2023年1月から販売開始予定の180ml日本酒ブランド「KURA ONE」は、フランス・ドイツ・マケドニアでテストマーケティングを実施し、試飲会来場者の3人に1人が事前購入予約を済ませるほどの商品（※）として注文されています。

※ウェイティング・リストの登録人数 (2022年7月29日時点)

「KURA ONE」は、循環型素材のアルミ缶（180ml）の日本酒を、テーマごとに厳選してお届けする企画です。2022年冬の正式販売開始後は、国内47都道府県はもちろんのこと、世界100カ国以上にお届けすることができるようになります。

エコな素材として世界中で再注目を集めるこのアルミ缶は、全面をデザインできるのもポイント。KURA ONEは、83cm×173cmのキャンバスを生かし、ブランドコンセプトやそれぞれのお酒のストーリーを伝え、日本酒にまだ触れたことがない世代やユーザー層にも共感される、かわいくてスタイリッシュなデザインです。

缶のラベルには弊社開発のスマートフォンアプリ（多言語対応）と連動できるQRコードが付いているので、いつでもどこでもお酒の詳細情報にアクセス可能。また「おいしいから、もっと飲みたい！」と思ったら、180mで飲んだ同じ日本酒を720mlを購入できるショップ情報を参照できます。

日本酒を飲んだことがない若い世代、地元以外の地酒を手にする機会が少ない地方の人々、日本酒を手にしたことがない、近隣で買えるお酒の種類が少ない、手軽に買える方法を探しているといった海外の人々に、日本酒がある新しいライフスタイルを手軽に / 身近に感じてもらうことができます。

今回のMakuakeプロジェクトでは、KURA ONEコレクションの中から21銘柄を選定し、先行販売を開始します。また、サブスクリプション購入者限定でお配りする日本酒小冊子 (非売品) をMakuake応援購入していただく方全員に特別にご提供します。この日本酒小冊子は、日本だけでなく世界でも活躍中の日本酒ソムリエ千葉麻里絵さんが監修しました。

世界市場における日本酒の可能性を信じ抜き、実力がある銘柄なのに、市場で知られていないという理由から「選ばれない」「購入してもらえない」、また既存のロジスティックスの課題から「届かない」といったボトルネックを解消していきます。Makuakeの応援購入を通じて、世界のアルコールブランドとして日本酒ブランドを育てていくことを目指して、一緒に育てていく国内のサポーターの方々を募集させていただきたいと強く願っています。

KURA ONEは、日本や世界に潜在する小さなニーズに応え、日本酒のファン層を広げ、そして、深めることを可能にするプロジェクトです。世界中の日本酒が好きな人々、これから日本酒を好きになる人々のもとへお酒が届けられるよう、みなさんの応援をよろしくお願いします！

私は KURA ONE Founder / Ownerで、アイディーテンジャパン株式会社の代表を務める澤田且成と申します。当社は2008年にブランディングを事業ドメインとして創業し、今年14年目を迎えます。

過去には、フィリピン、オランダに留学し、海外マーケットリサーチャーとして世界30カ国以上でのインタビューを実施。ブランドコンサルティング会社では「ブランド」について徹底して研究してきました。

その後、カナダ、中国での主夫生活を経て、アイディーテンジャパンを創業しました。世界から見た日本、日本でしか体験できないこと、世界と日本、世界と地域。海外での生活を経て、これらのキーワードを思考の中心に置き、事業を展開してきました。

その結果生まれたのが、世界市場で日本の地域産品の魅力を磨き、評価する「Japanpage:プロジェクト」です。日本酒も地域産品の代表格として位置付け、“作品”としてとらえ、80を超える酒蔵を訪問してきました。

蔵元から、酒蔵の歴史を聞き、こだわりを学び、造りの現場を見学して、搾りたてのお酒をいただく。いずれも、職人の技と作品というべき逸品を体験する素晴らしい時間でした。商品だけでなく、その商品をつくりだす職人の哲学と熱意。まさに私の「日本の地域産品が持つ力をもって、世界と勝負したい」という想いを実現することが、ここにあったのです。

