はじめまして。神戸・ポートアイランドのコーヒービーンズショップLANDMADE(ランドメイド)の代表 上野真人と申します。

12月20日(火)〜22日(木)の3日間、日本初の小児がん専門治療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」を支援するコーヒーイベントを神戸・ポートアイランドで開催いたします。

今回、イベントを開催するにあたり、その準備金の一部を皆さまに支援していただきたいと考え、クラウドファンディングを利用させていただくことにいたしました。

リターンにはプロジェクト限定ブレンドをはじめとする様々なコーヒーをご用意しております。

一杯のコーヒーを通して、ぜひ一緒にチャイルド・ケモ・ハウスを応援していただければと思います。よろしくお願いします！

【10月26日(水) 追記】

多大なご支援ありがとうございます！

おかげさまで開始12時間足らずという短時間で目標金額である30万円を突破いたしました。
本当にありがとうございます。

目標金額達成後もたくさんの方にご支援いただいております。
コーヒーを通してこれだけ多くの方々と一緒にチャイルド・ケモ・ハウスを応援できることを感謝いたします。

一杯のコーヒーを通して、さらにチャイルド・ケモ・ハウスを応援できるよう、次のゴールとして新たに目標金額を100万円と設定させていただきたいと思います。

ご支援いただいたお金は、2017年4月開始予定のチャイルド・ケモ・ハウス内でボランティアの方々が運営する「チャイケモカフェ(仮名)」を応援するための設備費・宣伝広告費に大切に使わせていただきます。

※画像はどちらもイメージです。

今回のチャリティイベントは12月24日で終わってしまいますが、それ以降も継続してコーヒーを通して応援できるよう、また病気を患った方達以外にも気軽にお越しいただき、親しみを持って認知を広めていけるようチャイケモカフェを全力で応援していきたいと思います。

今一度チャイルド・ケモ・ハウスとこのプロジェクトのご支援・拡散をお願いできればと思います。

よろしくお願いします！

皆さんはチャイルド・ケモ・ハウスという施設をご存知でしょうか。

チャイルド・ケモ・ハウスは、神戸のポートアイランドにある日本初の小児がん専門治療施設です。

小児がんとは、子どもがかかるさまざまながんの総称で、1万人にひとりの割合で発症します。主な小児がんは、白血病、脳腫瘍、神経芽腫、悪性リンパ腫、腎腫瘍などです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。

医療の進歩により、小児がんは7～8割の長期生存率となりました。

しかし、治療中の生活はあまり改善されてきたとはいえません。

隣の患者さんとカーテン一枚で仕切られたわずか2坪の病室は、子供用のベッド、保護者用簡易ベッド、生活用品、勉強道具に遊び道具と物で溢れます。

抗がん剤治療などで免疫力が低下し、家族や友だちと会うことを制限されるだけでなく、周囲に他の患者さんがいるため常にひそひそ声での会話で過ごすなど、ストレスを抱えながらの生活が長期間続きます。日常と呼べない毎日がそこにあります。 

病気になりたい子どもなんていません。

でも、大きな病気になったから、たくさんのことをあきらめ、周りに気を遣い続け、そしてついには家族にまで申し訳ないと思ってしまう。

「かぁさん、家にかえりたい。」　「病気になって、ごめんね」

子どもたちのそんな切実な言葉を受け、子どもは社会で支えるというみんなの思いが募り、チャイルド・ケモ・ハウスという夢のような施設ができました。

隣接した病院から毎日先生と看護師さんが様子を見にきてくれ、何かあるとすぐに駆けつけてくれる。広々とした病室では患者さんと家族が本当の家のようにゆったりと過ごすことができる。

病状に合わせて19種類の様々な病室が用意されていて、がんと闘う日々を支える工夫が随所にちりばめられています。

「がんになっても笑顔で育つ」ことができる施設。それがチャイルド・ケモ・ハウスなのです。

http://www.kemohouse.jp

https://www.youtube.com/watch?v=_yJxw9SpiSg

※現在は小児がんの治療だけでなく、小児慢性特定疾病児童自立支援事業も行っており、より難病と闘う子ども達とご家族の支えとなる活動をされています。

実は現在、チャイルド・ケモ・ハウスには入居者があまりいらっしゃいません。

その一番の理由は、まだまだ世間に認知されていないことです。

日本全国から受け入れ可能なことや、病状の重さによって様々なお部屋が用意されていること。救急車が病室のすぐそばまで来ることができるお部屋があるなどなど。。チャイルド・ケモ・ハウスには患者さんにとって夢のような仕組みがたくさんあります。ですが、残念ながら日本全国に認知されているとはまだまだ言えません。

