ウイスキーファン必見！秩父蒸溜所のウイスキー樽の廃材が、傘ハンドルとルームフレグランスとして生まれ変わりました。

メンズファッションでも主流の日傘をセンスよく取り入れられる、ユニセックスに使える晴雨兼用の傘です。

このウィスキーキャスク傘プロジェクトは、LaLa Senorita（ララ セニョリータ）のデザイナー角香織による、廃棄処分される樽を使って、ビニール傘の代わりにお気に入りの傘を修理しながら長年愛用して欲しいという願いを込めた、サスティナブルプロジェクトです。

秩父蒸溜所のウイスキー樽廃材との出会い

デザイナー角香織は、傘の持ち手の木彫に使う新しい材料を探していました。いつも木彫をお願いしている、フィッシュカービングもやっている木彫家・山口氏の工房がある秩父へ相談のために赴き、出会ったのがイチローズモルトで知られる秩父蒸溜所で使われたウイスキー樽の廃材でした。

アトリエの近くにある材木店に置かれていた焼かれて焦げ、黒光した板材を見つけ、「これは何か？」と訊ねると「ウイスキー樽の廃材だよ」と知らされました。その板材が放つ、独特な存在感とオーラに魅了され、この廃材を彫刻した持ち手のユニークなユニセックス傘を作ることに決めました。

その足で小高い山の上にある秩父蒸溜所へ、ウィスキー樽の廃材利用交渉に向かいました。しかし、蒸溜所は休業日でお休み。男性が一人いるだけでした。角は来た目的をその男性に話したところ、なんとその男性は秩父蒸溜所社長の肥土伊知郎氏でした。この出会いがあり、秩父蒸溜所のウィスキー樽の廃材を譲っていただける事になりました。

傘とフレグランス

秩父蒸溜所で使われたウイスキー樽の廃材を再利用した傘と、オリジナルのルームフレグランスを作ります。

ウィスキー樽になる時に焦がされたミズナラやオーク材は、年数をかけてウイスキーがしみ込んだ物です。樽材の側面は本来のナラの木の色を残しています。

傘の持ち手となるウイスキー樽（キャスク）は、時が経つことで変化し、そのかもし出す独特な表情は、出来上がった1点ずつが違います。

出来上がった後も持ち手は経年変化をしていくかもしれません。長年愛用することで、自分だけの傘を育ててみてください。

ウイスキーキャスク傘ができるまで

持ち手部分は秩父にアトリエを構える木彫家が一点一点手掘りします。傘本体は、国内でも希少となった年季の入った傘職人の技で作り上げられます。

①傘の骨を発注します。それに3か月かかります。

②生地に撥水・UV加工を施します。

③帆職人が裁断・縫製に入り骨が上がったところで傘に縫い付けていきます。

④秩父蒸溜所から樽の廃材を譲ってもらい彫刻を1点ずつ始めます。

⑤最終的に傘に手元を合体させます。

ルームフレグランスは、ウイスキーが染み込んだ樽の廃材を粉砕→蒸留して香りを抽出して作ります。

秩父蒸溜所で、蒸溜して作られたイチローズモルトを含むウイスキーを貯蔵・熟成していた樽から染み込んだ成分は、香りを抽出するために蒸溜して液体に戻ります。いつでもウイスキーの香りを楽しむアイテムとして、愛用していただけるのではないでしょうか。

今回のルームフレグランスは、ウィスキー本来の甘く香ばしい香りとともにウィスキー樽の風合いを感じるこ調香となっています。シナモンの爽やかな香りが始めに顔を出し、徐々に香ばしいナッツやウィスキーの香りが顔を覗かせます。スパイシーで少し甘い自然な香りをお楽しみ頂けます。

利用シーン / 利用方法・操作方法

傘は、是非バッグやリュックから持ち手をのぞかせて歩いてください。

ウイスキーボトルやウエスタンブーツの形をしたデザインの持ち手は、バッグから覗かせることで、人目を惹くファッションアイテムの一つになり、その個性的な存在は、周囲の人とのコミニュケーションツールにもなること間違いなしです！

晴雨兼用傘のバリエーション

今回ご用意した傘の持ち手デザインは2種類、ウイスキーボトルとブーツ。

傘の布地は、「ブラックウォッチ」「ブラック」限定色「ベージュ」「グレー」の4種類です。

ブラックウォッチとブラックは持ち手のデザインを2種類から選べます。

限定色のベージュはウェスタンブーツの持ち手、グレーはウィスキーボトルの持ち手でご用意しています。

袋はジッパー付きでもたつかないすっきりしたデザインです。UV加工が施されているため、雨のみならず日傘としても使用可能です。

留め具のベルトはゴムを使用しているので畳みやすく留めやすいです。

傘の持ち手を持った時のイメージはこんな感じです。

↓ウィスキーボトル

↓ブーツ

ルームフレグランスは、お部屋でウィスキー片手に、または読書しながら香りを漂わせて楽しんだり、カーテンやクッションカバー、寝具にシュッと振りかけたり、お出かけの際にはハンカチ、傘のハンドルに染み込ませてみたり…と生活の中に取り入れて日々の潤いの１アイテムとして楽しんでみてください♪

※直接肌に使用することはお控えください。

※誤って目に入った場合は、水で洗い流してください。

仕様

晴雨兼用傘

生地：ポリエステル 100

親骨長さ：55センチ

骨：鉄 その他合金

加工：撥水、UV

持ち手：秩父蒸溜所ウィスキー樽 100

ルームフレグランス

標準容量：30ml

香りの広がり方：

トップ：シナモン、ヘーゼルナッツ、ミックスナッツ、アーモンド

ミドル：ウィスキーキャスク

ラスト：コーヒー、ウィスキー、バニラ

今後のスケジュール

2021年6月25日→プロジェクトスタート

2021年8月24日→プロジェクト終了

2021年12月20日頃→リターンの発送予定

※リターンのワークショップは10月23日、24日、11月27日、28日に開催

実行者紹介

有限会社カオス

代表・デザイナー角香織は、Kaosという、古い着物生地を使ったリメイクハンドバッグをパリのファッションの展示会で長年出展して国内海外のハイエンドなファッションブティックに卸す経歴を持つ。同じくデザイン、プロデュースする国内向けのファッション雑貨ブランドLaLa Senoritaは国内の職人の技やユニークなデザインでパラソルも多く生産している。

持ち手の彫刻を作ってくれている山口さんは、デザイナーが渓流釣りで釣った魚の剥製をお願いする人を探していた時に出会い剝製もお願いしたが、その後木彫をやられることを知り傘の手元の彫刻が始まり、今ではその彫刻の手元はブランドの顔にもなっている。自然に囲まれた秩父の工房で仕事をしている。

FAQ

Q：折り畳んでいる状態のサイズや重さを教えてください

A：折り畳んだ状態での長さ約41cm、幅約5.5cm、重さ約280gです。

Q：使用後に傘が壊れたり傷ついた場合、修理はできますか？

A：傘の骨交換、持ち手の欠けなどは有償になりますが修理可能です。その際は、Makuakeメッセージにて実行者のKaosにご連絡ください。