プロジェクト実行者
ストーリー
- 焼酎王国・九州でも高い評価。宮崎県新富町の黄金千貫だけを贅沢に使用
- 太古の昔から受け継がれている伝統の水源から割り水・仕込み水を採用
- 町の思いと誇りを届けたい。1,000本の限定醸造をMakuakeだけの先行販売
数多の酒造が求めてやまない宮崎県新富町産の黄金千貫。
それだけを贅沢に使った芋焼酎「新富」が誕生します!
サツマイモといえば鹿児島県のイメージが強いですが、その高い品質から実は数多の酒造が求めてやまないのが宮崎県新富町産の黄金千貫です。しかし、その新富町産の黄金千貫「だけ」を贅沢に使った芋焼酎は実はほとんどありません。
1,000本限定でMakuakeのみの先行予約となるこの貴重な1本。その名はもちろん「新富」(しんとみ)です。ぜひこの機会に、じっくりと味わってください!
宮崎県新富町に縁のある
すべての人と
町の誇りを共有したい。
新富町には、高校がありません。子どもたちは中学校を卒業すると、町外の高校に通い始め、やがては福岡や東京へ、と地元から離れていくのが一般的。そのまま県外で住み続けるケースも少なくありません。
それぞれが目指す将来像は多様です。それゆえ、みんなが地元に残るわけではないことは明らか。ただ一ついえるのは、子どもたちがこの町で過ごす時間は、思いのほか短いということです。
そんな新富町には、かつて複数の酒造があり、焼酎がつくられていました。農家の方はもちろん、味わっていたすべての町民が「新富で焼酎といえばこれよ!」とわがまちの焼酎に誇りを感じていたと聞いています。
私たちは、それを再びつくりたい。やがて県外に出る子どもたちも、小さい頃から町の大人たちが楽しげに酌み交わすさまを見て、大きくなったら自分も仲間と飲みたいと思ってほしい。
芋焼酎「新富」プロジェクトは、そんな思いからスタートしました。
①数多の酒造が買い求める宮崎県新富町の芋だけを使用
今回、新富町産の黄金千貫だけを使った焼酎をつくるにあたって、農家や農業を支援している事業者のもとを訪ねました。これまでも私たちは新富の芋が高く評価されていることを聞いてはいましたが、理由や背景はわからなかったからです。
その結果、九州でも非常に高い評価を受けていること、長い時間をかけて農家が土壌を改良してきたことがわかってきました。
「このへんは親父の代、その前の代ぐらいからもう長いこと芋をつくっちょるね」と話すのは、中山真一さん。新富町内でサツマイモやダイコンなどを生産しています。真一さんによると、新富町の高台に広がる一帯は元々黒土だったところを、重機で深く掘り起こし、土壌を改良したのだそうです。
「このあたりが一番(品質が)いっちゃね?理想の芋ができるよ!」という真一さんは、現在9ヘクタールの畑でサツマイモを生産中。昨年には苗床のためだけのビニルハウスを新設しました。「寒いところではツルが伸びんとよね。病気を防ぐ意味もあって思い切って立てたとよ」
仕込み中の焼酎。甕は伝統のものを大切に使い続けています。
「新富の芋は特にいい。うまいよ本当に」
30年来の農家の伴走者が語る
新富の芋のクオリティ。
そんな真一さんと笑いながら話をするのは、米良伸一さん。豊富な知識と技術で農薬や農業資材、施設整備などを通じて農家を支えているプロフェッショナルです。
「長うこといろんな農家みちょるけど、しんちゃん(真一さん)はできる農家よ。遠目から見ても顔つきが違う。飲んじょるときとは別人よ!(笑)」
左から正春酒造の黒木さん、農家の真一さん、農家を支援し続ける米良さん
米良さんいわく、よい作物をつくる人は、事前の準備なども徹底しているとのこと。真一さんの畑一帯は、元々「赤ホヤ」というやせた土壌だったところを深く耕して表層と深層を入れ替え、良質の肥料を入れたり、裏作でダイコンやエンバク(イネの仲間)などをつくって畑に鋤き込み、長く時間をかけて作りあげられたものでした。まさに農家の努力の結晶です。
「だから普通に食べても味の違いがわかる。素揚げしただけでもうまいよ。サツマイモは鹿児島のイメージが強いけど、自分が知る限り九州中を見ても新富のこのあたりが一番いっちゃないかと思える。土がいいから、他の作物も素晴らしいよ。ダイコン、ニンジン、サトイモ、どれもいい」と米良さん。
サツマイモは他県の焼酎メーカーが指名買いを求めるケースもあるそうで、確かな評価の高さを感じます。
隣町・西都市の山あいにある正春酒造。
品質の半分以上を決めるのは
原料の出来不出来。
酒蔵が惚れ込んだ新富の芋。
②児湯地域に伝わる伝統の水源から割り水・仕込み水を採用
焼酎「新富」の醸造は、「逢初(あいそめ)」や「庄三郎(しょうざぶろう)」などの芋焼酎を手がける、隣町・西都市の正春酒造にご協力をいただきました。
正春酒造は、酒発祥の地といわれる西都の地で、明治初期に”吉田の焼酎”として誕生。以来、150年にわたって地域に密着した酒造りに取り組んでいる小さな酒造場です。
