数々のイタリアミシュラン星付き店で研鑽を重ねた シェフ「藤田政昭」考案の下、大人の味覚を虜にするプレミアム感満載のピスタチオチーズケーキが遂に完成！！

大阪にも発令された緊急事態宣言によるレストランへの時短要請。営業時間が限定されてもシェフ藤田政昭の料理熱は決して途切れることはありませんでした。先日発表された権威あるフランスのレストランガイドブック、ゴエ ミヨ ジャポン2021にも掲載していただいた大阪北新地にある当店「ラチェルバ」は、普段お任せコース限定のイタリアンレストランなのですが、

「むしろこんな時だからこそ料理人として、幅広く世の中の役に立ちたい」

そんな思いで、営業が終わったほんのちょっとの余った時間を使いながら、当店「ラチェルバ」ならではの、ご家庭や職場でお楽しみいただけるような商品を、私たちはこの数か月ずっと試作して来ました。

そして数々のテイクアウトBOXを作り、コロナの自粛期間中、どれもたいへん好評だったのですが、あるときシェフが思い立ったのがイタリア料理の原点に返ろうということ。イタリア料理界で２０年近く活躍し、郷土料理・地方料理を知り尽くした当店のシェフだからこそ、できることをやってみようというのが今回の商品の発想の起点でした。

シチリアの郷土菓子「トルタ ディ ピスタッキオ」と「チーズケーキ」の絶妙な融合！

シェフがまず思いついたのがイタリア修業時代に出会った、数々の郷土菓子。中でもシチリア州を旅した時に出会ったピスタチオのトルタ＝「トルタ ディ ピスタッキオ」は思い出に残る美味だったらしく、「あの時出会ったナッツの女王、ピスタチオの高貴なる香りを日本で存分に味わえるタルトを作ろう！」というのが今回のプロジェクトのアイデアの原点になりました。

ただ「トルタ ディ ピスタッキオ」は、そのまま作っても、あくまで素朴な郷土菓子。それをより洗練させ、食べた人が初体験の感動を感じてもらえるようにするにはどうすればよいのか？そこから私たちのプロジェクトは始まりました。しかもそれに加えてシェフが命題にしたのが「一度出会った物珍しさの感動じゃなく、何度も食べたくなるような100年残るレガシーを世に残したい」というものでした。

そのためにシェフは始めに３つのルールを決めました。

①素材にこだわること

②伝統を尊びながら、それを超えること

③絶対に委託せず自分たちでつくること

①素材にこだわること

「レシピは素材を超えれない」というシェフがいつも言っている言葉があるのですが、それはどんなに素晴らしいテクニックやアイデアがあっても素材をないがしろにしては、決して美味しいものは生まれないという考えを示した言葉です。それに従って今回のプロジェクトも、私たちはまず素材選びから始めました。特に重要になってくるのはもちろん、まずはピスタチオ。ピスタチオの国内生産は日本の気候条件的に大変難しいため、輸入のものに限定されます。ですからその吟味にはより一層の時間をかけました。そのなかでもシェフが目を付けたのが別名「グリーン ダイヤモンド」とも称されるピスタチオの中でも特に希少な「スーパーグリーン ピスタチオ」。普通のピスタチオが軽く黄味がかった緑色に対して「スーパーグリーン ピスタチオ」は写真でもお分かりになるかと思いますが本当に濃いグリーン色。食べてみるとピスタチオの旨味が一粒一粒に凝縮されて口の中の余韻が長く続くのです。ただ、美味しいものはやっぱり高い！（笑）。その仕入れ値に私たちも驚いたのですが「シチリアから遠く離れた日本だからこそ、素材に妥協するといいものはできない」とのシェフの一言で「スーパーグリーン ピスタチオ」を使うことに決定しました。

②伝統を尊びながらそれを超えること

当店「ラチェルバ」のコンセプトは「この伝統を超える未来へ」。先人たちが築き上げた偉大な伝統に敬意を払いながら、私たちがイノヴェーションしていく挑戦こそが世の中をもっと楽しくしていく方法だと考えています。ですから今回私たちは素朴な焼き菓子であるシチリアのピスタチオケーキに、よりしっとり感と風味豊かなコクを加えるために、フレッシュチーズをたっぷりと使用することにしました。チーズは厳選したイタリア産や国産のものをブレンドして使用していますが、それはそれぞれのチーズが持つ酸味や香りの特徴を上手く活かして味に奥行きを持たせるため。そうすることによって一種類のチーズだけでは決して生まれないナチュラルだけれども複雑味を感じる風味豊かな生地が生まれるのです。こういった食材のそれぞれの特徴をつかみ取って絶妙なバランスでレシピをまとめ上げていくのは、まさにシェフの天賦の感性と経験です。