チャイルド・ケモ・ハウスに隣接するチャイルド・ケモ・クリニックの楠木重範院長は元小児がん患者です。チャイルド・ケモ・ハウスはご自身の闘病生活を振り返り、そして小児科医になってから患者やその家族に向き合い声を集め、理想を具現化した施設でもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=wKRP8_pmVoY

そんなチャイルド・ケモ・ハウスをもっとみなさんに知っていただき、入居者の方を多く受け入れるには一体どうしたらいいのか。自分に少しでも何かできることはないのだろうか。

自分が身を置くコーヒービジネスで何かお手伝いできることはないだろうか。

思いを巡らせた結果、「子どもは社会で支える」というチャイルド・ケモ・ハウスの理念の元に、同施設のある神戸・ポートアイランドでチャリティイベントを実施することにいたしました。

12月20日(火)～22日(木)の3日間、ポートアイランド内の企業・施設を訪問し、ホットコーヒーを1杯200円で販売します。そしてその売り上げの全額を12月24日(土)、クリスマス・イヴにチャイルド・ケモ・ハウスに寄付するというイベントを開催します。

一緒にコーヒーを販売してくださるボランティアの方を募り、イベント当日はコーヒーポットを片手に手分けしてポートアイランド中の企業・施設を訪問する予定です。

このイベントを毎年のクリスマスの恒例行事にできればと考えております。

今回、そのチャリティイベントの準備金の一部をみなさんに支援していただきたいのと同時に、このプロジェクトをたくさんの方に広めていただくことによって日本全国でのチャイルド・ケモ・ハウスの認知度を高めたいと考え、クラウドファンディングを利用させていただくことになりました。みなさんぜひともご支援・拡散をお願いします！

改めまして、LANDMADEの上野 真人です。
 

私は20歳の頃から日本骨髄バンクにドナー登録をしておりました。

約3年前に白血球の型が適合した患者さんが見つかり、ドナーとして骨髄移植手術を受けました。ドナー登録をしてはいたものの、白血病や小児がんのことについてはほとんど知らず、実際に手術を受けることになって初めて色々と調べてみました。そしてその時にチャイルド・ケモ・ハウスという施設の存在を知りました。

チャイルド・ケモ・ハウスの理念や取り組みに感銘を受けた私は、自分が身を置くコーヒーの業界から、ビジネスを通してチャイルド・ケモ・ハウスの支援をしたいと考え独立開業を決意しました。

現在、チャイルド・ケモ・ハウスから程近い場所にLANDMADE(ランドメイド)というお店を構え、商品の売り上げの一部を寄付、チャリティイベントへの参加・企画などを通じてチャイルド・ケモ・ハウスを応援しております。

また当店では小児科の対象となる中学3年生までの子どもたちにはコーヒー(主に甘いカフェオレ)を「こどもコーヒー」と称して一杯100円で販売しています。

売り上げとしていただいた100円のうち10円をその場でお返しし、子どもたち自身の手でチャイルド・ケモ・ハウスへ募金してもらうという取り組みを行っております。

子どもたちには、一杯のコーヒーを通して、そのコーヒーが生産地から手の中のカップにつながるまでの背景や、自分が使ったお金の行く先など、お金を使うということ ≒ 意志を示すということを少しでも感じてもらえたらという思いで日々接しております。

LANDMADEは今年6月に神戸・ポートアイランドにオープンしたコーヒービーンズショップです。

その土地に合わせた・その土地から作られるお店・サービス・商品を広めていきたいという思いから、英語で手作りという意味のhandmadeをもじり、LANDMADEという名前にしました。

取り扱っているコーヒーは全て、世界の流通量の上位5%であると言われているスペシャルティコーヒーというものです。

スペシャルティコーヒーの定義は、消費者の手に持つカップの中の液体の風味が素晴らしいこと。一杯のカップから生産者まで遡ることができるこの特別なコーヒーは、ただ美味しいだけでなく、コーヒー生産者を経済的に支える側面を持ちます。

一杯のコーヒーから世界の社会問題を解決する可能性を持つスペシャルティコーヒーを販売し、その収益をもとに日本の社会問題を解決していく。それがLANDMADEの目指すところです。