日本酒の国内市場は、47年前のピークと比べると76%も生産量が減少し、毎月3蔵が廃業するなど、厳しい状況が続いています。さらに、2020年からは新型コロナウイルス感染症対策として、まん延防止等重点措置により、飲食店でのアルコール提供が制限されました。

その反面、世界では日本酒の人気が高まっています。輸出額は11年連続で増加を続けており、2021年は過去最高額の400億円（前年比は何と166.4%！）を突破。中には、日本酒を愛するあまり、みずから”SAKE”を造る醸造所も増えてきているほどです。

ここで気になるのが、市場の需要があるのに、業界内には廃業蔵がある事実です。海外でブームが起きているように見える日本酒ですが、現場ではさまざまな課題が山積みです。

「売れるべきなのに売れない」
「欲しい商品なのに買えない」

業界では当たり前のように考えられて見過ごされていることも、何も知らない新参者の強みを生かして、「なぜ？」を繰り返しながら、課題を可視化していきました。

コミュニケーションのツールやコンテンツの問題なのか、マーケティング力なのか、現地での担当者の力なのか。現地でのインポーターやディストリビューター、飲食店などの担当者にヒヤリングを繰り返す中、自分なりの「日本酒が選ばれない理由、売れない理由」を探っていきました。

既存の輸出の仕組みでは、世界中に届く日本酒はまだほんのひと握りで留まっているという事実があります。特に、地方の小さな酒蔵にとっては、煩雑な輸出の手続き、現地で流通・販売をおこなうパートナー探し、国によって異なる法律の勉強などはとても大きな負担になります。

こうした課題を解決するために、まず当社が着手したのは、輸出に必要なすべての手続きを請け負う「直接仕入・直接配送」の越境ECサービスでした。

このサービスによって、船で、大量に輸出することが困難な小さな酒蔵の商品を世界中に届けることが可能になりました。50カ国への配送実証をおこないましたが、常温配送では一本の破損もなく無事受取人に届けることができました。

ところが、こうした小口配送モデルを追究するなかで、別の壁が立ちはだかりました。

海外で購入できる日本のお酒の多くは、「四合瓶」と呼ばれる720mlのガラス瓶に入っています。日本酒のおいしさを十分に知っている人々にとって、このサイズはちょうどよいかもしれませんが、これから日本酒を飲み始める人や、まだ日本酒を飲み始めたばかりの人にとっては大きすぎるサイズです。

開栓してから飲み切るまでに時間がかかりますし、冷蔵庫の場所もとってしまいます。日本酒に親しみのない世界の人たちにとって、一般的な日本酒の瓶である720mlは大きすぎるのです。「少し飲んでみたい」と思っても、大きな瓶しか選べないようでは気軽に買いづらいことでしょう。

また、720mlの日本酒の総重量は約1,200g。お酒は約720gなので、30%にあたる約480gがガラス瓶の重さなのです。180mlの小瓶の場合、日本酒の総重量は約360g、つまり50%を容器が占めることになります。「試しに日本酒を買ってみようかな」という人たちにとって、配送料の3分の1〜2分の1を配送料として支払うのは大きすぎる負担です。

美しい形状の瓶を活用したブランディングや、十分に認知された容器を使用するマーケティングは武器の1つです。「瓶の軽量化」を研究開発しているガラスメーカーさんもおられます。しかし、時間の制限から重量の課題を解決する瓶は出会えませんでした。

また少量化・軽量化以外に、「容器の素材」について再検討が求められました。私たちは720mlを小容量にするため、360ml、200ml、180ml、100mlなども検討しました。複数の瓶メーカーにも問い合わせてサンプルも送ってもらい、酒蔵とも相談しながら現実的なサイズを探っていきました。