③絶対に委託せず自分たちでつくること

ここで当店のシェフからのコメントを紹介させていただきます。

藤田

「実は僕は完全に辛党で普段あまりケーキなどは食べません。そんな僕でも気持ちのこもった手作りのシュークリームや尊敬するパティスリーのケーキや焼き菓子、素晴らしいレストランのデザートには感動するときがあります。今回目指したのはそういうスイーツです。辛党で料理人だからこそ冷静かつ客観的にアプローチしながら新しい発想をスイーツに加えることができるはず。そして甘いものが苦手な方や普段洋菓子にあまり触手が向かない方々にも人生初体験の感動を感じていただけるような商品を世の中に送り出そう、という気持ちでつくりました。

だからラチェルバが作るピスタチオ チーズケーキは一切の妥協を許さず、一つ一つ手作りで製造しています。もちろん自分も現場で製造に関わり、目を光らせています。委託しちゃうと一番大事な気持ちが薄くなるから。今回大阪にて当店のお客様限定で販売したのですが、予約だけで即完売。大変好評をいただきました。当店のオリジナリティーとこだわりが詰まったピスタチオチーズケーキは、こだわりを持った本物志向の方への贈り物として、又、何か普段と違ったティータイムや食後の時間を過ごしたい方々に大変オススメです！」

「写真では軽くレモンウォーターで薄めたメイプルシロップ（はちみつでも代用可）にバニラビーンズを加えたソースをかけました。砂糖と生クリームで作ったホイップの上にデパートなどに売っているエディブルフラワーを添えてあげるだけで、ホームパーティーにぴったりなデザートプレートが簡単に作れますよ。」

仕様について

４号サイズ（直径12cm）約280g冷凍でのお届けとなります。お召し上がりいただく前日に冷蔵庫に移してから一晩かけて、ゆっくりと解凍してください。

ケーキの上のピスタチオは丁寧にふわふわのパウダー状にしています。

あらかじめケーキの上にトッピングした状態で発送してしまいますと、水分などを吸収しピスタチオの風味や香り、わふわふわ感が消えてしまいます。

その為、今回は香りやフレッシュさにこだわりピスタチオパウダーは別添えにしてパッキング致しました。ケーキを召し上がる直前に、袋を開封していただいて、ケーキの上にピスタチオパウダーをトッピングしてからお召し上がりくださいませ。

より一層、ピスタチオの芳醇な香りをお楽しみいただけます。

スケジュールについて

2月24日 プロジェクト開始

5月20日 プロジェクト終了

5月26日 リターンの発送、先着順で順次開始

先着順にて５月２６日より製造開始いたします。一つ一つ手作りのため、作り置きしたものを一気に配送というわけにはいきませんので、よろしくお願いいたします。

リターンについて

この度、「ピスタチオチーズケーキ」と合わせて楽しんで頂きたいお飲み物として「黒豆菊芋茶」とのセットのリターンをご用意させて頂きました。

こちらは黒豆の甘味と菊芋の香ばしさが詰まった身体に優しいブレンド茶です。勿論ご家庭でコーヒー等と合わせて頂いても美味しいのですが、色々な飲み物を試飲した結果、リターンだからこその特別なお飲み物として、皆様に喜んで頂きたいと思って様々なマリアージュを試した結果たどり着いたのが、今回の「黒豆菊芋茶」です。

意外かもしれませんが、菊芋は「トピナンブール」と呼ばれていてイタリアでもたいへん親しみのある根野菜です。「黒豆菊芋茶」と「ピスタチオチーズケーキ」をご一緒に召し上がっていただくと、奥行きのあるアーシーなお茶の香りが、コクのあるピスタチオの風味をしっかりと包み込んでくれるようです。こちらのお茶は10分ですと繊細で洗練されたバランスの取れた味になりますし、濃いめの味がお好きな方には15分程蒸らして頂くのがオススメです。

ピスタチオチーズケーキの余韻と、ノンカフェインでほっこり沁みるお茶とのマリアージュを是非皆様にご堪能頂きたいと思います。

資金の使い道

集まった資金はさらなる高みを目指して、シェフ藤田政昭が構想中のオリジナルパッケージやオリジナルバッグづくり、厨房の設備投資（専用の包装機があればもっと作業効率が上がるので助かります！！）に使わせていただきたいと思っています。今回のプロジェクトのあとも、永く皆さんに愛されるスイーツに育ってくれるよう、改善、アップデートしていきたいと思っています。またオリジナルホームページ制作も考えています。宜しくお願い致します！