「日々の出来事をとっておきにする、プラスラボの思い出が整理整頓できるWリングノート」は、今年で創業90周年を迎えた紙製品の総合メーカー株式会社 山櫻のセカンドブランド +lab（プラスラボ®）のプロジェクトです。

このプロジェクトでつくりたいプロダクトは「わたしコラージュ」と言う商品名のプロダクトです。「わたしコラージュ」は、封筒や包装紙などに使われる丈夫で透けにくいクラフト紙の厚手のものを本文用紙（ノート部分）とし、素材感のある堅く厚い紙を表紙にした「Wリング製本のコラージュノート」です。

また、一般的なWリングノートと違い、本文用紙をルーズリーフのように取り外すことができ、ページを入れ替えたり、増やしたり減らしたり、フレキシブルに使うことができる、言わば「Wリングのルーズリーフノート」です。

＊コラージュ：語源はフランス語の「糊で付ける」を意味するcollage。様々な素材を貼り付けて構成する創作の技法。

このプロジェクトの始まりは、ちょうどいいサイズのスクラップブックがない！何も考えずにただ貼るだけでなんとなく様になるスクラップブックが欲しい！と思ったことからです。

ところで、みなさんの本棚やクローゼットの中にこんなものありませんか？

いつかは整理整頓して思い出の記録帳をつくろうと思いながら、旅先から持ち帰った思い出の紙もの、ポストカードやショップカード・切符やチケット・箸袋、美術展のフライヤーやチケット・ミュージアムショップで買ったポストカードなどを、ガサっと、ドサっと、詰め込んだ紙袋やファイル。

そう、そのいつかは、なかなかきません。気がつけば10年以上眠っている思い出も…

整理整頓したいから、美しく、統一したノートで、なんて自分でハードルを上げて、なかな袋の中から出ることができない思い出の紙ものたち。そんな状態を横目で見ながらも様々なノートを使って思い出の記録帳をつくってきたのが、まさにこのプロジェクトの実行者でもある+labのデザイナーです。例えば、こんな風に…

山の記録は、あの旅人が使うノート。スリムな形状と薄さでかさばらないところと経年変化が愉しめる革のカバーがお気に入りです。

美術館や博物館の記録は、A5サイズの黒い紙にパンチで穴を開けて、ルーズリーフ用のバインダーにバインディングしています。また、日々の日記のような記録は、+labの商品でじゃばら状につながったメモ「accordion memo（アコーディオンメモ）」を使って手のひらサイズの記録帳にしています。

どの記録もそれぞれにフィットしていますが、ちょっとした不満もあります。それは、ポストカードやL判の写真を、ただ貼ればキマるサイズ感だったらいいのにと言うこと。旅には絵葉書、美術館には作品が印刷されたポストカードがつきもの。今まで使ってきた記録帳は、それぞれ気に入っていますが、その点だけはちょっと物足りなさを感じています。

例えば、こんな風にただ貼るだけだと、なんとも不安定な余白ができてしまいます。余白にコメントを書いたり、別の何かを貼ったりすればいいのですが、ただ写真だけを貼ったり、ただ絵葉書だけを貼ったりしたいこともあります。そんな時は、ちょっとだけ物足りないサイズ感。

じゃぁ、自分でデザインしてつくっちゃおう！ 職権発動です…笑。

職権を発動して企画をスタートさせたとは言え、ぺたぺた貼っていくだけで、なんとなくいい雰囲気に仕上がるノートがあったらいいなぁと思っている、思い出ノート難民の人は私の他にもいるんじゃないかなぁとも思いました。

またそれは、+labでも「とっておきを、とっておく」をコンセプトにカードと箱で記録を残す商品「わたしシリーズ（レシピ・トラベル・グルメ・ミュージアム・ダイアリー）」と言う商品があり、その商品を使ってくださるお客様の声などからも実感しています。この商品は、様々な項目がカードに印刷されていることで、その項目をガイドに記入していくと「とっておき」の記録を残すことができ、それを箱に「とっておく」ことができる商品です。

その「カードと箱でとっておく記録」とも違う、もう少し自由にアレンジができて、緻密につくり込まなくても思い出を残すことができるノートを目指して、企画を始めました。

オリジナルなサイズ感でつくって、そのサイズ感が+labらしさにつながったらいいなぁと思いながら試作を重ねました。ところがっ！何度も試作して絶妙なサイズを見つけたっ！と思ったら…なんと、規格サイズの「B6」でした。ポストカードもL判の写真もポンと貼るだけでレイアウトは考えなくてもそれなりにキマリます。

サイズが決まったら、次に実際に思い出の記録帳をつくってみました。つくっていく途中で、スマートフォンを持つようになってから、日々の特別ではないけれど自分の琴線に触れた瞬間を写真におさめることが多くなった、フィルムがいらないので写真を撮ることのハードルが極端に下がった、ということに改めて気づかされました。

さらに、気がついたこと。スマホの写真アプリもまた、本棚の紙袋と同じ状態だということ。何かしら自分の琴線に触れて撮ったはずの写真が、出番もなく保存されていて、クラウドのストレージがいっぱいになり削除する。機種変更でうまくデータ移行ができずデータが消去される、なんて悲しいこともあるのがスマホの中の写真たち。そんなことになる前に、この写真たちを整理整頓できるノートにしたい！それができたらスマホのデータの断捨離にもなるし、思い出の整理整頓もできる。

日々のどってことない出来事も記録としてとっておけば、時が経って見返した時に、きっととっておきの思い出になっているはずだと考えました。

そんな試行錯誤から生まれた「わたしコラージュ」は、日々の出来事をとっておきにし、思い出を整理整頓できるWリングノートです。そして、わたしの日々をコラージュしてとっておくことができます。