小瓶のサイズが決まり、瓶メーカーに発注しようとしたとき「アルミ缶」のことが話題になりました。アルミ缶には「チープ（安価）」というイメージを持っていた私にとって、「アルミ缶はないだろう」と思っていました。しかし、小瓶は素材が「ガラス」である限り、蛍光灯や直射日光からの紫外線を防ぐにはユーザーの知識が求められるのです。

日本酒の保管方法を知っている方にとって常識的なことかもしれません。しかし、私自身もお酒を勉強するまでは、蛍光灯や直射日光からの紫外線がお酒の天敵であることを知りませんでした。お酒を紫外線にあてておくと数時間で独特の劣化臭が発生してしまうのです。

紫外線を防ぐための瓶の加工やフィルムはあります。酒蔵やショップも様々な工夫をしています。その上で、お酒に興味を持って、これから日本酒の驚き体験を楽しむ方が、紫外線による劣化について知らないために、嫌な体験をしてしまうリスクは可能な限り除去したい。

また、私自身が「チープ（安価）」と感じたなら、それを払拭する「コンセプト」「ストーリー」「デザイン」「仕組み」を駆使して、かっこいい日本酒体験を考えていくべきではないかと問いかけました。ブランディングアプローチによるアルミ缶への挑戦です。

アルミ缶の可能性を探っていこう。そして、アルミ缶をきっかけにして、720mlでは届けることが難しかったユーザー層に驚きの日本酒体験を届け、ファン化をし、既存の商品群に誘客していくビジネスモデルの思索を開始しました。

アルミ缶について調べて分かったことがありました。無知は怖いと思いました。アルミ缶といっても日本酒を充填できるアルミ缶は限られていること。1回あたりの発注数量が小瓶とは桁が違うこと。日本酒が充填できる小容量のアルミ缶は限られていること。充填には特別な設備が必要であること。瓶と比較してコストや手間がかかること。大手メーカーであれば設備投資する余裕があるかもしれませんが、小さな酒蔵にとってはなかなか一歩踏み出しにくいのが実情です。

地元の風土や職人の技術を詰め込んだ素晴らしい日本酒を造る地方の酒蔵たち。彼らのこだわりを世界中の小さな需要に届けるために何をすればいいのか？

諦めることはできません。リサーチを続け、酒蔵にも相談し、これまでの挑戦を振り返り、考えに考え、1つの形が見えてきました。

その答えとなるのが、新しくリリースする「KURA ONE」ブランドです。KURA ONEは、180mlの日本酒で、容器は循環型素材のアルミ缶です。充填作業 / ラベルデザイン / デジタルマーケティング / 販売 / 配送など、「届けるために必要なこと」を当社が全て対応するビジネスモデルです。

KURA ONEの位置付けは先発隊であり、すでに商品化されている商品（例、720ml商品）へつなげていく役割です。180mlアルミ缶を通じて「このお酒をもっと飲みたい」と思っていただき、720ml商品へお客様を誘導する役割を担っています。

そのためKURA ONEは、商品化されている日本酒とアルミ缶の日本酒の中身のお酒は同じであるべきという方針です。市場流通商品と同じ酒質のお酒をそのまま180mlにして充填しています（一部、流通と品質の課題から「原酒と割水」「生酒と火入れ」の違いがあるお酒があります）。

その意味でKURA ONEとは酒蔵公認の180ml版なのです。

- 検証 -

KURA ONEでは、720ml瓶とお酒と同じお酒を180mlアルミ缶に充填します。しかし、アルミ缶への充填、アルミ缶での保管、アルミ素材の熱伝導性などから、香り・味わいの変化が懸念されます。そのためすでに充填を完了している南部美人特別純米を使って、同銘柄の久慈浩介社長に依頼をし、香り・味わいの違いについて確認していただきました。

[検証する商品]

a. 開封なし720ml瓶。瓶詰めしてから酒蔵で冷蔵貯蔵。

b. 開封なし180mlアルミ缶。充填してから酒蔵で冷蔵貯蔵。

c. 開封なし180mlアルミ缶。充填してから常温で保管。

[久慈社長コメント]

a. 文句なしの安定した香りと味わい。

b. 常温での保存期間がほぼないためか硬め。aの保存温度や環境と同じだが、瓶内の空気量の違いやアルミ缶の熱伝導の速さなどから、aよりも急速な冷蔵影響を受けていると思われる。

c. aやbより香りは膨らみ味わいは丸くなっている。独特の劣化臭はない。

[考察]

