美しいシルクを作る蚕たちを使った栄養たっぷりの美味しいマフィンが出来ました。

越後のきめ細やかな米粉の生地に、真夏の太陽を浴びた桑葉のさわやかな風味と、たんぱく質の栄養豊富な蚕の粉末を加えた、甘さ控えめで上品な味わいのマフィンです。滑らかな生地の中に含まれたクルミが変化のある食感を生み出しています。

桑の葉の淡い緑色に、米粉のクランブルとアーモンドスライスをトッピングして、幻想的な雪国の風景を表現しました。

バターや牛乳などを使わずに、米油と豆乳を用いていますので、乳製品やグルテンを気にされる方にも召し上がっていただけます。

サスティナブルフードとしての蚕

国連食糧農業機関（FAO）が食糧問題の解決のために昆虫食を推奨したのをきっかけに、サスティナブルフードとして昆虫食が注目されています。蚕は、桑の葉とくず米を食べて育ち、ほんのりと炒り大豆のような香りで、とても美味しく仕上がりました。

「健康的な食事を提案する、スペシャリストの思いあふれるレシピ」

そんなグルテンフリーでサスティナブルなマフィンは、野菜料理やパン、菓子など毎日の料理を20年以上手作りし続けてきた料理研究家の梅田みどりさんが開発してくれました。安心できる食の提供をモットーに活動を続けてこられ、18万人にも上るチャンネル登録者数を抱えるユーチューバーでもあります。

梅田みどり氏 プロフィール

料理研究家 野菜ソムリエ

新潟県出身

06年〜家庭で作りやすい料理レシピを、地元新聞に13年間掲載

08年〜家庭料理やパン作り、焼き菓子などの料理教室開始

12年〜からだに優しい素材を使ったベーカリー開店（現在は閉店）

19年〜You Tube「やさいのひチャンネル」を開設し、誰もが失敗なく作れるレシピを紹介中。

著書：おうちで本格パン焼けました（ワニブックス）

今日は野菜の日〈春・夏・秋・冬〉（上越タイムス社）

マフィンの原材料と美味しいお召し上がり方

※本製品は、冷凍便にてお届けいたします。

マフィンは、冷凍で1ヵ月程度保存可能です。
召し上がるときは、常温まで自然解凍します。

＜原材料＞

・米粉・米油・卵・砂糖・クルミ・アーモンド・豆乳・桑葉・蚕

・ベーキングパウダー・塩

※特定原材料 卵、アーモンド、大豆を含みます。

※本製品に含まれる蚕は、えびやカニなどの甲殻類に似た成分が含まれています。えびやカニのアレルギーをお持ちの方はお控えください。

＜自然解凍の方法＞
１、冷蔵庫へ移して一晩かけて解凍
２、室内温度で、30分から1時間ほどおいて解凍

・室内で解凍する際は、直射日光が当たらない場所で解凍してください。
・解凍の目安は、竹串や箸などでマフィンの真ん中を刺して、下まですっと通るようであれば解凍されています。
・解凍後は、そのままでも召し上がれますが、少し温めていただくとふんわりと焼きたての食感で、さらに美味しく召し上がっていただけます。

・解凍後は賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください

＜温めかたについて＞

（１）トースターでまるごと温める

自然解凍したマフィンをアルミホイルで包んで、トースターで１０〜１５分温めます。中までしっかり温めると、ふわっと焼きたてに近い食感が戻ります。
半分に切ってそのまま５分ほど焼くと、表面に焼き目がついてサクサクの食感が味わえます。

（２）電子レンジで温める （６００W)

自然解凍したマフィンをラップで包み、電子レンジで５〜１０秒加熱してください。
冷凍状態から早く温めたいときは、マフィンをラップで包み、電子レンジで３０〜４０秒加熱してください。

「小雪丸」 に込めた想い

蚕は人間に家畜化されたもっとも古い生きものの一つで、様々な改良が加えられてきました。儚さを感じさせつつもたくましく成長する真っ白な蚕の姿に、雪の降り積もるふるさとの情景を重ね合わせて、私たちは「小雪丸」と名付けました。養蚕業の復興とふるさとの発展を願い、様々な可能性を模索していきたいと考えています。

「昆虫食」そして「カイコ」が注目される理由

現在、サスティナブルフードとして「昆虫食」が注目されていますが、その背景についてここで少しお話をさせて頂きます。

世界的な人口増加に伴って、私たちの生命に必要とされるタンパク質の生産が将来不足する懸念が高まっています。

不足を補うために、牛や豚、鶏など家畜の生産を増やさなければなりませんが、家畜の飼育には想像以上にたくさんの穀物が消費されています。また、穀物を育てるためには多くの灌漑用水が必要です。日本は水がとても豊富な国ですが、世界では湖や地下水の減少など環境負荷の増大が大きな問題となっています。

こうした問題は、最近の異常気象による干ばつや、各国の紛争などにより状況が悪くなるばかりで、解決の道を探すことが求められています。

そこで、解決方法の一つとして昆虫食に注目が集まっています。昆虫には豊富なタンパク質があり、古くから食用として用いられてきた歴史があります。また、特にカイコは飼育のために消費される土地や水の資源が少なくて済む利点もあります。

繊細な蚕が育つクリーンな環境

マフィンに配合されている蚕は幼虫の段階で乾燥させ、粉末化したものです。サナギになってしまうと独特の臭みが美味しさの邪魔をしてしまいますが、幼虫段階では臭みもなく、乾燥させると甲殻類に近い香ばしさがあります。

蚕は全て自社での飼育です。温湿度の環境変化に敏感で、微粒子病などの病気にも弱い繊細な性質を持っていますので、飼育はクリーンで温湿度の管理が行き届いた環境で行われています。飼育室も一回の飼育ごとに徹底した清掃作業を行います。

休耕田を活用した自社栽培の桑葉

私たちの地元、上越妙高は自然の宝庫。蚕の飼料となる桑は、山間地の休耕田を桑園に変えて、ほぼ農薬を使わずに栽培しています。

また、桑葉はマフィンの材料にもなっています。抹茶に似た淡い緑の色合いと、ほのかな香りを楽しんで頂けます。

・・・放置されて荒れた休耕田でしたが・・・

立派な桑園に生まれ変わりました！

田んぼを桑園に変えるには苦労もありましたが、休耕田の活用にも一役買っています。

スケジュール

１月１５日～ プロジェクト掲載

３月１日 プロジェクト募集終了

製品発送予定日３月下旬より、順次発送

リターンについて

実行者紹介

最後までご覧頂きありがとうございました。

本プロジェクトを実行する、私たちは株式会社エム・エー・シーと申します。

株式会社エム・エー・シーは、新潟県上越市に本社を置く、創業３９年の会社です。建設関連の総合資材や半導体製造にかかわる様々な資材やサービスを提供している会社ですが、平成２９年から農林水産省の委託プロジェクト「蚕業革命による新産業創出プロジェクト」に参画して、養蚕事業をスタートさせました。その後、継続して「昆虫（カイコ）テクノロジーを活用したグリーンバイオ産業の創出プロジェクト」にも参画。養蚕業の復興と新たな展開、そして地域産業の発展を目指して日々活動しています。

是非、私たちのプロジェクトにご賛同頂き、たくさんのサポートをお願いいたします！