久米仙酒造ではこれまで、海外限定で沖縄の気候・風土・文化を活かした製法でライスウイスキーを販売し、高い評価を得てきました。

その酒質は日本国内においても多大なご支持をいただき、前回Makuakeプロジェクトにおいてもリターンが全て完売するほどの好評価を頂きました。

蔵に眠る泡盛古酒を活かした希少酒。ライスウイスキー 『沖縄 BLUE 8年』

そんな我々が次なる一手として展開するのが、世界的にも希少な酒質の本格ライスウイスキー『沖縄 BLUE 8年』です。そのきっかけは「国内でもライスウイスキーの販売ができないか」とのお客様の声から始まりました。

日本国内でウイスキーとして発売するためには、税法上、原酒の割合で10%以上の麦芽から造られたモルトウイスキーをブレンドする必要があります。

そのため今回、蔵に眠る樽熟成フィニッシュ8年貯蔵酒を活かすため、もっとも相性の良い8年熟成のスコットランド産モルトウイスキーを選び抜き、独自のブレンド技術を駆使して『沖縄 BLUE 8年』が誕生しました。

近年、国内外でジャパニーズウイスキーの価値は急騰していますが、その中でも我々のライスウイスキーはかなり稀少価値が高いものの１つです。

そんな特別なウイスキーを今回、Makuakeにて特別価格で先行発売いたします。

沖縄の泡盛は「長期熟成する古酒の製造」を目的に造られているため、他の酒類と比べて度数が高いことが特徴です。その度数が高い5年〜20年熟成されている良質な古酒を活用し、樽貯蔵することで希少なヴィンテージ樽熟成酒を造り上げました。

70年間泡盛に向き合ってきた酒蔵ならではの熟成技術

亜熱帯気候を活かした新時代の熟成

ウイスキーといえば、アイリッシュウイスキーやスコットランドウイスキーなど欧州の中でも北欧のお酒という印象がありますが、近年では台湾やインドなど亜熱帯地域の国々でもウイスキーが蒸留されるようになり、世界五大ウイスキーに並ぶ高い評価を得ています。

沖縄は日本国内でも限られた亜熱帯気候の地域。久米仙酒造も新時代のウイスキー造りの一員として挑戦を続けています。

暖かい気候帯で作られるウイスキーの特徴には、熟成が早く、比較的短時間でも芳醇で濃厚な味わいのお酒が造られる点が挙げられます。

樽熟成が進むほど天使の分け前（エンジェルシェア）と呼ばれる蒸発による酒量の減少が起こりますが、同時に風味は深まり、味わいは濃縮されていきます。

ぜひ、この亜熱帯熟成ウイスキーと、お手元の欧州産ウイスキーとを飲み比べしてみてください。

バーボン樽に込めた 熟成樽へのこだわり

1989年に樽貯蔵・熟成を始めて以来、我々はウイスキー専用の樽・バーボン樽を中心に熟成を手がけてきました。バーボン樽は我々が米国ケンタッキー州へ赴き、現地で買い付けたもの。バーボン樽は長い熟成期間を要し、酒の個性をより強く引き出すことができる樽です。久米仙酒造の酒質とも馴染みやすい特性から採用の運びとなりました。

そうしてバーボン樽に詰められた酒は、年月を重ねるごとにまろやかで深い旨みが醸し出されていきます。香りはバニラのように芳醇で、甘いものに変化していきます。

樽熟成酒と相性の良いモルトウイスキーを求めて

泡盛古酒を樽貯蔵してつくった樽熟成酒の味わいを最大限に活かすため、10%ブレンドするモルトウイスキーを何種類もテスト、試行錯誤を行い、もっとも相性の良い8年熟成のスコットランド産モルトウイスキー原酒に辿り着きました。

ブレンドしたウイスキーならではの複雑な味わいの中に、お米由来のほのかな甘み、ニュアンスとなる酸味、ウッディな香りのハーモニーがあります。ここにニュータイプのライスウイスキーが完成したのです。

熟成した古酒の特徴を兼ね備えたライスウイスキー

『沖縄 BLUE 8年』は、泡盛の瓶詰めした後もとどまることなく熟成が続く、という特徴を兼ね備えた希少な酒質のウイスキーです。これは今までのウイスキーにはない特徴で、大切に置いておくだけで、年を経るごとに香りは芳醇に、口当たりはまろやかに、旨みは力強く、味わい深くなっていきます。

これが我々のライスウイスキーの最大の特徴であり、魅力です。

在庫わずかの希少なヴィンテージ樽熟成酒も合わせて限定販売

今回皆さまにお届けする『沖縄 BLUE 8年』とともに、数量限定で販売する超熟『沖縄 2001』と超熟『沖縄 2003』。これらは国外でも広く、根強く支持されているヴィンテージ樽熟成酒です。この度『沖縄 BLUE 8年』発売を記念して、ぜひ国内の皆さまにもお楽しみ頂きたく、秘蔵していた逸品を販売解禁します。

超熟『沖縄 2001 Aged 20 years』と 超熟『沖縄 2003 Aged18 years』

我々の酒蔵に残る希少な超熟ヴィンテージ樽熟成酒がこちらの２つ。

20年、18年と長い時間をかけて熟成された味わいを楽しんで頂くのはもちろん。我々蔵元での熟成に加え、皆様のお手元でさらなる熟成を加えて、自然の恵みと経年変化によって生まれるハーモニーをお楽しみください。

