フジクレールワイナリーのアウトドア向け新ブランド「LADY beetle」のプロジェクトページにお越しいただき、誠にありがとうございます。

フジクレールワイナリーは、甲府盆地南東に拡がる勝沼町、京戸川扇状地斜面の高台に位置します。山梨の風土で育まれた葡萄、特に甲州の個性を引き出し、「日本ワインで日本の食生活を豊かに」をコンセプトにワイン醸造をしています。

2023年の創立60年を機にブランド名である「フジクレール」を社名に据え「フジクレールワイナリー株式会社」に社名変更させていただきました。創業者「山岸八郎」の想いを受け継ぎながら、「人と自然に優しいワインづくり」をコンセプトに加え、自社圃場の拡大とさらなる高品質な葡萄栽培やワイン造りを目指しております。

この度、これまでとは全く異なったコンセプトのブランド「LADY beetle」をフジクレールワイナリーの新しいチャレンジの一環として発売いたします。

ワインと普段接点が少なかった方々にも、私たちのワインにかける情熱を知っていただき、関心を持っていただければ幸いです。

LADY beetle 開発秘話

ワインはこれまで、産地や品種・収穫年によって香りや味わいの違いを楽しみ、また食事とのペアリングを考えて、おいしさの広がりを見つける事がワインの奥深さにも繋がって参りました。

しかし、ある程度の知識がなければ、その楽しみ方は半減してしまい、特に若い方や、これまでワインを飲んでこられなかった方には理解されにくい飲み物でもあります。

日頃から私たちは、圃場で葡萄と向き合いながら、仕事終わりには畑で、週末には大自然でキャンプやアウトドアでワインを楽しみ、その自然の雄大さとワインの美味しさに、生きることの素晴らしさを感じております。

本来ワインは頭で考えるものではなく、自然の恵を享受できる喜びを感じる事ができる飲み物で、人生を豊かにしてくれるものだと信じております。

スタッフの中でも特にアウトドア好きの数名を中心に、改めて、大自然の中で、シンプルに豊かな恵みを感じられるワインを作りたい！と一念発起し、自分たちが自らアウトドアで飲むならこういうワインが飲みたいと試行錯誤して約１０ヶ月。ようやく赤・白・オレンジを独自ブレンドして完成することができました！

良いワインは葡萄から、良い葡萄は畑から、良い畑は自然から。

言葉で言うのは簡単ですが、それを実行することは本当に毎日大変です。大変ですが、自然と笑みになるワインには、苦労も忘れる魅力があります。さぁ私たちと一緒に自然の中で乾杯しましょう！

LADY beetleという名前に込めた想い

「LADY beetle」日本語訳すると「てんとう虫」です。

漢字では「天道虫」と書き、「お天道様の虫」という意味を持ちます。太陽に向かって飛んでいく太陽神の使いの虫という由来があるそうです。

海外ではこの「LADY」はマリア様を指し「マリア様の使い」ということになります。聖母マリアが赤いマントを羽織った姿で描かれている事が多いことに由来しているようです。

虫のイメージの良し悪しは国ごとに異なっていることが多いですが、てんとう虫は「良い虫」として認識されている事が多いです。

また、てんとう虫は農作業者にとっては、害虫であるアブラムシを食べてくれる益虫としても知られております。種類によっては野菜を食べてしまう、植物食性のてんとう虫もおりますが、私たちの果樹栽培にとってはやはりありがたい虫のイメージが強いです。

このように私たちを助けてくれるありがたい虫でもあり、また太陽の下で、ワインを楽しみたい思いを込めて「LADY beetle」という名前を付けさせていただきました。

