自社開発のハイブリッド生地で作った首回りがキレイな「おれの白T」

ただの白Tシャツだから追求した　

Made  in   Japan !　　　Made　by　Ashikaga!

本気の「おれの白Ｔ」です

今回はメンズサイズ「Ｌ」、「M」、「Ｓ」の3サイズをご用意いいたしました

これってキレイな方ですが・・・

当社は染色を生業にしてきました。

生地もたくさん見てきましたから首回りがキレイにならない理由が解ります。

エリ部分はリブと言います。

身生地とは太さの違う糸を使い、違う組織で編みます。

だから、洗濯した場合の伸び縮みが違うのです。

それならば、身生地を使ってエリ部分を作れば良いと考えました。

これを参考にして、新しく開発した「ハイブリット生地」で私用につくりました。

この生地の特徴は、洗濯堅牢度の収縮率が良いことです。

合格はタテ・ヨコ共に－5％以内です。

この生地は、9回洗濯した後に試験した結果がタテ：－2.4％、ヨコ：－2.7％です。

下の写真は家庭用洗濯機で1回洗いました。

右側が洗濯後です。

着丈が約1ｃｍ縮みました。

収縮率は合格範囲内に遥かに収まる、－1.05％です。

あと8回の洗濯後に約1ｃｍ程縮んだとしても、まだ合格の範囲内でしょう。

この生地は、最強のTシャツ生地です！

最近は、ドラム式洗濯乾燥機が使われています。

ニット商品はドラム式洗濯乾燥機を奨めていません。

なぜならば、タテとヨコで伸び縮みしますから収縮率が悪くなります。

この生地は、ここでも威力を発揮します。

試験結果はタテ：－2.8％、ヨコ：－2.2％でした。

タンブラー乾燥機を使用しても問題はありませんが、

通常の乾燥よりも、生地が傷められ、毛羽だちが早くなります。

【繊維製品の洗濯表示の変更】

2016年12月1日施行されて繊維製品の洗濯表示が変更されました。　　　　　　　　　　　　　家庭用タンブル乾燥機表示はこの3種類です。

この様に書き込みますと、「強い、硬い生地」とお思いでしょうが

「優い、しっかりとした生地」に仕上がっています。

当社のハイブリット生地とは

肌に対する優しさと洗濯に対する強さを持った生地なのです。

（Ｌサイズを着用しています。身長173ｃｍ、体重73ｋｇ）

【着用感】

襟、袖と縫製に気を使っていて、ていねいに仕上がっています。

着ていて着用感がありません。

少し軽いかな？という感じがしました。

それって肌ストレスに関係するかなと考えました。

普通のＴシャツ生地より、すこしストレッチ性がありますね。

このことが、肌とシャツの間の距離感を保っていてくれてイイ感じです。

ゆったりと着られます。（個人の感想です）

【繊維産地の染色工場だから出来ること】

①加工で使用した化学薬品を全て中和しました

繊維上に化学物質を残さないようにしました。

蛍光染料も使いませんでした。

いわゆる、「真っ白」（下のサラシ）ではありません。

どちらかといえば「オフ色」ですので、ミルキーホワイトと当社は名づけました。

②生地加工を施して柔らかくしました

洗濯時に柔軟剤を使わなくて済むよう

自社開発の「シルク・綿の超ソフト加工」を利用して加工を施しました。

メンズにしては、柔らかな、甘～い生地になっています。

③足利繊維産地内で生産しました

当社で糸（当社オリジナル）を購入して、編立工場で生地作りをしました。

4種類作った内の一つです。

糸を双糸にすると余計な撚糸が必要となるので、

二本引き揃えで天竺生地にしました。

これも甘～い生地の要因です。

プロジェクト終了後

3月26日：糸の手配➡3月29日：編付け➡4月8日生地加工➡

4月15日縫製工場投入➡4月25日検品工場投入➡出荷準備完了

＊本年度のゴールデンウイークが10連休になるために多少の遅れが見込まれます。

5月初旬に着荷するように発送する予定で計画しています。

首回りがキレイな白Teee!　メンズのL、M、Sと3サイズをご用意しました

【早割】企画　各サイズ5名様が対象で20％OFFの6656円

各サイズを10名様に makuake特価で10％OFFの7488円

このプロジェクトが成功すれば、

①このＴシャツに「本藍染」で色付けをします。

産地内の本藍染染工場とタイアップ企画を計画しています。

天然素材の藍染を試作中です。

色は「瓶覗」、「花浅葱」、「藍」の3色です。

②この生地（または糸）を使って丸エリを研究開発します。

【会社のコンセプト】

これは「Ｋ」をデザインしたものです。

先代の社長が作りましたものを受け継いでいます。

私が第二創業してヘルスケア事業に舵を切る時に

「アナログです！人間だから。」と付け足しました。

人間相手の繊維を扱っていますから、

ＩＴでは解決できない問題がたくさんあります。

【自己紹介】