・b.cのアルミ缶は、紫外線や蛍光灯の影響をほぼ受けていないため、独特の劣化臭は感じない。

[結果]

・b.cのアルミ缶に充填された酒は、aと同類の酒質と言える。

先発隊に課せられた使命は、世界の隅々にまで、複数の銘柄を試飲できるセットを届けることです。ロジスティクスを研究し実践しているから分かることは、安価に送れる目安である「2kg以内」への挑戦です。2〜4本程度の飲み比べができる本数を送りつつ、梱包材を含めて2kg以内に抑えるために、容量は何mlにすべきか？新規製造はコストがかかるため、既存の容器で対応するしなければなりません。

この条件から導き出されたのは180mlです。50mlや100mlといったより小容量の規格と比べて、試飲にも利用でき、日常の飲用やプレゼントとしても成立するサイズとして、KURA ONEは180mlを選択しました。

ガラス以外の素材で、少量化・軽量化が可能で、日本酒を充填できる素材として注目したのが「アルミ」です。

私は当初、アルミ素材は「チープ（安価）に見える」という理由から否定的でした。しかし、リサーチを進めていくと、軽い（180mlサイズだと16g！）、日本酒の天敵である紫外線や蛍光灯の光を100%遮断する、寸胴形状はデッドスペースが少なくデザイン領域が広いといったたくさんのメリットがあることを知りました。しかも、アルミはリサイクルしやすいことから、世界でもSDGsの観点で注目されている素材です。

さらに「小型の缶」というパッケージは、「ハイキングに気軽に持っていける」「かわいいから部屋に飾りたい」といった、これまでとは異なるニーズに応えることもできるでしょう。

ガラス瓶はブランディングの視点で考えると重要な要素です。しかし、今回の目的を達成するためには、アルミ缶にデザインやストーリーを付加することでブランドを育てていこうと考えました。

KURA ONEのブランドメッセージを伝える象徴的なデザイン、そしてそれぞれの銘柄のストーリーを伝えるデザイン。お酒の特徴を伝え、多言語に対応するデザイン。小さなアルミ缶に、これらのさまざまな要件が込められています。

KURA ONEブランドとして展開するための統一デザインのほか、四合瓶の商品購入につなげるため、オリジナルの瓶のラベルをモチーフにしたデザインも採用。

購入時のガイドとして、味わいチャートによってお酒の特徴を可視化するほか、国によって異なる制度に対応するレイアウトを実現しました。

KURA ONEは、単体での販売は行わず、毎月3〜4缶が届くサブスクリプションと、スポット販売のアソートボックスを展開します。今回のMakuakeの応援購入では、先行販売として、まとめてお届けする「21缶セット」「テーマ別セット」「贈答用特別化粧箱セット」といった特別セットをご用意しました。

*スケジュールは予定です。変更する可能性があります。

KURA ONEは、アルコールを販売するブランドではありません。日本酒の驚きの香りや味わいを言語化したストーリー、また工芸品との新たなセッションをお届けるために小容量のお酒がついてくるという位置付けです。そのためにも、KURA ONEは、デザインやアプリとの連動を通して、酒蔵やそのお酒に込められたストーリーを言語化・視覚化して届けることを重視しています。

サブスクリプションとアソートボックスでは次のコンセプトに基づくストーリーとともにお届けします。

*「Champion Sake (チャンピオン酒)」とは、イギリスで開催されるIWC (International Wine Challenge) のSAKE 部門において、カテゴリーを超えて出品酒の中から最高位に選ばれた1商品のみに与えられる称号です。

