プロジェクト実行者
ストーリー
・このプロジェクトについて
京都で、100年以上前の望遠鏡が未だに現役で活躍しているのはご存知ですか。88年前の昭和4年に設立された、京都大学初の花山(かざん)天文台。長年、日本の天文学研究を切り開いてきた歴史と、天文を愛する人たちとのきずなが宝物です。
「現在立ち入り禁止となっている花山天文台を、花山天文台の歴史と財産をうまく活かして将来世代にもっと貢献できないか。」
このプロジェクトでは『京都花山天文台の将来を考える会』が、京都という国際都市の地の利を生かし、宇宙の神秘と自然の摂理をテーマにした、誰でも入場料を払えば入れる、遊べる、学べる、夜間観望会ができるみんなの宇宙テーマパークをこの地に開くため、その資金を募るプロジェクトです。
・花山天文台について
花山(かざん)天文台は、88年前の昭和4年に設立された、京都大学初の天文台です。
夜の京都が明るくなり、山科を見下ろす夜景の美しさでも知られるようになった花山天文台ですが、天体観察は暗い方がよく、現在では太陽の研究と情報発信の拠点以外の部門は岡山と岐阜に引越しました。
しかし、花山天文台の博物的価値のある望遠鏡や建物では、太陽の世界最先端の研究、観測、天文情報の世界への発信が続けられています。
花山天文台の「本館」ドームは直径9m。国内で3番目に大きい45cm屈折望遠鏡があります。
隣の「別館」5mドームにあるザートリウス社製の18cm屈折赤道儀は1910年のハレーすい星接近のとき、京都大学が購入したもの。1986年にハレーすい星が再び帰ってきたときにも観測に使われ、2回もハレーすい星を観察した、108歳のとても幸せな望遠鏡です。
開設当初に建てられた「歴史館」(旧子午線館)は、大正から昭和の洋式木造建築として貴重なもの。最近、白く塗り直され、ますます美しく愛らしくなりました。なかには天文観測資料が展示されています。
歴代の天文台長が特にちからを入れてきた一般の人たちへの天文学の普及は、多くのアマチュア天文学者の活躍として、いま、花開いています。花山天文台が『アマチュア天文学者の聖地』と呼ばれているのは、このためです。
現在の花山天文台の台長は、日本天文学会会長の柴田一成先生。太陽やスーパーフレアの世界的権威です。
とても偉い先生ですが、文化や芸術への造詣も深く、面白く人目を惹くアイディアが大好き。近頃、子どもたちに太陽の話をするため、ぴかぴか光る八咫烏のコスプレで登壇しているとのうわさあり。
京都大学 大学院理学研究科附属天文台 ホームページ
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp
・花山天文台の今後
花山天文台を、このまま立ち入り禁止にしておくのはもったいない。宇宙や地球を見つめ考え続けてきた、花山天文台の歴史と財産をうまく活かして、将来世代にもっと貢献できないか。そう考える人たちが集まり、柴田一成先生とそのお仲間を支えるため、『京都花山天文台の将来を考える会』を立ち上げました。
京都という国際都市の地の利を生かし、宇宙の神秘と自然の摂理をテーマにした、みんなの宇宙テーマパークをこの地に開こう。誰でも入場料を払えば入れる、遊べる、学べる、夜間観望会ができる宇宙パーク。芸術的なコンサートもできて、人々の感性や美意識にも十分応えられるような、訴えかけられるような、大きな講義もできるような、そんな場を作ろう。切実に、慎ましく、けれど大胆な構想を持つ『京都花山天文台の将来を考える会』は、現在100人を超える有志の会になりつつあります。
ぜひこのクラウドファンディングにご参加ください。そして「宇宙テーマパーク」を実現し、京都から地球や人類を客観的に見られる人材を輩出、世界へ発信していく仲間になってください。なにとぞ、どうかよろしくお願い申し上げます。
このクラウドファンディングは、この『京都花山天文台の将来を考える会』を支援し、その構想を実現するため、始めました。主体は便宜上、『京都花山天文台の将来を考える会』のクラウドファンディング担当の環境広告サステナになっていますが、いただいたご寄付からマクアケの手数料と金融機関への振込手数料を引いた全額が「京都花山天文台の将来を考える会」へ入金され、その全額が京都大学天文台基金へ寄付されます。