米良さんとの出会いがきっかけで、新富町の芋を使った酒造りに取り組み始めたのが黒木裕章さん。五代目の社長をつとめたあと、現在は顧問として正春酒造にかかわりながら、焼酎王国・宮崎の発展に汗を流し続けています。
「ものづくりとはそこに向き合う姿勢だと思います。餅は餅屋。真一さんの姿を見ていて私もそう思います」と黒木さん。30年ほど前、よりよい品質の芋を求めていた時に米良さんと出会い、新富町の芋に惚れ込んだそうです。米良さんとは不作から焼酎ブームまで、一緒に体験し乗り越えてきた戦友のような間柄です。
清水兼の水脈からは焼酎造りに適した水がとれます。
正春酒造の酒造りに欠かせないのが、水源「清水兼(きよみずがね)」の水脈からとれるミネラル豊富な水。正春酒造では児湯地域に太古の昔から受け継がれているこの水を、割り水・仕込み水に使用しています。
「お酒をつくるのには免許が必要なんですが、それは取得者に下りるのではなく土地に下りるものだということをご存知ですか? 免許状には、住所を記載することになっているんです。番地一つ違えば、当然免許も異なるんですよ。その土地の歴史や風土までが免許の対象といっても過言ではない。それくらい、酒造りは土地と切っても切れないものなんです」
「清水兼(きよみずがね)」の水脈からは、やや軟水で大衆に受け入れやすい水質の水が得られます。焼酎「新富」はこの特徴を生かし、飲みやすさを重視した仕上がりをイメージしています。「新富の芋は毎年品質が安定していて素晴らしい。昔、新富には4軒の酒蔵がありました。うちは小さな蔵ですが、高い品質の芋と水を用いて新富のシンボルとなるような焼酎を造ることができたら、いうことなしです」(黒木さん)
小さな変化も見逃さない。
17年の経験を生かして
無二の酒造りに挑む。
焼酎「新富」の仕込みを手がけるのは、横田文和さん。新富町の北隣にある高鍋町の出身で、奄美大島で15年間にわたって黒糖焼酎を手掛けてきました。「黒糖と芋の違いはありますが、麹をつくるなど基本の作り方は同じ。もろみの表情を見ながら、毎日仕込みをしています。焼酎って生き物みたいなんですよ」(横田さん)
新富町産の芋には、横田さんも全幅の信頼を寄せています。
「高い品質の原料があるから焼酎もできる。新富の農家さんは仕事がとてもていねいで、質も量も安定しています。定植前などに私もごあいさつに伺うのですが、芋造りへの思いをひしひしと感じますよ」と、酒造りが原料の品質、農家さんとの信頼関係に支えられていることを口にします。
③1,000本の限定醸造、Makuakeだけの先行販売
今回の焼酎「新富」プロジェクトは、ここでご紹介した真一さんをはじめとする農家、農家のサポート役・米良さん、焼酎メーカー・正春酒造の黒木さん、横田さんという各分野のプロフェッショナルの力をお借りして実現するものです。
私たちが焼酎「新富」を通じて実現したい未来。それは、大人たちが「新富」を酌み交わしながらわが町に思いを馳せる。子どもたちはその楽しげな姿を見ながら、大人になったら自分も飲んで見たいなと感じる。出身者から、さまざまなきっかけで新富町を知った方まで、ご縁のあるすべての方々がこの町のことを思い、感じられるシンボルになっている世界です。
毎月第三日曜開催される多世代の町民からゲストまでが交流するマルシェ「こゆ朝市」。地域愛を育む貴重な場にもなっています。
焼酎「新富」は2021年4月完成予定! 1,000本の限定醸造を行い、Makuakeだけで先行販売をさせていただきます。
ぜひ、いち早く手にとってお楽しみいただければと思います。
最後に
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
今回のプロジェクトでは、リターンとして「新富」はもちろん、正春酒造の芋焼酎の中から特におすすめの逸品もお申し込みいただけるセットをご用意しました。
「逢初」(あいそめ)は、芋焼酎とは思えないやわからい口あたりと香りが特徴です。料理もジャンルを問わず相性がよく、芋焼酎ビギナーには特におすすめです。
「正春」(まさはる)は、その名の通り正春酒造を代表する銘柄。どっしりと飲みごたえのある、芋焼酎ならではの特徴を感じる焼酎です。独特の甘みと余韻をご堪能ください。
テイストはもちろん、飲み方によってもさまざまな楽しみ方ができるのが芋焼酎の魅力です。「新富」と合わせて、じっくりお楽しみいただければと思います。
また、商品といっしょに今回の焼酎「新富」誕生にまつわる生産者や新富町のことをまとめたストーリーブックも合わせてお届けしたいと思います。
そしてプロジェクトをきっかけに、一人でも多くの方とつながり、新富町のことを知っていただくこと、新富町のこれからを楽しみにしていただける方が増えることを心から願っております。
私たちのチャレンジを、どうかよろしくお願いいたします!