KURA ONEには3つのQRコードがあります。

1つ目は、スマートフォンアプリ「Japanpage:Picks」の商品詳細ページへリンクするQRコード。そのお酒に関する詳細情報、関連記事、酒蔵のSNS投稿などがチェックできます。ソーシャルメディア機能として、いいね、シェア、コメント投稿が可能です。KURA ONEを通じて、世界中の日本酒ファンとつながることができます。

2つ目は、「もっと飲みたい！」という人のために、四合瓶（720mlサイズ）が購入できるショップリストのページ（Japanpage:Picks内）へリンクするQRコード。720mlが購入できるショップ情報は、酒蔵やユーザーから募集しています。掲載は無料。購入場所を伝えることで、酒蔵と消費者をつなぐ機会を増やします。

3つ目は、KURA ONEシリーズのブランドページにリンクするQRコードです。KURA ONEの個々の銘柄やサブスクリプションの毎月のテーマとストーリー、アソートボックスのテーマとストーリーを確認することができます。

KURA ONEの1缶は196g、サブスクリプションの商品と化粧箱を含めた総重量は2kg以内。これにより、50カ国への配送実績を含めた100カ国以上の国への配送が可能になります。自社開発した梱包材によって、破損のリスクを抑えた配送が実現します。

KURA ONEの日本酒を提供するパートナー酒蔵は、いずれも国内や海外で受賞歴がある実力派ばかりです。今回のプロジェクトのために、21銘柄を提供してくれた14の酒蔵から応援メッセージをいただきました。

*メッセージを拡大して見る場合はこちら

KURA ONEのサブスクリプションには、特典として非売品の小冊子がついてきます。この小冊子は、自分に合う日本酒を選ぶために注目するポイントや日本酒とのペアリングのコツをまとめています。

ペアリングのセクションでは、日本酒ペアリングのエキスパート千葉麻里絵さんにもご協力・監修いただきました。日本語・英語・フランス語・中文繁体語・中文簡体語の5言語で世界中にお届けしています。

今回のMakuakeプロジェクトでは、こちらの小冊子を応援購入者全員にご提供させていただきます（日本語版）。

KURA ONEは、小さな酒蔵では対応が難しい、充填＋ラベルデザイン＋デジタルマーケティング＋ファン化をパッケージ化した商品・サービスです。

当社がアルミ缶への充填作業に必要な機械や素材を提供し、パッケージングを代行。手軽でおしゃれなブランドとしてデザインをおこない、流通・ブランディングを担うことで、機能・デザイン・価格・利便性すべての観点から、これまで日本酒を手にしたことがない世代や、こだわりの日本酒を求めているユーザー層に広げていけるサービスを提供していきます。

「KURA ONE」は4分の1の180mlサイズ。一人で飲み切るのにちょうどよい大きさで、冷蔵庫のスペースも占領しません。

「KURA ONE」のサブスクリプションでは、1回あたり3〜4缶のお酒がセットで届きます。お酒はこれからという方でも、多彩なお酒を飲み比べしながら、好みの味わいを探していただけます。

「KURA ONE」には選ぶ理由をストーリーとしてお届けします。シーンや目的などを頭で理解して、その具体的な機能 / 香り / 味わいの日本酒がついてきます。お酒選びはお任せください。

「KURA ONE」の日本酒は、価格を抑えることを目的にした酒質のお酒ではありません。すでに市場で販売されているお酒や受賞したお酒など、酒蔵が胸を張って提供するお酒を厳選しています。日本酒の経験が多い方も堪能いただける銘柄ぞろいです。

「KURA ONE」でしか体験できないこと、それは開封後に漂う豊かな香り。充填後に始めて外気に触れるタイミングは開栓のときという贅沢な体験を是非お楽しみにください。

「KURA ONE」は720mlと同じ酒質の日本酒で、180mlの飲みきりタイプです。国内や海外などで受賞をしたことがある酒蔵が醸す銘酒を、少しづつでもいいので複数銘柄を試してみたい方や飲み比べたい方は、KURA ONEのコレクションシリーズをお楽しみください。