お問い合わせは環境広告サステナ(03-5465-1704:平日9:00〜19:00)または『京都花山天文台の将来を考える会』(info@kwasan.kyoto)まで。どうぞよろしくお願いいたします。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2017年11月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
オリジナル花山天文台クリアファイル「太陽フレア」と「花山天文台本館」2枚組セット
1,200円(税込)
(更新日:2018年02月07日)
<追加リターン>
・オリジナル花山天文台クリアファイル「太陽フレア」と「花山天文台本館」2枚組セット
「太陽フレア」:2017年9月6日に太陽の表面で起きた爆発「太陽フレア」は地磁気に影響を及ぼすなど大きなニュースとなりました。この写真は2004年11月10日に花山天文台で撮影されたXクラスと分類される大フレアです。柴田一成台長が生涯で初めて生で見た大フレアとして有名です。このフレアを捉えた18cmザートリウス望遠鏡は1910年に京都大学に納入され、現役の望遠鏡としては日本最古のものです。
「花山天文台本館」:花山天文台の象徴である本館には屈折式としては口径が国内で第三位の45cm望遠鏡が設置されています。初代天文台長の山本一清博士はここを拠点として、天文学の普及に努めました。そのおかげで花山天文台はアマチュア天文学の聖地といわれています。
竹宮惠子オリジナルポストカード5枚セット
3,000円(税込)
(更新日:2018年02月01日)
C)竹宮惠子『地球へ…』
花山天文台の応援団のひとりである漫画家、竹宮惠子さんが書いてくださったオリジナルポストカードを5枚セットでお届けします。
『とんでもなくおもしろい宇宙』一冊(サイン入り)
3,000円(税込)
(更新日:2018年02月07日)
お礼に、柴田一成花山天文台長が書いた『とんでもなくおもしろい宇宙』(角川書店)を一冊、サイン入りでお送りします。
「超大爆発に超高速!イメージを一新する宇宙旅行へご案内!」人気の本です。(もちろん書店でも買えます。本のご購入だけを考えていらっしゃる方は書店での注文をおすすめします。こちらは寄付へのリターンですので、本の価格とは異なります。その点あらかじめご了承ください。)
天文・金曜講話会・チケット1枚
3,000円(税込)
(更新日:2018年02月07日)
毎週金曜日『キャンパスプラザ京都』(京都駅前)で行われている、天文学者によるおもしろい天文学のはなし『金曜講話』トークショーにご招待します。
『キャンパスプラザ京都』内の部屋は各回異なります。プロジェクト終了後にお日にちをMakuakeメッセージ機能にてお伝えしますので、ご予約ください。その際に場所をお伝えいたします。ご予約いただけば、当日は入り口でお名前と予約済みであることをおっしゃっていただければ、入れます。
めずらしい太陽スペクトラム・ショーのチケット1枚
5,000円(税込)
(更新日:2018年02月07日)
部屋中いっぱいにひろがる太陽スペクトラムをお見せします。なにも介さない、自然の色のすべてです。宇宙の、地球の、色をあなたの眼で感じてください。天文学者または美術大学教員による解説もあります。美術、芸術関係の方は必見です。
おそれいりますが、平日の日中、花山天文台の現地集合です。
駐車場は完備しています。(東西線蹴上駅すぐウェスティン都ホテルからタクシーで5分、歩くと40分です。)
プロジェクト終了後にお日にちをMakuakeメッセージ機能にてご連絡いたしますので、開催日をお問い合わせください。
ご予約お願いいたします。
花山天文台解説ガイドつきツアー・チケット1枚
10,000円(税込)
(更新日:2018年02月07日)
9mドーム45cm屈折望遠鏡の花山天文台本館、5mドーム18cm屈折望遠鏡の花山天文台別館、データ解析の新館、太陽光スペクトラムが見られる太陽館、京都大学理学部天文学の軌跡をたどる歴史館の展示の、天文学者による解説ガイドつきツアーです。平日10:00〜17:00(土日祝日と年始年末はお休み)
プロジェクト終了後にお日にちをMakuakeメッセージ機能にてご連絡いたしますので、開催日をお問合せください。あらかじめご予約お願いいたします。