今回のチャリティイベントに向けて「GIFT(ギフト)」というオリジナルブレンドをご用意いたしました。

ベースとなるのはエチオピアのコーヒーです。

エチオピア・モップラッコ社という輸出業社の社長エレアナ女史は、お父さんの代から会社を引き継いだ際、一般流通品の取り扱いをやめ、スペシャルティコーヒーに特化した事業を展開。コーヒー生産者に相場以上の対価を支払うだけでなく、生産者の方々のお子さんが通う学校を作り、社会で子どもを支える仕組みを作っています。

エチオピアの子どもたちを支えるコーヒーを用いて、日本の子どもたちの支えとなる。スペシャルティコーヒーだからこそできる取り組みです。

しっかりとしたコーヒー感の中に、子どもたちの笑顔が思い浮かぶような優しい甘味と酸味。マイルドで飲みやすく、それでいて深みのある味わいに仕上がった自信作です。今回のプロジェクトのリターンとしてご用意させていただきました。ぜひ味わってみてください！！

エレアナ女史  

モップラッコ社の建てた学校に通う子どもたち

みなさまからのご支援で集まったお金は、以下のことに大切に使わせていただきます。

・チャリティイベントの設備費

・ボランティアの方々への昼食代など諸経費

・リターン費用

・イベントの宣伝・告知費用

・クラウドファンディング手数料

＜コーヒーバッグ＞

ティーバッグタイプのコーヒーです！ 
マグカップや水筒にコーヒーバッグをセットしてお湯を注ぎ、2〜3分浸けた後にお好みの濃さになるまで振るだけ！

どこでも簡単にコーヒーを楽しむことが出来ます。

＜カフェオレベース＞

ミルクと混ぜるだけの簡単カフェオレ！ 
4〜6倍希釈で、たっぷり作れます！ 
スペシャルティコーヒー１００％使用。

加糖・無糖・カフェインレスの3種類からお選びいただけます。 
加糖タイプではしっかりした甘みが、無糖タイプではすっきりした味わいが楽しめます。 香料・保存料は使用しておらず無添加です。 

容量：600ml

＜つくりかた>
グラスにカフェオレベースを適量入れます。 
牛乳で４〜6倍に割り、よくかき混ぜます。 これで完成！簡単に美味しいカフェオレが楽しめます。 
冷たい牛乳でアイスドリンクとして、温かい牛乳でホットドリンクとして、どちらでもおいしく召し上がれます。

※カフェオレベースはプロジェクト限定ラベルにてお送りさせていただきます。

12月17日(土)から順次発送いたします。

遅くとも12月24日(土)にはお手元に届くようにいたします。到着日時のご指定承ります。

簡単なラッピングのご用意もできます。

ギフトに使用されたいなどのご要望がございましたらお申し付けくださいませ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

ドナーとして骨髄提供手術をすることになり、初めて知った白血病や小児がん。

知れば知るほど痛切に思うのは「理不尽である」ということです。

一般的に流通しているコーヒーは、需要と供給のバランスによる相場と先物取引で流通価格が決まってしまいます。これまで幾度となく取引金額が生産コストを下回り、生産者の生活を困難なものにしてきました。生産者にとってとても理不尽であったことは想像に難くありません。

生産者をそんな理不尽から解放するべく、直接対価を支払い生産者を守る仕組みがスペシャルティコーヒーです。生産者が美味しいものを作ってくだされば、相場以上の価格で継続して取引することができる。パートナーシップを結び、より良い品質を目指し協力してコーヒーを作っていく。本当に素晴らしい取り組みです。

私は、味や香りだけでなく、その背景も含めてコーヒーを愛してやみません。

そのコーヒーを通して、地域社会の問題解決のお手伝いができるなら、こんなにも嬉しいことはありません。

私の夢は、チャイルド・ケモ・ハウスをもっと多くの人たちに利用していただき、難病と闘う子どもたちが一人でも多く笑顔で育っていただくこと。そしてコーヒーを通してそのお手伝いをできているということを、生産者にお会いし、顔を見て直接伝えることです。

一杯のコーヒーから生産者を取り巻く理不尽を解決し、またその一杯のコーヒーを通して理不尽な環境にいる人々が笑顔になる。

そんな世界を見たいと思っています。

ご支援、拡散、どうぞ宜しくお願いします。

株式会社LANDMADE

代表取締役  上野真人