Makuake終了後に販売開始予定のKURA ONEは、サブスクリプションサービスやアソートボックスとして展開します。非売品小冊子は、本来はサブスクリプションを購入される方のみにお届けする限定特典です。

今回、Makuakeにて応援購入いただく方には、a) 割引、b) 配送料込み、c) 特別企画、d) 非売品小冊子をご提供させていただきます。

30％オフ 配送料込み：21銘柄 x 2セット 小冊子付き

25％オフ 配送料込み：21銘柄 x 1セット 小冊子付き

15％オフ 配送料込み：テーマ別セット 小冊子付き

配送料込み 贈答用特別化粧箱：贈答用セット 10ヶ所 / 5ヶ所配送 小冊子付き

KURA ONE応援試飲会イベント 小冊子付き

2022年8月3日〜10月30日：Makuakeの応援購入にて「KURA ONE」サポーターを募集

2022年10月中旬〜：日本酒の充填開始予定 (活動報告で紹介)

2022年12月下旬：リターンの配送開始予定

2023年1月上旬：KURA ONE一般販売開始予定

*上記スケジュールは予定になります。詳細は活動レポートで報告させていただきます。

「KURA ONE」プロジェクトを実現するためには、アルミ缶への充填機械が必要です。初期フェーズは充填機械をレンタルし、充填作業を受け入れてくれる酒蔵に協力いただき商品化を進めます。将来的には自社の充填施設を設立したいと考えています。

今回、Makualeの応援購入によってご支援いただく資金は、下記の用途に使わせていただく予定です。

1. 充填機械・アルミ缶資材・パッケージ費用

2. 国内外へのプレスリリース

3. 日本酒に対する感度の高い世界各国の業界関係者（日本酒教育者、ソムリエ、インフルエンサー、シェフ、メディアなど）に「KURA ONE」サブスクリプションを期間限定でお届けするプロモーションを実施

KURA ONEプロジェクトは酒蔵様や、コミュニケーションツールを制作するたくさんのエキスパートやスタッフ、協力者の方々によって支えられています。代表的なメンバーのみになりますが、ご紹介させていただきます。

澤田且成 (アイディーテンジャパン株式会社)／KURA ONE Founder Owner
小林建二郎 (ツバメヤ株式会社)／アートディレクション＋デザイン
Takashi Nakajima (basicmath LLC) ／デジタルマーケティング
Jane Uzunovski, Mario Steinbuch (36 Chambers) ／欧州デジタルマーケティング
八幡清信 (株式会社 OICHOC)／ブランドムービー
原田裕丈 (株式会社PALAPA STUDIO)／スチール撮影
木村咲貴／ライティングディレクション
堀江由紀子／小冊子編集

アイディーテンジャパンはブランディングをおこなう企業です。私たちは、日本ならではの風土と職人の技術の結晶である日本産酒類は、世界に誇るブランドになりえる存在だと信じています。

しかし、ブランドとは、届いて、手にして、経験しなければ、根付いたブランドになりません。

そこで、私たちは、200蔵を超える酒蔵へのインタビューや、日本産酒類の輸出・販売関係者に独自の視点でヒヤリングし、どのようなボトルネックがあるのかを洗い出しました。

そして、日本酒を世界に広めるため、2018年にお酒の販売免許を取得し、海外の試飲会への出展を開始。インポーターやショップ・レストラン関係者、ユーザーとの交流で情報を収集していきました。

- 世界中の小さな需要に応えていく仕組みの提案 -

そんな中、ブランディングを事業ドメインとしている当社は何をすべきか、どの武器を磨いていくべきか、考えました。

酒蔵とタイアップして、酒蔵の新しいブランドをつくる施策、レシピをもとに酒蔵に日本酒を造ってもらい自社ブランドとして販売する施策、高単価商品をプロデュースしていく施策……。これらはすでに先人が取り組み、業界の変革を進めています。