スケジュール
2020年10月 焼酎「新富」の仕込み開始
2021年1月 Makuakeプロジェクト開始
2021年2月 焼酎「新富」の熟成
2021年3月 焼酎「新富」のテイスト決定
2021年3月下旬 Makuakeプロジェクト終了
2021年4月中旬 焼酎「新富」先行販売、リターン発送順次開始
リスク&チャレンジ
・未成年の方は購入できません。 ・できあがった商品は正春酒造からのお届けとなります。 ・限定生産数は、状況により変動する可能性がありますのでご了承ください。 ・ご利用のパソコンやモバイル画面により、写真の色合いなど実物と異なって見える場合がございます。 ・掲載写真はイメージです。試作品のため完成品は写真と異なることがあります。 ・アルコール度数はテイスティング後決定いたします。他、「新富」に関する追加情報は活動レポートで随時更新してまいります。 ・生産状況・ご支援状況・天候や配送問題などで、配送が遅延する可能性がございます。 ・製品についてのご感想やご意見などございましたら、応援コメントやメッセージにてご投稿ください。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2021年03月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
宮崎県新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」1本
5,000円(税込)
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
※未成年の方は購入できません。
※商品は正春酒造から発送いたします。
新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」+優しく酔える1本「逢初Blue」
6,000円(税込)
<追加リターン>
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
●優しく酔える1本「逢初Blue」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20度
※未成年の方は購入できません。
<追加>宮崎県新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」+本格芋焼酎「逢初」
7,000円(税込)
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
●芋焼酎「逢初」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:25度
※未成年の方は購入できません。
※商品は正春酒造から発送いたします。
<追加>新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」+黒麹ゴールド仕込み「正春」
7,000円(税込)
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
●黒麹ゴールド仕込み「正春」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:25度
※未成年の方は購入できません。
※商品は正春酒造から発送いたします。
<追加>新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」+樫樽11年貯蔵「古酒 正春」
16,000円(税込)
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
●樫樽11年貯蔵 古酒 正春 麦焼酎25度(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:25度
※未成年の方は購入できません。
※商品は正春酒造から発送いたします。
【早割】宮崎県新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」1本
4,000円(税込)
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
※本リターンはMakuake価格から20%OFFとなっています。
※未成年の方は購入できません。
※商品は正春酒造から発送いたします。
宮崎県新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」+本格芋焼酎「逢初」
6,000円(税込)
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
●芋焼酎「逢初」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:25度
※未成年の方は購入できません。
※商品は正春酒造から発送いたします。
宮崎県新富町の黄金千貫だけを使った芋焼酎「新富」+黒麹ゴールド仕込み「正春」
6,000円(税込)
●お礼のお手紙
●芋焼酎「新富」ストーリーブック(1冊)
●芋焼酎「新富」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:20〜41.3度(テイスティングで検討)
瓶:フロスト加工
包装:瓶本体 かけ和紙、外装 化粧箱
●黒麹ゴールド仕込み「正春」(1本)
内容量:720ml
アルコール度数:25度
※未成年の方は購入できません。
※商品は正春酒造から発送いたします。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「【数量限定】数多の酒造を魅了する宮崎県新富町の黄金千貫だけを使用した焼酎「新富」」プロジェクト詳細ページです。