ロゴもまさにてんとう虫が太陽に向かって飛んでいく様を表しております。

私たちのワインは国産葡萄100%

何も足さず、何も引かず、ただひたすら葡萄のみを原料とするワイン。葡萄の個性は、ワインにすることによって際立ちます。
ここ山梨には、特有の気候風土があります。さらに、日照時間や土壌の質、水はけなど、畑の環境はそれぞれ違います。
私たちは、それぞれの畑に合った品種を、それぞれの畑の特性を活かせる方法で栽培することで、その土地の個性をより色濃く受け継いだ葡萄を作りたいと考えています。
「素晴らしいワインになる、素晴らしい葡萄を作りたい」。その思いを胸に、県内に所有する自社農場で葡萄栽培に取り組むとともに、信頼できる栽培者と契約を結び、理想とするブドウを追い求め続ける私たち。今年も、醸造家と栽培者の挑戦が始まっています。

山梨県北杜市明野町には自社圃場が広がります。

自社圃場の主力畑は山梨県北杜市明野町にあります。明野町は、全国で一番日照時間の多い場所です。朝晩の気温差も大きいので、とてもいい葡萄が取れる素晴らしい環境です。この自社圃場では比較的に栽培が難しいとされるカベルネ・ソービニヨンやシャルドネといった国際葡萄品種を栽培しております。

また山梨県の北東部には、隼山と呼ばれる丘陵があります。隼山の葡萄畑は急な傾斜地にあることから、大型の農機具を入れることはできず手作業が中心。手間も労力もかかりますが、水はけがよく日当たりも十分に確保でき、さらに、昼夜の寒暖差もあることから、葡萄づくりには最適な環境だと言われております。こちらでは良質な甲州やマスカット・ベリーAを栽培しております。

60周年を記念してフジクレールワイナリーがアウトドアラヴァーに向けて送る大自然で感じる野遊びワインシリーズ「LADY beetle」は日本ワインのおいしさを伝えるため、国産葡萄100%で３つの商品をラインナップ「RED」「WHITE」「ORANGE」。

シンプルかつ洗練されたパッケージは、どこへでも連れて行きたくなってしまいます。青い空の下、「ワイン持ってきたよ」と、こんなオシャレなワインだったらみんな喜ぶこと間違いなしですね。

「RED」は、太陽（お天道様）の空の下、厚切りの赤身肉に数種類のスパイスをかけた豪快なステーキに合うように、華やかな香りをまとった赤ワインをブレンドしました。山梨県内で栽培された良質なマスカット・ベリーAを中心に、樽香も含んだカベルネ・ソービニヨンを使ったワイン。

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品名：果実酒

原材料名：ぶどう（山梨県産100%）/酸化防止剤（亜硫酸塩）

アルコール分：12%

内容量：720ml

製造者：フジクレールワイナリー

「WHITE」は、ミネラル豊富な牡蠣や貝類。海老やイカのシーフードBBQに合う様に、レモンの風味が香る辛口白ワインをご用意しました。

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品名：果実酒

原材料名：ぶどう（山梨県産100%）/酸化防止剤（亜硫酸塩）

アルコール分：12%

内容量：720ml

製造者：フジクレールワイナリー

瓶内二次発酵で仕上げた「ORANGE」は、乾杯するにはキリッと冷えたスパークリング。シュワっと口の中に広がる炭酸と、果皮を醸した甲州100%のオレンジワインの風味。栓を開けたらパーティの始まり！さぁ外に出て気の合う仲間とワインを楽しみましょう！

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品名：果実酒（発泡性）

原材料名：ぶどう（山梨県産100%）/酸化防止剤（亜硫酸塩）

アルコール分：13%

内容量：750ml

製造者：フジクレールワイナリー

※瓶内に炭酸ガスが発生しております。開栓時に噴きこぼれる可能性があります。よく冷やしてお飲みください。

数々の受賞歴を持つ軌跡

「より葡萄の良さを活かしたおいしいワインを作りたい」 「よりおいしいワインをたくさんの人に飲んでほしい」… たくさんの思いを込めて、まじめに真っすぐに醸造したワインと、 真摯に葡萄と向き合い、ひたむきに理想のワインを追究し続けてきた私たちを、 権威ある審査会が、認め、讃えて下さいました。 こうした評価を励みに、誇りを持って、これからも葡萄とワインに向き合っていきます。

