リスク&チャレンジ

当初別用途で無光触媒の液体を開発し販売していく予定でした。 案内を重ねていく中である日眼鏡をかけた人が「コーティング剤なら眼鏡によいのではないか？」と言いその場で眼鏡に試してくれました。そうしたところ眼鏡のレンズが新品のようにきれいになり驚かれました。 数分後「曇っても直ぐに曇りが消えていく感じがする」と言うコメントが出てきたので何度も確認してもらうとやはり直ぐに消えていくのが確認できました。 自分自身が眼鏡をかけないので眼鏡をかける方々の困りごとは分かりませんでした。 その人から一言「マスクで眼鏡が曇って困っているのでその人達の助けになるのでこれを眼鏡用で販売してほしい」 そこからモニターをスタートさせました。モニターは直ぐに２５人集まり早速試してもらう事にしたのです。 モニターの方々の声を集めてみると「曇り止めは効果が持続しないので面倒なので使っていない」と言う声が８０％を超えました。殆どの人が曇り止めという事に対して諦めていたのです。ここで商品として販売できれば役に立つと感じ商品化する為のプロジェクトがスタートしました。 初めの無光触媒の液体でモニターをお願いしている時にこれでは効果が無いと息の荒い男性からクレームがでたのでこの男性を納得させる液体の開発に取りかかり試験を繰り返しながらこの「くもりのちハレ」にたどり着きました。 「くもりのちハレ」の曇り止めは一旦曇りますがそのくもりが直ぐに無くなると言うものです。 その状態から「くもりのちハレ」と言う商品名にしました。(商標登録申請済)