お店でプリントしてもらった写真はもちろん、家庭用プリンターやスマホプリンターでスマホの中の画像をプリントして、ペタペタ貼り付けられます。旅行ではないし、ただの買い物でもない。ちょっと一日お出掛けした時の記録、いつもと違う何かおいしいものを食べた記録、スマホに残した日々の記録をとっておきにするために「わたしコラージュ」に貼り付けてとっておくことができます。

展覧会やお店のDM、旅先で買ったポストカードなどのコレクションや、はがきでつづるちょっとしたお出掛けや旅の思い出の記録に。ポストカードを１枚貼って、ひと言添えるだけで、キレイなレイアウトができるサイズ感です。

一般的なプリントサイズの ‘ L判 ’ の写真をアルバムのように貼って使うことができます。日々の出来事をとっておきにする、写真で残す思い出の記録帳にピッタリ。もちろんスクエアプリントした写真との相性もバッチリです。

マスキングテープやシール、小さな紙もののコレクション帳としても活躍してくれます。白い紙や黒い紙とも違って貼るものを意外と邪魔しないベージュ系の色が、コレクションブックとしてもおススメです。

＜大きさ＞

●表紙：横15.5×縦18.9×厚さ1.5㎝・紙厚 約0.55㎜

●本文：B6サイズ／12.8×18.2㎝（リング部分を除いたサイズ）・紙厚 約0.2㎜

●リング：直径 約1.3㎝

＜ページ数＞

●本文：ノート 20枚・じゃばらノート1枚・ポケット 大1枚・ポケット 小1枚

＜色＞

●表紙：３種類（スコールグレー、コルク、ロストナッツ）

●リング：色 カッパー（銅色）※３種類ともリングは同色です。

＜生産国＞

●日本

カラーは３色。向かって左から、スコールグレー、コルク、ロストナッツのクラフト紙とも相性のいい素材感と色を選びました。また、紙のエイジング（経年変化）を愉しんでいただける質感です。

表紙の左下に、こっそり +labのロゴが空押ししてあります。

本文用紙（ノート）はクラフト紙で、ルーズリーフのように取り外し可能な形状です。ノートを増やしたり減らしたり、ページを入れ替えたりとフレキシブルに使えます。リングは上下に４つずつ付いています。

３ページが連なった、じゃばら状の本文（ノート）が１枚ついています。

ショップカードなどによくある名刺サイズのカードやチケットなど、小さなものを入れておくことができるポケットが１つ付いています。

ポストカードやL判サイズの写真を入れられるポケットが１つ付いています。

■2021年10月：製造開始

■2022年1月：リターン発送予定

本プロジェクトは「All or Nothing」です。目標を達成した場合のみリターンをお届けいたします。

目標達成した場合のリターンは、以下のようになります。完成した商品を１冊、3冊、5冊や、商品と一緒にお使いいただけるマクアケ限定デザインの「枠はんこ」のセットになります。

①完成した商品（わたしコラージュ）×１冊 ／ マクアケ価格：1,188円（税込）

②完成した商品（わたしコラージュ）×３冊 ／ マクアケ価格：3,564円（税込）

③完成した商品（わたしコラージュ）×５冊 ／ マクアケ価格：5,940円（税込）

④完成した商品（わたしコラージュ）×１冊 ／マクアケ限定はんこ大小各１個セット ／ マクアケ価格：2,178円（税込）

⑤完成した商品（わたしコラージュ）×３冊 ／マクアケ限定はんこ大小各１個セット ／ マクアケ価格：4,554円（税込）

リターンの④・⑤のセット「枠はんこ」の使用イメージ。記録の見出しやコメントをひと言ふた言書き込める飾り枠を、簡単につくることがでるハンコです。

上の画像は、枠はんこのデザインです。+lab商品の人気のアイテム「枠はんこ」を、今回のプロジェクト限定でデザインしました。わたしコラージュと一緒に使っていただくのはもちろん、他のノートや記録帳にもお使いいただける便利なハンコです。また、手描きした細い線や、横でも縦でも使えるところも特徴のひとつです。

表紙・レフィルの型代とロゴマークの凸版代などの初期費用と、商品の製造費用に使わせていただきます。

このプロダクトのメーカーは、実行者でもある株式会社 山櫻です。1931年に銀座木挽町で創業し今年で90周年を迎えた、日本の紙製品の総合メーカーです。現在は、東京都中央区新富に本社を構え、11の支店と工場・物流センターなどの拠点で活動をしています。

名刺・封筒・挨拶状などオフィス用紙製品を中心とした紙製品事業を軸に、Webサービス事業やプリンター事業、セカンドブランドの展開をしています。

このプロジェクトの実行者は、このプロダクトのメーカーの株式会社 山櫻のセカンドブランド +lab（プラスラボ®）です。2013年の2月に誕生して、８周年を迎え今では、日本だけではなく世界20カ国以上の国へ商品を輸出しています。

+labは、山櫻が事務用紙製品の総合メーカーとして培ってきた、技術とノウハウとネットワークを活かしたものづくりをしています。紙の質感や素材感にこだわり、世の中にありそうでない「『うふっ』となる商品」を企画・デザイン・製造・販売まで行っています。現在は、50アイテム200種類以上の商品をラインアップしています。

+labは、「持っていたり使っていたりするだけで幸せな気持ちになったり、贈りものを選ぶとき相手の反応を想像したり、あんなものを贈りたい、こんなものを贈る自分が好きと思ったりして『うふっ』と思わず微笑んでしまう瞬間ってありますよね。」そんな「うふっ」となる時間を、商品を通して、世界中の人々に届けたいと思っています。

+labは「わたしコラージュ」のメーカー（ブランド）として、このプロジェクトの商品を支援者の皆さまにお届けいたします。