世界で認められた海外限定ウイスキー

超熟『沖縄 2001』と超熟『沖縄 2003』は、「ワイン&スピリッツホールセラーズオブアメリカ 2019」ゴールドメダル受賞をはじめ、アメリカやカナダ、中国、シンガポール、オーストラリア、 フランスなど、ウイスキーをこよなく愛する国の皆さま、そしてプロフェッショナルの方々に 「確かな味と品質」という評価、ご支持を頂いたお酒と、同じ酒質の希少な樽熟成酒です。

今回新発売となる『沖縄 BLUE 8年』と合わせて、世界でも認められた超熟品質のヴィンテージ樽熟成酒をぜひお楽しみください。

リターン一覧

『沖縄 BLUE 8年』・超熟『希少樽熟成酒2本』3本贅沢飲み比べセット

世界的にも希少な酒質※1の本格ライスウイスキーと、20年ものとなるバーボン樽熟成酒。18年物となるシェリー樽熟成酒の味わいの違いを贅沢に飲み比べできるリターン。

超熟『沖縄 2001』と超熟『沖縄 2003』2本飲み比べセット

20年ものとなるバーボン樽熟成酒。18年物となるシェリー樽熟成酒の味わいの違いを贅沢に飲み比べできるリターン。香り、味わい、旨み、ボディ感、余韻。全く違った表情を見せる２つのヴィンテージ樽熟成酒をお楽しみください。

『沖縄 BLUE 8年』・超熟『沖縄 2001』2本飲み比べセット

世界的にも希少な酒質※1の本格ライスウイスキーと、20年ものとなるバーボン樽熟成酒の味わいの違いを贅沢に飲み比べできるリターン。熟成年数の違い、原酒の違いを最も大きく感じられます。

『沖縄 BLUE 8年』・超熟『沖縄 2003』2本飲み比べセット

世界的にも希少な酒質※1の本格ライスウイスキーと、18年物となるシェリー樽熟成酒の味わいの違いを贅沢に飲み比べできるリターン。バーボン樽熟成とシェリー樽熟成の違いで、香りや味わいがここまで違うのかと驚かれると思います。ご堪能ください。

『沖縄 BLUE 8年』1本

世界的にも希少な酒質※1の本格ライスウイスキーを1本。3つの熟成を掛け合わせた樽原酒と厳選されたスコットランド産ウイスキー原酒をブレンドして作られた本格ライスウイスキーの味わいをお楽しみください。

『沖縄 BLUE 8年』2本

世界的にも希少な酒質※1の本格ライスウイスキーを2本。3つの熟成を掛け合わせた樽原酒と厳選されたスコットランド産ウイスキー原酒をブレンドして作られた本格ライスウイスキーの味わいをお楽しみください。1本は保存・熟成用、2本目はご自身で堪能するため、という方にオススメ。

『沖縄 BLUE 8年』3本

世界的にも希少な酒質※1の本格ライスウイスキーを3本。3つの熟成を掛け合わせた樽原酒と厳選されたスコットランド産ウイスキー原酒をブレンドして作られた本格ライスウイスキーの味わいをお楽しみください。1本は保存・熟成用、2本目はご自身で堪能するため、3本目は特別な人と楽しむため、という方にオススメ。

最後に 久米仙酒造について

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

我々はは1952年に創業し、来年でちょうど70周年を迎える沖縄の酒造メーカーです。今回は、創業70周年記念企画第一弾として、新たな挑戦となるライスウイスキー新発売プロジェクトを Makuakeにて立ち上げました。

我々は創業時から「豊かな今と未来をつくる 一歩進んだ酒づくり」をモットーに常に挑戦を積み重ねてきました。今回の泡盛古酒をベースとした『ライスウイスキー』造りもその挑戦のひとつです。

泡盛は「國酒」の１つとして認定されていますが、国内外では認知度の低いお酒です。

もっと世の中の人に知ってもらいたい。我々の挑戦が、低迷しつつある酒業界全体の活性化につながることを願い「一歩進んだ酒造り」を常に志しています。「飲む」ことだけにフォーカスするのではなく、偶然生まれる（酒をきっかけとした）友好的な出会いや時間まで含めたお酒の魅力を知ってもらう、そんな使命を胸に 、今後もあらゆる挑戦を続けていきます。

今回のプロジェクトは創業70周年を記念した次なる30年・50年・100年を見据えた大きな挑戦です。皆さまどうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

「世界的にも希少な酒質※1」として表示する根拠

（2021年9月現在・google・yahooによる自社調べ）

※1 【樽熟成】・【亜熱帯熟成】※2 ・【古酒による熟成】※3 という3つの熟成を掛け合わせた8年熟成樽原酒に、スコットランド産モルトウイスキー8年熟成原酒をブレンドした【ライスウイスキー】※4 という組み合わせが日本国内の酒業界ではほぼ見られません。またお米由来の原酒含有量を90%としてライスウイスキーを謳っているお酒も他ではほぼ見られません。

以下、それぞれのキーワードに関する詳細解説です。
※2 【亜熱帯熟成について】日本国内でも限られた亜熱帯地域でしか作れない樽熟成酒です(地理的根拠)。
※3 【古酒による熟成について】「熟成し続ける酒質」が、蒸留回数を1回のみに留める泡盛古酒以外にはほぼ見られません。蒸留回数を1回のみに留めることで熟成成分をお酒に残す製造手法は世界的にも希少です。世界の蒸留酒のほとんどが蒸留回数が2回以上であるためです(社会的・技術的根拠)。
※4 【ライスウイスキーについて】8年物の樽熟成酒に、調達困難な同年熟成(8年物)のスコットランド産モルトウイスキー原酒をブレンドして【ライスウイスキー】として販売している例が泡盛業界内でもほとんど見られません(社会的・技術的根拠)。