプライズを感じられるそんな料理をイメージしています。

《 心／Coeur 》

お料理を作る上で一番大切にしている事です。当たり前の事ですが、心を込めて作る事が何よりも大切です。初心を忘れず見失わないように深みのある「心」に残るお料理を目指しています。そして時には遊び心も付け加えています。

《 繋がり／Lien 》

本物の素材を求めて、全国各地から届けて頂いている生産者さんをはじめ、スタッフの仲間達、そしてお客様、みんなが自然に幸せになれるそんな素敵な繋がりがレストランの楽しさであり、素晴らしい出会いなのです。

《 五感／Cinq sens 》

日本の四季、季節の素材の味わい、自然な色彩、香り、食感、温度差を活かし、サービスとの連携により、よりサプライズを楽しんで頂きたいと考えています。

「ラペ」シェフ松本一平より皆様へ

はじめまして。フレンチレストラン ラペ のシェフ、松本一平です。

2020年、大きく様変わりした飲食業界。

私たちは安全・安心に最大限配慮し、食を通して笑顔を届けるために、全国の生産者さん、スタッフと共に料理を作り続けてきました。

その一つの取り組みが、「ラペ BOX」というコース料理の通販です。

レストランが営業自粛することで、生産者さんも多大な影響を受けてしまう。そこで、お世話になっている生産者さんから食材を取り寄せ、「ラペBOX」と命名したご自宅でコース料理が楽しめる通販を開始し、販売数は12回にわたって計2000セットとなりました。おかげさまで多くの皆さまに喜んでいただきました。

それは、コロナ禍の中で生まれた新しい「食事」のカタチだと思っています。

まだまだ私たちには「食」を通して人々を幸せにすることができる。

お客さまはもちろん、全国の生産者さん、若手スタッフの希望に繋がることを願い、この新しい事業に挑戦することを決意しました。

私たちの新たな挑戦をどうか応援いただけますと幸いです。

リターン詳細

多くの人に『平ちゃん』を楽しんでいただくために、ランチ・ディナーコースに加え、会員様しか味わうことのできない、お料理や体験を多数ご用意いたしました。

［ サステナブルフードを取り入れた裏メニュー ］

おでんからは想像出来ない平ちゃんが提案する『おでん料理』フードロス問題に取り組み、おでんに使用した食材や、おでんの具材などを用いたサステナブルな裏メニューをご提供いたします。(ラペらしくサプライズでの提供の為、当日までのお楽しみ)

※支援者限定のメニューとなっております。再来店時にも有料でオーダーいただくことができます。

［ペアリング］

おでんコースと相性の良いお酒をセレクトします。アルコールが苦手な方にはノンアルコールでご提供いたします。洗練された料理と厳選したお酒のマリアージュをお楽しみください。

［ 皆さんとつくるコンセプトアートをお店のシンボルに ］

みんな（お客様、生産者、レストラン）が繋がるアート作品をお店のシンボルに

店内のシンボルとなるコンセプトアート制作にご参加いただける企画です。 私たちは、食を通して沢山の方々が繋がり 心温まる平和な日常を築き、お料理を提供していきたいと考えています。

店名・コンセプトでもある「平（へい・たいらか）」には、「平和」という言葉以外にも「平等」「平心」「平衡」など前向きな言葉が沢山あります。 そこで、「平」 に対する皆さまの願いや想いを文字や文章にしてお送りください。

皆さんの想いがつまった「平」の文字が一つのアート作品となり、店内のシンボルとして飾らせていただきます。

こちらのアート作品は、同じく日本橋を拠点とするデザイン会社MARL CO.さんとの合作となります。

▶︎▶︎店内シンボルアートが完成するまで◀︎◀︎

1. ご参加いただく会員様に「平」という漢字を用いた熟語と一緒に想いや願いを書いていただき、Makuakeメッセージでご案内する宛先に送付していただきます。

2. 集まった「平」という文字を集合させ、1つの作品として制作します。

3. 完成した作品は、お店のシンボルとしてお客様にも観ていただける様、店内の壁に飾らせていただきます。

※ 完成品はご参加いただいた方へのサプライズとなりますので、当日のお楽しみです。

※メールにて2021年5月21日までにアイデアをお送りいただきます。

※ 筆、マジック、パソコンで作成した入力文字や、文字の大きさなどの詳細（アート概要）、またアイデアの送り先については、改めてご購入後サポーター様へMakuakeメッセージにてご説明させていただきます。

［ 平ちゃんオリジナル Myお箸 ］

木工作家のnew valleyの新谷英継さんに、最高級の黒檀を使用した平ちゃんオリジナルMyお箸とお箸ケースを。平ちゃんを自分のお店のようにご利用いただき、Myお箸を使っていただければ幸いです。

お名前の刻印が可能です。

※Myお箸は「平ちゃん」の店舗にて保管いたしますが、ご自宅にお持ち帰りする

ことも可能です。

［ 平ちゃんオリジナル・シャンパーニュボトル ］

「アンリジロー フュ ド シェーヌ マルチヴィンテージ」 フランス シャンパーニュ地方の人気シャンパンメーカー、アンリジローで特別制作した、おでん企画に合わせたオリジナルボトルをご提供いたします。

［ 出張コース料理or出張料理教室 ］

ご自宅もしくはご指定の場所にて、シェフ松本一平が『出張コース料理』または『出張料理教室』をご提供いたします。

ミシュランシェフの料理をお楽しみください。

［ プレオープンご招待＋オリジナル手ぬぐい ］

※写真はイメージです。実際にお届けする手ぬぐいのデザインとは異なります。

「平ちゃん」のプレオープンにご招待いたします。

また、創業140余年「東京日本橋 梨園染 戸田屋商店」さんに作成いただく平ちゃんオリジナルの手ぬぐいも付けさせていただきます。

多くの皆さまに「日本橋」の魅力が伝わるように、 祭りをテーマに笑顔溢れる日本橋の風景を描いてもらいました。

プレオープン日：2021年6月6日(日)、7日(月)、8日(火)、9日(水)、10日(木)

時間：18時開始（ペア限定4組）、19時開始（ペア限定3組）

新店舗詳細

店名

おでん屋 平ちゃん

住所

東京都中央区日本橋室町1-12-10 B1F

料金

ランチ 4,950円（税込み・別途サービス料１０％） ディナー 9,900円（税込み・別途サービス料10％）

営業時間

ランチ 11：30～13：00 ラストオーダー 15：00クローズ
ディナー 18：00～20：30 ラストオーダー 22：00クローズ

オープン予定日

6月12日（土）

席数

14

店舗内装イメージ

【カウンター席】

【テーブル席】

実行者情報

Chef

Ippei Matsumoto 松本一平

1974年、和歌山県生まれ。おでん割烹を営む実家で育ち、料理に興味を持つ。調理師の職業訓練学校を卒業後、奈良県内のレストランを経て「ヴァンサン」（東京・六本木）へ。サービススタッフから始めお菓子（パティシエ）、肉料理やソース担当（ソーシエ）までを経験し基礎を学ぶ。2000年にベルギーに渡り、ミシュランの１つ星店「レッソンシェル」（ナミュール）で修業。2002年に帰国後、「オー・グー・ドゥ・ジュール」（東京・麹町／現在は閉店）を経て「オー・グー・ドゥ・ジュール・メルヴェイユ」（同・日本橋）のシェフに就任。2014年に独立し、「ラペ」をオープンする。2018年度版のミシュランガイドで１つ星を獲得。