月に1度の天文ショー(観望会)のチケット1枚
15,000円(税込)
(更新日:2018年05月30日)
4月から10月までの間、毎月1回、開かれる天文ショー(観望会)へご招待します。
周りが明るくなったとはいえ、まだまだ京都近郊では天体観測に最適な場所です。45cm屈折望遠鏡での観望と、天文学者によるミニ講演と茶話会がお楽しみいただけます。
花山天文台現地集合、平日夜です。あらかじめご予約お願いいたします。
※11月〜3月はお休みとなりますので、4月以降の予定は花山天文台までお尋ねください。
火星儀
25,000円(税込)
(更新日:2018年02月07日)
<追加リターン>
・火星儀
火星へは有人宇宙飛行が計画され、地球にとって最も馴染みの深い惑星です。この火星儀は球径 26cm(2,600 万分の 1)で、花山天文台の第三代台長である宮本博士の名前が付いた Miyamoto クレータが明記されるなど、日本語に欧文併記で 300 以上の地名が記載されています。立体的な迫力が感じられる表面仕上げになっており、木台との組み合わせにより、教材としてだけでなく、格調高いインテリアとしても素晴らしい出来栄えです。これに宮本博士の火星表面スケッチや、花山天文台で撮影された貴重な太陽フレアなどの天体写真を元にした絵葉書(6枚組)を付けてお送りします。ご希望される方には柴田花山天文台台長のサインをお入れします。
花山天文台オリジナル企画ツアー解説ガイドつき1組の開催権
100,000円(税込)
(更新日:2018年02月06日)
花山天文台の全魅力を天文学者が伝えるツアーをオリジナルで開催します。
9mドーム45cm屈折望遠鏡の花山天文台本館、5mドーム18cm屈折望遠鏡の花山天文台別館、データ解析の新館、太陽光スペクトラムが見られる太陽館、京都大学理学部天文学の軌跡をたどる歴史館の展示ツアーを、天文学者がオリジナルで組んで、ご案内します。1組20名様までです。平日10:00〜17:00(土日祝日と年始年末はお休み)の間の1時間半ほどです。現地集合、現地解散。
あらかじめご相談、ご予約お願いいたします。くわしくは花山天文台までお問合せください。
花山天文台オープンエアイベント最大1週間の開催権
100,000円(税込)
(更新日:2018年02月06日)
京都・山科が見下ろせる太陽館の屋上などを利用するオープンエアイベントの開催権、最大1週間分です。
あらかじめご相談、ご予約お願いいたします。くわしくは花山天文台までお問合せください。
京大宇宙落語会のチケット1枚
5,000円(税込)
(更新日:2018年03月15日)
9月30日(土)13:00〜16:00 メルパルク京都4階(JR京都駅)で開催される『京大宇宙落語会』にご招待します。
出演
落語家 桂福丸(かつら ふくまる)
講談師 五代目 旭堂小南陵(きょくどう こなんりょう)
京都大学大学院理学研究科附属天文台長 柴田一成(しばた かずなり)
司会 磯部洋明(いそべ ひろあき)
9月27日(水)18:00までにお申込みください。チケットは入口でのお渡しとなります。お名前とご住所の入力をお忘れなくお願いいたします。忘れると入場できなくなってしまいますので、ご注意ください。
こちらのリターンは、9月27日(水)18:00以降お申し込み出来なくなります。
花山天文台応援野外コンサート『古事記と宇宙』映像ライブ・チケット1枚
10,000円(税込)
(更新日:2018年03月27日)
10月7日(土)19時から花山天文台前で行われる、花山天文台応援野外コンサート『古事記と宇宙』映像ライブにご招待します(18時開場、19時開演)。当日は東西線蹴上駅前からシャトルバスが運行しますので、ご利用ください。
出演者
喜多郎
岡野弘幹
その他
10月4日(水)18:00までにお申込みください。チケットは入口でのお渡しとなりますが、お名前とご住所は必ず入力してください。入力し忘れると入場できませんので、ご注意ください。
こちらのリターンは、10月4日(水)18:00以降お申し込み出来なくなります。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「京都大学の花山天文台で、「みんなの宇宙テーマパーク」を実現したい!」プロジェクト詳細ページです。