日本酒の魅力のひとつは、幅広い温度で楽しめること、温度によって変化する香りや味わいです。しかしながら、自分で燗をつけるのはむずかしい、手間だと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

我々コイズミ（小泉成器）は、燗酒をもっと身近に、手軽に楽しんで欲しいという想いから、誰でも簡単に使える敷居の低さと、プロが認める燗という相反する2つを叶える 酒燗器「かんまかせ」を開発しました。

日本酒の専門家の意見を取り入れ、プロが認める熱燗を実現するため、神亀酒造様に声を掛けさせて頂きました。日本が世界に誇る「日本酒」、燗酒の魅力をもっと世に広めるため、共にこのプロジェクトを進めています。

かんまかせの燗をつける方式は「湯煎式」です。電子レンジでの燗はムラが出来てしまって美味しくない。鍋で燗をつけるには温度調整が難しい。手軽でかつ本格的な燗をつけたい。辿り着いた答えは、自動温度調節の湯煎式でした。湯煎で全体的にゆっくりと温め、味を損なうことなく旨味を引き出します。

大好評！初代酒燗器「かんまかせ」

2021年秋、初代「かんまかせ」KOP-0400のプロジェクトを実施し大変好評を頂きました。ありがとうございます！

愛用者の方の評判も上々です。

今回、人気のかんまかせをリニューアル。新しい機能を搭載し、より使いやすく、より幅広い燗酒に対応出来るようになり新発売します！

旧モデルのユーザーの声から、今回のリニューアル新商品は着脱式のコードへの変更。更に設定できる温度帯も、「日向燗」・「飛切燗」を追加し、より幅広い料理やお酒に合う燗がつけられるようになりました。

なぜ燗酒がいいのか？一般的にアルコールは体温に近い温度で吸収されると言われています。冷たいお酒の場合、体温に近い温度まで温められてから吸収されますので、身体への負担も掛かりますし、酔いを感じるまで時間が掛かるので、飲み過ぎてしまうこともあります。燗酒なら時間差が少なく酔いを感じられますので、身体への負担も少なく、適度に飲酒できます。

また、日本酒には温度を上げると開いてくる旨味があり、冷酒を飲んでいては気付かない美味しさに出会うことが出来ます。個性の豊かな日本酒それぞれの最適な温度を探す楽しさもあります。日本酒は燗をつけることで世界に誇るお酒になるのです。

料理に合う7段階の温度設定

お燗の特長は、お酒が軽快になること。それでいて、飲みごたえも出ます。普段隠れていたお酒の旨さが、温めることで最大限に引き出されるのです。体が冷えがちな夏にも、お燗はお勧めです。疲れている時は、お酒１合に対して小さじ１杯の水を加えてお燗をつけてもいいですよ。飲み心地がすーっと軽くなります。

日本酒は食事と楽しむお酒です。油分が多い料理には、温度の高い燗酒で油切れをよくしたり、冷たい料理には、体温に近い温度に上げた燗酒で、体の負担を減らしたり、料理の種類や体調によって、燗の温度を変化させて合わせるのがおすすめです。

今回の商品は、前機種に比べて、「飛切燗」と「日向燗」のふたつの温度帯を追加。より多くの料理やお酒、シチュエーションに対応できるようにしています。

飛切燗は、約60℃の設定で、濃厚で旨みの強い料理に向いている温度帯です。

揚げ物や炒め物など旨味が強い料理は油分が多いことが多く、60℃の飛切燗まで温度を上げて油切れをよくするのがおすすめです。冷たいと油が口に残ってしまいます。

追加したもうひとつの温度帯、日向燗は、約35℃の繊細な燗です。これを電子レンジや鍋などでつけるのは非常に難しく、湯煎式で自動のかんまかせだからこそ可能な温度になります。古酒や大吟醸などの繊細なお酒は、少し温めれば深みが増しますが、温度を上げすぎると味のバランスが壊れてしまうため、非常に燗をつけるのが難しく、かんまかせが活躍します。長期熟成した古酒は、旨味・甘味・酸味をあわせ持ち、少しウイスキーのような香りもし、ドライフルーツの甘味や酸味との相乗効果が生まれます。

約35℃という繊細な燗は、さらなる日本酒の奥深さを知ることになる温度帯です。

それぞれの設定温度と、調理時間の目安は下記の通りです。

また、『かんまかせの温度帯×神亀のお酒×お料理例』を一覧に、オリジナルで作成しました。幅広いラインナップが揃っている神亀のお酒も、かんまかせがあるとよりおたのしみいただくことができます。

このように料理によって最適な温度帯は多岐にわたります。しかしながら、ご家庭で細かい温度を狙って燗をつけるの至難の業です。かんまかせの優秀な点は、湯煎式なので温度ムラが少ないこと。設定した温度帯をキープするので加熱しすぎるということもありません。是非かんまかせを使って、料理に合わせた燗をお楽しみください。

300名様限定！能作製の錫チロリセットもご用意

今回、神亀酒造さんの別注で作成した能作製の錫(すず)チロリのセットもご用意しました。

錫は熱伝導率が非常に高く、燗をつけるのに最適な金属です。また錫のイオン効果で、味がまろやかになると言われており、普通の素材の酒器と、錫の酒器に同じお酒を入れて飲み比べをすると、味の違いを感じることが出来るほどです。本格的な酒器で燗酒を楽しみたい方におすすめです。

かんまかせは、通常セットは正一合サイズのアルミチロリが2つ付属しています。今回、先着300名様限定で、アルミチロリ×2つに加え、能作の錫チロリ×1つの特別セットをご用意しました。

かんまかせのカバーは、直径約70mmとなっており、ここに入るサイズであれば、300ml瓶や、徳利などお手持ちの酒器を使って燗をつけることもできます。

旧モデルはコードが取り外せず、また、短くて使いにくいというお客様の声がありました。今回の新製品はそんなお客様の声を反映し、更に使いやすく改良しました。

コードの長さを1m→1.8mに変更しました。

コードを着脱可能に変更しました。

仕様

製造国：中国

リターン一覧

＜かんまかせアルミチロリセット(アルミチロリ×2)リターン一覧＞

＜かんまかせ錫チロリセット(アルミチロリ×2、錫チロリ×1)リターン一覧＞

実行者について

今から約300年前の1716年(享保元年)、商組・小泉太兵衛が近江麻布の行商をはじめました。1989年(平成元年)組織改革を行い、現在の『小泉成器株式会社』が設立致しました。弊社は、自社ブランドの企画・開発と、国内外有力ブランドメーカーの代理店業務という事業のもと、幅広い商品群を通してより豊かな「ライフスタイル」のご提案を目指しています。今回、コイズミ 酒燗器「かんまかせ」を開発するにあたり、発売前にお客様のご意見を幅広く頂戴したく、マクアケさんとの取り組みに挑戦致しました。

日本酒は、手を掛けてあげることで旨さが変わってくるお酒です。料理と一緒に楽しむなら燗が一番。料理やお酒の種類に合わせた多彩な燗を、誰でも手軽につけられる商品をつくりたい。日本酒を最適な状態で飲んで欲しい。「かんまかせ」にはそんな思いが込められています。誰でも簡単に使える敷居の低さと、プロが認める燗という相反する2つを叶え、燗酒をもっと身近に、手軽に楽しんで欲しいという想いから、酒燗器「かんまかせ」は生まれました。

皆様の応援を心よりお待ちしております。

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