日本ワインコンクールでは数々の受賞歴の中でも、2018年は「甲州スパークリング」が最高金賞を受賞、最近では2022,2023年とフランスの国際コンクール「フェミナリーズ」でも2年連続の金賞を受賞いたしました。（2023年は日本ワインの頂点となる「TOP OF THE BEST」をマスカット・ベリーA隼山が受賞しました！）

日本の風土にあった日本ワインをこれからも世界に向けて発信して参ります。

現在、日本では安い海外産のワインが大量に流入しており、日本ワインはその勢いに押されております。実際、山梨県で生産されている醸造用主力品種の「甲州」でさえ、約30年前の平成3年には16,000t近くあった生産量が、令和元年には5,000t以下の1/3まで減少しております。また、シャインマスカットなどの生食用葡萄への転作も進んでおります。

さらに農家さんは高齢化や後継者不足に悩み、廃業される農家さんが増えているのも事実です。そういった圃場は、私たちもできる限り引き継がせていただけるようお声がけもさせていただいております。

また、葡萄生産に適した外国の圃場では、その恵まれた土地の利を生かして有機栽培や自然派ワインなどの生産も増加の一途を辿っておりますが、日本は雨が多いことに加え、近年の温暖化の影響で、環境は上向いているとは言えない状況です。

（年間平均降水量は山梨県:1,160mm、米ナパ・バレー:550mm、フランス:500~800mm、チリ:300mm）

一つの圃場が小さい日本の葡萄栽培は海外に比べて、効率化が難しく、雨は病気や虫の発生を急加速させるため、多大な労力をかけて栽培している事は間違いないと考えられます。

そのような中で、いかに品質の良い葡萄を作るか、100年先を見越した行動を目指し始めております。

2022年私たちはついに決断しました。

これから100年先にも誇りを持ってワインづくりが行えるよう、山梨県北杜市と当社は、山梨県北杜市武川町に官民一体となり、日本でも単一圃場規模としては日本最大級となる約40haの醸造用葡萄圃場の造成を開始しました。

ここは甲州市勝沼よりも平均気温が低く、標高も高いため、気候変動にも対応できることを想定しております。

（東京ドーム約8.5個分）

この武川圃場では、私たちが目指したい「人と自然に優しいワインづくり」を体現するべく、できる限り自然な形で葡萄栽培に取り組んでまいりたいと思います。

それはまさに私たちにとって「夢」です。初収穫は10年後になるかもしれない長い時間を要する夢ですが、未来に向けて真っ直ぐなワインづくりを目指したいと考えております。

2023年9月4日にMakuakeをスタートし、10月13日に終了となります。

リターンのお品は10月下旬〜11月上旬には配送を開始いたします。

（代表取締役　澤村　貫太）

この度は、当社のアウトドア向け新ブランド「LADY beetle」のプロジェクトページにお越しいただき、誠にありがとうございます。

このワインは、実は私たちの苦い経験から生まれたワインです。

私たちは全国の販売先やイベントで、ワインの試飲販売も行っておりますが、お酒好きの方でも、「ワインはちょっとわからない」「難しそう」とお声を頂戴することが多々あります。

確かに品種や畑・醸造方法はワインを構成する重要な要素でもありますが、普段仲間と集まってお酒を飲むときに、そんなに難しく考えずに、気軽に楽しんでもらいたいと私たちは考えております。

この「LADY beetle」は、難しいことは脇において、まぁ飲もうよ！といった感じに気軽に飲んでいただけるようなカジュアルさとアウトドア料理に合うペアリングを念頭に開発いたしました。

REDとWHITEは開けやすいスクリューキャップで、どこに連れて行っても楽しんでいただけますし、ORANGEは乾杯には最適です。

是非とも皆さんでワイワイ楽しんで、笑顔のワインとなれることを願っております。

発売に先駆けてMakuakeにて先行リリースとなりますので、この機に応援購入を何卒よろしくお願いいたします。