世界市場で地域産品の価値を磨き、評価される環境にするために、当社がすべきことは何なのか？

日本の地方には、その地域の風土と職人の技術を反映させたすばらしいお酒を生み出す酒蔵がたくさんあります。世界中に日本酒を求めている人が増えているのに、ロジスティクスのせいで彼らのお酒が届かないというのは、なんともくやしいことです。

必要なのは、「変革」ではなく「新しい提案」。既存のロジスティクスはさまざまな改善の繰り返しで磨かれてきたものです。このロジスティクスを生かしつつ、小さな需要に応えていく仕組みの提案が、今、求められているのです。

- 日本産酒類に特化した国内・越境EC -

その結果、開発されたのが、日本のお酒を、一本という小さな単位から、日本全国だけでなく、世界には飛行機で届ける越境EC「Japanpage:Sake ( https://sake.japanpage.jp/ )」です。

”国内向けEC / 海外向け越境EC”として注文を受け、”酒屋”としてお酒を仕入れ、”商社・配送事業者”として商品を配送する。商品を届けるために必要な複数の役割を一社がすべて担うことで、作業工数および経費の削減が可能になります。

さらに、一定量以上の貨物しか受け入れられない船便ではなく、航空便を選択しました。航空便は1本という小口からの輸送を可能にします。これによって、レストランや酒販店などの大口の取引だけではなく、「好きなお酒を飲みたい」という個人の小さなニーズにも応えられるようになります。

2019年に当社はJETROの支援を受けて、直接配送が運搬する梱包材を自社で開発し、世界50カ国へ小口空輸配送を実証しました。北米を除く、欧州 / ロシア / アフリカ / アジア / 豪州 / 南米に、破損リスクの高いスパークリング日本酒を配送した結果、常温では1本も割れず、すべての国へ無事届けることができました。

- 日本産酒類に特化したスマートフォンアプリ -

また、「お酒に興味はあるけど、どうやって選べばいいかわからない」という人のためにスマートフォンアプリ「Japanpage:Picks ( https://sake.japanpage.jp/pages/picks )」も開発しました。

Japanpage:Picksでは次のような特徴や機能があります。

[ログイン不要で利用可能]

1. 様々な酒蔵やインフルエンサーのSNS投稿を収集して一元化表示

2. 日本酒の新しいライフスタイルを提案するオリジナル記事や、メディアパートナーの記事を紹介

3. 日本酒の「味わい・香り」「製造方法」「カテゴリー」からの絞り込み

4. 日本語、英語、フランス語、中文繁体語、中文簡体語の5言語対応

[ログイン後に利用可能]

5. 日本酒、記事、お知らせへの「いいね」「シェア」「コメント投稿」といったソーシャルコミュニケーション機能

6. あと読みしたい「お知らせ」「記事」をブックマーク

7. 気になる酒蔵やライターをフォロー

8. マイブックマークの公開/非公開

App store https://apps.apple.com/us/app/japanpage-picks/id1624831620

Google play https://play.google.com/store/apps/details?id=picks.japanpage.jp

- 日本酒の海外展開に向けたボトルネックの課題化 -

今回の「KURA ONE」プロジェクトにあたって、小容量の容器にどのような素材や形状がふさわしいのかを検証し、海外でのアルミ缶需要のヒアリングや、フランス、ドイツ、マケドニアにおいて試飲会を実施しました。海外試飲会来場者の声・写真、またKURA ONEがお届けしたい日本酒の体験や新しいライフスタイルはこちらから情報を発信していきます。是非、ご覧ください。

Makuake活動レポート（応援購入者や「お気に入り」登録者に通知がいきます）

KURA ONEページ https://sake.japanpage.jp/pages/kuraone-makuake

LINEページ https://line.me/R/ti/p/@078vtdvv

Facebookプライベートコミュニティーページ https://www.facebook.com/groups/kuraone/

このように、現場で何が課題となっているのかを調査して徹底的に洗い出し、それを解決するためのサービスを構築するのが私たちアイディーテンジャパンです。

日本のお酒を、世界中のみなさんにとってもっと身近に、何かワクワクするものにするために、アイディーテンジャパンは挑戦していきます。